【5月21・22日の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【日曜メインレース】
オークス
馬 連 8,150円
ワイド 2,890円
ワイド 1,210円
単 勝 650円(10%)
複 勝 230円(40%)
スターズオンアース1着(3人気)
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東京11R
オークス(GI) 5月22日(日) 全馬が未知の距離
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝2400m。
正面直線からのスタート。箱が大きく、コーナーは4つ。1コーナーに入ってから向正面の中ほどまでの約600mは緩めの下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
土曜は朝から8Rまで雨が降り、芝もダートも稍重になった。メインのメイS(芝1800m)は、カレンシュトラウスが外から抜け出して快勝。2着は勝ち馬を追って伸びたエイシンチラーで、3着は内めから脚を使ったワールドウインズだった。勝ち時計は1分46秒3(稍)。レースの1000m通過は60秒5で、上がりは11秒1-11秒4-11秒8の34秒3だった。
JRA発表の通り内は荒れていて、外から伸びて好走するケースが多かった。ただ、内めがまったく走れないわけではなかった。
土曜の夜から日曜の午前3時ぐらいまで雨が降るという予報。その後は晴れに向かうようだ。オークスの頃は、稍重か水を含んだ状態の良馬場のどちらかだろう。当日の状況にもよるが、ジョッキーたちは直線で内を避けるような誘導をすることになりそうだ。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アートハウス】評価A- 騎手S 状態A
【ウォーターナビレラ】評価A- 騎手A- 状態A
【エリカヴィータ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【サウンドビバーチェ】評価B 騎手A+ 状態S
【サークルオブライフ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【シーグラス】評価B 騎手A- 状態A
【スタニングローズ】評価A- 騎手S 状態S
【スターズオンアース】評価A+ 騎手S 状態S
【ナミュール】評価A- 騎手S 状態A
【ニシノラブウインク】評価B 騎手B 状態S
【パーソナルハイ】評価A- 騎手A- 状態A
【ピンハイ】評価B 騎手A- 状態A
【プレサージュリフト】評価B 騎手A- 状態A
【ベルクレスタ】評価A- 騎手A- 状態S
【ホウオウバニラ】評価B 騎手A+ 状態A
【ライラック】評価A- 騎手A- 状態S
【ラブパイロー】評価B 騎手A- 状態A
【ルージュエヴァイユ】評価A- 騎手A- 状態A
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フルゲートの18頭立て。2400mは全馬にとって未知の距離で、2000mを経験している牝馬も8頭と多くはない。連勝式の人気は割れていて、前日の夜の段階で3連単の1番人気が8,100円台になっている。馬場は渋った状態になるし、なかなかやっかいな一戦だ。
穴を狙って、国枝栄厩舎(美浦)のエリカヴィータに◎を打った。
父はダービーを制覇したキングカメハメハ(その父キングマンボ)。母の父はフジキセキで、2代母の父はケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアメリカの二冠馬プレザントコロニーである。
3代母の仔にはグルームダンサー(リュパン賞)がいて、4代母はフランスで芝3100mのロイヤルオーク賞を勝った。そして、5代母の父はモスボロー。6代前でもモスボローの血が入っていたら豊富なスタミナを持っている可能性が高い。
キャリアはまだ3戦で、4月にフローラS(東京芝2000m)をV。4番手のインで脚をタメ、直線で2頭の間を割って力強く伸びて差し切った。ゴールした時に余力があり、まだ底が見えていないところがある。
中間はウッドコースで調整され、1週前には古馬の実力馬マジックキャッスルと併せて互角の動きを見せた。今週は福永祐一が跨り、格下馬の内に併せて68秒6-11秒7。追い込んだ攻めはしておらず、調教後の馬体重が440キロ(前走比2キロ減)だったが、トモの張りはいいし、活気があって好ムードだ。
福永はテン乗りになるが、攻めをつけて感触はつかんだはず。特に癖のある馬ではないし、11番枠からジワッと流れに乗って好位の後ろあたりにつけることになるだろう。
フローラSは良でも雨が降っていて、少しぐらいなら馬場が悪くなっても問題ない。これまでぬるめのペースの競馬ばかりだったのでGIになってどうかだが、デキの良さと秘めた長距離適性に賭けてみたい。スムーズに立ち回ると一発がある。
高柳瑞樹厩舎(美浦)のスターズオンアースも注目される存在。
こちらは父がキングカメハメハの直仔で、皐月賞とダービーを制覇したドゥラメンテ。母の父はミスタープロスペクター直仔のスマートストライクになる。2代母のスタセリタは仏オークス(芝2100m)の勝ち馬で、その仔に日本のオークスを制したソウルスターリングがいる。
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【日曜メインレース】
オークス
馬 連 8,150円
ワイド 2,890円
ワイド 1,210円
単 勝 650円(10%)
複 勝 230円(40%)
スターズオンアース1着(3人気)
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東京11R
オークス(GI) 5月22日(日) 全馬が未知の距離
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝2400m。
正面直線からのスタート。箱が大きく、コーナーは4つ。1コーナーに入ってから向正面の中ほどまでの約600mは緩めの下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
土曜は朝から8Rまで雨が降り、芝もダートも稍重になった。メインのメイS(芝1800m)は、カレンシュトラウスが外から抜け出して快勝。2着は勝ち馬を追って伸びたエイシンチラーで、3着は内めから脚を使ったワールドウインズだった。勝ち時計は1分46秒3(稍)。レースの1000m通過は60秒5で、上がりは11秒1-11秒4-11秒8の34秒3だった。
JRA発表の通り内は荒れていて、外から伸びて好走するケースが多かった。ただ、内めがまったく走れないわけではなかった。
土曜の夜から日曜の午前3時ぐらいまで雨が降るという予報。その後は晴れに向かうようだ。オークスの頃は、稍重か水を含んだ状態の良馬場のどちらかだろう。当日の状況にもよるが、ジョッキーたちは直線で内を避けるような誘導をすることになりそうだ。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アートハウス】評価A- 騎手S 状態A
【ウォーターナビレラ】評価A- 騎手A- 状態A
【エリカヴィータ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【サウンドビバーチェ】評価B 騎手A+ 状態S
【サークルオブライフ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【シーグラス】評価B 騎手A- 状態A
【スタニングローズ】評価A- 騎手S 状態S
【スターズオンアース】評価A+ 騎手S 状態S
【ナミュール】評価A- 騎手S 状態A
【ニシノラブウインク】評価B 騎手B 状態S
【パーソナルハイ】評価A- 騎手A- 状態A
【ピンハイ】評価B 騎手A- 状態A
【プレサージュリフト】評価B 騎手A- 状態A
【ベルクレスタ】評価A- 騎手A- 状態S
【ホウオウバニラ】評価B 騎手A+ 状態A
【ライラック】評価A- 騎手A- 状態S
【ラブパイロー】評価B 騎手A- 状態A
【ルージュエヴァイユ】評価A- 騎手A- 状態A
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フルゲートの18頭立て。2400mは全馬にとって未知の距離で、2000mを経験している牝馬も8頭と多くはない。連勝式の人気は割れていて、前日の夜の段階で3連単の1番人気が8,100円台になっている。馬場は渋った状態になるし、なかなかやっかいな一戦だ。
穴を狙って、国枝栄厩舎(美浦)のエリカヴィータに◎を打った。
父はダービーを制覇したキングカメハメハ(その父キングマンボ)。母の父はフジキセキで、2代母の父はケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアメリカの二冠馬プレザントコロニーである。
3代母の仔にはグルームダンサー(リュパン賞)がいて、4代母はフランスで芝3100mのロイヤルオーク賞を勝った。そして、5代母の父はモスボロー。6代前でもモスボローの血が入っていたら豊富なスタミナを持っている可能性が高い。
キャリアはまだ3戦で、4月にフローラS(東京芝2000m)をV。4番手のインで脚をタメ、直線で2頭の間を割って力強く伸びて差し切った。ゴールした時に余力があり、まだ底が見えていないところがある。
中間はウッドコースで調整され、1週前には古馬の実力馬マジックキャッスルと併せて互角の動きを見せた。今週は福永祐一が跨り、格下馬の内に併せて68秒6-11秒7。追い込んだ攻めはしておらず、調教後の馬体重が440キロ(前走比2キロ減)だったが、トモの張りはいいし、活気があって好ムードだ。
福永はテン乗りになるが、攻めをつけて感触はつかんだはず。特に癖のある馬ではないし、11番枠からジワッと流れに乗って好位の後ろあたりにつけることになるだろう。
フローラSは良でも雨が降っていて、少しぐらいなら馬場が悪くなっても問題ない。これまでぬるめのペースの競馬ばかりだったのでGIになってどうかだが、デキの良さと秘めた長距離適性に賭けてみたい。スムーズに立ち回ると一発がある。
高柳瑞樹厩舎(美浦)のスターズオンアースも注目される存在。
こちらは父がキングカメハメハの直仔で、皐月賞とダービーを制覇したドゥラメンテ。母の父はミスタープロスペクター直仔のスマートストライクになる。2代母のスタセリタは仏オークス(芝2100m)の勝ち馬で、その仔に日本のオークスを制したソウルスターリングがいる。