日ごろより本ブログをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
今週は新潟競馬が開幕。日曜に名物のアイビスサマーダッシュ(GIII・芝1000m(直))が行われます。日本で唯一となるコーナーなしの直線のみの競馬。ヴェントヴォーチェ、マリアズハート、オールアットワンス、ライオンボス、マウンテンムスメ、ロードベイリーフなどが登録していて、スピード感あり、見応えありの戦いになるでしょう。
小倉競馬は今週末、来週と2週間のお休み。北の地の札幌では、日曜に牝馬重賞のクイーンステークス(GIII・芝1800m)が組まれています。ウォーターナビレラ、ローザノワール、ルビーカサブランカ、テルツェット、ホウオウピースフルの名前が見え、ハイレベルの競馬になりそうです。
【全頭診断・騎手評価】に関して、昨年のチャンピオンズカップの週まで結構なボリュームを書いておりました。ポイントとなる部分を端的に示し、量を減らそうと思ってはいるのですが、どうしてもそれができませんで…。
もちろん過去のレースVTRチェックや調教のチェックなどをおろそかにしたことはありません。ただ、全頭診断を書くことに費やす時間は非常に長く、その分を予想の時間に回せないかと思うことがあるというのが正直な気持ちです。
つきましては、【全頭診断・騎手評価】は不定期に公開することとします。状況によっては、「評価A 騎手S」の部分のみの公開とするかもしれません。また、評価項目に状態(デキ)を加え、「評価A+ 騎手S 状態B」という形にすることも考えております。
なお、出走馬の特長に関しては、ツイッターで情報を発信していきます。こちらをご覧いただけると、うれしく思います(ユーザー名:@y_ohyauchi)。
【今週末の予想提供】の下に、2021年11月~12月のエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップの週の【全頭診断・騎手評価】、および予想の内容、結果のすべてを載せております。長い文章になっており、よかったら一部でもお読みください。わたくし大谷内泰久がどのような考えで予想を組み立てているかがわかるかと思います。
みなさまにとって有益な情報、有益な予想をお届けできるよう全力をつくしてまいりますので、これからも本ブログ、ならびに大谷内泰久をよろしくお願いいたします。
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【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆7月30日(土)
【土曜メインレース】(400円)
…当日の10時~12時
関越S、STV賞
【土曜後半レース】(価格未定)
…当日の12時~14時
2鞍以上(9R以降)
◆7月31日(日)
【日曜メインレース】(400円)
…当日の10時~12時
アイビスSD、クイーンS
【日曜後半レース】(価格未定)
…当日の12時~14時
2鞍以上(9R以降)
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【チャンピオンズカップ週の予想と結果、全頭診断・騎手評価】(2021年12月4日・5日)
【日曜メインレース】
チャンピオンズカップ
3連単 5万2,660円
3連複 1万7,650円
馬 連 610円
ワイド 280円
ワイド 4,570円
ワイド 5,540円
単 勝 330円(30%)
複 勝 150円(60%)
◎チュウワウィザード2着(3人気)
○◎でヒット
ラピスラズリS
馬 連 3,480円
単 勝 440円(10%)
複 勝 190円(50%)
◎エーポス1着(1人気)
◎×でヒット
──────────────
中山11R
ラピスラズリステークス(L) 12月5日(日) ムラなタイプ多く
中山の芝1200mで争われるリステッド特別。
外回りコースの向正面からの発走。スタート地点が下り勾配で、下り坂は3コーナー部分の残り700mまで続く。そこからは平坦で、4コーナー部分の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り80mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。土曜に2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、1分07秒8(良)と速い時計で決着。人気のゼログラヴィティが早めにポジションを上げて3番手につけ、直線でグッと伸びて抜け出した。2着が飛ばして逃げたコスモアンジュで、3着は外から差したクムシラコだった。前半3ハロンのラップは33秒3。上がりは11秒4-11秒2-11秒9の34秒5だった。
高速馬場とまではいかず、ただ、スピードが出る馬場。全体を見て、後半で早めにラップが上がって、ラスト1ハロンがかかるというケースが多かった。外差しが決まることもあったが、内は十分に走りやすかった。
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以下、全頭診断と騎手評価(50音順)。全頭診断は相対評価、騎手評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アスタールビー】評価A+ 騎手A+
5歳の牝馬、栗東。祖母はオークス2着のチャペルコンサート。4歳の夏に札幌で3勝クラスをクリア。次走で重賞のキーンランドカップに挑戦し、重馬場の中で先行して厳しい競馬になりながら4着に粘っている。5歳の夏はUHB杯で逃げて0秒1差の5着。ひと息入れて阪神のオパールSでは、外の14番枠から好ダッシュを見せてハナを奪い、最後は苦しくなりながら0秒1差の3着に残った。中間は短期放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは順調。今週はCWコースで内めを通り、65秒台-11秒台の中ほどをマークしている。仕上がりは良さそうだ。中山は初になるが、阪神で走れているので急坂に対応できないことはないだろう。自分の競馬ができると渋太く、スピードと粘り強さに注目すべき。
【アルピニズム】評価B 騎手B
4歳、美浦。3歳の暮れに中山の芝1200mで2勝クラスをクリアし、4歳になって1月に同じ舞台で3勝クラスを勝って連勝。どちらも外枠から好位につけ、直線でしっかりと脚を使って抜け出す強い競馬だった。着差はそれぞれ2馬身、3馬身半だった。オープンの3戦はすべて2ケタ着順だが、出遅れたり、突かれたりでリズムを欠いたものである。リフレッシュ放牧を入れ、昨年に結果が出ている冬場の中山を目標に仕上げてきた。坂路でしっかりと乗り込み、2週前の段階で52秒0が出ている。動ける態勢にあるとみていい。スピードは通用するし、流れに乗って息を入れることができれば、直線で脚を使ってくるだろう。あながち軽視もできない。
【エーポス】評価A+ 騎手B
4歳の牝馬、栗東。兄にカイザーミノル(現オープン)。3歳の春にフィリーズレビューを制覇している。出が悪かったが、中位の後ろまで上がり、道中は力んだ走りに。それでも直線で脚を使って馬群を割り、最後でグッと抜け出して快勝した。相当に強い競馬だった。続く桜花賞は不良馬場、大外18番枠、やはりダッシュがつかず。直線で頑張りは見せていて、9着なら悪い結果でもない。その後に1年の長い休養が入ったが、復帰戦の阪神牝馬Sで0秒2差の5着。2番手で行きたがって引っ張り通しで、直線は渋太く応戦して寸前まで追い比べに加わっていた。京王杯スプリングカップはスタートに接触して少しムキになって走り、直線で伸び切れずに7着に終わっている。その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。CWコースで65秒台-11秒台の中ほど、坂路で52秒0-12秒1が出ていて、仕上がりの良さが目立っている。一本調子で気性は若いが、能力は高いレベルにある。折り合い面で言うなら1200mはプラス。スタートでトモの入りが良くないので、遅れた場合の対処はジョッキーにゆだねられることになる。問題のヤネは厩舎所属の亀田温心。甘さがある若いジョッキーで、気性の強い同馬を御して操れるかは微妙なところだ。中間は熱心に稽古をつけてきたので、しっかりとコンタクトが取れるといい。力的には上位で、あっさり決めるシーンまで。
今週は新潟競馬が開幕。日曜に名物のアイビスサマーダッシュ(GIII・芝1000m(直))が行われます。日本で唯一となるコーナーなしの直線のみの競馬。ヴェントヴォーチェ、マリアズハート、オールアットワンス、ライオンボス、マウンテンムスメ、ロードベイリーフなどが登録していて、スピード感あり、見応えありの戦いになるでしょう。
小倉競馬は今週末、来週と2週間のお休み。北の地の札幌では、日曜に牝馬重賞のクイーンステークス(GIII・芝1800m)が組まれています。ウォーターナビレラ、ローザノワール、ルビーカサブランカ、テルツェット、ホウオウピースフルの名前が見え、ハイレベルの競馬になりそうです。
【全頭診断・騎手評価】に関して、昨年のチャンピオンズカップの週まで結構なボリュームを書いておりました。ポイントとなる部分を端的に示し、量を減らそうと思ってはいるのですが、どうしてもそれができませんで…。
もちろん過去のレースVTRチェックや調教のチェックなどをおろそかにしたことはありません。ただ、全頭診断を書くことに費やす時間は非常に長く、その分を予想の時間に回せないかと思うことがあるというのが正直な気持ちです。
つきましては、【全頭診断・騎手評価】は不定期に公開することとします。状況によっては、「評価A 騎手S」の部分のみの公開とするかもしれません。また、評価項目に状態(デキ)を加え、「評価A+ 騎手S 状態B」という形にすることも考えております。
なお、出走馬の特長に関しては、ツイッターで情報を発信していきます。こちらをご覧いただけると、うれしく思います(ユーザー名:@y_ohyauchi)。
【今週末の予想提供】の下に、2021年11月~12月のエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップの週の【全頭診断・騎手評価】、および予想の内容、結果のすべてを載せております。長い文章になっており、よかったら一部でもお読みください。わたくし大谷内泰久がどのような考えで予想を組み立てているかがわかるかと思います。
みなさまにとって有益な情報、有益な予想をお届けできるよう全力をつくしてまいりますので、これからも本ブログ、ならびに大谷内泰久をよろしくお願いいたします。
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【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆7月30日(土)
【土曜メインレース】(400円)
…当日の10時~12時
関越S、STV賞
【土曜後半レース】(価格未定)
…当日の12時~14時
2鞍以上(9R以降)
◆7月31日(日)
【日曜メインレース】(400円)
…当日の10時~12時
アイビスSD、クイーンS
【日曜後半レース】(価格未定)
…当日の12時~14時
2鞍以上(9R以降)
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【日曜メインレース】
チャンピオンズカップ
3連単 5万2,660円
3連複 1万7,650円
馬 連 610円
ワイド 280円
ワイド 4,570円
ワイド 5,540円
単 勝 330円(30%)
複 勝 150円(60%)
◎チュウワウィザード2着(3人気)
○◎でヒット
ラピスラズリS
馬 連 3,480円
単 勝 440円(10%)
複 勝 190円(50%)
◎エーポス1着(1人気)
◎×でヒット
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中山11R
ラピスラズリステークス(L) 12月5日(日) ムラなタイプ多く
中山の芝1200mで争われるリステッド特別。
外回りコースの向正面からの発走。スタート地点が下り勾配で、下り坂は3コーナー部分の残り700mまで続く。そこからは平坦で、4コーナー部分の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り80mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。土曜に2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、1分07秒8(良)と速い時計で決着。人気のゼログラヴィティが早めにポジションを上げて3番手につけ、直線でグッと伸びて抜け出した。2着が飛ばして逃げたコスモアンジュで、3着は外から差したクムシラコだった。前半3ハロンのラップは33秒3。上がりは11秒4-11秒2-11秒9の34秒5だった。
高速馬場とまではいかず、ただ、スピードが出る馬場。全体を見て、後半で早めにラップが上がって、ラスト1ハロンがかかるというケースが多かった。外差しが決まることもあったが、内は十分に走りやすかった。
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以下、全頭診断と騎手評価(50音順)。全頭診断は相対評価、騎手評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アスタールビー】評価A+ 騎手A+
5歳の牝馬、栗東。祖母はオークス2着のチャペルコンサート。4歳の夏に札幌で3勝クラスをクリア。次走で重賞のキーンランドカップに挑戦し、重馬場の中で先行して厳しい競馬になりながら4着に粘っている。5歳の夏はUHB杯で逃げて0秒1差の5着。ひと息入れて阪神のオパールSでは、外の14番枠から好ダッシュを見せてハナを奪い、最後は苦しくなりながら0秒1差の3着に残った。中間は短期放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは順調。今週はCWコースで内めを通り、65秒台-11秒台の中ほどをマークしている。仕上がりは良さそうだ。中山は初になるが、阪神で走れているので急坂に対応できないことはないだろう。自分の競馬ができると渋太く、スピードと粘り強さに注目すべき。
【アルピニズム】評価B 騎手B
4歳、美浦。3歳の暮れに中山の芝1200mで2勝クラスをクリアし、4歳になって1月に同じ舞台で3勝クラスを勝って連勝。どちらも外枠から好位につけ、直線でしっかりと脚を使って抜け出す強い競馬だった。着差はそれぞれ2馬身、3馬身半だった。オープンの3戦はすべて2ケタ着順だが、出遅れたり、突かれたりでリズムを欠いたものである。リフレッシュ放牧を入れ、昨年に結果が出ている冬場の中山を目標に仕上げてきた。坂路でしっかりと乗り込み、2週前の段階で52秒0が出ている。動ける態勢にあるとみていい。スピードは通用するし、流れに乗って息を入れることができれば、直線で脚を使ってくるだろう。あながち軽視もできない。
【エーポス】評価A+ 騎手B
4歳の牝馬、栗東。兄にカイザーミノル(現オープン)。3歳の春にフィリーズレビューを制覇している。出が悪かったが、中位の後ろまで上がり、道中は力んだ走りに。それでも直線で脚を使って馬群を割り、最後でグッと抜け出して快勝した。相当に強い競馬だった。続く桜花賞は不良馬場、大外18番枠、やはりダッシュがつかず。直線で頑張りは見せていて、9着なら悪い結果でもない。その後に1年の長い休養が入ったが、復帰戦の阪神牝馬Sで0秒2差の5着。2番手で行きたがって引っ張り通しで、直線は渋太く応戦して寸前まで追い比べに加わっていた。京王杯スプリングカップはスタートに接触して少しムキになって走り、直線で伸び切れずに7着に終わっている。その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。CWコースで65秒台-11秒台の中ほど、坂路で52秒0-12秒1が出ていて、仕上がりの良さが目立っている。一本調子で気性は若いが、能力は高いレベルにある。折り合い面で言うなら1200mはプラス。スタートでトモの入りが良くないので、遅れた場合の対処はジョッキーにゆだねられることになる。問題のヤネは厩舎所属の亀田温心。甘さがある若いジョッキーで、気性の強い同馬を御して操れるかは微妙なところだ。中間は熱心に稽古をつけてきたので、しっかりとコンタクトが取れるといい。力的には上位で、あっさり決めるシーンまで。
タグ: 競馬予想競馬中京記念ベレヌスアイビスサマーダッシュクイーンステークスヴェントヴォーチェマリアズハートウォーターナビレラローザノワール