【1月8日・9日・10日の予想コメント】
【1月8日・9日・10日の予想コメント】(月曜メインレース、月曜後半レース、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【月曜メインレース】
フェアリーS
馬 連 1,550円
ワイド 700円
ワイド 2,150円
単 勝 710円(10%)
複 勝 260円(40%)
ライラック1着(5人気)
淀短距離S
3連複 3,480円
馬 連 1,220円
単 勝 270円(60%)
◎スマートクラージュ1着(1人気)
◎※▲でヒット
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中山11R
フェアリーステークス(GIII) 1月10日(月) 全16頭が1勝馬
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1600m。
1コーナー横のポケットからのスタート、外回りコース使用。少し行くと右カーブになるため、外枠は不利になる。1コーナーが中山競馬場の最高地点で、2コーナー途中の残り1300mを過ぎてから3コーナー途中の残り700mまでは高低差約4mの長い下り坂になっている。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。日曜の芝は、稍重で始まり、9Rから良になった。10Rが3勝クラスの芝1600m戦で、勝ち時計が1分34秒2。少し離れた4番手のインを進んでいたエイシンチラーが直線で内を捌いて伸びて抜け出した。2着は直線で外に出して脚を使ったウイングレイテストで、3着は内から差し込んだトオヤリトセイトだった。レースの1000m通過は58秒9で、上がりは11秒7-11秒5-12秒1の35秒3。
12Rは2勝クラスの芝1600m戦で、2番手を進んでいたヒメノカリスが早めに抜け出して5馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分33秒3。2着は外から追い込んだレッドロワで、3着は好位を追走していたハリウッドヒルズだった。1000m通過が57秒2と速く、上がりは12秒1-11秒6-12秒4の36秒1だった。
金曜の段階でJRAから「正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態」と発表があった。芝は少し走りやすいといった程度の状態。内を通っても問題はなく、外から差してこられるかは展開次第になる。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は2頭。全馬が1勝しかしておらず、オープン以上で掲示板に載ったことがある馬がいなくて、1勝クラスでの成績を見ると最高が3着である。ただ、飛躍する可能性がある素材はいて、クラシックに向けて見逃せない一戦だ。
藤岡健一厩舎(栗東)のエバーシャドネーに◎を打った。
ルーラーシップ×ハーツクライという配合。トニービンの3×4というクロスがある。2代母がアルゼンチン産馬で、特別に目立つ血統ではない。
デビューしたのは2歳の12月で、舞台は阪神の芝1600m(外)。好位の少し後ろで落ち着いた追走ぶりを見せ、直線で追われると荒れた馬場の中をしっかりとした脚勢で伸びる。先に抜け出していたマテンロウオリオンは最後で苦しくなり、グッと交わして3/4馬身差で勝利をつかんだ。
勝ち時計は1分35秒1(良)。ちなみに当日は牝馬GIの阪神ジュベナイルF(勝ち馬サークルオブライフ)が組まれていて、こちらは1分33秒8だった。
2着だったマテンロウオリオンは、厳しい展開になって末を甘くしたもの。ただ、同馬は昨日に中京で行われたシンザン記念を勝っている。これを交わしたのは評価されて当然で、しかも、ゴールした時に余力が残っていた。
今回は年替わりを挟んでの中3週。乗り込みは順調で、12月28日に坂路で53秒9-12秒3で追われ、明けて6日にCWコースで66秒2-11秒4でやられた。どちらもモズゴールドバレル(シンザン記念で6着)と併せ、坂路は手応え劣勢での同入で、CWの方は遅れた。
ただ、相手は攻め駆けするタイプ。エバーシャドネー自身の動きはしっかりしていて、陣営は「緩さが残る中で新馬勝ちした。2戦目でパフォーマンスは上がってくる」と話している。
ヤネは引き続き藤岡佑介。最内の1番枠を引いていて、この点がポイントになる。中山のマイルは内が有利なコースであるのは確か。ただ、上のクラスだと競馬がタイトになるので、内枠だと包まれる危険性が出てくる。
馬自身は新馬戦で馬群に入っても戸惑っていなかったし、慌てず冷静に立ち回ってもらいたいところ。スムーズに捌いてくれば、争覇圏に食い込んでくるシーンがあるだろう。
相沢郁厩舎(美浦)のライラックも気になる存在。
名牝系の出で、兄に札幌2歳S1着、菊花賞5着のブラックホールがいる。東京芝1800mのデビュー戦では楽々と抜け出してノーステッキのまま快勝していて、脚力は相当だ。京都2歳S(阪神)は8着に敗れたが、輸送に時間がかかって馬体を10キロ減らしていたから致し方ない。
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【月曜メインレース】
フェアリーS
馬 連 1,550円
ワイド 700円
ワイド 2,150円
単 勝 710円(10%)
複 勝 260円(40%)
ライラック1着(5人気)
淀短距離S
3連複 3,480円
馬 連 1,220円
単 勝 270円(60%)
◎スマートクラージュ1着(1人気)
◎※▲でヒット
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中山11R
フェアリーステークス(GIII) 1月10日(月) 全16頭が1勝馬
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1600m。
1コーナー横のポケットからのスタート、外回りコース使用。少し行くと右カーブになるため、外枠は不利になる。1コーナーが中山競馬場の最高地点で、2コーナー途中の残り1300mを過ぎてから3コーナー途中の残り700mまでは高低差約4mの長い下り坂になっている。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。日曜の芝は、稍重で始まり、9Rから良になった。10Rが3勝クラスの芝1600m戦で、勝ち時計が1分34秒2。少し離れた4番手のインを進んでいたエイシンチラーが直線で内を捌いて伸びて抜け出した。2着は直線で外に出して脚を使ったウイングレイテストで、3着は内から差し込んだトオヤリトセイトだった。レースの1000m通過は58秒9で、上がりは11秒7-11秒5-12秒1の35秒3。
12Rは2勝クラスの芝1600m戦で、2番手を進んでいたヒメノカリスが早めに抜け出して5馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分33秒3。2着は外から追い込んだレッドロワで、3着は好位を追走していたハリウッドヒルズだった。1000m通過が57秒2と速く、上がりは12秒1-11秒6-12秒4の36秒1だった。
金曜の段階でJRAから「正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態」と発表があった。芝は少し走りやすいといった程度の状態。内を通っても問題はなく、外から差してこられるかは展開次第になる。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は2頭。全馬が1勝しかしておらず、オープン以上で掲示板に載ったことがある馬がいなくて、1勝クラスでの成績を見ると最高が3着である。ただ、飛躍する可能性がある素材はいて、クラシックに向けて見逃せない一戦だ。
藤岡健一厩舎(栗東)のエバーシャドネーに◎を打った。
ルーラーシップ×ハーツクライという配合。トニービンの3×4というクロスがある。2代母がアルゼンチン産馬で、特別に目立つ血統ではない。
デビューしたのは2歳の12月で、舞台は阪神の芝1600m(外)。好位の少し後ろで落ち着いた追走ぶりを見せ、直線で追われると荒れた馬場の中をしっかりとした脚勢で伸びる。先に抜け出していたマテンロウオリオンは最後で苦しくなり、グッと交わして3/4馬身差で勝利をつかんだ。
勝ち時計は1分35秒1(良)。ちなみに当日は牝馬GIの阪神ジュベナイルF(勝ち馬サークルオブライフ)が組まれていて、こちらは1分33秒8だった。
2着だったマテンロウオリオンは、厳しい展開になって末を甘くしたもの。ただ、同馬は昨日に中京で行われたシンザン記念を勝っている。これを交わしたのは評価されて当然で、しかも、ゴールした時に余力が残っていた。
今回は年替わりを挟んでの中3週。乗り込みは順調で、12月28日に坂路で53秒9-12秒3で追われ、明けて6日にCWコースで66秒2-11秒4でやられた。どちらもモズゴールドバレル(シンザン記念で6着)と併せ、坂路は手応え劣勢での同入で、CWの方は遅れた。
ただ、相手は攻め駆けするタイプ。エバーシャドネー自身の動きはしっかりしていて、陣営は「緩さが残る中で新馬勝ちした。2戦目でパフォーマンスは上がってくる」と話している。
ヤネは引き続き藤岡佑介。最内の1番枠を引いていて、この点がポイントになる。中山のマイルは内が有利なコースであるのは確か。ただ、上のクラスだと競馬がタイトになるので、内枠だと包まれる危険性が出てくる。
馬自身は新馬戦で馬群に入っても戸惑っていなかったし、慌てず冷静に立ち回ってもらいたいところ。スムーズに捌いてくれば、争覇圏に食い込んでくるシーンがあるだろう。
相沢郁厩舎(美浦)のライラックも気になる存在。
名牝系の出で、兄に札幌2歳S1着、菊花賞5着のブラックホールがいる。東京芝1800mのデビュー戦では楽々と抜け出してノーステッキのまま快勝していて、脚力は相当だ。京都2歳S(阪神)は8着に敗れたが、輸送に時間がかかって馬体を10キロ減らしていたから致し方ない。
美浦に戻ってからはウッドコースを中心に長めから意欲的に乗り込んできた。馬体をしっかりと増えせているか微妙ではあるが、十分にやれているからデキはいいのだろう。
ミルコ・デムーロが大きな期待をかけている素材。初の中山も初のマイルも問題としないレベルの牝馬である可能性があり、レースぶりに注目したい。
▲はニシノラブウインク。力んで走るところがあって初勝利までに5戦を要したが、能力の高さを感じさせる。前走の勝ち時計は、当日の1勝クラスを上回る数字。中山のマイルでは秋にサークルオブライフの2着に駆けているが、直線で捌けずに踏み遅れてのものだった。リズム良く走れば上位争いにも。
△はスターズオンアース。若さが残る現状だが、目立つ好馬体の持ち主で、攻めでもいい動きを見せてくる。中山はプラスに出る可能性があって。
※はスクルトゥーラ。稍重の中で新馬戦を勝ち、小柄ながら能力は高い。馬体が増えてこないようなのがどうかだが、ガッツリ追ってくる横山武史で怖さがある。
×の組。エリカヴィータはスクルトゥーラと同様に能力は高く、しかし、馬体をなかなか増やせない。ビジュノワールは2番枠から先行力を活かす競馬ができれば。フィールシンパシーは16番枠というのが課題だが、岡田一族らしい渋太い走りに注意すべき。ヴァンルーラーは阪神での初勝利が強く、右回りで変わってくるかも。
繰り返しになるが、16頭すべてが1勝馬。他にも気になる勢力がいて、印は回り切らなかった。
しっかりと人気は割れている。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,400円台、3連複が2,400円台、3連単が8,800円台。エバーシャドネーもライラックも想定していたより売れておらず、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎1番エバーシャドネー
○8番ライラック
▲4番ニシノラブウインク
△3番スターズオンアース
※5番スクルトゥーラ
×9番エリカヴィータ
×2番ビジュノワール
×16番フィールシンパシー
×13番ヴァンルーラー
【単勝】1番(10%)・8番(10%)
【複勝】1番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.8→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
1.3→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.8→全通り(84点)
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中京11R
淀短距離ステークス(L) 1月10日(月) 連勝式は崩れ待ち
中京の芝1200mで争われるリステッド競走。
向正面からのスタート。約100mほどはゆるやかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週前になっている。土曜に2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、1分08秒2(良)で決着。逃げたテーオーマルクス(11番人気)が押し切り、2着と3着は内から伸びた勢力だった。テンの3ハロンは33秒9で、上がりは11秒5-11秒0-11秒8の34秒3だった。
日曜のシンザン記念(芝1600m)は1分34秒1(良)で決着。好位のインを進んでいたマテンロウオリオンが直線でラチ沿いから抜けて勝ち切り、2着は中位追走から伸びたソリタリオ、3着はソリタリオを追う形で脚を使ったレッドベルアームだった。1000m通過は59秒0で、上がりは11秒9-11秒5-11秒7の35秒1だった。
また、日曜の10Rが3勝クラスの芝1400m戦で、グレイイングリーンが1分19秒6(良)という速い時計で勝っている。
金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナー内側に傷みがあります。その他の箇所も内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。が、土曜と日曜の競馬に関しては、内を走った方が結果は出やすかった。
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17頭立てになり、昇級馬が1頭。その昇級馬スマートクラージュが人気を集めることになる。
レースを先導するのはビオグラフィーか。レジェーロ、キタイ、スギノヴォルケーノあたりも流れに乗せてきて、どんなペースになるかは流動的である。
池江泰寿厩舎(栗東)の5歳馬スマートクラージュに◎を打った。
ディープインパクト産駒。3代母がマイルチャンピオンシップを3着したサマンサトウショウで、その孫にスイープトウショウ(秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯)がいる。
2勝目を挙げた時から1400mを使ってきたが、スピードを持て余しているようなところがあり、前走で初めて芝1200m(阪神の内回り)に挑戦。無理せず脚をタメ、直線で外から追い出されると切れる脚を繰り出して抜け出してみせた。勝ち時計は1分08秒6(良)。自身の上がりは33秒3で、ラスト1ハロンを11秒3前後で駆けている。
除外があって出走が延びたが、問題なく調整を進めてきた。大みそかにCWコースで66秒5-12秒0で追われ、明けて3日に坂路で55秒7-12秒3、6日にCWで52秒9-11秒3を乗られている。力を出せる仕上がりにあるとみていい。
ヤネは2度目の騎乗になる松山弘平。前走でしっかりと力を引き出していたので、いいイメージで乗ってくるだろう。馬自身は中京を走るのは初めてになり、左回りは新潟で結果を出している。
内の4番枠を引き、少し出して好位の後ろあたりにつける形を取るか。スムーズに捌けるかはやってみないとわからないところがあるが、脚を残していけば割ってこられるだろう。オープンでも互角にやれていい。
相手には牝馬のファーストフォリオを狙ってみたい。母が日本とアメリカでオークスを勝ったシーザリオ。よって、エピファネイア(ジャパンカップ、菊花賞)、サートゥルナーリア(皐月賞、ホープフルS)の妹になる。
なかなか馬体を増やせないが、昨年の夏に札幌で3勝クラスを勝ってオープン入りし、10月のスワンS(GII)では16番枠で外々を回される競馬になりながら0秒3差の6着に伸びた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で意欲的に乗り込んできた。12月15日に51秒4をマーク。明けて3日には51秒0-12秒3の好時計で併せ馬で先着している。馬体は前走から20キロほど増えているようで、いい状態で臨むことができそうだ。
15番枠とまたも外を引き、ポイントはその点。あと、左回りを走るのは初めてになる。不安な要素はあるが、素質と上昇度に賭けることにした。
▲はタイセイアベニール。大ざっぱな競馬になりがちだが、オープン勝ちの実績があるし、中山の前走でもしっかりと2着に伸びている。中京では1分07秒5の3着があるし、川田将雅起用で怖い。
△はビオグラフィー。昨年の春に京王杯スプリングカップ(GII)で逃げて5着に残っていて、リステッド競走で1200mならスピードは上位である。ヤネは乗れる若手の団野大成で、息を入れつつ先行できれば。
※は4歳のダディーズビビッド。中京では3歳時に芝1400mのリステッド競走を1分19秒9の好時計で圧勝している。掛かる気性が問題で、折り合いがつけば勝ち切るシーンまで。
×の組。牝馬のアンコールプリュは1200mの差しが合い、1番枠からうまく捌いてくれば。ジョーアラビカは重賞の京阪杯でクビ+クビ差の3着に駆けたことがあり、見限れない面がある。牝馬のコロラトゥーレはムラな気性だが、時にイン差しを決める。グルーヴィットは中京記念勝ちがある実力馬で、フレグモーネで取り消したあとというのがどうかだけ。
他にも軽視できない勢力がいて、印は回り切らなかった。
前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が700円台、3連複が1,900円台、3連単が5,900円台。異常に大きい数字になるレースが多いので感覚が狂ってくるが、これで十分に割れた人気である。
単複はスマートクラージュの単勝&ファーストフォリオの複勝で。連勝式は崩れて高配当になるのを期待し、手広く買っていくことにした。
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◎4番スマートクラージュ
○15番ファーストフォリオ
▲12番タイセイアベニール
△10番ビオグラフィー
※5番ダディーズビビッド
×1番アンコールプリュ
×14番ジョーアラビカ
×7番コロラトゥーレ
×2番グルーヴィット
【単勝】4番(60%)
【複勝】15番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(15点)
4.12→全通り(15点)
12.15→全通り(15点)
4.10→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(90点)
4.15→2(6点)
【3連単】
4-2-15(1点)
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【月曜後半レース】
雅S
3連複 3,370円
馬 連 1,760円
単 勝 430円(10%)
複 勝 200円(70%)
◎グロリアムンディ1着(2人気)
◎×○でヒット
中京12R
単 勝 270円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎エイシンギアアップ1着(1人気)
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中山10R
迎春ステークス 1月10日(月) 混戦ムード
◎エドノフェリーチェは2勝クラスを7馬身差で圧勝し、3勝クラスに上がってからは2着、3着、3着。器用なタイプではないが、スタミナがあって渋太く末を伸ばしてくる。
美浦のウッドコースで熱心に乗り込んで引き続き好調。中山の外回り芝2200mは乗りやすいし、コンビを組んで(1.1.1.0)のミルコ・デムーロで注目したい。陣営は「今年は上のクラスで頑張ってもらいたい」とコメントしている。
○セファーラジエルは素質ある4歳馬で、3歳の春にはリステッド競走を4馬身差で勝っている。攻め量は豊富だし、古馬相手でも3勝クラスなら。折り合いが鍵になる。
▲スマイルは昨年の2月に現オープンのヤシャマルとハナ差の勝負を演じている。大型馬でも動ける仕上がりにあり、ルメール起用で怖い。
△ルペルカーリアは超良血の4歳馬。行きたがる気性に問題があるが、息が入るとあっさり決めるシーンまである。ヤネは横山武史。
他にも警戒が必要な勢力が多くいて、高めのレベルの混戦といったムード。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎4番エドノフェリーチェ
○11番セファーラジエル
▲8番スマイル
△9番ルペルカーリア
※15番サトノラディウス
×5番ダンディズム
×10番ウシュバテソーロ
×7番エヴァーガーデン
×13番キングオブドラゴン
【単勝】4番(10%)・11番(10%)
【複勝】4番(40%)・11番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.11→全通り(13点)
4.8→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
4.9→全通り(13点)
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中山12R
4歳以上1勝クラス 1月10日(月) 混戦ムード
◎ポレンティアは新馬戦を3馬身差で勝ち、次走で牝馬重賞のフェアリーSを3着した素材。休みがちで軌道に乗れないが、下級条件では上位の存在である。
美浦のウッドコースと坂路でじっくりと乗られて仕上がりは良好。ブリンカー着用、横山武史起用と陣営の意欲がうかがえ、狙い目があるとみた。
〇ブルメンダールも1勝クラスをクリアできる力を持っている。立て直して攻めで動いているし、ルメールを配して上位争いが可能に。
他にも軽視できない勢力がいて、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていくことにした。
なお、レーヴドゥラプレリ(12番)は出走取消になっている。
◎13番ポレンティア
○5番ブルメンダール
▲11番スリートップキズナ
△10番ココリホウオウ
※15番コスモアディラート
×2番パラレルキャリア
×1番レッジャードロ
×3番モメントグスタール
×8番ノーブルパレス
【単勝】13番(10%)・5番(30%)
【複勝】13番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.13→全通り(13点)
11.13→全通り(13点)
5.11→全通り(13点)
10.13→全通り(13点)
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中京10R
雅ステークス 1月10日(月) 素質馬がそろって
◎グロリアムンディは芝で京都2歳S(GIII)4着、すみれS(L)2着の実績あり。2走前からダートを使い、1勝クラスと2勝クラスを強い競馬で連勝した。
ローテーションは詰まっているが、デキは維持している様子。さらにクラスが上がるが、4歳の勢いがあり、差のない競馬になっていい。クリスチャン・デムーロを起用してきた。
○アルーブルトも連勝中の4歳馬。2勝クラス勝ちの前走など、厳しい馬群を縫って割って勝ち切ってみせた。攻めで好時計をマークし、3勝クラスでも。
▲ケイアイロベージは3歳重賞のユニコーンSで3着した実績がある4歳馬。前走は4コーナーで接触する不利があっての3着で、立て直して注目される。
△ヴォワドアンジェは末脚確かな4歳馬で、昇級してから3着、2着と駆けている。2走前は離されたものだが、2着との差は半馬身だった。松山弘平を起用して脅威に。
※ホッコーハナミチも力のある4歳馬で、4歳勢に素質馬が多い。古馬にも実力者がいるし、10頭立てながら楽しみな一戦である。連勝式は少し崩れてくれると理想的。
◎7番グロリアムンディ
○5番アルーブルト
▲10番ケイアイロベージ
△9番ヴォワドアンジェ
※8番ホッコーハナミチ
×2番ハヤブサナンデクン
×3番スズカパンサー
×4番スズカデレヤ
【単勝】7番(10%)・5番(20%)
【複勝】7番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
5→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.7→全通り(8点)
7.10→全通り(8点)
5.10→全通り(8点)
7.9→全通り(8点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月10日(月) 4歳勢のボックス
◎エイシンギアアップは素質ある明け4歳馬。久々、昇級だった前走では、川須栄彦に強引に動かす競馬をされながら4着に踏ん張った。
ふたたび間隔が開いたが、乗り込んで仕上がりは良好。そして、ヤネは川田将雅に大幅に強化される。中京では(1.1.1.1)と結果を出しているし、好勝負が可能とみた。
○ララシャンドンはマル外の4歳馬。気性が勝っていて1400mは少し長い印象だが、クリスチャン・デムーロがうまく御して保たせてそうだ。
▲アイリッシュセンス、△ドンカポノ、※タガノネクステージも4歳馬で上がり目があり、軽く見るわけにはいかない。
連勝式はボックスで攻め、適度に崩れてくれると理想的。
◎13番エイシンギアアップ
○9番ララシャンドン
▲7番アイリッシュセンス
△2番ドンカポノ
※11番タガノネクステージ
×3番レオパルドミノル
×12番トレーンベアラー
×10番フリークボンバー
×8番ソウルユニバンス
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
2.7.9.11.13
【馬連&ワイド】(ボックス)
7.9.13
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【3連複】(ボックス)
2.7.9.11.13(10点)
【3連複】
7-9-13(1点)
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【3連単】(ボックス)
2.7.9.11.13(60点)
【3連単】(ボックス)
7.9.13(6点)
【3連単】(ボックス)
7.9.13(6点)
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【日曜メインレース】
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中山11R
ポルックスステークス 1月9日(日) 乱戦で波乱も…
中山のダ1800mで争われるオープン特別。
正面の直線入り口からのスタート、コーナーは4つ。スタートして少し行き、残り200mのハロン棒から坂を上ることになる。坂は1コーナー部分まで続き、向正面に入ったところから200mほどが急な下り坂で、そのあとはゆるやかな下り勾配になっている。4コーナーからは平坦で、直線に向いて残り200mから勾配が約2mという急坂を上ることになる。直線距離は308m。全体の高低差は4.5m。
土曜のダートは稍重。1800mの競馬を見ると、4歳以上1勝クラス(牝馬限定)はクロフネミッションが2番手追走から早めに先頭に立つ形で4馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分54秒5。レースの1000m通過は63秒7で、上がりは12秒8-12秒4-13秒4の38秒6だった。
3歳1勝クラスの黒竹賞を勝ったのは、オメガパフュームの弟であるホウオウルーレット。こちらも2番手を進んで早めに抜けて6馬身差で圧倒するという内容だった。1000m通過は64秒3と遅く、上がりは12秒3-12秒2-13秒0の37秒5だった。
少し水を含んでいたのに、中山らしく時計も上がりもかかる状態だった。日曜は良に回復している可能性がある。タフなダートに対応できるパワーとスタミナが必要。上に挙げた土曜の2鞍は「勝ち馬が強すぎた」という特殊なケースではあり、日曜は違うパターンの決着が出ることになるだろう。
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前開催の師走Sは3連単が128万馬券という大波乱になった。年明けの当レースの前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,300円台で、3連単は万馬券になっている。難解で波乱含みの一戦だ。
穴狙いに徹して、田村康仁厩舎(美浦)の6歳セン馬トランスナショナルに◎を打った。
もともと素質は高く、昨年の春の開催を使ったあとに去勢手術を施す。復帰緒戦は大敗したが、中京の2戦目で3勝クラスをクリアした。
オープン緒戦はブラジルカップ(L)。好位の後ろにつけて追走ぶりが良く、直線は捌きづらくなって踏み込めないところがあった。それで5着と掲示板に載ったからメドは立ったと言える。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからは熱心な調整ぶり。師走Sを除外された影響を見せず、12月24日に坂路で52秒8、31日にウッドコースで66秒6-12秒2、明けて6日にウッドで67秒2-12秒5と、しっかりと負荷をかけられてきた。太くもなっていないとのことで、仕上がりは良さそうだ。
ヤネは酒井学。雑に動かすところがあるジョッキーだが、前2走で同馬に乗って結果を出しているし、5番枠からロスを軽減させるように丁寧に誘導してもらいたい。
馬自身は中山のダ1800mで2勝。3勝クラスでひと息だったが、去勢して本格化した今ならオープンでもと思わせる。スムーズに運ぶと穴を開けるシーンも。
久保田貴士厩舎(美浦)の8歳セン馬バレッティも注目される存在。
大敗が続いたことで師走S(ハンデ55キロ)は9番人気に甘んじていたが、ハイペースでタフな競馬の中を渋太く伸びて勝ち切った。稍重で1分51秒0なら時計も優秀である。
今回は別定戦で57キロ。中3週と間隔を詰めて使うのも久しぶりになる。それでも乗り込みは順調で、攻めをつけている野中悠太郎の感触もいいようだ。勝っても人気になってこないし、狙う価値があるとみた。
▲は昨年の当レースの勝ち馬であるダノンスプレンダー。春からは重賞で3走続けて4着に駆け、前走の福島民友カップ(9着)は攻めが少しぬるかった。しっかり攻めを積んで反撃がある。
△は4歳のラペルーズ。3歳時にリステッド競走を勝っているように素質は高く、ノドの手術を施した効果が出れば。
※はダノンファスト。昨年の秋に福島民友カップ快勝していて、乗り込んで動ける仕上がりにある。中山では3勝。57キロを背負うのは初めてになる。
×の組。メイショウワザシは当舞台でオープン勝ちがあり、今回は単騎逃げに持ち込めるメンバーになった。クレスコブレイブはズブさがあるが、4着だったラジオ日本賞だけ走れば。マイラプソディは芝で重賞勝ちがあり、走法からはダートにも対応できそう。ラストマンは中山で3勝していて、混戦になると浮上の目が出る。
他にも警戒が必要な勢力がいて、印が回り切らない。
人気は派手に割れているし、絞っていいようなレースではないので、連勝式は手広く買っていくことにした。
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◎5番トランスナショナル
○3番バレッティ
▲4番ダノンスプレンダー
△7番ラペルーズ
※9番ダノンファスト
×12番メイショウワザシ
×2番クレスコブレイブ
×8番マイラプソディ
×6番ラストマン
【単勝】5番(10%)・3番(10%)
【複勝】5番(30%)・3番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.5→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
5.7→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.3→全通り(84点)
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中京11R
シンザン記念(GIII) 1月9日(日) 完成前の若駒同士
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1600m。
1~2コーナーの途中にある引き込み線からのスタート。向正面の半ばまでは緩い上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1200m戦が1分08秒2(良)で決着。逃げたテーオーマルクス(11番人気)が押し切り、2着と3着は内から伸びた勢力だった。テンの3ハロンは33秒9で、上がりは11秒5-11秒0-11秒8の34秒3だった。
3勝クラスの芝2000m戦は1分59秒5(良)で決着。離れた3番手を進んだシュヴァリエローズが差し切り、2着は逃げたオーロラフラッシュ、3着は外から差し込んだカイザーバローズだった。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒7-12秒3の35秒2だった。
特別に速くはないが、走りやすい馬場と言っていいだろう。JRAからは内に傷みが出始めたという発表があり、ただ、土曜に関しては内を通った勢力が活躍する傾向があった。
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本来の開催地は京都で、今年は昨年に続いて中京で行われる。過去10年を見ると、ジェンティルドンナ、ミッキーアイル、アーモンドアイ、ピクシーナイトと、のちにGIを制覇することになる馬が4頭。ただ、3連単は6度までが10万円を超える配当になっている。最高は16年の67万馬券で、前3年はすべて10万馬券だった。
今年は15頭立てで、ほとんどが1勝馬。牝馬は3頭いる。気性面に課題のある馬が目立ち、展開を読むのも結果を読むのも難しいといった印象だ。
藤沢和雄厩舎(美浦)の牝馬ラスールに◎を打った。
キタサンブラック産駒。母系は重厚な血で、BMSはジャパンカップなどGIを4勝したシングスピールである。そして、兄に2200m以上のGIIを3勝したシャケトラがいる。
デビューしたのは2歳の10月で、舞台は東京の芝1600m。スタートしてトモがハマらなかったが、すぐに好位に上がり、道中は余裕ある追走ぶりだった。直線で追われてジワジワと加速し、最後は勢い良く抜けて3馬身半差で快勝した。スローの分で勝ち時計は1分35秒3と特には目立たず、自身の上がりは34秒0、ラスト1ハロンは11秒5(推定)だった。
ゴールしたあとは「まだまだ走り足りない」といった感じで脚を使っていて、騎乗したルメールは「新しいグランアレグリアです」と話した。リップサービスという面があるとは思うが、藤沢厩舎とルメールの宝であるグランアレグリアの名前を簡単には出さないだろう。
その後は放牧に出され、12月8日に美浦に帰厩。藤沢流で坂路とウッドコースで熱心に乗り込んできた。大みそかに坂路で53秒3で追われ、明けて3日にウッドで69秒2-11秒9、6日にはウッドの併せ馬で69秒8-12秒6で先着した。
馬体は幅があって迫力が目立つ。動きはしっかりしているし、落ち着いて稽古ができているのもいい。仕上がりはかなり良さそうだ。
2戦目が牡馬混合の重賞。長い輸送も入ることになる。中京は特殊なコースだし、克服しないといけない点は多い。内の2番枠を引いたことで、他のジョッキーが外から閉めてくる可能性もある。
レースでどう乗るかはルメール次第。無理に出さず、終いの切れ味を引き出すような騎乗をしそうではある。男馬より2キロ少ない54キロで走れるのは有利。高いパフォーマンスを演じ、クラシックに向かってもらいたいところだ。
穴で気になるのは、五十嵐忠男厩舎(栗東)のデルマグレムリン。
新馬戦は直線で捌くのに時間を要しての6着。2戦目は挟まれて後方を進む形になり、大外を早めに動かしていって直線で豪快に差し切った。レースが流れて展開は向いたが、長く脚を使った点は評価されていい。
中2週が続くが、大みそかにCWコースで65秒4-11秒6で追われ、明けて5日に坂路で52秒0-12秒5で終いにビッシリと気合をつけられた。これだけやれているのだから体調はいいのだろう。岡田牧場の生産馬で、土台がしっかりしているのかもしれない。
ヤネはテン乗りで武豊。腹をくくって大外を攻めるのか、馬群を割るのか読みづらいが、うまく末脚を引き出してもらいたい。前日の段階で、単勝3,000円台の9番人気になっている。
▲はマテンロウオリオン。新馬戦の2着は中身が濃く、次に1勝クラスを使って上がり33秒4の切れ味で外から追い込み切った。中1週続きという点がどうかだが、明けて6日に栗東CWコースで長めから追われている。ハマる可能性あり。
△はビーアストニッシド。行きたがる気性が問題だが、2000mの京都2歳S(GIII)で逃げて半馬身差の2着に残った。マイルは歓迎で、折り合いがつくと勝ち切るシーンまで。
※は未勝利→1勝クラスを連勝したソリタリオ。馬の上昇度はもちろんだが、クリスチャン・デムーロが乗ってくるという点で怖い存在になる。
×の組。牝馬のモズゴールドバレルは良血のマル外馬で、新馬勝ちは着差以上に強かった。レッドベルアームは緩さが残るものの素質は高く、川田将雅起用で脅威に。セルバーグは力は持っていて、実戦で折り合えるかが鍵に。ウナギノボリは自分から行かないところがあるが、気持ちが乗れば終いに脚を使ってくる。
上述したように、気性面でまだまだといった馬が多い3歳の重賞。連勝式は崩れて高配当になるのを期待して、手広く買っていきたい。
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◎2番ラスール
○11番デルマグレムリン
▲10番マテンロウオリオン
△1番ビーアストニッシド
※3番ソリタリオ
×14番モズゴールドバレル
×9番レッドベルアーム
×15番セルバーグ
×8番ウナギノボリ
【単勝】2番(70%)
【複勝】11番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(13点)
2.10→全通り(13点)
10.11→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.11→全通り(78点)
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【日曜後半レース】
中山12R
馬 連 650円
単 勝 460円(20%)
複 勝 160円(80%)
◎ヒメノカリス1着(3人気)
新春S
馬 連 1,010円
複 勝 160円(90%)
◎ショウリュウレーヴ2着(1人気)
▲◎でヒット
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中山10R
若潮ステークス 1月9日(日) 軽量馬が多くて
◎グルアーブは馬主がデアリングタクトやアナザートゥルースを所有するノルマンディーサラブレッドレーシング。隠れた岡田一族である。同グループに多い“速い脚はなくても粘り強く脚を使う”というタイプで、2勝クラス勝ちの前走など持ち味を活かした走りだった。
クラスは上がるが、ハンデが52キロ、ヤネは引き続きハイレベルジョッキーの石川裕紀人。外めの10番枠に入ったが、うまく流れに乗れると渋太く食い下がってくる。
○ジャカランダレーンは母が重賞2勝、スプリンターズS5着のウリウリで、祖母の仔にはダービー馬マカヒキがいる。阪神での2勝クラス勝ちが強く、明け4歳の牝馬で充実期に入った。こちらもハンデは52キロ。昇級、初の中山でも注目される。
▲ウイングレイテストは重賞で好走歴があり、トップハンデの56キロを背負うのにふさわしい実力馬。△エイシンチラーは立て直しを図り、52キロで怖さがある。
軽ハンデ馬が多くいる点で、波乱になる可能性あり。グルアーブは人気がなく、連勝式は手広く買っていきたい。
◎10番グルアーブ
○11番ジャカランダレーン
▲4番ウイングレイテスト
△1番エイシンチラー
※8番アールクインダム
×6番トオヤリトセイト
×9番ホウオウカトリーヌ
×3番ウインレフィナード
×5番ジョディー
【単勝】10番(10%)・11番(30%)
【複勝】10番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(11点)
4.10→全通り(11点)
4.11→全通り(11点)
1.10→全通り(11点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(66点)
10.11→1.4(12点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月9日(日) 良血+横山武史で
◎ヒメノカリスは父がディープインパクトで、母がドバイマジェスティ(米国産)。全兄にアルアイン(皐月賞、大阪杯)がいて、1つ下の全弟がダービー馬シャフリヤールである。
3走前からブリンカーを着けて走りが安定。阪神の前走は9着に終わったが、直線でまったく進路が開かず、追えないままレースが終わってしまった。
慌ててすぐに使われるとイヤだったが、しっかりと4週間のレース間隔を取り、栗東の坂路で好時計を連発している。いいデキにあるとみていいだろう。
長距離輸送が入るし、中山は初めて。楽な状況ではないが、素材の良さ、あと、ヤネがガッツリ追ってくる横山武史である点に注目して狙うことにした。前走の着順が悪かった分で、単勝、複勝など妙味があるオッズになっている。
◎12番ヒメノカリス
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
【馬連&ワイド】
4-12・4-12・9-12・10-12
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中京10R
新春ステークス 1月9日(日) 4頭ボックスで
◎ショウリュウレーヴは母が重賞3勝、桜花賞4着のショウリュウムーン。兄のショウリュウイクゾは中京での施行だった日経新春杯を勝っている。
明け4歳馬で、ここまで5戦3勝。前走(2勝クラス)は骨折明けで陣営が「まだピリッとしない」と話していたが、それでも好時計で逃げ切ってみせた。
1月5日に栗東の坂路で50秒8-36秒3-11秒7の好時計をマーク。ラスト1ハロンだけでなく、ラストから2ハロン目も11秒7だった。ヤネは乗れる若手の団野大成で、3勝クラスでも互角にやれていい。陣営は「今年は重賞を獲りにいく」と話している。
○テンハッピーローズは4歳の牝馬で、久々、昇級だった前走では、馬場の悪い内を走らされながら2着に伸びた。こちらも上がり目があり、引き続き松山弘平で注目したい。
▲グレイイングリーンは芝1400mで(3.1.2.0)と抜群の安定感を誇る。前走は岩田望来が外に動かしすぎで、それでも2着テンハッピーローズと半馬身差の3着に伸びた。今回も崩れることは考えづらい。
△サトノアイは2走前が直線で外に弾かれる不利があっての4着で、6着だった前走は直線で包まれて満足に追えなかった。間隔を取りつつ使っているのでデキはキープしているし、川田将雅の手綱捌きに期待したい。
16頭立てで他にも気になる勢力がいるが、配当面の問題もあるので、連勝式は4頭に絞ってボックスで攻めることにした。
◎6番ショウリュウレーヴ
○13番テンハッピーローズ
▲5番グレイイングリーン
△4番サトノアイ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
4.5.6.13(6点)
【馬連&ワイド】
6-13・6-13・5-13
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【3連複】(ボックス)
4.5.6.13(4点)
【3連複】
5-6-13
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【3連単】(ボックス)
4.5.6.13(24点)
【3連単】(ボックス)
5.6.13(6点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス 1月9日(日) 乱戦ムード
◎カンタベリーマッハは4走前が0秒1差の4着、3走前がクビ差の2着。2走前の4着と前走の6着は、テンに脚を使って逃げる形になり、厳しい競馬になってしまった。
大みそかに美浦のウッドコースで長めから乗られ、明けて5日に坂路で52秒5-12秒6でしっかりと追われている。前走が放牧明けだったので、上積みを見込んでいい。
ヤネはテン乗りで吉田隼人。外の13番枠を引いたが、内に速い先行馬がいるので、好位に控えて脚をタメる競馬をしてきそうだ。中京で勝ち鞍があるし、渋太さ発揮に期待したい。タフな良馬場の分でどうかといったところ。
○スズカカナロアは追い込み脚質で、中京では(1.3.0.3)。14キロ増だった阪神の前走で4着に伸びていて、減ってこなかったとしても中身は違っているだろう。捌けば勝ち負けに。
▲ミラクルは3キロ減騎手の西谷凛で51キロで走れるのが大きく、△スズカフェラリーは走りと血統から初ダートにも対応できそうだ。
他にも警戒が必要な勢力がズラリ。午前の段階のオッズを見ると、単勝が500円台、3連単が9,000円台と厳しい数字になっている。
連勝式は「手広く買っていく」ということにしておくが、3連単は3,360通りある中の84通りで、ガミの目があるわけでなし。本当のことを言えば、絞りすぎ、競馬を甘く考えすぎである。
◎13番カンタベリーマッハ
○7番スズカカナロア
▲14番ミラクル
△3番スズカフェラリー
※1番レッドランサー
×8番ショウゲッコウ
×10番レーヴリアン
×9番スズカゴーディー
×12番ハニエル
【単勝】13番(10%)・7番(30%)
【複勝】13番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
7→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.13→全通り(14点)
13.14→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.7→全通り(84点)
13.7→1(6点)
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【土曜メインレース】
ニューイヤーS
馬 連 1,730円
ワイド 800円
ワイド 2,130円
グランデマーレ2着(4人気)
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中山11R
ニューイヤーステークス(L) 1月8日(土) 気性難が多くて…
中山の芝1600mで争われるリステッド競走。
1コーナー横のポケットからのスタート、外回りコース使用。少し行くと右カーブになるため、外枠は不利になる。1コーナーが中山競馬場の最高地点で、2コーナー途中の残り1300mを過ぎてから3コーナー途中の残り700mまでは高低差約4mの長い下り坂になっている。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。5日(水)の開催で組まれていた芝1600m戦は3歳のジュニアカップ(L)。勝ったのはインダストリアで、道中は好位の後ろで脚をタメ、直線で外に出すと、残り200mを過ぎてグンと伸びて突き抜けた。勝ち時計は1分34秒9(良)で、自身の上がりは34秒3だった。レースの1000m通過は60秒1で、上がりは11秒9-11秒1-11秒8の34秒8。逃げたベルウッドブラボーが2着、2番手追走のモンタナアゲートが3着に踏ん張っている。
芝2000mの中山金杯はレッドガランが2分00秒1(良)で勝利。中位の前で馬群の中を進み、直線で外に出すと豪快に伸びて抜け出した。2着は大外から差し込んだスカーフェイスで、3着は馬群を割って伸びたヒートオンビートだった。レースの1000m通過は62秒0で、上がりは11秒6-11秒9-12秒4の35秒9だった。
Cコースに替わって逃げ残りが見られたが、外から追い込むケースもあった。中山金杯は道中がスローで、中盤からペースが上がってラスト1ハロンが12秒4。4歳以上1勝クラスの芝2000m戦はアオイゴールドが速めのラップを刻んで逃げ、ラストの1ハロンを13秒0要しながら押し切った。勝ち時計は中山金杯より0秒1だけ遅い2分00秒2で、2着は大外から追い込んだアドマイヤハレーだった。
適度に力を要すといった程度で、瞬発力とタフさの両方が要求される馬場。内外の差は特別に大きくなく、やはり展開次第である。
今週の馬場に関して、JRAから「正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態」と発表があった。木曜に雪が降り、金曜の夕方の時点で稍重。気温が低い分で回復は遅くなるはずで、メインは良になっていたとしても水を含んだ状態だろう。
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トリッキーなコースでフルゲートの16頭立て。トライン(4番)の騎手が田辺裕信から松岡正海に変更になっている。
「気性が悪い馬が多いな…」というのが第一印象。ハナに行くのはフォルコメンかボンセルヴィーソのどちらかになりそうだが、それも流動的である。ペースが遅くなったら早めに動かすジョッキーが出てくるだろうし、展開やペースは読みづらい。
前日の段階の1番人気のオッズを確認すると、馬連が1,400円台、3連複が3,400円台、3連単が1万5,000円台と大変な数字になっている。ちなみに昨年は14番人気のミッキーブリランテが勝ち、3連単が126万馬券になった。
堀宣行厩舎(美浦)の6歳牝馬サトノダムゼルに◎を打った。
6歳馬に血統のことを書くのもなんだが、ドバイワールドカップとケンタッキーダービーを勝ったアニマルキングダムを兄に持つ超良血馬である(父はディープインパクト)。休みがちで6歳でもキャリアは11戦。重賞では新潟記念5着と府中牝馬S5着があり、中山ではディセンバーS(L)を2着している。
今回は初のマイル参戦になり、注目ポイントはここ。闘争心が強くて実戦で力んで走ってしまうのが常で、距離を縮めることがプラスになるのは間違いない。
外の15番枠を引いたのは微妙。下手に押したりすると掛かってしまうだろうし、石橋脩の冷静で考えられた誘導が必要だ。石橋といえば雑に乗ることが以前よりも多くなっていて、ちょっとイヤなところがある。
デキの良さも強調点。除外が続いた状況ではあるが、美浦のウッドコースで長めから熱心に乗り込み、本数をこなしている。年が明けて4日には内めを通って66秒7-51秒4-11秒5をマーク。辛口なコメントが多い堀師が「かなりいい状態に仕上がった」と話している。
別定戦でも54キロで走れるのは有利だし、折り合いがつき、切れ味を引き出すことができれば上位争いが可能になる。少し渋った程度の馬場は問題にしない。
藤岡健一厩舎(栗東)の5歳馬グランデマーレも気になる存在。
デビュー時には2戦目に中山芝2000mの1勝クラスを走り、1分58秒9の2歳レコードで快勝。その後は骨折による長いブランクが入ったが、昨年の春には阪神で条件クラスを連勝している。
関屋記念は左回りで外に張った走りになりながらの5着。続く京成杯オータムH(11着)が案外な失速だったが、ハミをトライアルビットに換えたことが裏目に出たか。
今回はリングバミに戻すとのこと。外の13番枠というのはいい材料ではないが、テン乗りになる戸崎圭太にはジワッと流れに乗せるような攻め方をしてもらいたい。地力は互角で、スムーズに運べば本来の粘り強さを発揮する。
▲は◎と同じ堀宣行厩舎のフォルコメン。行きたがるところがあって乗り難しいが、オープンでやれる能力を持っている。今回はブリンカーを外し、チークピーシズを着用して挑む予定。中山のマイルで2勝しているし、リズム良く走ると一発も。
△はトライン。折り合い面に課題があるが、転厩戦だった前走で2着に駆けて力を示している。上積みが見込めるし、中山でも3着があるので。急きょの乗り替わりがどう出るか。
※はスマートリアン。前走のターコイズSは7着に終わったが、レースが流れた中で強気に運びすぎた。年替わりを挟んでの中2週になり、調整がうまくいったかが鍵になる。
×の組。ボンセルヴィーソは3歳時にGIのNHKマイルカップで3着し、7歳だった昨年も中山マイルでいい走りを見せていた。カラテは昨年の2月に東京新聞杯で重賞勝ち。中山のマイルで強く、58キロだけ。リレーションシップは底を見せていないところがあり、久々、マイル克服が課題になる。ショックアクションはデビュー時に新潟2歳S勝ち。攻めは動いていて、危うさがあった気性面が成長していれば。
他にも警戒が必要な勢力がいて、とても印が回り切らない。
上述したように人気は派手に割れていて、相当にやっかいな一戦。連勝式は手広く買っていく必要がある。
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◎15番サトノダムゼル
○13番グランデマーレ
▲11番フォルコメン
△4番トライン
※3番スマートリアン
×12番ボンセルヴィーソ
×7番カラテ
×6番リレーションシップ
×8番ショックアクション
【単勝】15番(10%)・13番(10%)
【複勝】15番(40%)・13番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.15→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
11.13→全通り(14点)
4.15→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.13→全通り(84点)
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中京11R
すばるステークス(L) 1月8日(土) 混戦ムード
中京のダ1400mで争われるリステッド競走。
2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど芝コースを走り、ダートコースに入る。向正面は中ほどまで上り勾配。残り約1000mからは下り坂で、この坂は直線に入る地点まで約600mも続く。直線残り380m~残り220mは急な上り坂で、高低差は1.8m、勾配は1.14%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。全体の高低差は3.4m。
5日の開催でダ1400m戦は2鞍あった。3勝クラスを勝ったのはボンディマンシュ。中位で馬群の中を進み、直線で渋太く伸びて差し切った。勝ち時計は1分24秒0(良)。2着は最後方追走から馬群を割って追い込んだヴァルキュリアで、3着は中位の前から脚を使ったブッチーニだった。レースはテンの3ハロンが34秒1と速くなり、上がりは12秒6-12秒5-13秒0の38秒1だった。
2勝クラスを勝ったのはトーセンアランで、勝ち時計は3勝クラスより速い1分23秒8(良)。2番手追走から直線で早めに先頭に立ち、しっかりと脚を使って押し切るという競馬だった。2着は好位から脚を伸ばしたレモンポップ。3着はレモンポップをマークする形で運んでいたルチェカリーナで、2着とは4馬身の差があった。テンの3ハロンは34秒5で、上がりは12秒6-12秒0-12秒6の37秒2だった。
1勝クラスのダ1800m戦は1分53秒6、2勝クラスのダ1900m戦は2分00秒7で決着。ラスト1ハロンは、それぞれ13秒0、13秒1だった。冬場でダートは少しタフな状態になっていて、そんな馬場に適性があるかどうかは重要なポイントになる。あと、ダ1400mはコース形態からペースが速くなりがちで、展開の読みには重きを置きたい。
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フルゲートの16頭立て。権利取りが目的の馬もいて除外馬は10頭。リステッド競走にしてはメンバーがそろった印象だが、年替わりを挟んで仕上げに苦労したあとが見られる馬がいる。
ハナを切るのはピンシャンかスピリットワンベルで、コース形態から速めのラップが刻まれることになるだろう。
上村洋行厩舎(栗東)の4歳馬サヴァに◎を打った。
祖母がダイワルージュ(桜花賞3着)で、3代母がスカーレットブーケ(牝馬三冠で4着、5着、3着)。ダイワメジャーやダイワスカーレットが出ている良質な母系である(父はアイルハヴアナザー)。
2歳時に京都ダ1400mで初勝利を挙げた時がレコードでの走破。3歳の春には重賞のユニコーンSに挑戦し、14番人気ながら好位追走から早めに抜け出す競馬で2着に健闘している。
秋は3勝クラスを1走したのみ。中位を進み、勝負どころでモタついて怪しくなったが、直線で前の組が苦しくなると、しっかりと差を詰めて交わし切った。馬の力もあるが、横山武史の強い追いのあと押しも大きかった。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。12月31日にCWコースで67秒2-11秒4で追われ、明けて5日に坂路で53秒7-12秒3を乗られた。冬場で体重が増えているようだが、陣営は「成長分もある」と話している。
ヤネは引き続き横山武史。デビュー5年目だった昨年は年間104勝を挙げ、エフフォーリア、タイトルホルダー、キラーアビリティでGIを5勝した。馬を伸ばすパワーと技術は川田将雅と双璧と言って良く、すでにトップクラスのジョッキーである。
前走がそうだったようにサヴァはコーナリングがうまい方でなく、4コーナーあたりでモタつくことがある。陣営は中京のコーナーを気にしているが、2歳時に1勝クラスを3馬身差で快勝しているし、前走で感触をつかんだ武史がしっかりと対処してくるだろう。
斤量は前走から1キロ減って55キロ。良でパワーが必要な馬場でやれるのも歓迎要素である。とはいえ力のある5歳以上のオープン馬が相手。楽な戦いにはならないだろうが、素質と勢いで上位に踏み込むシーンがあっていい。
穴で狙ってみたいのは、音無秀孝厩舎(栗東)の6歳馬イメル。
昨年の6月に今回と同じ舞台で3勝クラスを勝ったが、好位追走から力強く抜け出す強さで、良で1分22秒9と格別に速い時計だった。
オープンにはメドを立てていて、中間は音無流で坂路でしっかりと負荷をかけられてきた。和田竜二は同馬を手の内に入れているし、中京コースで脅威になる。タメる形で攻めるだろう。
▲はヴァニラアイス。ムラな気性で安定しないが、阪神ダ1200mの前走は内容ある2着だった。攻めで動いて仕上がりは良く、中京ダ1400mではリステッド競走を4着したことがある。
△はアヴァンティスト。昨年の当レースの2着馬で、前走のオータムリーフSなど強気に抜け出す競馬での3着だった。攻め量が少ない気もするが、やれてはいるから問題ないか。
※スリーグランドはダ1400mで簡単には崩れず、前走の武蔵野S(東京ダ1600m)で5着に健闘した。攻め量は多くなく、息さえ保てば。
×の組。コパノマーキュリーは阪神ダ1400mの前走(オータムリーフS)でクビ差の2着に駆けた。左回りは合うし、折り合いがつくようなら。ピンシャンはスピード的には上位で、海外遠征帰りという点がどうか。ゼンノアンジュは成長中の4歳牝馬で、1400mで2勝している。カレンロマチェンコは3歳オープンを含め、当舞台で3戦3勝と負けがない。
中山のニューイヤーSほどではないが、このレースも人気は割れている。高配当期待で連勝式は手広く買っていきたい。
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◎6番サヴァ
○10番イメル
▲13番ヴァニラアイス
△11番アヴァンティスト
※12番スリーグランド
×15番コパノマーキュリー
×4番ピンシャン
×8番ゼンノアンジュ
×9番カレンロマチェンコ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(60%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
10→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(14点)
6.13→全通り(14点)
10.13→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.10→全通り(84点)
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【土曜後半レース】
中京12R
馬 連 1万1,400円
ワイド 3,640円
ワイド 880円
単 勝 650円(10%)
複 勝 300円(90%)
◎ロコポルティ1着(3人気)
寿S
3連複 5,400円
馬 連 6,240円
複 勝 390円(90%)
◎オーロラフラッシュ2着(6人気)
※◎▲でヒット
初春S
3連複 4,170円
馬 連 3,390円
複 勝 270円(40%)
複 勝 210円(40%)
▲○◎でヒット
中山12R
馬 連 410円
単 勝 460円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎ヴィオリーナ1着(3人気)
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中山10R
初春ステークス 1月8日(土) 上昇馬多く混戦
◎クインズメリッサは中京ダ1200mで新馬戦を8馬身差のV。ダ1400mでも3歳オープンを5着するなどしていて、久しぶりにダ1200mを使った前走では好位からしっかりと抜けて快勝した。ゴールした時に余力が残っていた。
底が割れていない4歳の牝馬。クラスが上がり、特殊な競馬になる中山のダ1200mが初だから状況的には厳しいが、素質的には通用するので狙ってみたい。ヤネは甘さのある藤懸貴志で、ただ、同馬で2勝している。
○ジョーフォレストは昨夏に小倉のダ1000mで3着に好走した時の上がりが良で34秒1。中山の前走では0秒2差の5着に差し込んでいる。
栗東の坂路で自己ベストとなる50秒9を叩き出して仕上がりは良好。大外の16番枠、ヤネがチグハグな騎乗になることが多い北村宏司で心配はあるが、型にハマッた時の爆発力が怖い。
▲アーバンイェーガーは久しぶりにダ1200mを使った前走で3着に伸びた。中1週でも攻めでしっかりとやられたし、明けて8歳でも充実してきた印象がある。
△は中央に戻ってから上位争いを続けているワルツフォーランで、以下はバーニングペスカ、リンカーンテソーロ、メイショウヒューマなど。
上昇馬が多くいる分で混戦、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎10番クインズメリッサ
○16番ジョーフォレスト
▲14番アーバンイェーガー
△12番ワルツフォーラン
※13番バーニングペスカ
×7番リンカーンテソーロ
×2番メイショウヒューマ
×8番サイファーシチー
×6番トラストロン
【単勝】10番(10%)・16番(10%)
【複勝】10番(40%)・16番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
16→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.16→全通り(14点)
10.14→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月8日(土) 実力牝馬がそろって
◎ヴィオリーナは母がレディアルバローザ。ヴィクトリアマイル3着、秋華賞5着とGIでも健闘し、中山牝馬Sを連覇(1度目は阪神で施行)した。
休養前は札幌で2着、府中で2着。久々でも仕上がりはいいし、母が得意にしていた舞台で期待したい。テン乗りで三浦皇成という点がどうか。
○クライミングリリーは1勝クラス勝ちで見せた末脚が強烈。4歳の牝馬で若さが残るが、2勝クラスもクリアできる器である。
▲プレミアエンブレムは母が阪神ジュベナイルFとNHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレム。函館での1勝クラス勝ちが強く、紫苑S(11着)は18番枠から外を走らされたことを考えると0秒8差で悪い走りではなかった。仕上がって要注目。
◎〇▲が素質的には上位で、マリノソフィア、サンタグラシアにも注意を払いたい。〇-▲の目を取るべきとは思うが、配当面の問題があるので◎から流す。
◎4番ヴィオリーナ
○1番クライミングリリー
▲7番プレミアエンブレム
△6番マリノソフィア
※8番サンタグラシア
×10番ガロシェ
×9番ナギサ
×3番イルヴェントデーア
×11番ブライズルーム
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→1.6.7.8
4→1
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→1.6.7.8(6点)
【3連複】
1-4-7(1点)
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中京10R
寿ステークス 1月8日(土) 伏兵馬狙いで
◎オーロラフラッシュはフランケル産駒のマル外馬。デビュー時には、離されたものといえコントレイルが圧勝した東京スポーツ杯2歳Sで4着に駆けている。前走では初めてブリンカーを着けて逃げを打ち、渋太く粘り込んだ。単勝万馬券での勝利だった。
中間も藤沢和雄流で熱心に乗り込んできた。クラスは上がるが、舞台は前走と一緒。ハナを切れるメンバーになったし、息を入れつつ運べるようだとあるいは。今回も人気がないので狙ってみる。
◎6番オーロラフラッシュ
○7番サンテローズ
▲4番カイザーバローズ
△2番タガノパッション
※1番シュヴァリエローズ
×9番パトリック
×10番サペラヴィ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→1.2.4.7.9.10
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【3連複】(軸1頭ながし)
6→1.2.4.7.9.10(15点)
【3連複】
4-6-7・2-6-7(2点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月8日(土) 伏兵馬狙いで
◎ロコポルティは3歳時に初勝利を挙げた時が3馬身差の完勝。1勝クラスで安定して走れていないが、2走前には今回と同じ舞台で離されたといえ5着に駆けている。
中間はリフレッシュ放牧を入れ、栗東のCWコースの併せ馬で鋭く先着して気配は良好。馬体は大きく増えているとのことで、ほとんどが成長分のようだ。
使ってからの方がいいかもしれないが、人気の薄いここで走られたらもったいないので狙ってみる。可能性を感じていなかったら、陣営もクリスチャン・デムーロに騎乗依頼は出さないだろう。
◎11番ロコポルティ
○5番デアリングウーマン
▲15番シゲルリジ
△13番スマートルミエール
※3番コパノキャッチング
×7番サウンドウイッシュ
×8番ゴルトファルベン
×1番ノーブルグレイス
×2番メイショウオウギ
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
【馬連&ワイド】
5-11・11-15
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ミルコ・デムーロが大きな期待をかけている素材。初の中山も初のマイルも問題としないレベルの牝馬である可能性があり、レースぶりに注目したい。
▲はニシノラブウインク。力んで走るところがあって初勝利までに5戦を要したが、能力の高さを感じさせる。前走の勝ち時計は、当日の1勝クラスを上回る数字。中山のマイルでは秋にサークルオブライフの2着に駆けているが、直線で捌けずに踏み遅れてのものだった。リズム良く走れば上位争いにも。
△はスターズオンアース。若さが残る現状だが、目立つ好馬体の持ち主で、攻めでもいい動きを見せてくる。中山はプラスに出る可能性があって。
※はスクルトゥーラ。稍重の中で新馬戦を勝ち、小柄ながら能力は高い。馬体が増えてこないようなのがどうかだが、ガッツリ追ってくる横山武史で怖さがある。
×の組。エリカヴィータはスクルトゥーラと同様に能力は高く、しかし、馬体をなかなか増やせない。ビジュノワールは2番枠から先行力を活かす競馬ができれば。フィールシンパシーは16番枠というのが課題だが、岡田一族らしい渋太い走りに注意すべき。ヴァンルーラーは阪神での初勝利が強く、右回りで変わってくるかも。
繰り返しになるが、16頭すべてが1勝馬。他にも気になる勢力がいて、印は回り切らなかった。
しっかりと人気は割れている。前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,400円台、3連複が2,400円台、3連単が8,800円台。エバーシャドネーもライラックも想定していたより売れておらず、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎1番エバーシャドネー
○8番ライラック
▲4番ニシノラブウインク
△3番スターズオンアース
※5番スクルトゥーラ
×9番エリカヴィータ
×2番ビジュノワール
×16番フィールシンパシー
×13番ヴァンルーラー
【単勝】1番(10%)・8番(10%)
【複勝】1番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.8→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
1.3→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.8→全通り(84点)
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中京11R
淀短距離ステークス(L) 1月10日(月) 連勝式は崩れ待ち
中京の芝1200mで争われるリステッド競走。
向正面からのスタート。約100mほどはゆるやかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週前になっている。土曜に2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、1分08秒2(良)で決着。逃げたテーオーマルクス(11番人気)が押し切り、2着と3着は内から伸びた勢力だった。テンの3ハロンは33秒9で、上がりは11秒5-11秒0-11秒8の34秒3だった。
日曜のシンザン記念(芝1600m)は1分34秒1(良)で決着。好位のインを進んでいたマテンロウオリオンが直線でラチ沿いから抜けて勝ち切り、2着は中位追走から伸びたソリタリオ、3着はソリタリオを追う形で脚を使ったレッドベルアームだった。1000m通過は59秒0で、上がりは11秒9-11秒5-11秒7の35秒1だった。
また、日曜の10Rが3勝クラスの芝1400m戦で、グレイイングリーンが1分19秒6(良)という速い時計で勝っている。
金曜の段階でJRAから「3コーナーから4コーナー内側に傷みがあります。その他の箇所も内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。が、土曜と日曜の競馬に関しては、内を走った方が結果は出やすかった。
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17頭立てになり、昇級馬が1頭。その昇級馬スマートクラージュが人気を集めることになる。
レースを先導するのはビオグラフィーか。レジェーロ、キタイ、スギノヴォルケーノあたりも流れに乗せてきて、どんなペースになるかは流動的である。
池江泰寿厩舎(栗東)の5歳馬スマートクラージュに◎を打った。
ディープインパクト産駒。3代母がマイルチャンピオンシップを3着したサマンサトウショウで、その孫にスイープトウショウ(秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯)がいる。
2勝目を挙げた時から1400mを使ってきたが、スピードを持て余しているようなところがあり、前走で初めて芝1200m(阪神の内回り)に挑戦。無理せず脚をタメ、直線で外から追い出されると切れる脚を繰り出して抜け出してみせた。勝ち時計は1分08秒6(良)。自身の上がりは33秒3で、ラスト1ハロンを11秒3前後で駆けている。
除外があって出走が延びたが、問題なく調整を進めてきた。大みそかにCWコースで66秒5-12秒0で追われ、明けて3日に坂路で55秒7-12秒3、6日にCWで52秒9-11秒3を乗られている。力を出せる仕上がりにあるとみていい。
ヤネは2度目の騎乗になる松山弘平。前走でしっかりと力を引き出していたので、いいイメージで乗ってくるだろう。馬自身は中京を走るのは初めてになり、左回りは新潟で結果を出している。
内の4番枠を引き、少し出して好位の後ろあたりにつける形を取るか。スムーズに捌けるかはやってみないとわからないところがあるが、脚を残していけば割ってこられるだろう。オープンでも互角にやれていい。
相手には牝馬のファーストフォリオを狙ってみたい。母が日本とアメリカでオークスを勝ったシーザリオ。よって、エピファネイア(ジャパンカップ、菊花賞)、サートゥルナーリア(皐月賞、ホープフルS)の妹になる。
なかなか馬体を増やせないが、昨年の夏に札幌で3勝クラスを勝ってオープン入りし、10月のスワンS(GII)では16番枠で外々を回される競馬になりながら0秒3差の6着に伸びた。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で意欲的に乗り込んできた。12月15日に51秒4をマーク。明けて3日には51秒0-12秒3の好時計で併せ馬で先着している。馬体は前走から20キロほど増えているようで、いい状態で臨むことができそうだ。
15番枠とまたも外を引き、ポイントはその点。あと、左回りを走るのは初めてになる。不安な要素はあるが、素質と上昇度に賭けることにした。
▲はタイセイアベニール。大ざっぱな競馬になりがちだが、オープン勝ちの実績があるし、中山の前走でもしっかりと2着に伸びている。中京では1分07秒5の3着があるし、川田将雅起用で怖い。
△はビオグラフィー。昨年の春に京王杯スプリングカップ(GII)で逃げて5着に残っていて、リステッド競走で1200mならスピードは上位である。ヤネは乗れる若手の団野大成で、息を入れつつ先行できれば。
※は4歳のダディーズビビッド。中京では3歳時に芝1400mのリステッド競走を1分19秒9の好時計で圧勝している。掛かる気性が問題で、折り合いがつけば勝ち切るシーンまで。
×の組。牝馬のアンコールプリュは1200mの差しが合い、1番枠からうまく捌いてくれば。ジョーアラビカは重賞の京阪杯でクビ+クビ差の3着に駆けたことがあり、見限れない面がある。牝馬のコロラトゥーレはムラな気性だが、時にイン差しを決める。グルーヴィットは中京記念勝ちがある実力馬で、フレグモーネで取り消したあとというのがどうかだけ。
他にも軽視できない勢力がいて、印は回り切らなかった。
前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が700円台、3連複が1,900円台、3連単が5,900円台。異常に大きい数字になるレースが多いので感覚が狂ってくるが、これで十分に割れた人気である。
単複はスマートクラージュの単勝&ファーストフォリオの複勝で。連勝式は崩れて高配当になるのを期待し、手広く買っていくことにした。
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◎4番スマートクラージュ
○15番ファーストフォリオ
▲12番タイセイアベニール
△10番ビオグラフィー
※5番ダディーズビビッド
×1番アンコールプリュ
×14番ジョーアラビカ
×7番コロラトゥーレ
×2番グルーヴィット
【単勝】4番(60%)
【複勝】15番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(15点)
4.12→全通り(15点)
12.15→全通り(15点)
4.10→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(90点)
4.15→2(6点)
【3連単】
4-2-15(1点)
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【月曜後半レース】
雅S
3連複 3,370円
馬 連 1,760円
単 勝 430円(10%)
複 勝 200円(70%)
◎グロリアムンディ1着(2人気)
◎×○でヒット
中京12R
単 勝 270円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎エイシンギアアップ1着(1人気)
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中山10R
迎春ステークス 1月10日(月) 混戦ムード
◎エドノフェリーチェは2勝クラスを7馬身差で圧勝し、3勝クラスに上がってからは2着、3着、3着。器用なタイプではないが、スタミナがあって渋太く末を伸ばしてくる。
美浦のウッドコースで熱心に乗り込んで引き続き好調。中山の外回り芝2200mは乗りやすいし、コンビを組んで(1.1.1.0)のミルコ・デムーロで注目したい。陣営は「今年は上のクラスで頑張ってもらいたい」とコメントしている。
○セファーラジエルは素質ある4歳馬で、3歳の春にはリステッド競走を4馬身差で勝っている。攻め量は豊富だし、古馬相手でも3勝クラスなら。折り合いが鍵になる。
▲スマイルは昨年の2月に現オープンのヤシャマルとハナ差の勝負を演じている。大型馬でも動ける仕上がりにあり、ルメール起用で怖い。
△ルペルカーリアは超良血の4歳馬。行きたがる気性に問題があるが、息が入るとあっさり決めるシーンまである。ヤネは横山武史。
他にも警戒が必要な勢力が多くいて、高めのレベルの混戦といったムード。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎4番エドノフェリーチェ
○11番セファーラジエル
▲8番スマイル
△9番ルペルカーリア
※15番サトノラディウス
×5番ダンディズム
×10番ウシュバテソーロ
×7番エヴァーガーデン
×13番キングオブドラゴン
【単勝】4番(10%)・11番(10%)
【複勝】4番(40%)・11番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.11→全通り(13点)
4.8→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
4.9→全通り(13点)
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中山12R
4歳以上1勝クラス 1月10日(月) 混戦ムード
◎ポレンティアは新馬戦を3馬身差で勝ち、次走で牝馬重賞のフェアリーSを3着した素材。休みがちで軌道に乗れないが、下級条件では上位の存在である。
美浦のウッドコースと坂路でじっくりと乗られて仕上がりは良好。ブリンカー着用、横山武史起用と陣営の意欲がうかがえ、狙い目があるとみた。
〇ブルメンダールも1勝クラスをクリアできる力を持っている。立て直して攻めで動いているし、ルメールを配して上位争いが可能に。
他にも軽視できない勢力がいて、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていくことにした。
なお、レーヴドゥラプレリ(12番)は出走取消になっている。
◎13番ポレンティア
○5番ブルメンダール
▲11番スリートップキズナ
△10番ココリホウオウ
※15番コスモアディラート
×2番パラレルキャリア
×1番レッジャードロ
×3番モメントグスタール
×8番ノーブルパレス
【単勝】13番(10%)・5番(30%)
【複勝】13番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
5→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.13→全通り(13点)
11.13→全通り(13点)
5.11→全通り(13点)
10.13→全通り(13点)
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中京10R
雅ステークス 1月10日(月) 素質馬がそろって
◎グロリアムンディは芝で京都2歳S(GIII)4着、すみれS(L)2着の実績あり。2走前からダートを使い、1勝クラスと2勝クラスを強い競馬で連勝した。
ローテーションは詰まっているが、デキは維持している様子。さらにクラスが上がるが、4歳の勢いがあり、差のない競馬になっていい。クリスチャン・デムーロを起用してきた。
○アルーブルトも連勝中の4歳馬。2勝クラス勝ちの前走など、厳しい馬群を縫って割って勝ち切ってみせた。攻めで好時計をマークし、3勝クラスでも。
▲ケイアイロベージは3歳重賞のユニコーンSで3着した実績がある4歳馬。前走は4コーナーで接触する不利があっての3着で、立て直して注目される。
△ヴォワドアンジェは末脚確かな4歳馬で、昇級してから3着、2着と駆けている。2走前は離されたものだが、2着との差は半馬身だった。松山弘平を起用して脅威に。
※ホッコーハナミチも力のある4歳馬で、4歳勢に素質馬が多い。古馬にも実力者がいるし、10頭立てながら楽しみな一戦である。連勝式は少し崩れてくれると理想的。
◎7番グロリアムンディ
○5番アルーブルト
▲10番ケイアイロベージ
△9番ヴォワドアンジェ
※8番ホッコーハナミチ
×2番ハヤブサナンデクン
×3番スズカパンサー
×4番スズカデレヤ
【単勝】7番(10%)・5番(20%)
【複勝】7番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
5→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.7→全通り(8点)
7.10→全通り(8点)
5.10→全通り(8点)
7.9→全通り(8点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月10日(月) 4歳勢のボックス
◎エイシンギアアップは素質ある明け4歳馬。久々、昇級だった前走では、川須栄彦に強引に動かす競馬をされながら4着に踏ん張った。
ふたたび間隔が開いたが、乗り込んで仕上がりは良好。そして、ヤネは川田将雅に大幅に強化される。中京では(1.1.1.1)と結果を出しているし、好勝負が可能とみた。
○ララシャンドンはマル外の4歳馬。気性が勝っていて1400mは少し長い印象だが、クリスチャン・デムーロがうまく御して保たせてそうだ。
▲アイリッシュセンス、△ドンカポノ、※タガノネクステージも4歳馬で上がり目があり、軽く見るわけにはいかない。
連勝式はボックスで攻め、適度に崩れてくれると理想的。
◎13番エイシンギアアップ
○9番ララシャンドン
▲7番アイリッシュセンス
△2番ドンカポノ
※11番タガノネクステージ
×3番レオパルドミノル
×12番トレーンベアラー
×10番フリークボンバー
×8番ソウルユニバンス
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
2.7.9.11.13
【馬連&ワイド】(ボックス)
7.9.13
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【3連複】(ボックス)
2.7.9.11.13(10点)
【3連複】
7-9-13(1点)
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【3連単】(ボックス)
2.7.9.11.13(60点)
【3連単】(ボックス)
7.9.13(6点)
【3連単】(ボックス)
7.9.13(6点)
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【日曜メインレース】
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中山11R
ポルックスステークス 1月9日(日) 乱戦で波乱も…
中山のダ1800mで争われるオープン特別。
正面の直線入り口からのスタート、コーナーは4つ。スタートして少し行き、残り200mのハロン棒から坂を上ることになる。坂は1コーナー部分まで続き、向正面に入ったところから200mほどが急な下り坂で、そのあとはゆるやかな下り勾配になっている。4コーナーからは平坦で、直線に向いて残り200mから勾配が約2mという急坂を上ることになる。直線距離は308m。全体の高低差は4.5m。
土曜のダートは稍重。1800mの競馬を見ると、4歳以上1勝クラス(牝馬限定)はクロフネミッションが2番手追走から早めに先頭に立つ形で4馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分54秒5。レースの1000m通過は63秒7で、上がりは12秒8-12秒4-13秒4の38秒6だった。
3歳1勝クラスの黒竹賞を勝ったのは、オメガパフュームの弟であるホウオウルーレット。こちらも2番手を進んで早めに抜けて6馬身差で圧倒するという内容だった。1000m通過は64秒3と遅く、上がりは12秒3-12秒2-13秒0の37秒5だった。
少し水を含んでいたのに、中山らしく時計も上がりもかかる状態だった。日曜は良に回復している可能性がある。タフなダートに対応できるパワーとスタミナが必要。上に挙げた土曜の2鞍は「勝ち馬が強すぎた」という特殊なケースではあり、日曜は違うパターンの決着が出ることになるだろう。
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前開催の師走Sは3連単が128万馬券という大波乱になった。年明けの当レースの前日段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,300円台で、3連単は万馬券になっている。難解で波乱含みの一戦だ。
穴狙いに徹して、田村康仁厩舎(美浦)の6歳セン馬トランスナショナルに◎を打った。
もともと素質は高く、昨年の春の開催を使ったあとに去勢手術を施す。復帰緒戦は大敗したが、中京の2戦目で3勝クラスをクリアした。
オープン緒戦はブラジルカップ(L)。好位の後ろにつけて追走ぶりが良く、直線は捌きづらくなって踏み込めないところがあった。それで5着と掲示板に載ったからメドは立ったと言える。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからは熱心な調整ぶり。師走Sを除外された影響を見せず、12月24日に坂路で52秒8、31日にウッドコースで66秒6-12秒2、明けて6日にウッドで67秒2-12秒5と、しっかりと負荷をかけられてきた。太くもなっていないとのことで、仕上がりは良さそうだ。
ヤネは酒井学。雑に動かすところがあるジョッキーだが、前2走で同馬に乗って結果を出しているし、5番枠からロスを軽減させるように丁寧に誘導してもらいたい。
馬自身は中山のダ1800mで2勝。3勝クラスでひと息だったが、去勢して本格化した今ならオープンでもと思わせる。スムーズに運ぶと穴を開けるシーンも。
久保田貴士厩舎(美浦)の8歳セン馬バレッティも注目される存在。
大敗が続いたことで師走S(ハンデ55キロ)は9番人気に甘んじていたが、ハイペースでタフな競馬の中を渋太く伸びて勝ち切った。稍重で1分51秒0なら時計も優秀である。
今回は別定戦で57キロ。中3週と間隔を詰めて使うのも久しぶりになる。それでも乗り込みは順調で、攻めをつけている野中悠太郎の感触もいいようだ。勝っても人気になってこないし、狙う価値があるとみた。
▲は昨年の当レースの勝ち馬であるダノンスプレンダー。春からは重賞で3走続けて4着に駆け、前走の福島民友カップ(9着)は攻めが少しぬるかった。しっかり攻めを積んで反撃がある。
△は4歳のラペルーズ。3歳時にリステッド競走を勝っているように素質は高く、ノドの手術を施した効果が出れば。
※はダノンファスト。昨年の秋に福島民友カップ快勝していて、乗り込んで動ける仕上がりにある。中山では3勝。57キロを背負うのは初めてになる。
×の組。メイショウワザシは当舞台でオープン勝ちがあり、今回は単騎逃げに持ち込めるメンバーになった。クレスコブレイブはズブさがあるが、4着だったラジオ日本賞だけ走れば。マイラプソディは芝で重賞勝ちがあり、走法からはダートにも対応できそう。ラストマンは中山で3勝していて、混戦になると浮上の目が出る。
他にも警戒が必要な勢力がいて、印が回り切らない。
人気は派手に割れているし、絞っていいようなレースではないので、連勝式は手広く買っていくことにした。
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◎5番トランスナショナル
○3番バレッティ
▲4番ダノンスプレンダー
△7番ラペルーズ
※9番ダノンファスト
×12番メイショウワザシ
×2番クレスコブレイブ
×8番マイラプソディ
×6番ラストマン
【単勝】5番(10%)・3番(10%)
【複勝】5番(30%)・3番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
3→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.5→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
5.7→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.3→全通り(84点)
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中京11R
シンザン記念(GIII) 1月9日(日) 完成前の若駒同士
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1600m。
1~2コーナーの途中にある引き込み線からのスタート。向正面の半ばまでは緩い上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1200m戦が1分08秒2(良)で決着。逃げたテーオーマルクス(11番人気)が押し切り、2着と3着は内から伸びた勢力だった。テンの3ハロンは33秒9で、上がりは11秒5-11秒0-11秒8の34秒3だった。
3勝クラスの芝2000m戦は1分59秒5(良)で決着。離れた3番手を進んだシュヴァリエローズが差し切り、2着は逃げたオーロラフラッシュ、3着は外から差し込んだカイザーバローズだった。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒7-12秒3の35秒2だった。
特別に速くはないが、走りやすい馬場と言っていいだろう。JRAからは内に傷みが出始めたという発表があり、ただ、土曜に関しては内を通った勢力が活躍する傾向があった。
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本来の開催地は京都で、今年は昨年に続いて中京で行われる。過去10年を見ると、ジェンティルドンナ、ミッキーアイル、アーモンドアイ、ピクシーナイトと、のちにGIを制覇することになる馬が4頭。ただ、3連単は6度までが10万円を超える配当になっている。最高は16年の67万馬券で、前3年はすべて10万馬券だった。
今年は15頭立てで、ほとんどが1勝馬。牝馬は3頭いる。気性面に課題のある馬が目立ち、展開を読むのも結果を読むのも難しいといった印象だ。
藤沢和雄厩舎(美浦)の牝馬ラスールに◎を打った。
キタサンブラック産駒。母系は重厚な血で、BMSはジャパンカップなどGIを4勝したシングスピールである。そして、兄に2200m以上のGIIを3勝したシャケトラがいる。
デビューしたのは2歳の10月で、舞台は東京の芝1600m。スタートしてトモがハマらなかったが、すぐに好位に上がり、道中は余裕ある追走ぶりだった。直線で追われてジワジワと加速し、最後は勢い良く抜けて3馬身半差で快勝した。スローの分で勝ち時計は1分35秒3と特には目立たず、自身の上がりは34秒0、ラスト1ハロンは11秒5(推定)だった。
ゴールしたあとは「まだまだ走り足りない」といった感じで脚を使っていて、騎乗したルメールは「新しいグランアレグリアです」と話した。リップサービスという面があるとは思うが、藤沢厩舎とルメールの宝であるグランアレグリアの名前を簡単には出さないだろう。
その後は放牧に出され、12月8日に美浦に帰厩。藤沢流で坂路とウッドコースで熱心に乗り込んできた。大みそかに坂路で53秒3で追われ、明けて3日にウッドで69秒2-11秒9、6日にはウッドの併せ馬で69秒8-12秒6で先着した。
馬体は幅があって迫力が目立つ。動きはしっかりしているし、落ち着いて稽古ができているのもいい。仕上がりはかなり良さそうだ。
2戦目が牡馬混合の重賞。長い輸送も入ることになる。中京は特殊なコースだし、克服しないといけない点は多い。内の2番枠を引いたことで、他のジョッキーが外から閉めてくる可能性もある。
レースでどう乗るかはルメール次第。無理に出さず、終いの切れ味を引き出すような騎乗をしそうではある。男馬より2キロ少ない54キロで走れるのは有利。高いパフォーマンスを演じ、クラシックに向かってもらいたいところだ。
穴で気になるのは、五十嵐忠男厩舎(栗東)のデルマグレムリン。
新馬戦は直線で捌くのに時間を要しての6着。2戦目は挟まれて後方を進む形になり、大外を早めに動かしていって直線で豪快に差し切った。レースが流れて展開は向いたが、長く脚を使った点は評価されていい。
中2週が続くが、大みそかにCWコースで65秒4-11秒6で追われ、明けて5日に坂路で52秒0-12秒5で終いにビッシリと気合をつけられた。これだけやれているのだから体調はいいのだろう。岡田牧場の生産馬で、土台がしっかりしているのかもしれない。
ヤネはテン乗りで武豊。腹をくくって大外を攻めるのか、馬群を割るのか読みづらいが、うまく末脚を引き出してもらいたい。前日の段階で、単勝3,000円台の9番人気になっている。
▲はマテンロウオリオン。新馬戦の2着は中身が濃く、次に1勝クラスを使って上がり33秒4の切れ味で外から追い込み切った。中1週続きという点がどうかだが、明けて6日に栗東CWコースで長めから追われている。ハマる可能性あり。
△はビーアストニッシド。行きたがる気性が問題だが、2000mの京都2歳S(GIII)で逃げて半馬身差の2着に残った。マイルは歓迎で、折り合いがつくと勝ち切るシーンまで。
※は未勝利→1勝クラスを連勝したソリタリオ。馬の上昇度はもちろんだが、クリスチャン・デムーロが乗ってくるという点で怖い存在になる。
×の組。牝馬のモズゴールドバレルは良血のマル外馬で、新馬勝ちは着差以上に強かった。レッドベルアームは緩さが残るものの素質は高く、川田将雅起用で脅威に。セルバーグは力は持っていて、実戦で折り合えるかが鍵に。ウナギノボリは自分から行かないところがあるが、気持ちが乗れば終いに脚を使ってくる。
上述したように、気性面でまだまだといった馬が多い3歳の重賞。連勝式は崩れて高配当になるのを期待して、手広く買っていきたい。
──────────────
◎2番ラスール
○11番デルマグレムリン
▲10番マテンロウオリオン
△1番ビーアストニッシド
※3番ソリタリオ
×14番モズゴールドバレル
×9番レッドベルアーム
×15番セルバーグ
×8番ウナギノボリ
【単勝】2番(70%)
【複勝】11番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(13点)
2.10→全通り(13点)
10.11→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.11→全通り(78点)
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【日曜後半レース】
中山12R
馬 連 650円
単 勝 460円(20%)
複 勝 160円(80%)
◎ヒメノカリス1着(3人気)
新春S
馬 連 1,010円
複 勝 160円(90%)
◎ショウリュウレーヴ2着(1人気)
▲◎でヒット
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中山10R
若潮ステークス 1月9日(日) 軽量馬が多くて
◎グルアーブは馬主がデアリングタクトやアナザートゥルースを所有するノルマンディーサラブレッドレーシング。隠れた岡田一族である。同グループに多い“速い脚はなくても粘り強く脚を使う”というタイプで、2勝クラス勝ちの前走など持ち味を活かした走りだった。
クラスは上がるが、ハンデが52キロ、ヤネは引き続きハイレベルジョッキーの石川裕紀人。外めの10番枠に入ったが、うまく流れに乗れると渋太く食い下がってくる。
○ジャカランダレーンは母が重賞2勝、スプリンターズS5着のウリウリで、祖母の仔にはダービー馬マカヒキがいる。阪神での2勝クラス勝ちが強く、明け4歳の牝馬で充実期に入った。こちらもハンデは52キロ。昇級、初の中山でも注目される。
▲ウイングレイテストは重賞で好走歴があり、トップハンデの56キロを背負うのにふさわしい実力馬。△エイシンチラーは立て直しを図り、52キロで怖さがある。
軽ハンデ馬が多くいる点で、波乱になる可能性あり。グルアーブは人気がなく、連勝式は手広く買っていきたい。
◎10番グルアーブ
○11番ジャカランダレーン
▲4番ウイングレイテスト
△1番エイシンチラー
※8番アールクインダム
×6番トオヤリトセイト
×9番ホウオウカトリーヌ
×3番ウインレフィナード
×5番ジョディー
【単勝】10番(10%)・11番(30%)
【複勝】10番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(11点)
4.10→全通り(11点)
4.11→全通り(11点)
1.10→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(66点)
10.11→1.4(12点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月9日(日) 良血+横山武史で
◎ヒメノカリスは父がディープインパクトで、母がドバイマジェスティ(米国産)。全兄にアルアイン(皐月賞、大阪杯)がいて、1つ下の全弟がダービー馬シャフリヤールである。
3走前からブリンカーを着けて走りが安定。阪神の前走は9着に終わったが、直線でまったく進路が開かず、追えないままレースが終わってしまった。
慌ててすぐに使われるとイヤだったが、しっかりと4週間のレース間隔を取り、栗東の坂路で好時計を連発している。いいデキにあるとみていいだろう。
長距離輸送が入るし、中山は初めて。楽な状況ではないが、素材の良さ、あと、ヤネがガッツリ追ってくる横山武史である点に注目して狙うことにした。前走の着順が悪かった分で、単勝、複勝など妙味があるオッズになっている。
◎12番ヒメノカリス
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
【馬連&ワイド】
4-12・4-12・9-12・10-12
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中京10R
新春ステークス 1月9日(日) 4頭ボックスで
◎ショウリュウレーヴは母が重賞3勝、桜花賞4着のショウリュウムーン。兄のショウリュウイクゾは中京での施行だった日経新春杯を勝っている。
明け4歳馬で、ここまで5戦3勝。前走(2勝クラス)は骨折明けで陣営が「まだピリッとしない」と話していたが、それでも好時計で逃げ切ってみせた。
1月5日に栗東の坂路で50秒8-36秒3-11秒7の好時計をマーク。ラスト1ハロンだけでなく、ラストから2ハロン目も11秒7だった。ヤネは乗れる若手の団野大成で、3勝クラスでも互角にやれていい。陣営は「今年は重賞を獲りにいく」と話している。
○テンハッピーローズは4歳の牝馬で、久々、昇級だった前走では、馬場の悪い内を走らされながら2着に伸びた。こちらも上がり目があり、引き続き松山弘平で注目したい。
▲グレイイングリーンは芝1400mで(3.1.2.0)と抜群の安定感を誇る。前走は岩田望来が外に動かしすぎで、それでも2着テンハッピーローズと半馬身差の3着に伸びた。今回も崩れることは考えづらい。
△サトノアイは2走前が直線で外に弾かれる不利があっての4着で、6着だった前走は直線で包まれて満足に追えなかった。間隔を取りつつ使っているのでデキはキープしているし、川田将雅の手綱捌きに期待したい。
16頭立てで他にも気になる勢力がいるが、配当面の問題もあるので、連勝式は4頭に絞ってボックスで攻めることにした。
◎6番ショウリュウレーヴ
○13番テンハッピーローズ
▲5番グレイイングリーン
△4番サトノアイ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
4.5.6.13(6点)
【馬連&ワイド】
6-13・6-13・5-13
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【3連複】(ボックス)
4.5.6.13(4点)
【3連複】
5-6-13
──────────────
【3連単】(ボックス)
4.5.6.13(24点)
【3連単】(ボックス)
5.6.13(6点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス 1月9日(日) 乱戦ムード
◎カンタベリーマッハは4走前が0秒1差の4着、3走前がクビ差の2着。2走前の4着と前走の6着は、テンに脚を使って逃げる形になり、厳しい競馬になってしまった。
大みそかに美浦のウッドコースで長めから乗られ、明けて5日に坂路で52秒5-12秒6でしっかりと追われている。前走が放牧明けだったので、上積みを見込んでいい。
ヤネはテン乗りで吉田隼人。外の13番枠を引いたが、内に速い先行馬がいるので、好位に控えて脚をタメる競馬をしてきそうだ。中京で勝ち鞍があるし、渋太さ発揮に期待したい。タフな良馬場の分でどうかといったところ。
○スズカカナロアは追い込み脚質で、中京では(1.3.0.3)。14キロ増だった阪神の前走で4着に伸びていて、減ってこなかったとしても中身は違っているだろう。捌けば勝ち負けに。
▲ミラクルは3キロ減騎手の西谷凛で51キロで走れるのが大きく、△スズカフェラリーは走りと血統から初ダートにも対応できそうだ。
他にも警戒が必要な勢力がズラリ。午前の段階のオッズを見ると、単勝が500円台、3連単が9,000円台と厳しい数字になっている。
連勝式は「手広く買っていく」ということにしておくが、3連単は3,360通りある中の84通りで、ガミの目があるわけでなし。本当のことを言えば、絞りすぎ、競馬を甘く考えすぎである。
◎13番カンタベリーマッハ
○7番スズカカナロア
▲14番ミラクル
△3番スズカフェラリー
※1番レッドランサー
×8番ショウゲッコウ
×10番レーヴリアン
×9番スズカゴーディー
×12番ハニエル
【単勝】13番(10%)・7番(30%)
【複勝】13番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
7→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.13→全通り(14点)
13.14→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.7→全通り(84点)
13.7→1(6点)
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【土曜メインレース】
ニューイヤーS
馬 連 1,730円
ワイド 800円
ワイド 2,130円
グランデマーレ2着(4人気)
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中山11R
ニューイヤーステークス(L) 1月8日(土) 気性難が多くて…
中山の芝1600mで争われるリステッド競走。
1コーナー横のポケットからのスタート、外回りコース使用。少し行くと右カーブになるため、外枠は不利になる。1コーナーが中山競馬場の最高地点で、2コーナー途中の残り1300mを過ぎてから3コーナー途中の残り700mまでは高低差約4mの長い下り坂になっている。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。5日(水)の開催で組まれていた芝1600m戦は3歳のジュニアカップ(L)。勝ったのはインダストリアで、道中は好位の後ろで脚をタメ、直線で外に出すと、残り200mを過ぎてグンと伸びて突き抜けた。勝ち時計は1分34秒9(良)で、自身の上がりは34秒3だった。レースの1000m通過は60秒1で、上がりは11秒9-11秒1-11秒8の34秒8。逃げたベルウッドブラボーが2着、2番手追走のモンタナアゲートが3着に踏ん張っている。
芝2000mの中山金杯はレッドガランが2分00秒1(良)で勝利。中位の前で馬群の中を進み、直線で外に出すと豪快に伸びて抜け出した。2着は大外から差し込んだスカーフェイスで、3着は馬群を割って伸びたヒートオンビートだった。レースの1000m通過は62秒0で、上がりは11秒6-11秒9-12秒4の35秒9だった。
Cコースに替わって逃げ残りが見られたが、外から追い込むケースもあった。中山金杯は道中がスローで、中盤からペースが上がってラスト1ハロンが12秒4。4歳以上1勝クラスの芝2000m戦はアオイゴールドが速めのラップを刻んで逃げ、ラストの1ハロンを13秒0要しながら押し切った。勝ち時計は中山金杯より0秒1だけ遅い2分00秒2で、2着は大外から追い込んだアドマイヤハレーだった。
適度に力を要すといった程度で、瞬発力とタフさの両方が要求される馬場。内外の差は特別に大きくなく、やはり展開次第である。
今週の馬場に関して、JRAから「正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態」と発表があった。木曜に雪が降り、金曜の夕方の時点で稍重。気温が低い分で回復は遅くなるはずで、メインは良になっていたとしても水を含んだ状態だろう。
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トリッキーなコースでフルゲートの16頭立て。トライン(4番)の騎手が田辺裕信から松岡正海に変更になっている。
「気性が悪い馬が多いな…」というのが第一印象。ハナに行くのはフォルコメンかボンセルヴィーソのどちらかになりそうだが、それも流動的である。ペースが遅くなったら早めに動かすジョッキーが出てくるだろうし、展開やペースは読みづらい。
前日の段階の1番人気のオッズを確認すると、馬連が1,400円台、3連複が3,400円台、3連単が1万5,000円台と大変な数字になっている。ちなみに昨年は14番人気のミッキーブリランテが勝ち、3連単が126万馬券になった。
堀宣行厩舎(美浦)の6歳牝馬サトノダムゼルに◎を打った。
6歳馬に血統のことを書くのもなんだが、ドバイワールドカップとケンタッキーダービーを勝ったアニマルキングダムを兄に持つ超良血馬である(父はディープインパクト)。休みがちで6歳でもキャリアは11戦。重賞では新潟記念5着と府中牝馬S5着があり、中山ではディセンバーS(L)を2着している。
今回は初のマイル参戦になり、注目ポイントはここ。闘争心が強くて実戦で力んで走ってしまうのが常で、距離を縮めることがプラスになるのは間違いない。
外の15番枠を引いたのは微妙。下手に押したりすると掛かってしまうだろうし、石橋脩の冷静で考えられた誘導が必要だ。石橋といえば雑に乗ることが以前よりも多くなっていて、ちょっとイヤなところがある。
デキの良さも強調点。除外が続いた状況ではあるが、美浦のウッドコースで長めから熱心に乗り込み、本数をこなしている。年が明けて4日には内めを通って66秒7-51秒4-11秒5をマーク。辛口なコメントが多い堀師が「かなりいい状態に仕上がった」と話している。
別定戦でも54キロで走れるのは有利だし、折り合いがつき、切れ味を引き出すことができれば上位争いが可能になる。少し渋った程度の馬場は問題にしない。
藤岡健一厩舎(栗東)の5歳馬グランデマーレも気になる存在。
デビュー時には2戦目に中山芝2000mの1勝クラスを走り、1分58秒9の2歳レコードで快勝。その後は骨折による長いブランクが入ったが、昨年の春には阪神で条件クラスを連勝している。
関屋記念は左回りで外に張った走りになりながらの5着。続く京成杯オータムH(11着)が案外な失速だったが、ハミをトライアルビットに換えたことが裏目に出たか。
今回はリングバミに戻すとのこと。外の13番枠というのはいい材料ではないが、テン乗りになる戸崎圭太にはジワッと流れに乗せるような攻め方をしてもらいたい。地力は互角で、スムーズに運べば本来の粘り強さを発揮する。
▲は◎と同じ堀宣行厩舎のフォルコメン。行きたがるところがあって乗り難しいが、オープンでやれる能力を持っている。今回はブリンカーを外し、チークピーシズを着用して挑む予定。中山のマイルで2勝しているし、リズム良く走ると一発も。
△はトライン。折り合い面に課題があるが、転厩戦だった前走で2着に駆けて力を示している。上積みが見込めるし、中山でも3着があるので。急きょの乗り替わりがどう出るか。
※はスマートリアン。前走のターコイズSは7着に終わったが、レースが流れた中で強気に運びすぎた。年替わりを挟んでの中2週になり、調整がうまくいったかが鍵になる。
×の組。ボンセルヴィーソは3歳時にGIのNHKマイルカップで3着し、7歳だった昨年も中山マイルでいい走りを見せていた。カラテは昨年の2月に東京新聞杯で重賞勝ち。中山のマイルで強く、58キロだけ。リレーションシップは底を見せていないところがあり、久々、マイル克服が課題になる。ショックアクションはデビュー時に新潟2歳S勝ち。攻めは動いていて、危うさがあった気性面が成長していれば。
他にも警戒が必要な勢力がいて、とても印が回り切らない。
上述したように人気は派手に割れていて、相当にやっかいな一戦。連勝式は手広く買っていく必要がある。
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◎15番サトノダムゼル
○13番グランデマーレ
▲11番フォルコメン
△4番トライン
※3番スマートリアン
×12番ボンセルヴィーソ
×7番カラテ
×6番リレーションシップ
×8番ショックアクション
【単勝】15番(10%)・13番(10%)
【複勝】15番(40%)・13番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.15→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
11.13→全通り(14点)
4.15→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
15.13→全通り(84点)
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中京11R
すばるステークス(L) 1月8日(土) 混戦ムード
中京のダ1400mで争われるリステッド競走。
2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど芝コースを走り、ダートコースに入る。向正面は中ほどまで上り勾配。残り約1000mからは下り坂で、この坂は直線に入る地点まで約600mも続く。直線残り380m~残り220mは急な上り坂で、高低差は1.8m、勾配は1.14%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。全体の高低差は3.4m。
5日の開催でダ1400m戦は2鞍あった。3勝クラスを勝ったのはボンディマンシュ。中位で馬群の中を進み、直線で渋太く伸びて差し切った。勝ち時計は1分24秒0(良)。2着は最後方追走から馬群を割って追い込んだヴァルキュリアで、3着は中位の前から脚を使ったブッチーニだった。レースはテンの3ハロンが34秒1と速くなり、上がりは12秒6-12秒5-13秒0の38秒1だった。
2勝クラスを勝ったのはトーセンアランで、勝ち時計は3勝クラスより速い1分23秒8(良)。2番手追走から直線で早めに先頭に立ち、しっかりと脚を使って押し切るという競馬だった。2着は好位から脚を伸ばしたレモンポップ。3着はレモンポップをマークする形で運んでいたルチェカリーナで、2着とは4馬身の差があった。テンの3ハロンは34秒5で、上がりは12秒6-12秒0-12秒6の37秒2だった。
1勝クラスのダ1800m戦は1分53秒6、2勝クラスのダ1900m戦は2分00秒7で決着。ラスト1ハロンは、それぞれ13秒0、13秒1だった。冬場でダートは少しタフな状態になっていて、そんな馬場に適性があるかどうかは重要なポイントになる。あと、ダ1400mはコース形態からペースが速くなりがちで、展開の読みには重きを置きたい。
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フルゲートの16頭立て。権利取りが目的の馬もいて除外馬は10頭。リステッド競走にしてはメンバーがそろった印象だが、年替わりを挟んで仕上げに苦労したあとが見られる馬がいる。
ハナを切るのはピンシャンかスピリットワンベルで、コース形態から速めのラップが刻まれることになるだろう。
上村洋行厩舎(栗東)の4歳馬サヴァに◎を打った。
祖母がダイワルージュ(桜花賞3着)で、3代母がスカーレットブーケ(牝馬三冠で4着、5着、3着)。ダイワメジャーやダイワスカーレットが出ている良質な母系である(父はアイルハヴアナザー)。
2歳時に京都ダ1400mで初勝利を挙げた時がレコードでの走破。3歳の春には重賞のユニコーンSに挑戦し、14番人気ながら好位追走から早めに抜け出す競馬で2着に健闘している。
秋は3勝クラスを1走したのみ。中位を進み、勝負どころでモタついて怪しくなったが、直線で前の組が苦しくなると、しっかりと差を詰めて交わし切った。馬の力もあるが、横山武史の強い追いのあと押しも大きかった。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。12月31日にCWコースで67秒2-11秒4で追われ、明けて5日に坂路で53秒7-12秒3を乗られた。冬場で体重が増えているようだが、陣営は「成長分もある」と話している。
ヤネは引き続き横山武史。デビュー5年目だった昨年は年間104勝を挙げ、エフフォーリア、タイトルホルダー、キラーアビリティでGIを5勝した。馬を伸ばすパワーと技術は川田将雅と双璧と言って良く、すでにトップクラスのジョッキーである。
前走がそうだったようにサヴァはコーナリングがうまい方でなく、4コーナーあたりでモタつくことがある。陣営は中京のコーナーを気にしているが、2歳時に1勝クラスを3馬身差で快勝しているし、前走で感触をつかんだ武史がしっかりと対処してくるだろう。
斤量は前走から1キロ減って55キロ。良でパワーが必要な馬場でやれるのも歓迎要素である。とはいえ力のある5歳以上のオープン馬が相手。楽な戦いにはならないだろうが、素質と勢いで上位に踏み込むシーンがあっていい。
穴で狙ってみたいのは、音無秀孝厩舎(栗東)の6歳馬イメル。
昨年の6月に今回と同じ舞台で3勝クラスを勝ったが、好位追走から力強く抜け出す強さで、良で1分22秒9と格別に速い時計だった。
オープンにはメドを立てていて、中間は音無流で坂路でしっかりと負荷をかけられてきた。和田竜二は同馬を手の内に入れているし、中京コースで脅威になる。タメる形で攻めるだろう。
▲はヴァニラアイス。ムラな気性で安定しないが、阪神ダ1200mの前走は内容ある2着だった。攻めで動いて仕上がりは良く、中京ダ1400mではリステッド競走を4着したことがある。
△はアヴァンティスト。昨年の当レースの2着馬で、前走のオータムリーフSなど強気に抜け出す競馬での3着だった。攻め量が少ない気もするが、やれてはいるから問題ないか。
※スリーグランドはダ1400mで簡単には崩れず、前走の武蔵野S(東京ダ1600m)で5着に健闘した。攻め量は多くなく、息さえ保てば。
×の組。コパノマーキュリーは阪神ダ1400mの前走(オータムリーフS)でクビ差の2着に駆けた。左回りは合うし、折り合いがつくようなら。ピンシャンはスピード的には上位で、海外遠征帰りという点がどうか。ゼンノアンジュは成長中の4歳牝馬で、1400mで2勝している。カレンロマチェンコは3歳オープンを含め、当舞台で3戦3勝と負けがない。
中山のニューイヤーSほどではないが、このレースも人気は割れている。高配当期待で連勝式は手広く買っていきたい。
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◎6番サヴァ
○10番イメル
▲13番ヴァニラアイス
△11番アヴァンティスト
※12番スリーグランド
×15番コパノマーキュリー
×4番ピンシャン
×8番ゼンノアンジュ
×9番カレンロマチェンコ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(60%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
10→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(14点)
6.13→全通り(14点)
10.13→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.10→全通り(84点)
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【土曜後半レース】
中京12R
馬 連 1万1,400円
ワイド 3,640円
ワイド 880円
単 勝 650円(10%)
複 勝 300円(90%)
◎ロコポルティ1着(3人気)
寿S
3連複 5,400円
馬 連 6,240円
複 勝 390円(90%)
◎オーロラフラッシュ2着(6人気)
※◎▲でヒット
初春S
3連複 4,170円
馬 連 3,390円
複 勝 270円(40%)
複 勝 210円(40%)
▲○◎でヒット
中山12R
馬 連 410円
単 勝 460円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎ヴィオリーナ1着(3人気)
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中山10R
初春ステークス 1月8日(土) 上昇馬多く混戦
◎クインズメリッサは中京ダ1200mで新馬戦を8馬身差のV。ダ1400mでも3歳オープンを5着するなどしていて、久しぶりにダ1200mを使った前走では好位からしっかりと抜けて快勝した。ゴールした時に余力が残っていた。
底が割れていない4歳の牝馬。クラスが上がり、特殊な競馬になる中山のダ1200mが初だから状況的には厳しいが、素質的には通用するので狙ってみたい。ヤネは甘さのある藤懸貴志で、ただ、同馬で2勝している。
○ジョーフォレストは昨夏に小倉のダ1000mで3着に好走した時の上がりが良で34秒1。中山の前走では0秒2差の5着に差し込んでいる。
栗東の坂路で自己ベストとなる50秒9を叩き出して仕上がりは良好。大外の16番枠、ヤネがチグハグな騎乗になることが多い北村宏司で心配はあるが、型にハマッた時の爆発力が怖い。
▲アーバンイェーガーは久しぶりにダ1200mを使った前走で3着に伸びた。中1週でも攻めでしっかりとやられたし、明けて8歳でも充実してきた印象がある。
△は中央に戻ってから上位争いを続けているワルツフォーランで、以下はバーニングペスカ、リンカーンテソーロ、メイショウヒューマなど。
上昇馬が多くいる分で混戦、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎10番クインズメリッサ
○16番ジョーフォレスト
▲14番アーバンイェーガー
△12番ワルツフォーラン
※13番バーニングペスカ
×7番リンカーンテソーロ
×2番メイショウヒューマ
×8番サイファーシチー
×6番トラストロン
【単勝】10番(10%)・16番(10%)
【複勝】10番(40%)・16番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
16→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.16→全通り(14点)
10.14→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月8日(土) 実力牝馬がそろって
◎ヴィオリーナは母がレディアルバローザ。ヴィクトリアマイル3着、秋華賞5着とGIでも健闘し、中山牝馬Sを連覇(1度目は阪神で施行)した。
休養前は札幌で2着、府中で2着。久々でも仕上がりはいいし、母が得意にしていた舞台で期待したい。テン乗りで三浦皇成という点がどうか。
○クライミングリリーは1勝クラス勝ちで見せた末脚が強烈。4歳の牝馬で若さが残るが、2勝クラスもクリアできる器である。
▲プレミアエンブレムは母が阪神ジュベナイルFとNHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレム。函館での1勝クラス勝ちが強く、紫苑S(11着)は18番枠から外を走らされたことを考えると0秒8差で悪い走りではなかった。仕上がって要注目。
◎〇▲が素質的には上位で、マリノソフィア、サンタグラシアにも注意を払いたい。〇-▲の目を取るべきとは思うが、配当面の問題があるので◎から流す。
◎4番ヴィオリーナ
○1番クライミングリリー
▲7番プレミアエンブレム
△6番マリノソフィア
※8番サンタグラシア
×10番ガロシェ
×9番ナギサ
×3番イルヴェントデーア
×11番ブライズルーム
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→1.6.7.8
4→1
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【3連複】(軸1頭ながし)
4→1.6.7.8(6点)
【3連複】
1-4-7(1点)
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中京10R
寿ステークス 1月8日(土) 伏兵馬狙いで
◎オーロラフラッシュはフランケル産駒のマル外馬。デビュー時には、離されたものといえコントレイルが圧勝した東京スポーツ杯2歳Sで4着に駆けている。前走では初めてブリンカーを着けて逃げを打ち、渋太く粘り込んだ。単勝万馬券での勝利だった。
中間も藤沢和雄流で熱心に乗り込んできた。クラスは上がるが、舞台は前走と一緒。ハナを切れるメンバーになったし、息を入れつつ運べるようだとあるいは。今回も人気がないので狙ってみる。
◎6番オーロラフラッシュ
○7番サンテローズ
▲4番カイザーバローズ
△2番タガノパッション
※1番シュヴァリエローズ
×9番パトリック
×10番サペラヴィ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→1.2.4.7.9.10
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【3連複】(軸1頭ながし)
6→1.2.4.7.9.10(15点)
【3連複】
4-6-7・2-6-7(2点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月8日(土) 伏兵馬狙いで
◎ロコポルティは3歳時に初勝利を挙げた時が3馬身差の完勝。1勝クラスで安定して走れていないが、2走前には今回と同じ舞台で離されたといえ5着に駆けている。
中間はリフレッシュ放牧を入れ、栗東のCWコースの併せ馬で鋭く先着して気配は良好。馬体は大きく増えているとのことで、ほとんどが成長分のようだ。
使ってからの方がいいかもしれないが、人気の薄いここで走られたらもったいないので狙ってみる。可能性を感じていなかったら、陣営もクリスチャン・デムーロに騎乗依頼は出さないだろう。
◎11番ロコポルティ
○5番デアリングウーマン
▲15番シゲルリジ
△13番スマートルミエール
※3番コパノキャッチング
×7番サウンドウイッシュ
×8番ゴルトファルベン
×1番ノーブルグレイス
×2番メイショウオウギ
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
【馬連&ワイド】
5-11・11-15
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