【今週末の予想提供】、【先週の予想コメント】
【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆10月23日(土)
【土曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
富士S、大阪スポーツ杯
【土曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
◆10月24日(日)
【日曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
ブラジルカップ、菊花賞
【日曜後半レース】(300円)
…当日12時ごろ
3鞍以上(10R以降)
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【先週の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース)
【日曜メインレース】
東京11R
オクトーバーS(L) 10月17日(日) フルゲートの激戦
東京の芝2000mで争われるリステッド競走。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。1コーナー奥の引き込み線からのスタート。すぐに2コーナーが来るため、外枠だとコースロスが生まれる。直線には少し急な坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
土曜の競馬を見ると、芝1800mの府中牝馬Sが1分45秒6(良)で決着。レースは1000m通過が59秒4とソコソコ流れ、直線で大外に出したシャドウディーヴァが差し切って勝利した。レースの上がりは【11秒0-11秒4-12秒0】の34秒4だった。
3勝クラスの芝1400m戦は、好位のインにいたスカイグルーヴが直線で抜け出してV。勝ち時計は1分20秒3(良)で、レースの3ハロン通過は34秒2、上がりは【11秒2-11秒6-12秒0】だった。
春の開催ほどではないが、芝はスピードが出る状態。内外の差は特別に大きくなく、展開次第といったところだろう。
空模様は怪しくて、土曜の夜から日曜の午後にかけて雨が降るという予報になっている。雨量は多くならないようだが、安心はできない。稍重で我慢してほしいが…。
トリッキーなコース、フルゲートの18頭立て。GIシーズンに置かれたグレード外で、重賞勝ち馬は1頭(ジェネラーレウーノ)しかいない。はっきりと混戦。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が3,100円台、3連単が8,800円台と、かなり大きい数字になっている。
尾形和幸厩舎(美浦)の4歳馬ヤシャマルに◎を打った。
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◆10月23日(土)
【土曜メインレース】(350円)
…前日23時ごろ
富士S、大阪スポーツ杯
【土曜後半レース】(300円)
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◆10月24日(日)
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ブラジルカップ、菊花賞
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【先週の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース)
【日曜メインレース】
東京11R
オクトーバーS(L) 10月17日(日) フルゲートの激戦
東京の芝2000mで争われるリステッド競走。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。1コーナー奥の引き込み線からのスタート。すぐに2コーナーが来るため、外枠だとコースロスが生まれる。直線には少し急な坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
土曜の競馬を見ると、芝1800mの府中牝馬Sが1分45秒6(良)で決着。レースは1000m通過が59秒4とソコソコ流れ、直線で大外に出したシャドウディーヴァが差し切って勝利した。レースの上がりは【11秒0-11秒4-12秒0】の34秒4だった。
3勝クラスの芝1400m戦は、好位のインにいたスカイグルーヴが直線で抜け出してV。勝ち時計は1分20秒3(良)で、レースの3ハロン通過は34秒2、上がりは【11秒2-11秒6-12秒0】だった。
春の開催ほどではないが、芝はスピードが出る状態。内外の差は特別に大きくなく、展開次第といったところだろう。
空模様は怪しくて、土曜の夜から日曜の午後にかけて雨が降るという予報になっている。雨量は多くならないようだが、安心はできない。稍重で我慢してほしいが…。
トリッキーなコース、フルゲートの18頭立て。GIシーズンに置かれたグレード外で、重賞勝ち馬は1頭(ジェネラーレウーノ)しかいない。はっきりと混戦。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が3,100円台、3連単が8,800円台と、かなり大きい数字になっている。
尾形和幸厩舎(美浦)の4歳馬ヤシャマルに◎を打った。
キズナ×アグネスデジタルの配合で、3代母がエリザベス女王杯(現在の秋華賞にあたる競走)を勝ったタレンディドガール。スパッとは切れないが、持久力があって、長く渋太く伸びてくる。
4歳になって条件級を3連勝してオープン入り。エプソムカップはレースが流れた中でポジションを取りにいっての9着だった。続く新潟記念では馬場の六分どころからジリジリと伸びて0秒1差の4着。上位3頭は、さらに外の馬場の良いところ走っていた。
その後は短期放牧に出され、美浦に戻ってから熱心に乗り込んできた。1週前にウッドコースで65秒4-11秒9でしっかりと追われると、日曜にもウッドに入れて68秒4-12秒3。本追い切りは坂路での併せ馬で、51秒7-12秒7で楽に先着している。陣営は「すこぶる順調」と話していて、仕上がりは良さそうだ。
ヤネは菅原明良。若手でもしっかりと動かせるレベルの高いジョッキーで、同馬とのコンビでは(0.1.2.2)の成績を残している。新潟記念は久しぶりの騎乗だったが、成長ぶりを確認できただろう。
未勝利時代といえ不良馬場で3着と4着があり、少しぐらいなら渋っても大丈夫。それよりも問題は外の15番枠を引いたことになる。2コーナーで置かれる形になりやすく、適度に流れに乗せつつ内に寄せるような誘導が要求される。
少し外を回されることになったとしても、しっかりとタメてさえいれば持ち前の渋太さと根性で脚を使ってくるはず。好勝負になっていい。
手塚貴久厩舎(美浦)の4歳馬ココロノトウダイも注目される存在。
エイシンフラッシュ×アグネスタキオンという配合。姉のフェアリーポルカは、不良馬場で中山牝馬Sを勝っている。
500キロを超える巨漢馬。今回は骨折明けになるが、以前にも骨折したことがある。掛かって行くところがあっておとなしい気性でないし、難しい馬ではある。それでも年初に中山金杯を2着しているように、非凡な能力を備えているのは明らかだ。
見逃せないのが帰厩後の攻め内容。シュネルマイスター(NHKマイルカップ)との併せ馬が2度あって、2週前にはラスト1ハロン11秒6でしっかりと追われて先着を果たした。1週前にはユーバーレーベン(オークス)と併せてラスト11秒3をマークしている。馬体に太め感はないし、9ヵ月半ぶりでも動ける態勢にあるとみた。
ハンデ戦だった前走から4キロ増えて57キロ、久々に加えて、道悪になる可能性がある。条件的には楽でないが、秘めた素質に期待したい。丸山元気はずっと同馬の手綱を取ってきている。
▲はハーメティキスト。春の府中芝1600mでの3勝クラス勝ちが内からグッと差し返す内容で、続いて函館のオープンで外を回る競馬で4着に駆けた。仕上がりは良さそうで、2000mでも折り合いがつけば。ヤネはガッツリ追ってくる横山武史。
△はワールドウインズ。母はヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズで、今年の2月に小倉でオープン特別を差し切って勝利している。攻めで好時計をマークして仕上がりは良く、ただ、ヤネは追いの甘い秋山真一郎。
以下、クラヴァシュドール、アトミックフォース、サトノエルドールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。波乱が起きて驚けない一戦。
◎15番ヤシャマル
○5番ココロノトウダイ
▲10番ハーメティキスト
△7番ワールドウインズ
※8番クラヴァシュドール
×17番アトミックフォース
×18番サトノエルドール
×9番コスモカレンドゥラ
×2番パンサラッサ
【単勝】15番(10%)・5番(30%)
【複勝】15番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.15→全通り(16点)
10.15→全通り(16点)
7.15→全通り(16点)
5.10→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.5→全通り(96点)
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阪神11R
秋華賞(GI) 10月17日(日) ヒモ荒れ狙いで
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は阪神の芝2000m(内)。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。正面直線からのスタート、内回りでコーナーは4つ。向正面から軽い下り坂が続き、直線残り200m~100mは急な上り坂になっている。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。もちろん競馬によるが、400m~200mが速く、ラスト1ハロンが少しかかるというラップ構成になりやすい。
土曜に2勝クラスの芝2000m(内)戦が組まれていて、勝ち時計は2分00秒1(良)だった。リノキアナが内から抜け出し、2着は外から差したオールザワールド。中盤に早めのラップが続いたこともあり、レースのラスト1ハロンが13秒0もかかっていた。先週もそうだったが、速い馬場にはなっていない。
土曜の夜から雨が降り出している。日曜の朝まで続き、その後は晴れてくるという予報。馬場状態が読みづらいのは厳しいが、稍重か少し水を含んだ良のどちらかになっているだろう。
今年は京都でなく阪神での施行。内回りコースでの戦いで、16頭でフルゲートになる。
須貝尚介厩舎(栗東)の白毛馬ソダシに◎を打った。
デビューから無敗の5連勝で阪神ジュベナイルFと桜花賞を制覇。オークスはゴチャついた馬群に入ってエキサイトした走りになり、末を伸ばせずに8着に終わった。
課題を持って臨んだのが8月の札幌記念。大外13番枠からスッと2番手に上がり、しっかりと折り合いをつける。3コーナーで外が動いてきて早めに先頭に立たされたが、直線で渋太く脚を使って後続の追撃を封じた。
勝ち時計は1分59秒5(良)で、上がりは【11秒8-11秒7-11秒9】の35秒4。52キロで走れた利は大きかったが、ラヴズオンリーユー(2着)、ペルシアンナイト(3着)と、古馬のGIホースに勝ったのだから素直に評価すべきだ。
栗東に戻ってからは強めに負荷をかけ、しっかりと乗り込んできた。9月23日の段階で坂路で3ハロン36秒9をマーク。2週前から追い日には主戦の吉田隼人が跨り、2週前にCWコースで66秒台-11秒台、1週前に50秒2で追われた。今週は坂路で大きめにとどめ、それでも55秒0-12秒2で追走先着を果たしている。
大きくゆったりと走っている感じでも速い時計になるのはソダシらしい。馬体は大きくは増えていないようだが、テンションが上がっているところはないし、攻めの段階までは完ぺきにきている。
闘争心が強く、実戦に行ってスイッチが入る危険性をはらむのは確か。この点は札幌記念が勉強になったはずである。今回は逃げ宣言を出しているエイシンヒテンがいて、これをマークして2番手で運ぶことになりそうだ。枠が隣の分で反応してしまうとイヤだが、そのあたりは吉田隼にうまく対処してもらいたい。
母系からはダートで強い馬が多く出ていて、父がクロフネ。自身はパワーがあるし、少しぐらいの道悪は何ら問題にしないだろう。適度に行く気が抑えられることになるなら、むしろプラスかもしれない。
他の勢力も夏を越して力をつけているが、息を入れて走り、タイミング良く先頭に立つ形になれば簡単には抜かせないだろう。3つ目のタイトル奪取がある。
ソダシが抜けた人気で、2番手は離れて並んでいる。配当面の妙味を考え、相手には複数の伏兵馬を狙うことした。
対抗評価は美浦のスルーセブンシーズ。春はオークスで9着だったが、428キロで馬体が細かった。秋緒戦の紫苑Sは430キロで大きくは変わっておらず、それでも内の窮屈なところを詰まりながらも捌いて伸びて2着に上がった。
その後はウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前に大野拓弥が跨り、大外を回る形で無理せず67秒1-11秒2が出ている。今週は66秒5-12秒0で、陣営はもっとゆったり走らせたかったようだ。
木曜の計量では前走から18キロ増えて448キロ。長距離輸送が入るわけで、当日に大きく減っていないといい。
ドリームジャーニー×クロフネという配合(姉に紫苑S勝ちのパッシングスルー)。1勝クラスを勝ったのが中山の重馬場で、外からパワフルに抜け出す強さだった。道悪は巧者とみていい。
紫苑Sと同じで1番枠。当日は雨量次第で内が傷んでいる可能性があるが、それを承知で狙ってみたい。成長してゲートは出るようになっているし、ある程度の位置を取って折り合いがつくと一発がある。
▲は西のミスフィガロ。ディープインパクト×キングカメハメハという配合で、全兄にダービー馬ワグネリアンがいる。
未勝利と1勝クラスを連勝し、紫苑Sに挑んで3着。4コーナーから大きく外に動かし、直線でグッと伸びて2着スルーセブンシーズとはハナ差だった。
小柄な牝馬だが、馬体を増やしつつパフォーマンスを上げている。木曜の計量では前走比プラス12キロの428キロで、さらに増やしてきた。
大外の16番枠を引いて組み立ては難しくなりそうだが、テン乗りになる藤岡康太がコースロスを軽減させるような誘導ができれば。道悪は未経験で、ただ、兄ワグネリアンは重馬場でジャパンカップを3着している。
△は西のエイシンヒテン。春に今回と舞台が同じだった忘れな草賞(L)を逃げて2着に踏ん張っている。秋緒戦のローズSも2着で、これは左回りで外に張りながら結果を出したものだった。
今回はハミを換えて右回り。ソダシに早めに来られると厳しくなるが、いい形で直線に向くことができるとあるいは。
同馬の父は香港カップとイスパーン賞(仏)を勝ったエイシンヒカリ。軽快なスピード馬という印象が強いが、イスパーン賞では日本よりもはるかにタフな重馬場の中を10馬身で圧勝している。
※は西のサルファーコスモス。春にエルフィンS(L)を鋭い決め手で差し切り、秋緒戦は骨折明けながら古馬の男馬相手に3勝クラスを2着している。
マイルまでしか走っていない点は問題になるが、キングカメハメハ×ネオユニヴァースの配合で、全兄にダービー3着のコズミックフォースがいるからこなす可能性がある。ヤネは川田将雅で、うまく立ち回ってくると。
以下は人気の一角であるファインルージュ、アカイトリノムスメ、アンドヴァラナウトで、他にも軽視できない勢力がいる。
高配当期待で連勝式は手広く買っていきたい。
◎4番ソダシ
○1番スルーセブンシーズ
▲16番ミスフィガロ
△5番エイシンヒテン
※7番サルファーコスモス
×14番ファインルージュ
×12番アカイトリノムスメ
×9番アンドヴァラナウト
×10番アールドヴィーヴル
【単勝】4番(70%)
【複勝】1番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.4→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
4.7→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.1→全通り(84点)
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【日曜後半レース】
平城京S
馬 連 6,930円
ワイド 2,010円
ワイド 1,560円
単 勝 2,130円(10%)
複 勝 570円(40%)
◎アンセットヴァウ1着(9人気)
鷹巣山特別
馬 連 1,270円
単 勝 220円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎イルーシヴパンサー1着(1人気)
テレビ静岡賞
単 勝 270円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎サンライズラポール1着(1人気)
西宮ステークス
複 勝 140円(90%)
◎タガノパッション3着(2人気)
菅名岳特別
馬 連 1,560円
ワイド 630円
ワイド 900円
東京10R
テレビ静岡賞 10月17日(日) 距離適性に注目
◎サンライズラポールはブリンカーを着け、ダ1400mを使うようになってから(2.4.0.0)。54キロのハンデ利があったといえ、久々で昇級だった中京戦で2着に差し込んでいる。中間は坂路(栗東)で自己ベストとなる50秒4をマークし、反動もなく上向いている印象だ。
他にスピードのある先行馬がいるので馬場が軽くなりすぎるとイヤなところがあり、あと、ヤネが馬群に入ると弱い三浦皇成というのが心配。それでも自身はしっかりと脚を使ってくるはずで、中心に期待したい。
○ファイアランスはスピードに魅力あり。これまでマイル以上を使ってきたが、1400mに適性があるのは間違いない。2番枠から先行して息を入れられると上位争いに。
▲ストームガストは今回と同じ舞台で2勝クラスをV。噛むところがあってマイルは少し長いが、それでも昇級戦で4着に駆けた。適距離で前進を。
◎4番サンライズラポール
○2番ファイアランス
▲13番ストームガスト
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
2.4.13
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東京12R
鷹巣山特別 10月17日(日) 3歳の素質馬に期待
◎イルーシヴパンサーは春に重馬場の中でGIIのスプリングSを4着。6月の1勝クラスでは力強く抜け出す勝ちっぷりで府中の芝1600mを1分32秒0(良)で走破した。
今回は4ヵ月ぶりの実戦になるが、美浦に戻ってからは熱心な調整ぶり。ウッドコースに入れた1週前には、ラスト1ハロン11秒2をマークしている。今週は11秒4だった。万全ではないとのことだが、水準の仕上がりにはありそうだ。
陣営は「上のクラスでもやれる器」と。3歳馬で55キロのハンデ、あと午前に雨が降っている点が心配ではあるが、伸びゆく素質に期待したい。ヤネは前走に続いて田辺裕信。
◎12番イルーシヴパンサー
【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
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阪神10R
西宮ステークス 10月17日(日) GI除外で条件戦
◎タガノパッションは春に厳しいローテーションの中でスイートピーS(L)を勝ち、オークスでも4着に健闘した力のある3歳牝馬。秋華賞で4分の3の抽選を外し、3勝クラスに回ってきた。
復帰戦のローズSは12着だったが、攻めで掛かり通しだったし、テンションが普通ではなかった。中間は落ち着きがあり、ガス抜きはできた模様である。岩田望来はスイートピーSで勝利を導いているし、条件戦で結果を出してもらいたいところ。
◎8番タガノパッション
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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阪神12R
平城京ステークス 10月17日(日) 伏兵馬2騎を狙う
◎アンセットヴァウは春の連勝が強い競馬で時計も上々。3勝クラスで結果が出ていないが、通用しないとは思えない。復帰戦の前走は、障害練習を取り入れ、馬体を20キロ増やして0秒7差の9着。そう悪い内容でもなかった。
中間も障害練習をしていて、ポリトラック(栗東)で61秒台の時計を2本と意欲的な攻め内容。ハンデは54キロと恵まれた数字だし、スムーズに流れに乗ると一変するシーンがある。ヤネはテン乗りで池添謙一。
○ナンヨープランタンは前走で◎と同じレースを走って2着に追い込んだ。その前の小倉戦は5着だったが、直線でスペースがなくて満足に追えなかったものである。
引き続きデキは良さそうだし、ハンデは55キロで、ヤネは同馬とコンビを組んで(2.4.1.6)の武豊。意外と人気になっておらず、狙い目がある。
◎5番アンセットヴァウ
○12番ナンヨープランタン
【単勝】5番(10%)・12番(10%)
【複勝】5番(40%)・12番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
12→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.12→全通り(84点)
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新潟11R
信越ステークス(L) 10月17日(日) 馬場が悪化して…
◎ザイツィンガーは春にGIIのマイラーズカップで0秒3差の6着に駆け、夏に今回と舞台が同じだった朱鷺Sで5着。オープンでも通用するところを見せている。
栗東での乗り込みは順調で、CWコースで64秒台を2本、今週は坂路で楽に53秒4-12秒3。仕上がりは良さそうだ。
新潟は馬場が悪化している。2走前に重馬場で11着に敗れているが、この時は体が細くなっていた。本来は2勝している道悪巧者。ベストの1400m、54キロのハンデで変わり身があっても。
6番枠で泥を被ると心配ではあり、あと、菱田裕二は捌きに甘さがある。
○ヨハンは主戦場はダートで、中1週で挑んだマリーンSで0秒3差の7着と上々の走りを見せている。その後は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東CWコースで入念に乗って仕上げてきた。
芝はデビュー時以来だが、時計のかかる馬場なら対応できる可能性がある。ハンデは53キロだし、レースが壊れるとあるいは。
藤井勘一郎はセンスがひと息のジョッキー。ちなみに、同馬はしんがり18番人気になっている。
◎6番ザイツィンガー
○7番ヨハン
【単勝】6番(10%)・7番(10%)
【複勝】6番(60%)・7番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.7→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.7→全通り(96点)
━━━━━━━━━━━━━━
新潟12R
菅名岳特別 10月17日(日) 重賞好走馬に注目
◎レプンカムイは1勝クラスを5馬身差で圧倒すると、2勝クラスでレコードの2着、3歳重賞のレパードSで強い勝ち馬に早めに来られながら踏ん張って3着(2着と3/4馬身差)。高い能力を示してきている。
それもそのはず、母は交流重賞のエンプレス杯を勝ったローレルアンジュ。兄キョウエイギアはジャパンダートダービー(JpnI)の覇者である。
ひと息入れての秋緒戦。2週前に栗東の坂路で50秒6をマークしていて、1週前にはCWコースで65秒級-11秒台で追われ、今週はCWで終い重点で11秒台を出した。動ける仕上がりにあるとみていい。
他に先行タイプがいるメンバーで、鮫島克駿には周りを見つつ無理に競る形を避けるように乗ってもらいたいところ。素質は上位で、スムーズに運べば勝ち切れる。
◎10番レプンカムイ
【単勝】10番(100%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】
太秦S
馬 連 6,140円
ワイド 2,380円
ワイド 2,290円
複 勝 330円(40%)
◎メイショウハリオ2着(8人気)
東京11R
府中牝馬ステークス(GII) 10月16日(土) 実力牝馬がそろって
牝馬が争うGII競走で、舞台は東京の芝1800m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。2コーナーの引き込み線からのスタート、箱が大きく、ほぼワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
先週の芝1800m競馬を見ると、まず1勝クラスが1分46秒6(良)で決着。ドンナセレーノがラチ沿いから抜け出し、2着と3着は外から伸びた勢力だった。1000m通過が60秒5で、上がりは【11秒4-11秒4-11秒3】の34秒1だった。
毎日王冠(GII)はシュネルマイスターが直線で外に出して差し切り勝ち。2着は外めから伸びたダノンキングリーで、3着は4番手から脚を使ったポタジェだった。勝ち時計は1分44秒8(良)。1000m通過は58秒5で、上がりは【11秒3-11秒4-11秒9】の34秒6だった。
芝のコンディションが良く、スピードが出る状態。内も問題なく走れて、決め手があったり、流れが向けば外めからでも差してこられる。
土曜は良馬場見込み。JRAからは「1週使用しましたが、傷みも少なく引き続き概ね良好な状態」と発表があった。
フルゲートの18頭立て。力のある牝馬がそろっていて、目移りして困る。
思い切った狙いになるが、池江泰寿厩舎(栗東)の4歳馬アブレイズに◎を打った。
デビュー時に新馬→フラワーカップ(GIII)を連勝した素材。4歳の春には、今回と舞台が同じだったメイSで牡馬を破って勝利している。続くマーメイドS(6着)は、56キロのハンデでは厳しかった。
夏場は休ませ、このレースからの復帰。9月16日に初時計を出し、その後は坂路で熱心に乗られてきた。51秒7が2本あって、今週は終い重点で54秒2-12秒0で追われている。腹回りに少し余裕がある感じだが、やる気があって動きもキビキビしていた。
ヤネは横山武史。テン乗りにはなるが、追いに関してはトップレベルのジョッキーで、しっかりと動かしてもらいたい。
陣営は「うまく脚をタメて運べれば」と。輸送で馬体が絞れ、かつ実戦でスムーズに立ち回ると穴を開けるシーンも。
渡辺薫彦厩舎(栗東)の5歳馬シゲルピンクダイヤも穴で気になる存在。
3歳時には桜花賞でグランアレグリアの2着に駆け、秋華賞ではクロノジェネシス、カレンブーケドールに次ぐ3着。5歳になって、春にヴィクトリアマイルで2着と0秒1差の5着に応戦している。前走のクイーンS(10着)は、内にモタれて競馬にならなかった。
栗東に戻ってからは順調な乗り込み。1週前にCWコースで66秒台-11秒台で追われ、坂路に入れた今週は楽な感じで54秒4-11秒8をマークしている。仕上がりは良さそうだ。
ヤネは同馬とコンビを組んで(1.3.3.9)の和田竜二。5番枠からロスなく運び、仕掛けるタイミングがハマると一発も。
▲も伏兵のシャドウディーヴァ。昨年に当レース2着していて、その後も見せ場はつくっている。仕上がり良く、適性の高い左回りで。
△は春にヴィクトリアマイルを3着するなど実績十分のマジックキャッスルで、以下はデゼル、マルターズディオサ、ドナアトラエンテなど。
印が回らない中にも警戒が必要な勢力が複数頭いる。
◎11番アブレイズ
○5番シゲルピンクダイヤ
▲7番シャドウディーヴァ
△13番マジックキャッスル
※17番デゼル
×14番マルターズディオサ
×15番ドナアトラエンテ
×6番リアアメリア
×12番サンクテュエール
【単勝】11番(10%)・5番(10%)
【複勝】11番(40%)・5番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.11→全通り(16点)
7.11→全通り(16点)
5.7→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.5→全通り(96点)
━━━━━━━━━━━━━━
阪神11R
太秦ステークス 10月16日(土) 大変な混戦で…
阪神のダ1800mで争われるオープン特別。
正面直線からのスタート、ワンターンのコース。向正面の中ほどから軽い下り坂が続き、直線残り200m~100mは急な上り坂になっている。
先週のダ1800mの競馬を見ると、まず1勝クラスが1分53秒5(良)で決着。好位を進んでいたムエックスが抜けて押し切るという内容だった。1000m通過が63秒7で、ラスト1ハロンは12秒8だった。
2勝クラスはバラけた中位にいたユアヒストリーが外を動いて抜けて圧勝した。勝ち時計は1分51秒7(良)。1000m通過は61秒2で、ラスト1ハロンは13秒0だった。ダートは少し力を要す状態だったといっていい。
週末に向けて天気は下り坂。土曜は夕方、もしくは夜から雨が降ることになりそうだ。断言はできないが、メインの頃は良馬場だろう。先週と同じような馬場で、ただ、オープン馬からすれば“適度に走りやすい”といった状態かもしれない。
フルゲートの16頭立て、大半が久々、核となる存在がいない。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が2,000円台、3連複が4,100円台、3連単が1万7,000円台と、異常な数字になっている。
岡田稲男厩舎(栗東)の4歳馬メイショウハリオに◎を打った。
春に府中のダ1600mで長く脚を使って抜け出して3勝クラスをクリア。続いて福島ダ1700mで初めてオープンを走り、大外を攻める形になりながら2着に伸びた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。1週前にCWコースで長めからやられて追走先着を果たし、今週は坂路で54秒4-12秒4をマークした。CWで時計になるところを乗ったのは昨年の秋以来で、体がしっかりしていることの証明になるだろう。
ヤネはテン乗りで岩田康誠。大ざっぱに乗るところがあるが、追ってしっかりと伸ばしくるし、持ち味を活かす騎乗をしてもらいたいところだ。
父がパイロで、課題は1800mの距離。良馬場、直線に坂ありと考えると伸びが鈍る危険性はあるが、無駄に動かないなど乗り方次第でこなせておかしくない。混戦の追い比べになると浮上の目が出る。
◎と同馬主で、松永昌博厩舎(栗東)が管理するメイショウダジンも注目される存在。
3歳時にリステッド競走で4着するなどしていた素質馬。夏に小倉で3勝クラスを勝ち、前走では船橋の交流重賞に挑戦して3着に健闘した。
変則の中1週で楽な状況ではないが、坂路(栗東)で53秒9-12秒6でしっかりと追われているぐらいだから疲れはないとみていいか。ヤネが甘さが目立つ秋山真一郎で、この点は少し心配。
▲はこれも冠号メイショウのメイショウエイコウ。ズブくて地味だが、スタミナがあって長く脚を使ってくる。立て直した効果があるようで、上がりがかかる競馬になるとあるいは。
△のアッシェンプッテルと※のメモリーコウは力のある牝馬。以下、ベルダーイメル、ミヤジコクオウ、サンライズソアなど、軽視できない勢力が多くいる。
何が起こっても驚けない一戦。
◎6番メイショウハリオ
○8番メイショウダジン
▲9番メイショウエイコウ
△5番アッシェンプッテル
※1番メモリーコウ
×15番ベルダーイメル
×13番ミヤジコクオウ
×2番サンライズソア
×11番ライトウォーリア
【単勝】6番(10%)・8番(10%)
【複勝】6番(40%)・8番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
8→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.8→全通り(14点)
6.9→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.8→全通り(84点)
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4歳になって条件級を3連勝してオープン入り。エプソムカップはレースが流れた中でポジションを取りにいっての9着だった。続く新潟記念では馬場の六分どころからジリジリと伸びて0秒1差の4着。上位3頭は、さらに外の馬場の良いところ走っていた。
その後は短期放牧に出され、美浦に戻ってから熱心に乗り込んできた。1週前にウッドコースで65秒4-11秒9でしっかりと追われると、日曜にもウッドに入れて68秒4-12秒3。本追い切りは坂路での併せ馬で、51秒7-12秒7で楽に先着している。陣営は「すこぶる順調」と話していて、仕上がりは良さそうだ。
ヤネは菅原明良。若手でもしっかりと動かせるレベルの高いジョッキーで、同馬とのコンビでは(0.1.2.2)の成績を残している。新潟記念は久しぶりの騎乗だったが、成長ぶりを確認できただろう。
未勝利時代といえ不良馬場で3着と4着があり、少しぐらいなら渋っても大丈夫。それよりも問題は外の15番枠を引いたことになる。2コーナーで置かれる形になりやすく、適度に流れに乗せつつ内に寄せるような誘導が要求される。
少し外を回されることになったとしても、しっかりとタメてさえいれば持ち前の渋太さと根性で脚を使ってくるはず。好勝負になっていい。
手塚貴久厩舎(美浦)の4歳馬ココロノトウダイも注目される存在。
エイシンフラッシュ×アグネスタキオンという配合。姉のフェアリーポルカは、不良馬場で中山牝馬Sを勝っている。
500キロを超える巨漢馬。今回は骨折明けになるが、以前にも骨折したことがある。掛かって行くところがあっておとなしい気性でないし、難しい馬ではある。それでも年初に中山金杯を2着しているように、非凡な能力を備えているのは明らかだ。
見逃せないのが帰厩後の攻め内容。シュネルマイスター(NHKマイルカップ)との併せ馬が2度あって、2週前にはラスト1ハロン11秒6でしっかりと追われて先着を果たした。1週前にはユーバーレーベン(オークス)と併せてラスト11秒3をマークしている。馬体に太め感はないし、9ヵ月半ぶりでも動ける態勢にあるとみた。
ハンデ戦だった前走から4キロ増えて57キロ、久々に加えて、道悪になる可能性がある。条件的には楽でないが、秘めた素質に期待したい。丸山元気はずっと同馬の手綱を取ってきている。
▲はハーメティキスト。春の府中芝1600mでの3勝クラス勝ちが内からグッと差し返す内容で、続いて函館のオープンで外を回る競馬で4着に駆けた。仕上がりは良さそうで、2000mでも折り合いがつけば。ヤネはガッツリ追ってくる横山武史。
△はワールドウインズ。母はヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズで、今年の2月に小倉でオープン特別を差し切って勝利している。攻めで好時計をマークして仕上がりは良く、ただ、ヤネは追いの甘い秋山真一郎。
以下、クラヴァシュドール、アトミックフォース、サトノエルドールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。波乱が起きて驚けない一戦。
◎15番ヤシャマル
○5番ココロノトウダイ
▲10番ハーメティキスト
△7番ワールドウインズ
※8番クラヴァシュドール
×17番アトミックフォース
×18番サトノエルドール
×9番コスモカレンドゥラ
×2番パンサラッサ
【単勝】15番(10%)・5番(30%)
【複勝】15番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.15→全通り(16点)
10.15→全通り(16点)
7.15→全通り(16点)
5.10→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.5→全通り(96点)
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阪神11R
秋華賞(GI) 10月17日(日) ヒモ荒れ狙いで
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は阪神の芝2000m(内)。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。正面直線からのスタート、内回りでコーナーは4つ。向正面から軽い下り坂が続き、直線残り200m~100mは急な上り坂になっている。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。もちろん競馬によるが、400m~200mが速く、ラスト1ハロンが少しかかるというラップ構成になりやすい。
土曜に2勝クラスの芝2000m(内)戦が組まれていて、勝ち時計は2分00秒1(良)だった。リノキアナが内から抜け出し、2着は外から差したオールザワールド。中盤に早めのラップが続いたこともあり、レースのラスト1ハロンが13秒0もかかっていた。先週もそうだったが、速い馬場にはなっていない。
土曜の夜から雨が降り出している。日曜の朝まで続き、その後は晴れてくるという予報。馬場状態が読みづらいのは厳しいが、稍重か少し水を含んだ良のどちらかになっているだろう。
今年は京都でなく阪神での施行。内回りコースでの戦いで、16頭でフルゲートになる。
須貝尚介厩舎(栗東)の白毛馬ソダシに◎を打った。
デビューから無敗の5連勝で阪神ジュベナイルFと桜花賞を制覇。オークスはゴチャついた馬群に入ってエキサイトした走りになり、末を伸ばせずに8着に終わった。
課題を持って臨んだのが8月の札幌記念。大外13番枠からスッと2番手に上がり、しっかりと折り合いをつける。3コーナーで外が動いてきて早めに先頭に立たされたが、直線で渋太く脚を使って後続の追撃を封じた。
勝ち時計は1分59秒5(良)で、上がりは【11秒8-11秒7-11秒9】の35秒4。52キロで走れた利は大きかったが、ラヴズオンリーユー(2着)、ペルシアンナイト(3着)と、古馬のGIホースに勝ったのだから素直に評価すべきだ。
栗東に戻ってからは強めに負荷をかけ、しっかりと乗り込んできた。9月23日の段階で坂路で3ハロン36秒9をマーク。2週前から追い日には主戦の吉田隼人が跨り、2週前にCWコースで66秒台-11秒台、1週前に50秒2で追われた。今週は坂路で大きめにとどめ、それでも55秒0-12秒2で追走先着を果たしている。
大きくゆったりと走っている感じでも速い時計になるのはソダシらしい。馬体は大きくは増えていないようだが、テンションが上がっているところはないし、攻めの段階までは完ぺきにきている。
闘争心が強く、実戦に行ってスイッチが入る危険性をはらむのは確か。この点は札幌記念が勉強になったはずである。今回は逃げ宣言を出しているエイシンヒテンがいて、これをマークして2番手で運ぶことになりそうだ。枠が隣の分で反応してしまうとイヤだが、そのあたりは吉田隼にうまく対処してもらいたい。
母系からはダートで強い馬が多く出ていて、父がクロフネ。自身はパワーがあるし、少しぐらいの道悪は何ら問題にしないだろう。適度に行く気が抑えられることになるなら、むしろプラスかもしれない。
他の勢力も夏を越して力をつけているが、息を入れて走り、タイミング良く先頭に立つ形になれば簡単には抜かせないだろう。3つ目のタイトル奪取がある。
ソダシが抜けた人気で、2番手は離れて並んでいる。配当面の妙味を考え、相手には複数の伏兵馬を狙うことした。
対抗評価は美浦のスルーセブンシーズ。春はオークスで9着だったが、428キロで馬体が細かった。秋緒戦の紫苑Sは430キロで大きくは変わっておらず、それでも内の窮屈なところを詰まりながらも捌いて伸びて2着に上がった。
その後はウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前に大野拓弥が跨り、大外を回る形で無理せず67秒1-11秒2が出ている。今週は66秒5-12秒0で、陣営はもっとゆったり走らせたかったようだ。
木曜の計量では前走から18キロ増えて448キロ。長距離輸送が入るわけで、当日に大きく減っていないといい。
ドリームジャーニー×クロフネという配合(姉に紫苑S勝ちのパッシングスルー)。1勝クラスを勝ったのが中山の重馬場で、外からパワフルに抜け出す強さだった。道悪は巧者とみていい。
紫苑Sと同じで1番枠。当日は雨量次第で内が傷んでいる可能性があるが、それを承知で狙ってみたい。成長してゲートは出るようになっているし、ある程度の位置を取って折り合いがつくと一発がある。
▲は西のミスフィガロ。ディープインパクト×キングカメハメハという配合で、全兄にダービー馬ワグネリアンがいる。
未勝利と1勝クラスを連勝し、紫苑Sに挑んで3着。4コーナーから大きく外に動かし、直線でグッと伸びて2着スルーセブンシーズとはハナ差だった。
小柄な牝馬だが、馬体を増やしつつパフォーマンスを上げている。木曜の計量では前走比プラス12キロの428キロで、さらに増やしてきた。
大外の16番枠を引いて組み立ては難しくなりそうだが、テン乗りになる藤岡康太がコースロスを軽減させるような誘導ができれば。道悪は未経験で、ただ、兄ワグネリアンは重馬場でジャパンカップを3着している。
△は西のエイシンヒテン。春に今回と舞台が同じだった忘れな草賞(L)を逃げて2着に踏ん張っている。秋緒戦のローズSも2着で、これは左回りで外に張りながら結果を出したものだった。
今回はハミを換えて右回り。ソダシに早めに来られると厳しくなるが、いい形で直線に向くことができるとあるいは。
同馬の父は香港カップとイスパーン賞(仏)を勝ったエイシンヒカリ。軽快なスピード馬という印象が強いが、イスパーン賞では日本よりもはるかにタフな重馬場の中を10馬身で圧勝している。
※は西のサルファーコスモス。春にエルフィンS(L)を鋭い決め手で差し切り、秋緒戦は骨折明けながら古馬の男馬相手に3勝クラスを2着している。
マイルまでしか走っていない点は問題になるが、キングカメハメハ×ネオユニヴァースの配合で、全兄にダービー3着のコズミックフォースがいるからこなす可能性がある。ヤネは川田将雅で、うまく立ち回ってくると。
以下は人気の一角であるファインルージュ、アカイトリノムスメ、アンドヴァラナウトで、他にも軽視できない勢力がいる。
高配当期待で連勝式は手広く買っていきたい。
◎4番ソダシ
○1番スルーセブンシーズ
▲16番ミスフィガロ
△5番エイシンヒテン
※7番サルファーコスモス
×14番ファインルージュ
×12番アカイトリノムスメ
×9番アンドヴァラナウト
×10番アールドヴィーヴル
【単勝】4番(70%)
【複勝】1番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.4→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
4.7→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.1→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
【日曜後半レース】
平城京S
馬 連 6,930円
ワイド 2,010円
ワイド 1,560円
単 勝 2,130円(10%)
複 勝 570円(40%)
◎アンセットヴァウ1着(9人気)
鷹巣山特別
馬 連 1,270円
単 勝 220円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎イルーシヴパンサー1着(1人気)
テレビ静岡賞
単 勝 270円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎サンライズラポール1着(1人気)
西宮ステークス
複 勝 140円(90%)
◎タガノパッション3着(2人気)
菅名岳特別
馬 連 1,560円
ワイド 630円
ワイド 900円
東京10R
テレビ静岡賞 10月17日(日) 距離適性に注目
◎サンライズラポールはブリンカーを着け、ダ1400mを使うようになってから(2.4.0.0)。54キロのハンデ利があったといえ、久々で昇級だった中京戦で2着に差し込んでいる。中間は坂路(栗東)で自己ベストとなる50秒4をマークし、反動もなく上向いている印象だ。
他にスピードのある先行馬がいるので馬場が軽くなりすぎるとイヤなところがあり、あと、ヤネが馬群に入ると弱い三浦皇成というのが心配。それでも自身はしっかりと脚を使ってくるはずで、中心に期待したい。
○ファイアランスはスピードに魅力あり。これまでマイル以上を使ってきたが、1400mに適性があるのは間違いない。2番枠から先行して息を入れられると上位争いに。
▲ストームガストは今回と同じ舞台で2勝クラスをV。噛むところがあってマイルは少し長いが、それでも昇級戦で4着に駆けた。適距離で前進を。
◎4番サンライズラポール
○2番ファイアランス
▲13番ストームガスト
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
2.4.13
━━━━━━━━━━━━━━
東京12R
鷹巣山特別 10月17日(日) 3歳の素質馬に期待
◎イルーシヴパンサーは春に重馬場の中でGIIのスプリングSを4着。6月の1勝クラスでは力強く抜け出す勝ちっぷりで府中の芝1600mを1分32秒0(良)で走破した。
今回は4ヵ月ぶりの実戦になるが、美浦に戻ってからは熱心な調整ぶり。ウッドコースに入れた1週前には、ラスト1ハロン11秒2をマークしている。今週は11秒4だった。万全ではないとのことだが、水準の仕上がりにはありそうだ。
陣営は「上のクラスでもやれる器」と。3歳馬で55キロのハンデ、あと午前に雨が降っている点が心配ではあるが、伸びゆく素質に期待したい。ヤネは前走に続いて田辺裕信。
◎12番イルーシヴパンサー
【単勝】12番(10%)
【複勝】12番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
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阪神10R
西宮ステークス 10月17日(日) GI除外で条件戦
◎タガノパッションは春に厳しいローテーションの中でスイートピーS(L)を勝ち、オークスでも4着に健闘した力のある3歳牝馬。秋華賞で4分の3の抽選を外し、3勝クラスに回ってきた。
復帰戦のローズSは12着だったが、攻めで掛かり通しだったし、テンションが普通ではなかった。中間は落ち着きがあり、ガス抜きはできた模様である。岩田望来はスイートピーSで勝利を導いているし、条件戦で結果を出してもらいたいところ。
◎8番タガノパッション
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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阪神12R
平城京ステークス 10月17日(日) 伏兵馬2騎を狙う
◎アンセットヴァウは春の連勝が強い競馬で時計も上々。3勝クラスで結果が出ていないが、通用しないとは思えない。復帰戦の前走は、障害練習を取り入れ、馬体を20キロ増やして0秒7差の9着。そう悪い内容でもなかった。
中間も障害練習をしていて、ポリトラック(栗東)で61秒台の時計を2本と意欲的な攻め内容。ハンデは54キロと恵まれた数字だし、スムーズに流れに乗ると一変するシーンがある。ヤネはテン乗りで池添謙一。
○ナンヨープランタンは前走で◎と同じレースを走って2着に追い込んだ。その前の小倉戦は5着だったが、直線でスペースがなくて満足に追えなかったものである。
引き続きデキは良さそうだし、ハンデは55キロで、ヤネは同馬とコンビを組んで(2.4.1.6)の武豊。意外と人気になっておらず、狙い目がある。
◎5番アンセットヴァウ
○12番ナンヨープランタン
【単勝】5番(10%)・12番(10%)
【複勝】5番(40%)・12番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
12→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.12→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
新潟11R
信越ステークス(L) 10月17日(日) 馬場が悪化して…
◎ザイツィンガーは春にGIIのマイラーズカップで0秒3差の6着に駆け、夏に今回と舞台が同じだった朱鷺Sで5着。オープンでも通用するところを見せている。
栗東での乗り込みは順調で、CWコースで64秒台を2本、今週は坂路で楽に53秒4-12秒3。仕上がりは良さそうだ。
新潟は馬場が悪化している。2走前に重馬場で11着に敗れているが、この時は体が細くなっていた。本来は2勝している道悪巧者。ベストの1400m、54キロのハンデで変わり身があっても。
6番枠で泥を被ると心配ではあり、あと、菱田裕二は捌きに甘さがある。
○ヨハンは主戦場はダートで、中1週で挑んだマリーンSで0秒3差の7着と上々の走りを見せている。その後は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東CWコースで入念に乗って仕上げてきた。
芝はデビュー時以来だが、時計のかかる馬場なら対応できる可能性がある。ハンデは53キロだし、レースが壊れるとあるいは。
藤井勘一郎はセンスがひと息のジョッキー。ちなみに、同馬はしんがり18番人気になっている。
◎6番ザイツィンガー
○7番ヨハン
【単勝】6番(10%)・7番(10%)
【複勝】6番(60%)・7番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.7→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.7→全通り(96点)
━━━━━━━━━━━━━━
新潟12R
菅名岳特別 10月17日(日) 重賞好走馬に注目
◎レプンカムイは1勝クラスを5馬身差で圧倒すると、2勝クラスでレコードの2着、3歳重賞のレパードSで強い勝ち馬に早めに来られながら踏ん張って3着(2着と3/4馬身差)。高い能力を示してきている。
それもそのはず、母は交流重賞のエンプレス杯を勝ったローレルアンジュ。兄キョウエイギアはジャパンダートダービー(JpnI)の覇者である。
ひと息入れての秋緒戦。2週前に栗東の坂路で50秒6をマークしていて、1週前にはCWコースで65秒級-11秒台で追われ、今週はCWで終い重点で11秒台を出した。動ける仕上がりにあるとみていい。
他に先行タイプがいるメンバーで、鮫島克駿には周りを見つつ無理に競る形を避けるように乗ってもらいたいところ。素質は上位で、スムーズに運べば勝ち切れる。
◎10番レプンカムイ
【単勝】10番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
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【土曜メインレース】
太秦S
馬 連 6,140円
ワイド 2,380円
ワイド 2,290円
複 勝 330円(40%)
◎メイショウハリオ2着(8人気)
東京11R
府中牝馬ステークス(GII) 10月16日(土) 実力牝馬がそろって
牝馬が争うGII競走で、舞台は東京の芝1800m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。2コーナーの引き込み線からのスタート、箱が大きく、ほぼワンターンのコース。直線には坂があり、直線距離は525.9mとなっている。
先週の芝1800m競馬を見ると、まず1勝クラスが1分46秒6(良)で決着。ドンナセレーノがラチ沿いから抜け出し、2着と3着は外から伸びた勢力だった。1000m通過が60秒5で、上がりは【11秒4-11秒4-11秒3】の34秒1だった。
毎日王冠(GII)はシュネルマイスターが直線で外に出して差し切り勝ち。2着は外めから伸びたダノンキングリーで、3着は4番手から脚を使ったポタジェだった。勝ち時計は1分44秒8(良)。1000m通過は58秒5で、上がりは【11秒3-11秒4-11秒9】の34秒6だった。
芝のコンディションが良く、スピードが出る状態。内も問題なく走れて、決め手があったり、流れが向けば外めからでも差してこられる。
土曜は良馬場見込み。JRAからは「1週使用しましたが、傷みも少なく引き続き概ね良好な状態」と発表があった。
フルゲートの18頭立て。力のある牝馬がそろっていて、目移りして困る。
思い切った狙いになるが、池江泰寿厩舎(栗東)の4歳馬アブレイズに◎を打った。
デビュー時に新馬→フラワーカップ(GIII)を連勝した素材。4歳の春には、今回と舞台が同じだったメイSで牡馬を破って勝利している。続くマーメイドS(6着)は、56キロのハンデでは厳しかった。
夏場は休ませ、このレースからの復帰。9月16日に初時計を出し、その後は坂路で熱心に乗られてきた。51秒7が2本あって、今週は終い重点で54秒2-12秒0で追われている。腹回りに少し余裕がある感じだが、やる気があって動きもキビキビしていた。
ヤネは横山武史。テン乗りにはなるが、追いに関してはトップレベルのジョッキーで、しっかりと動かしてもらいたい。
陣営は「うまく脚をタメて運べれば」と。輸送で馬体が絞れ、かつ実戦でスムーズに立ち回ると穴を開けるシーンも。
渡辺薫彦厩舎(栗東)の5歳馬シゲルピンクダイヤも穴で気になる存在。
3歳時には桜花賞でグランアレグリアの2着に駆け、秋華賞ではクロノジェネシス、カレンブーケドールに次ぐ3着。5歳になって、春にヴィクトリアマイルで2着と0秒1差の5着に応戦している。前走のクイーンS(10着)は、内にモタれて競馬にならなかった。
栗東に戻ってからは順調な乗り込み。1週前にCWコースで66秒台-11秒台で追われ、坂路に入れた今週は楽な感じで54秒4-11秒8をマークしている。仕上がりは良さそうだ。
ヤネは同馬とコンビを組んで(1.3.3.9)の和田竜二。5番枠からロスなく運び、仕掛けるタイミングがハマると一発も。
▲も伏兵のシャドウディーヴァ。昨年に当レース2着していて、その後も見せ場はつくっている。仕上がり良く、適性の高い左回りで。
△は春にヴィクトリアマイルを3着するなど実績十分のマジックキャッスルで、以下はデゼル、マルターズディオサ、ドナアトラエンテなど。
印が回らない中にも警戒が必要な勢力が複数頭いる。
◎11番アブレイズ
○5番シゲルピンクダイヤ
▲7番シャドウディーヴァ
△13番マジックキャッスル
※17番デゼル
×14番マルターズディオサ
×15番ドナアトラエンテ
×6番リアアメリア
×12番サンクテュエール
【単勝】11番(10%)・5番(10%)
【複勝】11番(40%)・5番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.11→全通り(16点)
7.11→全通り(16点)
5.7→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.5→全通り(96点)
━━━━━━━━━━━━━━
阪神11R
太秦ステークス 10月16日(土) 大変な混戦で…
阪神のダ1800mで争われるオープン特別。
正面直線からのスタート、ワンターンのコース。向正面の中ほどから軽い下り坂が続き、直線残り200m~100mは急な上り坂になっている。
先週のダ1800mの競馬を見ると、まず1勝クラスが1分53秒5(良)で決着。好位を進んでいたムエックスが抜けて押し切るという内容だった。1000m通過が63秒7で、ラスト1ハロンは12秒8だった。
2勝クラスはバラけた中位にいたユアヒストリーが外を動いて抜けて圧勝した。勝ち時計は1分51秒7(良)。1000m通過は61秒2で、ラスト1ハロンは13秒0だった。ダートは少し力を要す状態だったといっていい。
週末に向けて天気は下り坂。土曜は夕方、もしくは夜から雨が降ることになりそうだ。断言はできないが、メインの頃は良馬場だろう。先週と同じような馬場で、ただ、オープン馬からすれば“適度に走りやすい”といった状態かもしれない。
フルゲートの16頭立て、大半が久々、核となる存在がいない。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が2,000円台、3連複が4,100円台、3連単が1万7,000円台と、異常な数字になっている。
岡田稲男厩舎(栗東)の4歳馬メイショウハリオに◎を打った。
春に府中のダ1600mで長く脚を使って抜け出して3勝クラスをクリア。続いて福島ダ1700mで初めてオープンを走り、大外を攻める形になりながら2着に伸びた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。1週前にCWコースで長めからやられて追走先着を果たし、今週は坂路で54秒4-12秒4をマークした。CWで時計になるところを乗ったのは昨年の秋以来で、体がしっかりしていることの証明になるだろう。
ヤネはテン乗りで岩田康誠。大ざっぱに乗るところがあるが、追ってしっかりと伸ばしくるし、持ち味を活かす騎乗をしてもらいたいところだ。
父がパイロで、課題は1800mの距離。良馬場、直線に坂ありと考えると伸びが鈍る危険性はあるが、無駄に動かないなど乗り方次第でこなせておかしくない。混戦の追い比べになると浮上の目が出る。
◎と同馬主で、松永昌博厩舎(栗東)が管理するメイショウダジンも注目される存在。
3歳時にリステッド競走で4着するなどしていた素質馬。夏に小倉で3勝クラスを勝ち、前走では船橋の交流重賞に挑戦して3着に健闘した。
変則の中1週で楽な状況ではないが、坂路(栗東)で53秒9-12秒6でしっかりと追われているぐらいだから疲れはないとみていいか。ヤネが甘さが目立つ秋山真一郎で、この点は少し心配。
▲はこれも冠号メイショウのメイショウエイコウ。ズブくて地味だが、スタミナがあって長く脚を使ってくる。立て直した効果があるようで、上がりがかかる競馬になるとあるいは。
△のアッシェンプッテルと※のメモリーコウは力のある牝馬。以下、ベルダーイメル、ミヤジコクオウ、サンライズソアなど、軽視できない勢力が多くいる。
何が起こっても驚けない一戦。
◎6番メイショウハリオ
○8番メイショウダジン
▲9番メイショウエイコウ
△5番アッシェンプッテル
※1番メモリーコウ
×15番ベルダーイメル
×13番ミヤジコクオウ
×2番サンライズソア
×11番ライトウォーリア
【単勝】6番(10%)・8番(10%)
【複勝】6番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.8→全通り(14点)
6.9→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.8→全通り(84点)
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