【今週末の予想提供】、【先週の予想コメント】
【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆10月16日(土)
【土曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
府中牝馬S、太秦S
【土曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
※不定期投稿
◆10月17日(日)
【日曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
オクトーバーS、秋華賞
【日曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
※不定期投稿
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【先週の予想コメント】(日曜メインレース、土曜メインレース、土曜最終レース)
【日曜メインレース】
東京11R
毎日王冠(GII) 10月10日(日) 人気薄3騎を狙う
東京の芝1800mで争われるGII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。2コーナーからのスタート、箱が大きく、ワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
土曜の競馬でレースが流れた鞍を見ると、2勝クラスの芝2000m戦(牝馬限定)が1分59秒0(良)で決着。勝ち馬はじっくりと脚をタメていたククナで、直線で外に出すと渋太く伸びて差し切った。
2歳重賞のサウジアラビアロイヤルカップ(芝1600m)は、スローで流れて早めに2番手に上がったコマンドラインがV。レースの上がりは【11秒4-10秒9-11秒5】の33秒8だった。開幕週らしく、芝はスピードが出る状態である。
13頭立てになり、10頭が重賞勝ち馬、うち2頭がGI馬。残る3頭もGIやGIIで好走歴があって、かなりメンバーがそろっている。思い切った狙いになるが、人気薄の3騎に注目したい。
菊沢隆徳厩舎(美浦)の7歳セン馬ダイワキャグニーに◎を打った。
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆10月16日(土)
【土曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
府中牝馬S、太秦S
【土曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
※不定期投稿
◆10月17日(日)
【日曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
オクトーバーS、秋華賞
【日曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
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【先週の予想コメント】(日曜メインレース、土曜メインレース、土曜最終レース)
【日曜メインレース】
東京11R
毎日王冠(GII) 10月10日(日) 人気薄3騎を狙う
東京の芝1800mで争われるGII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。2コーナーからのスタート、箱が大きく、ワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
土曜の競馬でレースが流れた鞍を見ると、2勝クラスの芝2000m戦(牝馬限定)が1分59秒0(良)で決着。勝ち馬はじっくりと脚をタメていたククナで、直線で外に出すと渋太く伸びて差し切った。
2歳重賞のサウジアラビアロイヤルカップ(芝1600m)は、スローで流れて早めに2番手に上がったコマンドラインがV。レースの上がりは【11秒4-10秒9-11秒5】の33秒8だった。開幕週らしく、芝はスピードが出る状態である。
13頭立てになり、10頭が重賞勝ち馬、うち2頭がGI馬。残る3頭もGIやGIIで好走歴があって、かなりメンバーがそろっている。思い切った狙いになるが、人気薄の3騎に注目したい。
菊沢隆徳厩舎(美浦)の7歳セン馬ダイワキャグニーに◎を打った。
言わずと知れた府中巧者。全8勝をこのコースで挙げていて、4つがオープン特別、1つがリステッド競走、1つがエプソムカップ(GIII)である。昨年の当レースでは、去勢手術明けながらサリオスの2着に駆けた。
春に安田記念(11着)を走ったあとでリフレッシュ放牧に出され、府中を目標にしての復帰。ウッドコースを中心に入念に乗り込み、2週前の段階で65秒9-11秒7が出ている。1週前にはラスト1ハロンを11秒5でビシッと追われ、今週は外めを通って楽な感じで66秒8-12秒0をマークした。いい仕上がりにありそうだ。
ヤネは石橋脩。安田記念でも跨っていて、この時はトーラスジェミニのハナを叩いて逃げた。今回もトーラスジェミニがいるが、どちらもハナが絶対というわけでなく、出脚次第でということになるだろう。2頭で後ろを少し離すような形になるのが理想ではある。
3走ぶりにブリンカーを着けての参戦。昨年よりも相手が強くなっている分で楽ではないが、完ぺきに立ち回れると穴を開けるシーンも。
もう1頭の穴馬が手塚貴久厩舎(美浦)の6歳馬マイネルファンロン。
前走の新潟記念はスタートで躓き、結果、抑える形に。道中で少し行きたがってはいたが、直線に向くと外に動きながら脚を使い、最後は外ラチまで寄って差し切ってみせた。外が伸びる馬場だったといえ、大きく動いたロスはあり、強い内容だった。
中間も乗り込みは順調。今週はシュネルマイスターと追わせて遅れたが、こちらは調教助手が跨っていて、相手は嶋田純次騎手だったので致し方ないところがある。
ヤネは追いに関してはトップクラスの横山武史。掛かる気性の同馬をテン乗りで操れるかだが、うまく抑え込めれば再度の激走がある。
3頭目の穴馬が戸田博文厩舎(美浦)の5歳馬ラストドラフト。
気性面に課題があって少しムラだが、府中ではアルゼンチン共和国杯を2着しているし、脚力はGIIで通用するものがある。
6ヵ月半ぶりの実戦でも乗り込みは入念。今週は三浦皇成が跨り、大きく追走して先着を果たしている。64秒6-12秒0と時計も優秀だった。
1800mを走るのは新馬戦以来になるが、集中して走れるという意味で悪くなさそう。甘さが目立つ皇成が3番枠から捌いてこられるかは問題になるが、ハマると一発がある。
△は3歳のシュネルマイスター。春にNHKマイルカップを勝ち、安田記念に挑戦して差のない3着に健闘した。体は大きくは増えていない感じだが、少ししっかりした印象だし、攻めの動きもいい。1800m、56キロでも。
※は春に安田記念を制覇したダノンキングリー。毎日王冠は3歳時に挑戦して、1分44秒4の好時計で勝っている。弱いところがある馬だが、攻めではしっかりと動いた。58キロでも。
以下はヴァンドギャルド、サンレイポケット、ポタジェなど。印が回り切らないというか、切り捨てていい勢力がいない。
◎8番ダイワキャグニー
○4番マイネルファンロン
▲3番ラストドラフト
△1番シュネルマイスター
※7番ダノンキングリー
×12番ヴァンドギャルド
×2番サンレイポケット
×5番ポタジェ
×9番ヴェロックス
【複勝】8番(40%)・4番(30%)・3番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
4→全通り
3→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.8→全通り(11点)
3.8→全通り(11点)
3.4→全通り(11点)
1.8→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.4→全通り(66点)
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阪神11R
京都大賞典(GII) 10月10日(日) 伏兵馬狙いで
阪神の芝2400m(外)で争われるGII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。正面直線からのスタート、外回りコース。3コーナー手前から軽い下り坂になり、直線残り200mから急な上り坂がある。直線距離は473.6m。
土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1600m(外)戦が1分32秒5という速い時計で決着した。レースは2ハロン目から速いラップが続いて1000m通過が58秒0で、ラスト1ハロンは12秒0と少しかかった。マルカエイペックスが内を捌いて抜け出している。
メインのオパールSは、勝ったのが好位のインを進んでいたサヴォワールエメで、2着が外から追い込んだナランフレグ。もちろん、展開、ペース次第ではあるが、内の方が結果は出やすい印象である。
14頭立てになり、9頭が重賞勝ち馬、うち2頭がGI馬。秋のGIに向け、見逃せない一戦になった。
配当面で妙味がある小手川準厩舎(美浦)の5歳セン馬ヒュミドールに◎を打った。
オープン入りしてからすべて重賞を使って5、5、4、11、6、2着。新潟記念(11着)は輸送してイレ込んだもので、エプソムカップ(6着)は直線でうまく捌けなかった。前走の小倉記念では、外を早めに仕掛ける競馬で好勝負を演じている。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、美浦に戻ってからはウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前は併せ馬で遅れたが、動きは悪くなかった。日曜も併せ馬を行って先着し、本追い切りでは単走で楽に67秒4-12秒3をマークしている。仕上がりは良さそうだ。
ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる幸英明。少し噛んで走る点に注意してほしいが、十分にわかっているだろう。阪神の芝2400m(外)という条件には対応できてよく、ただ、当日に落ち着いているかは大きなポイントになる。
陣営は「有馬記念に使えるように賞金を加算したい」と。かけている期待は大きく、レースぶりに注目したい。
対抗評価は西の4歳馬ヒートオンビート。桜花賞馬マルセリーナの仔で、高い能力を示している。春は転厩緒戦で阪神芝2600m(外)をレコードの2着(クビ差)に駆け、続いて目黒記念を速い上がりの中で2着に好走した。
4ヵ月半ぶりの実戦になるが、栗東に戻ってからの調整は順調。坂路とCWコースでじっくりと乗られ、今週は芝コースに入れて軽快な動きを披露した。動ける仕上がりにあるとみていい。
ヤネは2度目の騎乗となる戸崎圭太。最初に騎乗した時は、直線で戸崎らしく詰まって捌けず4着に敗れている。今回は大外の14番枠を引いていて、早めに内に寄せ、後半は何とか進路を見つけてもらいたい。まだ伸びる器。
▲は西の4歳馬アリストテレス。3歳時には菊花賞でコントレイルとクビ差の2着に駆けていて、4歳の春に天皇賞(春)で4着している。目標は先だが、2戦2勝と相性の良いミルコ・デムーロで。
△は菊花賞1着、ジャパンカップ2着など、GIで多くの好走歴を持つキセキで、※は栗東の坂路で動いて仕上がりの良さが目立っているダンビュライト。
以下、アイアンバローズ、ステイフーリッシュ、ディアマンミノルなど、軽視できない勢力が多くいる。
◎6番ヒュミドール
○14番ヒートオンビート
▲9番アリストテレス
△11番キセキ
※7番ダンビュライト
×1番アイアンバローズ
×3番ステイフーリッシュ
×10番ディアマンミノル
×4番モズベッロ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(12点)
6.9→全通り(12点)
6.11→全通り(12点)
6.7→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.14→全通り(72点)
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【土曜メインレース】
オパールS
馬 連 6,070円
ワイド 1,590円
ワイド 2,050円
複 勝 360円(30%)
サヴォワールエメ1着(3人気)
サウジアラビアRC
3連単 670円
3連複 190円
馬 連 180円
○◎▲でヒット
東京11R
サウジアラビアロイヤルカップ(GIII) 10月9日(土) サンデーR勢に注目
2歳馬が争うGIII競走で、舞台は東京の芝1600m。
芝は開幕週でAコース使用になっている。2コーナーからのスタート、箱が大きくてワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
春の開催のあとに芝の張替作業を行っており、JRAからは「野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態」と発表があった。
7頭立ての少頭数。サンデーレーシング勢の3騎に人気が集まることになる。2頭は岡田一族。残る2頭はロードホースクラブ、小田切有一氏となっている。
岩戸孝樹厩舎(美浦)の牝馬で、サンデーレーシング所有のステルナティーアに◎を打った。
父はロードカナロアで、母がラルケット(クイーンカップ3着)。全兄のステルヴィオは、2歳時に当レースを2着し、3歳になって春に皐月賞を4着すると、秋にマイルチャンピオンシップを勝ってGIホースになった。
デビュー戦は新潟の芝1600m(外)。ゲートはしっかり出たが、抑えて中位にポジショニングする。折り合いはスムーズで、直線入り口では外に構えて手応え十分。楽な感じのままスーッと先頭に迫り、追われると一気に抜けて3馬身差で快勝した。
勝ち時計は1分36秒0(良)。ペースが緩かった分があるにしても【11秒5-10秒5-11秒3】の上がりを抜け出したのは立派で、自身の上がり3ハロンは32秒7だった。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースを中心に熱心に乗り込んできた。1週前には内めを回って楽に65秒5-11秒6をマーク。今週は3頭併せの真ん中で楽に同入し、ラスト1ハロンは11秒5だった。外にいたのは古馬オープンのダーリントンホール(共同通信杯)である。
陣営は「ハミ掛かりが強くなっている」と話しているが、そうテンションが高くなっている感じはしない。あとは輸送して当日の気配がどうかだろう。
ヤネは引き続き福永祐一。新馬戦を勝ったあと、福永は「満点の内容。かなりの将来を感じる」とコメントした。大きな期待をかけているようだ。府中は初めてになるが、折り合い重視の競馬から切れ味を引き出すことができれば重賞制覇のシーンがある。
強敵はサンデーレーシング所有の男馬コマンドライン。ディープインパクト産駒で、全兄にアルジャンナ(マイラーズカップ2着)がいるという良血馬である。
6月に今回と同じ舞台でデビューした。好位の追走で、直線で追われると少し頭が高くなってモタつくシーンが。それでもエンジンがかかるとグイグイと伸び、しっかり抜けて3馬身差でデビュー勝ちを決めた。
その後は放牧に出され、このレースを目標に帰厩。ウッドコースを中心に入念に乗られ、今週はサトノラディウス(古馬3勝クラス)の内に併せて、これを煽る動きを見せた。先を見越した仕上げのようだが、馬体は相変わらず威圧感があるし、力は出してきそうだ。
ヤネは引き続きルメール。シャドーロールを着けているし、大型馬で身が入り切っていないところがある感じだが、相当な素質を備えているのは間違いない。結果を出せばクラシックが視界に入ってくる。
▲はサンデーレーシング所有の牝馬スタニングローズ。父はキングカメハメハで、2代母がローズバド(オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着)、母系からは多くの活躍馬が出ている。
新潟2歳Sはスタートして躓いて後手に回ったが、大外を攻めながら32秒9の上がりを使って0秒5差の5着に伸びた。気持ちが強いので折り合いがポイントになるが、息が入れば好勝負になっていい。ヤネはテン乗りで戸崎圭太になり、この点は少し心配。
△は中1週で遠征競馬になるのがどうかだが、マイルでパフォーマンスを上げる可能性があるロードリライアブル。ウナギノボリ、ケッツァー、ガトーフレーズは、混戦になれば浮上の目が出る。
頭数が頭数だけに、連勝式は配当を合わせるのが難しい。少し手を広げ、適度に崩れるのを待つ作戦でいくことにした。
◎3番ステルナティーア
○6番コマンドライン
▲1番スタニングローズ
△5番ロードリライアブル
※7番ウナギノボリ
×2番ケッツァー
【単勝】3番(100%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(5点)
1.3→全通り(5点)
──────────────
【3連単】(フォーメーション)
1着:3
2着:1.6
3着:全通り(10点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:1.6
2着:3
3着:全通り(10点)
【3連単】(ボックス)
1.3.6(6点)
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阪神11R
オパールステークス(L) 10月9日(土) ハンデ戦で軽量馬注
阪神の芝1200m(内)で争われるリステッド競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。向正面からのスタート、外回りコース。3コーナー手前から軽い下り坂になり、直線残り200mから急な上り坂がある。直線距離は473.6m。
春の開催のあとに芝の張替作業を行っており、JRAからは「野芝・洋芝とも生育は順調で、全体的に良好な状態」と発表があった。
スプリンターズSの翌週に置かれた芝1200mのオープン戦。ローテーションはバラバラで、ハンデ戦で6キロという大きい上下差がある。軽量馬の台頭には注意したいところだ。
牧浦充徳厩舎(栗東)の4歳馬ヴェントヴォーチェに◎を打った。
大型馬で順調に使い込めないところがあり、キャリアは少なめ。これまで(4.1.1.0)と馬券から外れることがないままオープンに上がってきた。
函館芝1200mでの3勝クラス勝ちは、大外12番枠からのスタート。前進気勢が強くて武豊が外々で抑え込むという楽でない競馬になったが、直線で早めに先頭に立って押し切ってみせた。ゴールした時に少し余力が残っていた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは坂路でじっくりと調整。9月24日に52秒0が出て、29日には52秒3で追われている。今週は大きめにとどめたが、気性のことがあるし、これで十分だろう。プールにも入れていて、太めはなさそうだし、息もできていそうだ。
ヤネは川田将雅。難しい馬にテン乗りになるが、腕の立つジョッキーだし、しっかりと御して誘導してくれるだろう。
ハンデは55キロで問題なし。阪神は初、直線に急坂のあるコースは初で、当日輸送での競馬にもなる。が、それらを克服できるだけの素質とスピードがあるのは間違いない。噛み合えば勝ち負けに。
穴で狙ったみたいのは、辻野泰之厩舎(栗東)の5歳牝馬サヴォワールエメ。
2走前に小倉の芝1200mで差のない3着に駆け、中1週の再輸送で同じ舞台を使って正攻法の競馬から勝ち切った。坂路でしっかりと動いているし、力をつけてきた印象である。
少し時計を要した方がいいので開幕週のオープンでどうかだが、何しろハンデが51キロ。内の2番枠を引き、流れに乗ってロスなく立ち回ることができると一発も。ヤネはテン乗りで酒井学。
▲はエングレーバー。春の阪神芝1400m(内)での3勝クラス勝ちは相当に強い競馬だった。京王杯スプリングカップ(13着)は左回りで外に張って参考外。夏の北九州記念が初の1200m起用で、内の悪いところを走らされて0秒4差(9着)なら悪い結果ではない。54キロ、実績ある阪神で脅威に。
△は折り合い難だが能力は高い牝馬のシーズンズギフト(53キロ)で、※は攻めで動いて7歳の牝馬でも元気いっぱいのヒロイックアゲン(53キロ)。以下はタイセイアベニール、ショウナンバビアナ、クーファウェヌスなどで、とても印が回り切らない。
前日の段階で3連単の1番人気が万馬券。波乱が起きて驚けない一戦である。
◎11番ヴェントヴォーチェ
○2番サヴォワールエメ
▲12番エングレーバー
△9番シーズンズギフト
※8番ヒロイックアゲン
×16番タイセイアベニール
×15番ショウナンバビアナ
×7番クーファウェヌス
×4番ノーワン
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(60%)・2番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
2.12→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.2→全通り(84点)
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【土曜最終レース】
阪神12R
馬 連 2,730円
単 連 350円(10%)
複 勝 170円(90%)
◎ユアヒストリー1着(2人気)
東京12R
3歳以上2勝クラス 10月9日(土) 混戦で伏兵馬狙い
混戦ムードで人気は割れている。配当面で妙味がある伏兵馬を狙うことにした。
◎ペイシャフェスタは父が英2000ギニーとジャックルマロワ賞(仏)を制したマクフィで、祖母の仔にカレンチャン(スプリンターズS、高松宮記念)がいる。良血の3歳牝馬だ。
春は当舞台で33秒3の上がりを駆使して2着すると、次走でしっかりと差し切って1勝クラスをクリアした。
夏場は休ませ、十分に充電しての復帰。美浦に戻ってからはウッドコースと坂路を併用して熱心に乗られている。1週前のウッド追いでは、3歳オープンを勝ち、重賞でも健闘しているルーチェドーロと併せ馬。67秒9-11秒3でこれに先着している。今週もウッドでルーチェドーロに先着した。
陣営は「攻めで抜群に動く。だいぶ体が増え、成長を感じる」と。春よりもパワーアップしているのは間違いない。
ヤネは武士沢友治。追いが甘く、センスも悪くてスムーズに運べないケースが多い。正直、レベルの低いジョッキーである。
ただ、同馬とはずっとコンビを組んできて(2.1.0.5)。手の内には入れているので、しっかりと力を引き出してもらいたいところだ。
開幕週の馬場、外めの10番枠。出して行くと掛かる危険性があり、置かれすぎずに適度なポジションで脚をタメる形を取りたい。あと、早めに内に寄せることも必要になる。
舵取りは簡単ではないが、アローワンスがあって53キロで走れるのは有利だし、噛み合えば2勝クラスでも互角にやれていい。
◎10番ペイシャフェスタ
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(66点)
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阪神12R
3歳以上2勝クラス 10月9日(土) コース適性に注目
頭数が少なかったために急きょ出馬投票した馬がいての11頭立て。ローテーションを見ると、連闘が2頭、中1週が2頭、中2週が2頭となっている。
◎ユアヒストリーは適性があるとは言えない函館と札幌のダ1700mで5着→4着と駆けた。少し間隔を開け、栗東で調整して阪神を走ることになる。
阪神では(2.1.0.0)の戦歴。春に1勝クラスを勝った時は、離れた3番手を進み、直線で抜け出して後続に7馬身の差をつける圧勝ぶりだった。ラスト1ハロンが13秒6かかっていて、力任せといった内容。稍重で1分53秒1の時計は、当日の他のレースとの比較で優秀な数字である。
栗東入りしてからは熱心に乗り込んできた。1週前にCWコースで67秒台-13秒級、今週は坂路で55秒4-12秒9。時計は目立たないが、もともと攻め駆けせず、しっかりやれていれば問題ないだろう。
ヤネはテン乗りで松山弘平。ゲートをしっかり出られないところがあり、道中も動かさないといけない馬で、腕っぷしの強いジョッキーを選んだのは、そのあたりを意識してのことだろう。
メンバーはそう強くないし、得意のコースで前進を。
◎8番ユアヒストリー
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
春に安田記念(11着)を走ったあとでリフレッシュ放牧に出され、府中を目標にしての復帰。ウッドコースを中心に入念に乗り込み、2週前の段階で65秒9-11秒7が出ている。1週前にはラスト1ハロンを11秒5でビシッと追われ、今週は外めを通って楽な感じで66秒8-12秒0をマークした。いい仕上がりにありそうだ。
ヤネは石橋脩。安田記念でも跨っていて、この時はトーラスジェミニのハナを叩いて逃げた。今回もトーラスジェミニがいるが、どちらもハナが絶対というわけでなく、出脚次第でということになるだろう。2頭で後ろを少し離すような形になるのが理想ではある。
3走ぶりにブリンカーを着けての参戦。昨年よりも相手が強くなっている分で楽ではないが、完ぺきに立ち回れると穴を開けるシーンも。
もう1頭の穴馬が手塚貴久厩舎(美浦)の6歳馬マイネルファンロン。
前走の新潟記念はスタートで躓き、結果、抑える形に。道中で少し行きたがってはいたが、直線に向くと外に動きながら脚を使い、最後は外ラチまで寄って差し切ってみせた。外が伸びる馬場だったといえ、大きく動いたロスはあり、強い内容だった。
中間も乗り込みは順調。今週はシュネルマイスターと追わせて遅れたが、こちらは調教助手が跨っていて、相手は嶋田純次騎手だったので致し方ないところがある。
ヤネは追いに関してはトップクラスの横山武史。掛かる気性の同馬をテン乗りで操れるかだが、うまく抑え込めれば再度の激走がある。
3頭目の穴馬が戸田博文厩舎(美浦)の5歳馬ラストドラフト。
気性面に課題があって少しムラだが、府中ではアルゼンチン共和国杯を2着しているし、脚力はGIIで通用するものがある。
6ヵ月半ぶりの実戦でも乗り込みは入念。今週は三浦皇成が跨り、大きく追走して先着を果たしている。64秒6-12秒0と時計も優秀だった。
1800mを走るのは新馬戦以来になるが、集中して走れるという意味で悪くなさそう。甘さが目立つ皇成が3番枠から捌いてこられるかは問題になるが、ハマると一発がある。
△は3歳のシュネルマイスター。春にNHKマイルカップを勝ち、安田記念に挑戦して差のない3着に健闘した。体は大きくは増えていない感じだが、少ししっかりした印象だし、攻めの動きもいい。1800m、56キロでも。
※は春に安田記念を制覇したダノンキングリー。毎日王冠は3歳時に挑戦して、1分44秒4の好時計で勝っている。弱いところがある馬だが、攻めではしっかりと動いた。58キロでも。
以下はヴァンドギャルド、サンレイポケット、ポタジェなど。印が回り切らないというか、切り捨てていい勢力がいない。
◎8番ダイワキャグニー
○4番マイネルファンロン
▲3番ラストドラフト
△1番シュネルマイスター
※7番ダノンキングリー
×12番ヴァンドギャルド
×2番サンレイポケット
×5番ポタジェ
×9番ヴェロックス
【複勝】8番(40%)・4番(30%)・3番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
4→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.8→全通り(11点)
3.8→全通り(11点)
3.4→全通り(11点)
1.8→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.4→全通り(66点)
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阪神11R
京都大賞典(GII) 10月10日(日) 伏兵馬狙いで
阪神の芝2400m(外)で争われるGII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。正面直線からのスタート、外回りコース。3コーナー手前から軽い下り坂になり、直線残り200mから急な上り坂がある。直線距離は473.6m。
土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1600m(外)戦が1分32秒5という速い時計で決着した。レースは2ハロン目から速いラップが続いて1000m通過が58秒0で、ラスト1ハロンは12秒0と少しかかった。マルカエイペックスが内を捌いて抜け出している。
メインのオパールSは、勝ったのが好位のインを進んでいたサヴォワールエメで、2着が外から追い込んだナランフレグ。もちろん、展開、ペース次第ではあるが、内の方が結果は出やすい印象である。
14頭立てになり、9頭が重賞勝ち馬、うち2頭がGI馬。秋のGIに向け、見逃せない一戦になった。
配当面で妙味がある小手川準厩舎(美浦)の5歳セン馬ヒュミドールに◎を打った。
オープン入りしてからすべて重賞を使って5、5、4、11、6、2着。新潟記念(11着)は輸送してイレ込んだもので、エプソムカップ(6着)は直線でうまく捌けなかった。前走の小倉記念では、外を早めに仕掛ける競馬で好勝負を演じている。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、美浦に戻ってからはウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前は併せ馬で遅れたが、動きは悪くなかった。日曜も併せ馬を行って先着し、本追い切りでは単走で楽に67秒4-12秒3をマークしている。仕上がりは良さそうだ。
ヤネは前走に続いて2度目の騎乗となる幸英明。少し噛んで走る点に注意してほしいが、十分にわかっているだろう。阪神の芝2400m(外)という条件には対応できてよく、ただ、当日に落ち着いているかは大きなポイントになる。
陣営は「有馬記念に使えるように賞金を加算したい」と。かけている期待は大きく、レースぶりに注目したい。
対抗評価は西の4歳馬ヒートオンビート。桜花賞馬マルセリーナの仔で、高い能力を示している。春は転厩緒戦で阪神芝2600m(外)をレコードの2着(クビ差)に駆け、続いて目黒記念を速い上がりの中で2着に好走した。
4ヵ月半ぶりの実戦になるが、栗東に戻ってからの調整は順調。坂路とCWコースでじっくりと乗られ、今週は芝コースに入れて軽快な動きを披露した。動ける仕上がりにあるとみていい。
ヤネは2度目の騎乗となる戸崎圭太。最初に騎乗した時は、直線で戸崎らしく詰まって捌けず4着に敗れている。今回は大外の14番枠を引いていて、早めに内に寄せ、後半は何とか進路を見つけてもらいたい。まだ伸びる器。
▲は西の4歳馬アリストテレス。3歳時には菊花賞でコントレイルとクビ差の2着に駆けていて、4歳の春に天皇賞(春)で4着している。目標は先だが、2戦2勝と相性の良いミルコ・デムーロで。
△は菊花賞1着、ジャパンカップ2着など、GIで多くの好走歴を持つキセキで、※は栗東の坂路で動いて仕上がりの良さが目立っているダンビュライト。
以下、アイアンバローズ、ステイフーリッシュ、ディアマンミノルなど、軽視できない勢力が多くいる。
◎6番ヒュミドール
○14番ヒートオンビート
▲9番アリストテレス
△11番キセキ
※7番ダンビュライト
×1番アイアンバローズ
×3番ステイフーリッシュ
×10番ディアマンミノル
×4番モズベッロ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(12点)
6.9→全通り(12点)
6.11→全通り(12点)
6.7→全通り(12点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.14→全通り(72点)
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【土曜メインレース】
オパールS
馬 連 6,070円
ワイド 1,590円
ワイド 2,050円
複 勝 360円(30%)
サヴォワールエメ1着(3人気)
サウジアラビアRC
3連単 670円
3連複 190円
馬 連 180円
○◎▲でヒット
東京11R
サウジアラビアロイヤルカップ(GIII) 10月9日(土) サンデーR勢に注目
2歳馬が争うGIII競走で、舞台は東京の芝1600m。
芝は開幕週でAコース使用になっている。2コーナーからのスタート、箱が大きくてワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
春の開催のあとに芝の張替作業を行っており、JRAからは「野芝および洋芝ともに順調に生育しており、全体的に良好な状態」と発表があった。
7頭立ての少頭数。サンデーレーシング勢の3騎に人気が集まることになる。2頭は岡田一族。残る2頭はロードホースクラブ、小田切有一氏となっている。
岩戸孝樹厩舎(美浦)の牝馬で、サンデーレーシング所有のステルナティーアに◎を打った。
父はロードカナロアで、母がラルケット(クイーンカップ3着)。全兄のステルヴィオは、2歳時に当レースを2着し、3歳になって春に皐月賞を4着すると、秋にマイルチャンピオンシップを勝ってGIホースになった。
デビュー戦は新潟の芝1600m(外)。ゲートはしっかり出たが、抑えて中位にポジショニングする。折り合いはスムーズで、直線入り口では外に構えて手応え十分。楽な感じのままスーッと先頭に迫り、追われると一気に抜けて3馬身差で快勝した。
勝ち時計は1分36秒0(良)。ペースが緩かった分があるにしても【11秒5-10秒5-11秒3】の上がりを抜け出したのは立派で、自身の上がり3ハロンは32秒7だった。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースを中心に熱心に乗り込んできた。1週前には内めを回って楽に65秒5-11秒6をマーク。今週は3頭併せの真ん中で楽に同入し、ラスト1ハロンは11秒5だった。外にいたのは古馬オープンのダーリントンホール(共同通信杯)である。
陣営は「ハミ掛かりが強くなっている」と話しているが、そうテンションが高くなっている感じはしない。あとは輸送して当日の気配がどうかだろう。
ヤネは引き続き福永祐一。新馬戦を勝ったあと、福永は「満点の内容。かなりの将来を感じる」とコメントした。大きな期待をかけているようだ。府中は初めてになるが、折り合い重視の競馬から切れ味を引き出すことができれば重賞制覇のシーンがある。
強敵はサンデーレーシング所有の男馬コマンドライン。ディープインパクト産駒で、全兄にアルジャンナ(マイラーズカップ2着)がいるという良血馬である。
6月に今回と同じ舞台でデビューした。好位の追走で、直線で追われると少し頭が高くなってモタつくシーンが。それでもエンジンがかかるとグイグイと伸び、しっかり抜けて3馬身差でデビュー勝ちを決めた。
その後は放牧に出され、このレースを目標に帰厩。ウッドコースを中心に入念に乗られ、今週はサトノラディウス(古馬3勝クラス)の内に併せて、これを煽る動きを見せた。先を見越した仕上げのようだが、馬体は相変わらず威圧感があるし、力は出してきそうだ。
ヤネは引き続きルメール。シャドーロールを着けているし、大型馬で身が入り切っていないところがある感じだが、相当な素質を備えているのは間違いない。結果を出せばクラシックが視界に入ってくる。
▲はサンデーレーシング所有の牝馬スタニングローズ。父はキングカメハメハで、2代母がローズバド(オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着)、母系からは多くの活躍馬が出ている。
新潟2歳Sはスタートして躓いて後手に回ったが、大外を攻めながら32秒9の上がりを使って0秒5差の5着に伸びた。気持ちが強いので折り合いがポイントになるが、息が入れば好勝負になっていい。ヤネはテン乗りで戸崎圭太になり、この点は少し心配。
△は中1週で遠征競馬になるのがどうかだが、マイルでパフォーマンスを上げる可能性があるロードリライアブル。ウナギノボリ、ケッツァー、ガトーフレーズは、混戦になれば浮上の目が出る。
頭数が頭数だけに、連勝式は配当を合わせるのが難しい。少し手を広げ、適度に崩れるのを待つ作戦でいくことにした。
◎3番ステルナティーア
○6番コマンドライン
▲1番スタニングローズ
△5番ロードリライアブル
※7番ウナギノボリ
×2番ケッツァー
【単勝】3番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(5点)
1.3→全通り(5点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:3
2着:1.6
3着:全通り(10点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:1.6
2着:3
3着:全通り(10点)
【3連単】(ボックス)
1.3.6(6点)
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阪神11R
オパールステークス(L) 10月9日(土) ハンデ戦で軽量馬注
阪神の芝1200m(内)で争われるリステッド競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。向正面からのスタート、外回りコース。3コーナー手前から軽い下り坂になり、直線残り200mから急な上り坂がある。直線距離は473.6m。
春の開催のあとに芝の張替作業を行っており、JRAからは「野芝・洋芝とも生育は順調で、全体的に良好な状態」と発表があった。
スプリンターズSの翌週に置かれた芝1200mのオープン戦。ローテーションはバラバラで、ハンデ戦で6キロという大きい上下差がある。軽量馬の台頭には注意したいところだ。
牧浦充徳厩舎(栗東)の4歳馬ヴェントヴォーチェに◎を打った。
大型馬で順調に使い込めないところがあり、キャリアは少なめ。これまで(4.1.1.0)と馬券から外れることがないままオープンに上がってきた。
函館芝1200mでの3勝クラス勝ちは、大外12番枠からのスタート。前進気勢が強くて武豊が外々で抑え込むという楽でない競馬になったが、直線で早めに先頭に立って押し切ってみせた。ゴールした時に少し余力が残っていた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは坂路でじっくりと調整。9月24日に52秒0が出て、29日には52秒3で追われている。今週は大きめにとどめたが、気性のことがあるし、これで十分だろう。プールにも入れていて、太めはなさそうだし、息もできていそうだ。
ヤネは川田将雅。難しい馬にテン乗りになるが、腕の立つジョッキーだし、しっかりと御して誘導してくれるだろう。
ハンデは55キロで問題なし。阪神は初、直線に急坂のあるコースは初で、当日輸送での競馬にもなる。が、それらを克服できるだけの素質とスピードがあるのは間違いない。噛み合えば勝ち負けに。
穴で狙ったみたいのは、辻野泰之厩舎(栗東)の5歳牝馬サヴォワールエメ。
2走前に小倉の芝1200mで差のない3着に駆け、中1週の再輸送で同じ舞台を使って正攻法の競馬から勝ち切った。坂路でしっかりと動いているし、力をつけてきた印象である。
少し時計を要した方がいいので開幕週のオープンでどうかだが、何しろハンデが51キロ。内の2番枠を引き、流れに乗ってロスなく立ち回ることができると一発も。ヤネはテン乗りで酒井学。
▲はエングレーバー。春の阪神芝1400m(内)での3勝クラス勝ちは相当に強い競馬だった。京王杯スプリングカップ(13着)は左回りで外に張って参考外。夏の北九州記念が初の1200m起用で、内の悪いところを走らされて0秒4差(9着)なら悪い結果ではない。54キロ、実績ある阪神で脅威に。
△は折り合い難だが能力は高い牝馬のシーズンズギフト(53キロ)で、※は攻めで動いて7歳の牝馬でも元気いっぱいのヒロイックアゲン(53キロ)。以下はタイセイアベニール、ショウナンバビアナ、クーファウェヌスなどで、とても印が回り切らない。
前日の段階で3連単の1番人気が万馬券。波乱が起きて驚けない一戦である。
◎11番ヴェントヴォーチェ
○2番サヴォワールエメ
▲12番エングレーバー
△9番シーズンズギフト
※8番ヒロイックアゲン
×16番タイセイアベニール
×15番ショウナンバビアナ
×7番クーファウェヌス
×4番ノーワン
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(60%)・2番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
2.12→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.2→全通り(84点)
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【土曜最終レース】
阪神12R
馬 連 2,730円
単 連 350円(10%)
複 勝 170円(90%)
◎ユアヒストリー1着(2人気)
東京12R
3歳以上2勝クラス 10月9日(土) 混戦で伏兵馬狙い
混戦ムードで人気は割れている。配当面で妙味がある伏兵馬を狙うことにした。
◎ペイシャフェスタは父が英2000ギニーとジャックルマロワ賞(仏)を制したマクフィで、祖母の仔にカレンチャン(スプリンターズS、高松宮記念)がいる。良血の3歳牝馬だ。
春は当舞台で33秒3の上がりを駆使して2着すると、次走でしっかりと差し切って1勝クラスをクリアした。
夏場は休ませ、十分に充電しての復帰。美浦に戻ってからはウッドコースと坂路を併用して熱心に乗られている。1週前のウッド追いでは、3歳オープンを勝ち、重賞でも健闘しているルーチェドーロと併せ馬。67秒9-11秒3でこれに先着している。今週もウッドでルーチェドーロに先着した。
陣営は「攻めで抜群に動く。だいぶ体が増え、成長を感じる」と。春よりもパワーアップしているのは間違いない。
ヤネは武士沢友治。追いが甘く、センスも悪くてスムーズに運べないケースが多い。正直、レベルの低いジョッキーである。
ただ、同馬とはずっとコンビを組んできて(2.1.0.5)。手の内には入れているので、しっかりと力を引き出してもらいたいところだ。
開幕週の馬場、外めの10番枠。出して行くと掛かる危険性があり、置かれすぎずに適度なポジションで脚をタメる形を取りたい。あと、早めに内に寄せることも必要になる。
舵取りは簡単ではないが、アローワンスがあって53キロで走れるのは有利だし、噛み合えば2勝クラスでも互角にやれていい。
◎10番ペイシャフェスタ
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
10→全通り(66点)
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阪神12R
3歳以上2勝クラス 10月9日(土) コース適性に注目
頭数が少なかったために急きょ出馬投票した馬がいての11頭立て。ローテーションを見ると、連闘が2頭、中1週が2頭、中2週が2頭となっている。
◎ユアヒストリーは適性があるとは言えない函館と札幌のダ1700mで5着→4着と駆けた。少し間隔を開け、栗東で調整して阪神を走ることになる。
阪神では(2.1.0.0)の戦歴。春に1勝クラスを勝った時は、離れた3番手を進み、直線で抜け出して後続に7馬身の差をつける圧勝ぶりだった。ラスト1ハロンが13秒6かかっていて、力任せといった内容。稍重で1分53秒1の時計は、当日の他のレースとの比較で優秀な数字である。
栗東入りしてからは熱心に乗り込んできた。1週前にCWコースで67秒台-13秒級、今週は坂路で55秒4-12秒9。時計は目立たないが、もともと攻め駆けせず、しっかりやれていれば問題ないだろう。
ヤネはテン乗りで松山弘平。ゲートをしっかり出られないところがあり、道中も動かさないといけない馬で、腕っぷしの強いジョッキーを選んだのは、そのあたりを意識してのことだろう。
メンバーはそう強くないし、得意のコースで前進を。
◎8番ユアヒストリー
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
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