【6月4・5日の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【日曜メインレース】
安田記念
単 勝 820円(20%)
ソングライン1着(4人気)
松風月S
ワイド 3,200円
ワイド 530円
◎チェーンオブラブ3着(2人気)
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東京11R
安田記念(GI) 6月5日(日) 混戦で高配当待ち
東京の芝1600mで争われるGI競走。
向正面の2コーナー出口からのスタート。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。また、正面直線の内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。
土曜の芝に高額条件はなく、2勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1で決着。中団の外を進んでいたアネゴハダが直線で外から一気に抜けて3馬身差で快勝した。勝ち時計は1分20秒1(良)。レースの前半3ハロンは34秒5で、上がりは11秒2-11秒5-11秒6だった。
芝1600mの2歳新馬(勝ち馬ノッキングポイント)では、ラスト1ハロンが11秒1という速い数字になった。スピードの出やすい馬場と言って良いだろう。内でも走れなくはないが、中ほどから外めの方が伸びる傾向にあった。ジョッキーも直線で外に動かそうとするケースが多かった。
日曜は曇り空で、夜か夕方から雨が降るという予報。メインの頃の馬場がどうなっているのか、読みづらいところがある。どっちつかずといった感じにするのも良くはないし、良馬場として予想を組み立てた。
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アーモンドアイ、グランアレグリアという偉大な牝馬が去り、昨年の安田記念の勝ち馬ダノンキングリーも引退した。結果、今年の安田記念は、古馬の芝マイルGIを勝ったことがある馬がいないという状況になっている。
ただ、レベルが低いわけではなく、バリエーションに富んだメンバー。チャンスのある馬は多くて、レースは非常に楽しみである。雨が降り出さないかは気になるところだ。
久保田貴士厩舎(美浦)の4歳馬イルーシヴパンサーに◎を打った。
ハーツクライ×キングカメハメハという配合。04年のダービーでは、母の父がレコードで勝利し、父はその2着だった。母イルーシヴキャットは芝とダートで1200mを1勝ずつして、2母の父はマイラー色が濃いストームキャットになる。
3歳の春から休養を挟みつつ府中を使って4連勝。今年2月の東京新聞杯は陣営に言わせれば「急仕上げ」だったが、それでも直線で外から鋭く抜けて重賞勝ちを決めた。自身の上がりは33秒1で、ゴールして余力が残っている感じだった。
その後は放牧に出され、早い段階で安田記念一本と決めて調整されてきた。1週前には田辺裕信が跨ってウッドコースで64秒9-11秒3をマーク。今週は久保田師が騎乗してウッドに入れ、65秒1-11秒4で追われた。とにかくハードにやられている。
馬体の造りが良く、気合をつけられると回転の速いフットワークでグイグイと伸びるといった感じ。陣営は「申し分ない動きだった」と話していて、前走以上のデキにあるのは間違いない。
ヤネは同馬に乗って4戦4勝の田辺。馬群に入ると捌きが甘く、極端に外を攻めることが多いジョッキーである。枠は8番枠。GIでずっと外を回すわけにはいかず、状況に合わせて考えて乗ってくるだろう。競馬だからやってみないとわからないが、広いところに出てノビノビと走らせることができると理想的である。
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【日曜メインレース】
安田記念
単 勝 820円(20%)
ソングライン1着(4人気)
松風月S
ワイド 3,200円
ワイド 530円
◎チェーンオブラブ3着(2人気)
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東京11R
安田記念(GI) 6月5日(日) 混戦で高配当待ち
東京の芝1600mで争われるGI競走。
向正面の2コーナー出口からのスタート。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mまでは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。また、正面直線の内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。
土曜の芝に高額条件はなく、2勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1で決着。中団の外を進んでいたアネゴハダが直線で外から一気に抜けて3馬身差で快勝した。勝ち時計は1分20秒1(良)。レースの前半3ハロンは34秒5で、上がりは11秒2-11秒5-11秒6だった。
芝1600mの2歳新馬(勝ち馬ノッキングポイント)では、ラスト1ハロンが11秒1という速い数字になった。スピードの出やすい馬場と言って良いだろう。内でも走れなくはないが、中ほどから外めの方が伸びる傾向にあった。ジョッキーも直線で外に動かそうとするケースが多かった。
日曜は曇り空で、夜か夕方から雨が降るという予報。メインの頃の馬場がどうなっているのか、読みづらいところがある。どっちつかずといった感じにするのも良くはないし、良馬場として予想を組み立てた。
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アーモンドアイ、グランアレグリアという偉大な牝馬が去り、昨年の安田記念の勝ち馬ダノンキングリーも引退した。結果、今年の安田記念は、古馬の芝マイルGIを勝ったことがある馬がいないという状況になっている。
ただ、レベルが低いわけではなく、バリエーションに富んだメンバー。チャンスのある馬は多くて、レースは非常に楽しみである。雨が降り出さないかは気になるところだ。
久保田貴士厩舎(美浦)の4歳馬イルーシヴパンサーに◎を打った。
ハーツクライ×キングカメハメハという配合。04年のダービーでは、母の父がレコードで勝利し、父はその2着だった。母イルーシヴキャットは芝とダートで1200mを1勝ずつして、2母の父はマイラー色が濃いストームキャットになる。
3歳の春から休養を挟みつつ府中を使って4連勝。今年2月の東京新聞杯は陣営に言わせれば「急仕上げ」だったが、それでも直線で外から鋭く抜けて重賞勝ちを決めた。自身の上がりは33秒1で、ゴールして余力が残っている感じだった。
その後は放牧に出され、早い段階で安田記念一本と決めて調整されてきた。1週前には田辺裕信が跨ってウッドコースで64秒9-11秒3をマーク。今週は久保田師が騎乗してウッドに入れ、65秒1-11秒4で追われた。とにかくハードにやられている。
馬体の造りが良く、気合をつけられると回転の速いフットワークでグイグイと伸びるといった感じ。陣営は「申し分ない動きだった」と話していて、前走以上のデキにあるのは間違いない。
ヤネは同馬に乗って4戦4勝の田辺。馬群に入ると捌きが甘く、極端に外を攻めることが多いジョッキーである。枠は8番枠。GIでずっと外を回すわけにはいかず、状況に合わせて考えて乗ってくるだろう。競馬だからやってみないとわからないが、広いところに出てノビノビと走らせることができると理想的である。
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