【1月15日・16日の予想コメント】
【1月15日・16日の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【日曜メインレース】
日経新春杯
3連複 5,970円
ワイド 2,720円
ワイド 1,310円
複 勝 510円(40%)
ヤシャマル3着(9人気)
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中山11R
京成杯(GIII) 1月16日(日) 素質馬がそろって
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝2000m。
正面直線の4コーナー出口からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は軽い下り坂で、100mほど走ると急坂を上ることになる。ゴール地点から1コーナー途中までも上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。なお、スタートから1コーナーまでの距離は約405m(Aコース使用時)となっている。2コーナーに入り、向正面の途中までは急めの下り勾配。そこからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の8週目で、Cコース使用3週目になっている。土曜の芝は良発表でも少し水を含んだ状態。芝1200mのカーバンクルS(オープン特別)は1分08秒7の決着になった。勝ったのは中位を進み、直線で外から伸びたサンライズオネスト。2着も外から脚を使ったマリアズハートで、3着は好位追走から直線で一旦は抜け出したマイネルジェロディだった。テンの3ハロンは33秒1で、上がりは11秒4-11秒5-12秒7の35秒6だった。
2勝クラスの芝2200m戦は2分16秒7で決着。逃げたブレークアップが押し切り、2着は外からマクッて動いたボーンジーニアス、3着は好位を進んでいたチャックネイトだった。1000m通過が64秒1と前半はかなり遅く、上がりは12秒0-11秒2-12秒1の35秒3だった。
速い馬場ではなく、タフな競馬になってラスト1ハロンがかかる傾向にあった。内外の差に関しては、展開次第でどちらもといったところである。日曜は土曜よりも乾いてくることになり、少し違った状態になっているだろう。
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16頭立て。スローの経験しかない馬もいて未知な部分はあるが、飛躍しそうな素材が複数頭いて、注目度の高い一戦になった。
ハナを奪うのはニシノムネヲウツかタイセイディバインのどちらかか。出脚次第で他が行く可能性もある。前半から中盤は速くないペースで、3コーナーを過ぎてラップが上がり、後続が動き出すような競馬になりそうだ。
栗田徹厩舎(美浦)のアライバルに◎を打った。
デビューは2歳の6月で、舞台が府中の芝1600m、馬場は稍重。スタートでトモの入りは今ひとつで、押して中位馬群を進む形になる。直線で外に出して追われると頭の高い走りながら徐々にスピードを上げ、しっかりと抜けて快勝した。スローの中で自身の上がりは33秒7。ラスト1ハロンを11秒3(推定)で駆けている。
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【日曜メインレース】
日経新春杯
3連複 5,970円
ワイド 2,720円
ワイド 1,310円
複 勝 510円(40%)
ヤシャマル3着(9人気)
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中山11R
京成杯(GIII) 1月16日(日) 素質馬がそろって
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝2000m。
正面直線の4コーナー出口からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は軽い下り坂で、100mほど走ると急坂を上ることになる。ゴール地点から1コーナー途中までも上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。なお、スタートから1コーナーまでの距離は約405m(Aコース使用時)となっている。2コーナーに入り、向正面の途中までは急めの下り勾配。そこからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の8週目で、Cコース使用3週目になっている。土曜の芝は良発表でも少し水を含んだ状態。芝1200mのカーバンクルS(オープン特別)は1分08秒7の決着になった。勝ったのは中位を進み、直線で外から伸びたサンライズオネスト。2着も外から脚を使ったマリアズハートで、3着は好位追走から直線で一旦は抜け出したマイネルジェロディだった。テンの3ハロンは33秒1で、上がりは11秒4-11秒5-12秒7の35秒6だった。
2勝クラスの芝2200m戦は2分16秒7で決着。逃げたブレークアップが押し切り、2着は外からマクッて動いたボーンジーニアス、3着は好位を進んでいたチャックネイトだった。1000m通過が64秒1と前半はかなり遅く、上がりは12秒0-11秒2-12秒1の35秒3だった。
速い馬場ではなく、タフな競馬になってラスト1ハロンがかかる傾向にあった。内外の差に関しては、展開次第でどちらもといったところである。日曜は土曜よりも乾いてくることになり、少し違った状態になっているだろう。
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16頭立て。スローの経験しかない馬もいて未知な部分はあるが、飛躍しそうな素材が複数頭いて、注目度の高い一戦になった。
ハナを奪うのはニシノムネヲウツかタイセイディバインのどちらかか。出脚次第で他が行く可能性もある。前半から中盤は速くないペースで、3コーナーを過ぎてラップが上がり、後続が動き出すような競馬になりそうだ。
栗田徹厩舎(美浦)のアライバルに◎を打った。
デビューは2歳の6月で、舞台が府中の芝1600m、馬場は稍重。スタートでトモの入りは今ひとつで、押して中位馬群を進む形になる。直線で外に出して追われると頭の高い走りながら徐々にスピードを上げ、しっかりと抜けて快勝した。スローの中で自身の上がりは33秒7。ラスト1ハロンを11秒3(推定)で駆けている。
2戦目は夏の新潟2歳S。ゲートは五分に出て、自然と下がって脚をタメる競馬になる。直線は新馬と同様にシュッとは加速しなかったが、最後は勢いがついてグッと2着に上がった。勝ったセリフォスは内から先に抜け出していた。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってから意欲的に乗り込んできた。明けて1月6日にはウッドコースで65秒3-12秒1の好時計。今週もウッドに入れ、楽な手応えで66秒7-11秒7をマークした。脚の回転が速く、ダイナミックな走り。頭は少し高いが、しっかりと首を使っていて、重心は過去2戦の時より下がっている。陣営は「夏と比べて2段階ほどパワフルになっている」と話していて、万全と言えるぐらいの仕上がりにあるとみていい。
今回は2ハロン延びて2000mになり、しかも、タフな中山。父はハービンジャー、母が桜花賞2着、オークス3着のクルミナルで、こなせる血統的なバックボーンはある。自身はガッと行ってしまうような気性ではないし、2戦で手綱を取ったルメールもスタミナを残すように丁寧に乗ってくるだろう。
右前の球節に不安があり、続けて使える段階にはない。今のところ、ここで賞金を加え、直行で皐月賞に向かうという予定。陣営は結果を出すだけの自信を持っているのだろう。
右回りは初めて、コーナー4つも初めて。克服しないといけない点は多いが、素質の高さ、あと、攻めで見せた迫力を重視して中心に期待することにした。
対抗評価は西のヴェールランス。中京の芝2000mで新馬勝ちを決め、2戦目に阪神芝2000m(内)のエリカ賞(1勝クラス)をクビ差の2着に駆けた。エリカ賞は馬場の荒れた内を通っての結果で、決着は2歳レコードだった。
母は桜花賞を勝ち、秋華賞は4着だったジュエラー。馬体は小ぶりだが、バネがあって、こちらも能力は相当に高い。
中間は栗東の坂路とCWコースでしっかりと攻めていて、前走の反動はないとみていいだろう。長距離輸送が鍵になるが、そこさえクリアすれば上位争いに加わってくる。
▲は西のテンダンス。デビュー戦はヴェールランスと半馬身差の2着で、次走で未勝利戦を4馬身差で圧勝すると、3戦目に東京スポーツ杯2歳Sを3着に駆けた。兄にスズカコーズウェイ(京王杯スプリングカップ)、カデナ(小倉大賞典)がいて、これも好素材だ。
普段の調整は坂路で、1週前には51秒5-36秒9-12秒2という速い時計が出た。闘争心が強すぎるところもあり、今の段階だとマイルの方が良さそうではある。それでも新馬戦で実際に2000mで走れているわけだし、3度目の騎乗となる和田竜二もうまくコンタクトを取ってくるだろう。中山は合うはずだし、好勝負になっていい。
△はホウオウプレミア。札幌の芝2000mで新馬を勝ち、府中の芝2000mの2戦目は速い上がりの中をクビ差の2着に差し込んでいる。しっかりと攻めを積まれて仕上がりは良好。
※はサンストックトン。新馬戦はホウオウプレミアとクビ差の2着で、2戦目が好時計の2着、3戦目に熱発明けという状況で初勝利を決めた。底力のある母系で。
×の組。ロジハービンは初勝利の前走が着差以上に強かった。タイセイディバインは気性面で成長して、先行力が脅威になる。オニャンコポンは熱発明けを叩き、今度は差す競馬をしてきそうだ。ヴェローナシチーは混戦の叩き合いになると強そう。
当日の朝の段階で、アライバルの単勝と複勝はそれなりのオッズになっている。人気馬に重い印を打っているので連勝式は配当を合わせるのが難しく、手広く買って適度に崩れるのを待つ攻め方でいくことにした。
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◎5番アライバル
○4番ヴェールランス
▲11番テンダンス
△14番ホウオウオプレミア
※12番サンストックトン
×15番ロジハービン
×7番タイセイディバイン
×10番オニャンコポン
×8番ヴェローナシチー
【単勝】5番(20%)
【複勝】5番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→4.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.5→全通り(14点)
5.11→全通り(14点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:5
2着:4.11
相手:全通り(28点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:5
2着:全通り
相手:4.11(28点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:4.11
2着:5
相手:全通り(28点)
【3連単】(ボックス)
4.5.11(6点)
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中京11R
日経新春杯(GII) 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
中京の芝2200mで争われるGII競走。
4コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど走り、急坂を上ることになる。ゴール板を過ぎ、向正面の半ばまで緩やかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週前になっている。土曜の芝は良発表でも少し水を含んだ状態。牝馬重賞の愛知杯(芝2000m)は2分01秒0で決着した。勝ったのは中位で脚をタメ、内を突いて伸びたルビーカサブランカ。2着は好位のインを進み、直線で外に動かして脚を使ったマリアエレーナで、3着は大外から追い込んだデゼルだった。1000m通過は62秒3で、上がりは11秒3-11秒5-12秒0の34秒8だった。
2勝クラスでも芝2000mが組まれていて、勝ったのは大物の相がある4歳の牝馬ビッグリボン。外から悠々と抜け出して後続に4馬身の差をつけ、走破時計は愛知杯より速い2分00秒1だった。
馬場の三分どころぐらいから外が伸びる感じだが、内を通って結果を出すケースも見られた。日曜は土曜より乾いた馬場になっているはずで、メインの日経新春杯の前に芝の競走が4鞍。もちろん展開面が重要になるが、土曜と似た傾向が出そうではある。
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ハンデ戦のGII。本来の施行条件は京都の芝2400m(外)だが、昨年に続いて中京の芝2200mで行われる。ちなみに昨年は7番人気のショウリュウイクゾが勝ち、2着が13番人気のミスマンマミーア、3着が4番人気のクラージュゲリエで、馬連が5万馬券、3連単が96万馬券になった。
16頭立てになり、トップハンデは57キロ、最軽量が53キロで、4キロの上下差がある。ショウナンバルディがハナを奪い、トップウイナー、アフリカンゴールド、マイネルフラップあたりが好位につけることになりそうだ。道中は平均的なペースで流れ、後半で早めにラップが上がるような競馬になる可能性が高い。
思い切った狙いになるが、相沢郁厩舎(美浦)の8歳馬プレシャスブルー(55キロ)に◎を打った。
6歳時には新潟大賞典(54キロ)で3着に健闘。7歳の秋には府中のオクトーバーSで次走で福島記念を圧勝することになるパンサラッサをアタマ差の2着まで追い詰め、続く阪神のアンドロメダSでも大外から3着に追い込んでいる。
前走の中日新聞杯は12着に終わったが、直線で外に構えてスペースができず、内に動かしてからも開かないところがあって、力を出し切った競馬ではなかった。
その後は在厩しての調整。ウッドコースでしっかりと乗られていて、1週前、今週と併せ馬で力強く先着した。使ってきているので上積みとなると微妙だが、動けるデキにありそうだ。
ヤネは勝浦正樹。センスのいいジョッキーとは言えないが、同馬とのコンビでは(0.3.1.0)で馬券から外れたことがない。馬自身、中京には実績があり、2200mの距離もこなせるはず。GIIで相手は強くなるが、スムーズに踏み込める形になると穴を開けるシーンも。当日の朝の段階で、単勝6,000円台の13番人気になっている。
尾形和幸厩舎(美浦)の5歳馬ヤシャマル(54キロ)も穴で気になる存在。
中日新聞杯は初ブリンカー着で臨んだが、1コーナーでゴチャつき、後方に下がってしまった。直線で脚を使ってはきたが、8着(0秒6差)までだった。
3走前の新潟記念では0秒1差の4着に駆けていて、重賞でやれる力を持っていることは証明済み。今回はブリンカーを外し、流れに乗せるような競馬をしてきそうだ。松田大作はしっかりと追ってくるジョッキーで、ハマる可能性はある。単勝5,000円台の9番人気。
▲は4歳のステラヴェローチェ(57キロ)。昨年は三冠で3着、3着、4着と駆け、暮れの有馬記念では見せ場をつくって0秒3差の4着に奮闘した。そこから中2週。最終追い切りではしっかりと動いていて、見えない疲れがないかだけ。
△はトラストケンシン(53キロ)。さかのぼると青葉賞5着やアルゼンチン共和国杯5着の実績があり、前走の中日新聞杯は0秒4差の6着だった。中間の坂路(美浦)でかなりいい動きを見せていて、流れが向くと一発も。
※はエフェクトオン(53キロ)。2走前の新潟記念は外差しが決まる競馬で内を走っての8着(0秒5差)で、続く福島記念では外を回る形で5着に伸びた。うまく捌くとあるいは。
×の組。フライライクバード(55キロ)は得意の中京に照準を合わせて仕上げてきた。牝馬のクラヴェル(54キロ)は気性面で成長し、エリザベス女王杯で2着とクビ差の3着に伸びている。マイネルウィルトス(56キロ)はスタミナとパワーに自信があり、テン乗りの川須栄彦との呼吸が合えば。4歳のヨーホーレイク(55キロ)はダービーでチグハグな競馬になりながら7着に駆けていて、長期休養明けでも息が保つようなら。
かなりの人気薄に重い印を打っていて、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎14番プレシャスブルー
○6番ヤシャマル
▲4番ステラヴェローチェ
△16番トラストケンシン
※12番エフェクトオン
×8番フライライクバード
×2番クラヴェル
×3番マイネルウゥルトス
×10番ヨーホーレイク
【単勝】14番(10%)・6番(10%)
【複勝】14番(40%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(14点)
4.14→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
6.16→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.6→全通り(84点)
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【日曜後半レース】
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月16日(日) 中山巧者に注目
◎ユキノファラオは2勝が中山の芝1200m。2走前の5着は直線で内を突いて捌き切れずに脚を余したもので、それでも着差は0秒3、自身の上がりは33秒1だった。
今回は放牧明けで3ヵ月ぶりの実戦。叩いた方がいいとは思うが、美浦ウッドコースの最終追いで内を回ったといえ64秒9-11秒6を楽にマークしている。
少し時計がかかる馬場は合うし、末脚がハマるシーンがあっていい。大野拓弥はテン乗りになるが、追い切りに跨って感触はつかんでいるはずだ。
○オシリスブレインは久々で14キロ増だった前走で0秒1差の3着に追い込んだ。年末年始を挟んだ調整で絞れてくるか微妙ではあるが、力を脚を伸ばしてくるだろう。菅原明良は手が合いそう。
連勝式はこの2頭を中心に攻め、ヒモは薄めに抜けてくれると理想的。
◎8番ユキノファラオ
○9番オシリスブレイン
▲2番グリンデルヴァルト
△4番エレガンテレイナ
※5番デルマカンノン
×1番ブロンズレッド
×7番ドクターデューン
×11番ラストリージョ
×12番アップリバー
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
【馬連&ワイド】
8-9・8-9・5-8
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.9→全通り(12点)
【3連複】
5-8-9・5-8-9(2点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
◎モズピンポンは脚の使いどころが難しいタイプ。前3走は古川奈穂が騎乗して、チグハグな走りになっていた。ただ、このコンビでは中京ダ1400mで1勝クラスを勝っている。後続に5馬身の差をつける圧勝ぶりで、早めに抜け出してラスト1ハロンが13秒7かかったからキレイな競馬ではなかった。
前走は14キロ増で太めもあったので、最終追いでビシッとやったことで絞れてくるといい。現級で通用する力は示していて、うまくタメを利かせて誘導できれば浮上するシーンがある。人気はないし、狙ってみたい。
◎14番モズピンポン
【単勝】14番(10%)
【複勝】14番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
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小倉11R
門司ステークス 1月16日(日) 上昇4歳馬に期待
◎ホールシバンは脚部不安による長い休養を明けて2勝クラスと3勝クラスを連勝。これでダートに限ると4連勝となった。手前をうまく替えられないところがあり、中山の前走など直線で右手前のまま。それで差し切って好時計勝ちを決めるのだから強い。
中間は栗東の坂路で少し大きいところを熱心に乗り込んできた。オープンに上がって初めて小回りのダ1700mを走ることになるから戸惑う危険性はあるが、素材の良さに期待したい。陣営は「負けられない」と話している。
相手の筆頭は、福島民友カップで外を回りながら3着に差し込んだスマッシングハーツ。▲はダ1700mで安定して走れるようになっているエクレアスパークルで、△はダートで底が割れていない4歳の牝馬レディバグ、※は中山の師走Sを正攻法の競馬で2着したハギノアトラス。
他にも警戒が必要な勢力がいて、連勝式は少し手を広げて流してきたい。配当は合わせてある。
◎5番ホールシバン
○15番スマッシングハーツ
▲14番エクレアスパークル
△10番レディバグ
※12番ハギノアトラス
×6番ハギノリュクス
×1番ニューモニュメント
×3番ベルダーイメル
×2番テンザワールド
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→1.2.3.6.10.12.14.15
5→3.10.12.14.15
5→10.15
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小倉12R
4歳以上1勝クラス 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
◎エレフセリアは馬主がラフィアンで、“マイネル・コスモ軍団”の一派。切れる脚はないが、スムーズに先行できると粘り強く応戦する。函館での初勝利の時計は、当日の2勝クラス(牝馬限定)と0秒3差。福島の前走は6着でも0秒5しか負けていない。
美浦の坂路で乗り込み、小倉に移動して追い切りはダートコースでしっかりとやられた。仕上がりは良さそうだ。初の2000mには対応できていいし、テン乗りになる富田暁が適切なペース配分を刻めると食い下がるシーンがある。配当面で妙味があるので狙ってみたい。
◎7番エレフセリア
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
【馬連&ワイド】
7-12
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【土曜メインレース】
カーバンクルS
3連複 5,710円
複 勝 130円(80%)
※×◎でヒット
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中山11R
カーバンクルステークス 1月15日(土) ヒモ荒れ狙いで
中山の芝1200mで争われるオープン特別。
外回りコースの向正面からの発走。スタート地点が下り勾配で、下り坂は3コーナー部分の残り約700mまで続く。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の8週目で、Cコース使用3週目になっている。年始の4日間の開催で組まれていた芝1200m戦は朱竹賞(3歳1勝クラス)の1鞍のみ。ハナを奪ったリトスがそのまま押し切った。2着は内めを捌いて追い込んだシゲルファンノユメ、3着は外めを徐々に動いてきたジョーブリッランテ。勝ち時計は1分08秒8(良)、テンの3ハロンは33秒3、上がりは11秒6-11秒6-12秒3の35秒5だった。
リステッド競走のニューイヤーS(芝1600m)は1分33秒4(良)で決着。人気のカラテがタテに長い展開の中で中団で脚をタメ、直線で外から長く渋太く伸びて差し切った。2着は2番手を進んだグランデマーレで、3着は逃げたボンセルヴィーソだった。レースの1000m通過は58秒0で、上がりは11秒5-11秒4-12秒5の35秒4だった。
昨年末のAコースからCコースに替わっていたが、冬場で特別に速い馬場ではない。少しペースが流れると、ラスト1ハロンがかかり、外からの差しが利くようになる。
今週の馬場に関して、JRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態です」と発表があった。金曜の夕方の時点で、芝は良、ダートは稍重。当日のメインの頃の芝は「少し水分を含んだ良馬場」といった状態になっているだろう。
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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が51キロで、6キロの上下差がある。
新潟の直線競馬のスペシャリストであるライオンボスが15番枠からハナに行くことになるだろう。好位に続くのはアルピニズム、マイネルジェロディ、マイネルアルケミー、ショウナンバビアナあたり。ライオンボスが刻むペースは、正直、読みづらいところがある。
西園正都厩舎(栗東)の4歳馬マイネルジェロディに◎を打った。
超高速馬場の中でのものといえ、昨年の夏に小倉芝1200mを1分06秒6(良)で走破して2着(2勝クラス)。次走も小倉で、結果は4着だったもののテンの3ハロンを32秒2、1000mを55秒1で通過するスピードを見せた。
2勝クラスをクリアしたのは夏の小倉の最終週。ゲートでうるさくてアオッて出たが、道中は馬群の中でなだめて脚をタメ、直線で外から猛然と伸びて突き抜けた。
3勝クラスの緒戦は、放牧を挟んで12月の中山芝1200m。好位につけて行きたがるぐらいの闘争心を見せ、直線残り200mで先頭に並ぶと、渋太く抜け出して1馬身半差で勝ち切った。自身のラップは、前半が33秒6、後半が33秒8。勝ち時計は1分07秒4(良)で、これは当日のラピスラズリS(L)より0秒5も速い数字である。
今回は除外があって中5週。大みそかに坂路で54秒9-12秒3を乗られ、明けて6日に52秒1-12秒2、今週は52秒6-12秒2で追われた。年替わりを挟んで難しいところがあったとは思うが、陣営は「体質が強化して本格化した」と話している。
ヤネは引き続き柴田大知。ハンデは54キロで、速い時計で勝った前走より2キロ軽い斤量で走れる。気性が強すぎるところがあるので、ゲート、道中の折り合いがポイントになるが、そこは大知に任せるしかない。全幅の信頼を置けるとまでは言えないものの、勢いに注目して中心に期待することにした。
穴で気になるのは、金成貴史厩舎(美浦)の5歳馬アルピニズム(55キロ)。
昨年の冬に今回と同じ舞台で2勝クラスと3勝クラスを連勝したが、着差がそれぞれ2馬身、2馬身半。オープンに上がって馬券には絡めていないが、力を出し切れない競馬が多かった。
約半年ぶりの実戦だったラピスラズリSは0秒1差の5着。ゲートがひと息で、そこから押すと力んで走ってしまう結果に。直線で早めに先頭に出たが、さすがに苦しくなった。0秒1差だから十分に頑張った方である。
注目すべきは中間の坂路での攻め内容。明けて4日にジョッキー騎乗といえ50秒5-36秒4-11秒6という猛時計を楽に出し、今週の月曜にもジョッキー騎乗で52秒0-36秒7-12秒1を楽にマークしている。もともと動くタイプではあるが、前走以上のデキにあるのは間違いない。
ヤネはテン乗りで永野猛蔵になり、この点は問題になる。デビューしたのは昨年で、1年目は29勝。減量が利かない特別戦を勝ったのは、2勝クラスの3勝で、うち1勝がハンデ戦で51キロだった。騎乗ぶりには危なっかしいところがある。
4日の追い切りに跨り、同馬のスピードはつかんだはず。4番枠を引いて特にゲートは重要になってくるが、慌てずに丁寧に乗って力を引き出してもらいたいところだ。能力は通用するので、穴を開けるシーンがあっても。
▲はルッジェーロ(55キロ)。2走前は道悪の内枠、前走は良馬場の外枠で伸び切れなかったもので、その前の連続2着を見直したい。ヤネはミルコ・デムーロに強化される。
△はカイザーメランジェ(55キロ)。GIIIの函館スプリントS勝ちがある実力馬で、骨折を明けてからの2走では強気の立ち回りで3着、4着(キーンランドカップ)と駆けている。仕上がりは良さそうだ。
※はサンライズオネスト。1200mを走るのは初めてだが、中間に栗東の坂路で3ハロン36秒7を出しているぐらいで、対応できていい。54キロで一発も。
×の組。マリアズハート(54キロ)はハマると鋭く伸び、中山で(3.2.0.1)の実績を残している。12着だったラピスラズリSは外々を回された。ショウナンバビアナは昨秋に当舞台で3勝クラスを勝った時の時計が1分07秒4(良)。51キロで怖さがある。サンノゼテソーロ(54キロ)は中山で2勝していて、乗り込んで動ける仕上がりにある。ダノンチェイサー(56キロ)は初の1200mだったラピスラズリSを初ブリンカー着で3着に駆けた。
他にも警戒が必要な勢力がいて、印が回り切らない。
前日の段階でマイネルジェロディに人気が集まっているが、単勝と複勝はそれなりに妙味がある数字に落ち着きそうな感じがある。連勝式は割れたオッズになっていて、高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎10番マイネルジェロディ
○4番アルピニズム
▲9番ルッジェーロ
△8番カイザーメランジェ
※5番サンライズオネスト
×13番マリアズハート
×6番ショウナンバビアナ
×12番サンノゼテソーロ
×14番ダノンチェイサー
【単勝】10番(20%)
【複勝】10番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(14点)
9.10→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.4→全通り(84点)
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中京11R
愛知杯(GIII) 1月15日(土) 軽量馬が多すぎで…
牝馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝2000m。
正面直線からのスタート、コーナーは4つ。スタート地点は上り坂。1回目のゴール板を過ぎ、向正面の半ばまで緩やかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。開催2日目に3勝クラスの芝2000m戦が組まれていて、1分59秒5(良)で決着。離れた3番手を進んでいたシュヴァリエローズが差し切り、2着は逃げたオーロラフラッシュ、3着は外から差したカイザーバローズだった。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒7-12秒3の35秒2。
初日の京都金杯(芝1600m)を勝ったのはザダル。アオッて出て後方を進む形になったが、直線で馬群を割って力強く伸びて抜け出した。2着は3番手を進んでいたダイワキャグニーで、3着は中位の前の追走から直線で外めを伸びたカイザーミノルだった。勝ち時計は1分32秒9(良)。レースの1000m通過は57秒8で、上がりは11秒5-11秒6-12秒0の35秒1だった。
開幕週の段階でJRAから「内が傷み始めている」と発表があったが、逃げ切り、逃げ残りがあったし、内を通った勢力も問題なく走れていた。3勝クラスの芝1400m戦で、1分19秒6(良)という速い勝ち時計が出ている。
今週の馬場に関して、JRAから「3コーナーから4コーナー内側の傷みが大きくなっています。その他の箇所も内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。金曜の夕方の段階で芝は稍重になっていて、当日に良に回復したとしても水分を含んだ状態になっているだろう。
ジョッキーたちがどんなコース取りをしようとするのか、読みづらいところがある。午前と午後とで違ってくるかもしれない。
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フルゲート(18頭)を割って16頭立て。トップハンデは56キロ、最軽量が51キロで、上下差は5キロとなっている。特徴的なのは軽量馬が多いこと。53キロ以下が12頭にもなり、その中に気になる勢力が複数頭いる。
確たる逃げ馬がいないのも難しいところ。初ブリンカー着のウインアグライアが主張する可能性があるし、アイコンテーラー、カセドラルベルあたりが行くかもしれないし、抑え合って他が押し出されることも考えられる。並びもペースも流動的だ。
穴狙いに徹して、最軽量51キロ、河内洋厩舎(栗東)の4歳馬アイコンテーラーに◎を打った。
昨年の秋に今回と舞台が一緒のローズSを走って0秒7差の8着。好位を追走し、直線で追われると頭が高くなって切れ負けしたような感じだった。ただ、この時は久々で少し急仕上げで、あと、フワつくような気性面の若さが残っていた。
その後は新潟で2勝クラスと3勝クラスを連勝。前で流れに乗り、直線で早めに抜け出して最後までしっかりと脚を使って押し切る競馬だった。これで新潟コースは4戦4勝。直線が平坦のコースが合うのだろうが、力をつけているのは間違いない。前走など開催が進んで馬場が荒れていて、芝2000m(外)を1分59秒7(良)で走破したのは評価できる。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。明けて4日にCWコースで66秒1-11秒6でしっかりと先着し、今週はジョッキー騎乗で坂路に入れて53秒1-12秒4で先着を果たした。動きは力強く、陣営は「馬が違ってきている」と話している。
ヤネは初勝利時から手綱を取っている亀田温心。デビュー4年目で甘さのあるジョッキーではあるが、同馬に関しては自信を持って乗っている。昨年には距離こそ違え、中京の葵S(芝1200m、騎乗馬レイハリア)で重賞初勝利を決めた。
抑えて好位を進むのか、他が行かなければハナを奪うのか、当日の馬場の傾向や出脚によって変えてくるだろう。いずれにせよ、しっかりとコンタクトを取って体力を残しつつ誘導してもらいたいところ。軽い馬が多いといえ、やはり51キロで走れるのは大きい。スムーズに運ぶと激走があっても。
斎藤崇史厩舎(栗東)の5歳馬ソフトフルートも注目される存在。
3歳の秋華賞(勝ち馬デアリングタクト)では、4コーナーでかなり外を回るロスがありながら追い込んで3着。4歳の春には今回と同じ舞台でアカイイト(のちにエリザベス女王杯を制覇)を負かして3勝クラスを勝ち、秋にエリザベス女王杯で2着とクビ+クビ差の4着に駆けた。
放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってから入念に乗り込んできた。12月24日の段階で、2歳馬といえホープフルS(GI)を勝つことになるキラーアビリティと併せて互角の動きを見せている。今週は岩田望来が跨ってCWコースに入れ、67秒8-11秒4の時計で追走先着を果たした。陣営は「フォームが安定してきた。カイバも食べている」と話している。
デビューして4年目になる岩田望来は、これまで重賞に90回も乗せてもらって未勝利。騎乗ぶりを見るとイップスのような状態になっている可能性があるが、昨年は88勝を挙げ、今年は4日目までに4勝していて腕が悪いわけではない。もうタイトルを獲らないといけないが…。
エリザベス女王杯4着馬のハンデ53キロ、中京コースは3戦3勝。直線の捌きが鍵になるが、条件がそろって勝ち切るシーンまである。
▲は4歳のマリアエレーナ(53キロ)。持久力ある末脚が武器で、新潟牝馬Sは斤量が相手より3キロ軽かったといえ、ソフトフルートを下して快勝している。陣営が大きな期待をかけていて、相性の良い中京コース、追える坂井瑠星で脅威に。
△はルビーカサブランカ(52キロ)。3勝クラス勝ちの前走は、4コーナーで接触しながら構わず抜け出す強さだった。中京ではソフトフルートやアカイイトと差のない競馬をしたことがある。
※は4歳のアナザーリリック。1800m以下で切れるイメージがあるが、秋華賞の7着は外々を回されてのもので、2000mもこなせなくはない。仕上がり良く、ハンデが53キロなら。
×の組。デゼルはタメが利くと鋭い切れ味を発揮し、55.5キロでも川田将雅の腕で。4歳のアンドヴァラナウトは昨秋にローズSを快勝して秋華賞で3着に好走していて、55キロが鍵になる。4歳のスライリー(52キロ)は秋華賞5着馬で、課題である折り合いがつくと一発も。マジックキャッスルは昨年の当レースを54キロで好時計勝ちしていて、56キロでどうかというところ。
他にも気になる勢力がいて、とても印が回り切らない。
当然のように人気は割れている。前日の段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が2,400円台、3連単が7,400円台。◎アイコンテーラーは人気薄だし、そもそもが簡単に当たるレースではないので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎8番アイコンテーラー
○9番ソフトフルート
▲4番マリアエレーナ
△1番ルビーカサブランカ
※10番アナザーリリック
×12番デゼル
×6番アンドヴァラナウト
×7番スライリー
×2番マジックキャッスル
【単勝】8番(10%)・9番(10%)
【複勝】8番(30%)・9番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
9→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.9→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
1.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.9→全通り(84点)
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【土曜後半レース】
中京12R
3連複 5,710円
馬 連 1,700円
単 勝 510円(10%)
複 勝 200円(40%)
複 勝 310円(40%)
◎ウーゴ3着(5人気)
○エールソヴール1着(2人気)
○×◎でヒット
壇ノ浦S
単 勝 250円(10%)
複 勝 140円(90%)
◎アリーヴォ1着(1人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月15日(土) 上昇4歳馬に注目
◎ボーンジーニアスは成長軌道に乗った明け4歳馬。中山の芝2500mで2勝クラスを勝ったが、4コーナーで動きづらくなって外に外に出すロスがあり、それでも直線で猛然と伸びて差し切る強さだった。
2着は久々だったといえ青葉賞5着の実績があるスワーヴエルメ。さらに勢い良く差して、十分に余力が残っていた。
坂路(美浦)の最終追いでは力の要る馬場の中で53秒8-12秒2をマーク。年末年始を挟んだ状況でも、うまく調整できたようだ。クラスが上がって距離が短くなるが、外回りの2200mなら乗りづらくはないだろう。丸山元気は同馬とコンビを組んで(0.2.1.1)で、好勝負になっていい。
シンプルに単勝&複勝で攻めることにした。
◎10番ボーンジーニアス
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月15日(土) 伏兵馬狙いで
◎ウーゴは姉に府中牝馬S1着、マイルチャンピオンシップ4着のスカーレットカラーがいる良血馬。2歳の秋に新馬戦を3馬身半差で好時計勝ちし、大きく注目された素材だ。爪の弱さや気性面に問題があって下級条件にとどまっているが、3走前に3着するなど時に脚は使ってくる。
栗東の坂路で入念に乗られて気配は良好。ヤネは乗り慣れた太宰啓介に替わるし、差しに回って型にハマると浮上するシーンがあっていい。配当面で妙味あり。
○エールソヴールは昨年の秋に中京で2着、新潟で3着と続けて好走した。久々の分がどうかだが、最終追いでビシッとやられていて、これで上向いてくるはず。狙い目があるとみた。
▲タガノマーチ、△ヴェラートは、気性面で若さが残るものの潜在能力は高い。以下、アイスリアン、レベルタウン、テーオールソーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎5番ウーゴ
○8番エールソヴール
▲11番タガノマーチ
△15番ヴェラート
※9番アイスリアン
×6番レベルタウン
×7番テーオールソー
×12番アドマイヤレビン
×3番アクイール
【単勝】5番(10%)・8番(10%)
【複勝】5番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.8→全通り(13点)
5.11→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
5.15→全通り(13点)
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小倉11R
壇之浦ステークス 1月15日(土) 菊花賞で健闘して
◎アリーヴォは良血の明け4歳馬で、これまで強い相手と戦ってきた。3歳の夏に小倉で高速馬場で1勝クラス、不良馬場で2勝クラスを勝って連勝。秋は菊花賞に挑み、2着と0秒4差の7着に健闘している。
GIでソコソコ駆けたあとの自己条件というのは飛ぶことがあるケースだが、放牧に出して疲れは取れた模様で、1週前には栗東CWコースで64秒1-11秒1という速い時計が出ている。
吉田隼人は同馬で勝ったことがあり、馬自身は小倉で3戦3勝。1800mは少し短いし、トップハンデの55キロを背負うことになったが、素質の高さで勝ち負けに持ち込んでくる。
シンプルに単勝&複勝で攻めることにした。
◎6番アリーヴォ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス 1月15日(土) 乱戦で配当妙味あり
◎ショウナンガニアンは3歳だった昨年の夏に今回と同じ舞台で初勝利。外を攻めて力強く抜け出す内容で、勝ち時計は1分08秒0(良)だった。当日の3勝クラスが1分07秒8(良)の決着だから、評価できる数字である。昇級してからは5着、8着で、大きく負けているわけではない。
中間は間隔を開けて立て直し、栗東の坂路で意欲的に乗り込んできた。12月の段階で51秒5、51秒7が出ていて、今週は力の要る馬場の中で52秒1で追われている。動ける仕上がりにあるとみていいだろう。
吉田隼人は同馬に乗って2着したことがある。捌きに甘さがあるジョッキーなので18頭立てだと心配はあるが、スムーズに運べば上位争いに食い込んできそうだ。
午前の段階で単勝オッズが640円、これで何と1番人気。それだけ乱戦で難しいレースということだが、配当的な妙味は十分にある。
◎7番ショウナンガニアン
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
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その後は放牧に出され、美浦に戻ってから意欲的に乗り込んできた。明けて1月6日にはウッドコースで65秒3-12秒1の好時計。今週もウッドに入れ、楽な手応えで66秒7-11秒7をマークした。脚の回転が速く、ダイナミックな走り。頭は少し高いが、しっかりと首を使っていて、重心は過去2戦の時より下がっている。陣営は「夏と比べて2段階ほどパワフルになっている」と話していて、万全と言えるぐらいの仕上がりにあるとみていい。
今回は2ハロン延びて2000mになり、しかも、タフな中山。父はハービンジャー、母が桜花賞2着、オークス3着のクルミナルで、こなせる血統的なバックボーンはある。自身はガッと行ってしまうような気性ではないし、2戦で手綱を取ったルメールもスタミナを残すように丁寧に乗ってくるだろう。
右前の球節に不安があり、続けて使える段階にはない。今のところ、ここで賞金を加え、直行で皐月賞に向かうという予定。陣営は結果を出すだけの自信を持っているのだろう。
右回りは初めて、コーナー4つも初めて。克服しないといけない点は多いが、素質の高さ、あと、攻めで見せた迫力を重視して中心に期待することにした。
対抗評価は西のヴェールランス。中京の芝2000mで新馬勝ちを決め、2戦目に阪神芝2000m(内)のエリカ賞(1勝クラス)をクビ差の2着に駆けた。エリカ賞は馬場の荒れた内を通っての結果で、決着は2歳レコードだった。
母は桜花賞を勝ち、秋華賞は4着だったジュエラー。馬体は小ぶりだが、バネがあって、こちらも能力は相当に高い。
中間は栗東の坂路とCWコースでしっかりと攻めていて、前走の反動はないとみていいだろう。長距離輸送が鍵になるが、そこさえクリアすれば上位争いに加わってくる。
▲は西のテンダンス。デビュー戦はヴェールランスと半馬身差の2着で、次走で未勝利戦を4馬身差で圧勝すると、3戦目に東京スポーツ杯2歳Sを3着に駆けた。兄にスズカコーズウェイ(京王杯スプリングカップ)、カデナ(小倉大賞典)がいて、これも好素材だ。
普段の調整は坂路で、1週前には51秒5-36秒9-12秒2という速い時計が出た。闘争心が強すぎるところもあり、今の段階だとマイルの方が良さそうではある。それでも新馬戦で実際に2000mで走れているわけだし、3度目の騎乗となる和田竜二もうまくコンタクトを取ってくるだろう。中山は合うはずだし、好勝負になっていい。
△はホウオウプレミア。札幌の芝2000mで新馬を勝ち、府中の芝2000mの2戦目は速い上がりの中をクビ差の2着に差し込んでいる。しっかりと攻めを積まれて仕上がりは良好。
※はサンストックトン。新馬戦はホウオウプレミアとクビ差の2着で、2戦目が好時計の2着、3戦目に熱発明けという状況で初勝利を決めた。底力のある母系で。
×の組。ロジハービンは初勝利の前走が着差以上に強かった。タイセイディバインは気性面で成長して、先行力が脅威になる。オニャンコポンは熱発明けを叩き、今度は差す競馬をしてきそうだ。ヴェローナシチーは混戦の叩き合いになると強そう。
当日の朝の段階で、アライバルの単勝と複勝はそれなりのオッズになっている。人気馬に重い印を打っているので連勝式は配当を合わせるのが難しく、手広く買って適度に崩れるのを待つ攻め方でいくことにした。
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◎5番アライバル
○4番ヴェールランス
▲11番テンダンス
△14番ホウオウオプレミア
※12番サンストックトン
×15番ロジハービン
×7番タイセイディバイン
×10番オニャンコポン
×8番ヴェローナシチー
【単勝】5番(20%)
【複勝】5番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→4.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.5→全通り(14点)
5.11→全通り(14点)
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【3連単】(フォーメーション)
1着:5
2着:4.11
相手:全通り(28点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:5
2着:全通り
相手:4.11(28点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:4.11
2着:5
相手:全通り(28点)
【3連単】(ボックス)
4.5.11(6点)
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中京11R
日経新春杯(GII) 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
中京の芝2200mで争われるGII競走。
4コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど走り、急坂を上ることになる。ゴール板を過ぎ、向正面の半ばまで緩やかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週前になっている。土曜の芝は良発表でも少し水を含んだ状態。牝馬重賞の愛知杯(芝2000m)は2分01秒0で決着した。勝ったのは中位で脚をタメ、内を突いて伸びたルビーカサブランカ。2着は好位のインを進み、直線で外に動かして脚を使ったマリアエレーナで、3着は大外から追い込んだデゼルだった。1000m通過は62秒3で、上がりは11秒3-11秒5-12秒0の34秒8だった。
2勝クラスでも芝2000mが組まれていて、勝ったのは大物の相がある4歳の牝馬ビッグリボン。外から悠々と抜け出して後続に4馬身の差をつけ、走破時計は愛知杯より速い2分00秒1だった。
馬場の三分どころぐらいから外が伸びる感じだが、内を通って結果を出すケースも見られた。日曜は土曜より乾いた馬場になっているはずで、メインの日経新春杯の前に芝の競走が4鞍。もちろん展開面が重要になるが、土曜と似た傾向が出そうではある。
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ハンデ戦のGII。本来の施行条件は京都の芝2400m(外)だが、昨年に続いて中京の芝2200mで行われる。ちなみに昨年は7番人気のショウリュウイクゾが勝ち、2着が13番人気のミスマンマミーア、3着が4番人気のクラージュゲリエで、馬連が5万馬券、3連単が96万馬券になった。
16頭立てになり、トップハンデは57キロ、最軽量が53キロで、4キロの上下差がある。ショウナンバルディがハナを奪い、トップウイナー、アフリカンゴールド、マイネルフラップあたりが好位につけることになりそうだ。道中は平均的なペースで流れ、後半で早めにラップが上がるような競馬になる可能性が高い。
思い切った狙いになるが、相沢郁厩舎(美浦)の8歳馬プレシャスブルー(55キロ)に◎を打った。
6歳時には新潟大賞典(54キロ)で3着に健闘。7歳の秋には府中のオクトーバーSで次走で福島記念を圧勝することになるパンサラッサをアタマ差の2着まで追い詰め、続く阪神のアンドロメダSでも大外から3着に追い込んでいる。
前走の中日新聞杯は12着に終わったが、直線で外に構えてスペースができず、内に動かしてからも開かないところがあって、力を出し切った競馬ではなかった。
その後は在厩しての調整。ウッドコースでしっかりと乗られていて、1週前、今週と併せ馬で力強く先着した。使ってきているので上積みとなると微妙だが、動けるデキにありそうだ。
ヤネは勝浦正樹。センスのいいジョッキーとは言えないが、同馬とのコンビでは(0.3.1.0)で馬券から外れたことがない。馬自身、中京には実績があり、2200mの距離もこなせるはず。GIIで相手は強くなるが、スムーズに踏み込める形になると穴を開けるシーンも。当日の朝の段階で、単勝6,000円台の13番人気になっている。
尾形和幸厩舎(美浦)の5歳馬ヤシャマル(54キロ)も穴で気になる存在。
中日新聞杯は初ブリンカー着で臨んだが、1コーナーでゴチャつき、後方に下がってしまった。直線で脚を使ってはきたが、8着(0秒6差)までだった。
3走前の新潟記念では0秒1差の4着に駆けていて、重賞でやれる力を持っていることは証明済み。今回はブリンカーを外し、流れに乗せるような競馬をしてきそうだ。松田大作はしっかりと追ってくるジョッキーで、ハマる可能性はある。単勝5,000円台の9番人気。
▲は4歳のステラヴェローチェ(57キロ)。昨年は三冠で3着、3着、4着と駆け、暮れの有馬記念では見せ場をつくって0秒3差の4着に奮闘した。そこから中2週。最終追い切りではしっかりと動いていて、見えない疲れがないかだけ。
△はトラストケンシン(53キロ)。さかのぼると青葉賞5着やアルゼンチン共和国杯5着の実績があり、前走の中日新聞杯は0秒4差の6着だった。中間の坂路(美浦)でかなりいい動きを見せていて、流れが向くと一発も。
※はエフェクトオン(53キロ)。2走前の新潟記念は外差しが決まる競馬で内を走っての8着(0秒5差)で、続く福島記念では外を回る形で5着に伸びた。うまく捌くとあるいは。
×の組。フライライクバード(55キロ)は得意の中京に照準を合わせて仕上げてきた。牝馬のクラヴェル(54キロ)は気性面で成長し、エリザベス女王杯で2着とクビ差の3着に伸びている。マイネルウィルトス(56キロ)はスタミナとパワーに自信があり、テン乗りの川須栄彦との呼吸が合えば。4歳のヨーホーレイク(55キロ)はダービーでチグハグな競馬になりながら7着に駆けていて、長期休養明けでも息が保つようなら。
かなりの人気薄に重い印を打っていて、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎14番プレシャスブルー
○6番ヤシャマル
▲4番ステラヴェローチェ
△16番トラストケンシン
※12番エフェクトオン
×8番フライライクバード
×2番クラヴェル
×3番マイネルウゥルトス
×10番ヨーホーレイク
【単勝】14番(10%)・6番(10%)
【複勝】14番(40%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.14→全通り(14点)
4.14→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
6.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.6→全通り(84点)
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【日曜後半レース】
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月16日(日) 中山巧者に注目
◎ユキノファラオは2勝が中山の芝1200m。2走前の5着は直線で内を突いて捌き切れずに脚を余したもので、それでも着差は0秒3、自身の上がりは33秒1だった。
今回は放牧明けで3ヵ月ぶりの実戦。叩いた方がいいとは思うが、美浦ウッドコースの最終追いで内を回ったといえ64秒9-11秒6を楽にマークしている。
少し時計がかかる馬場は合うし、末脚がハマるシーンがあっていい。大野拓弥はテン乗りになるが、追い切りに跨って感触はつかんでいるはずだ。
○オシリスブレインは久々で14キロ増だった前走で0秒1差の3着に追い込んだ。年末年始を挟んだ調整で絞れてくるか微妙ではあるが、力を脚を伸ばしてくるだろう。菅原明良は手が合いそう。
連勝式はこの2頭を中心に攻め、ヒモは薄めに抜けてくれると理想的。
◎8番ユキノファラオ
○9番オシリスブレイン
▲2番グリンデルヴァルト
△4番エレガンテレイナ
※5番デルマカンノン
×1番ブロンズレッド
×7番ドクターデューン
×11番ラストリージョ
×12番アップリバー
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
【馬連&ワイド】
8-9・8-9・5-8
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.9→全通り(12点)
【3連複】
5-8-9・5-8-9(2点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
◎モズピンポンは脚の使いどころが難しいタイプ。前3走は古川奈穂が騎乗して、チグハグな走りになっていた。ただ、このコンビでは中京ダ1400mで1勝クラスを勝っている。後続に5馬身の差をつける圧勝ぶりで、早めに抜け出してラスト1ハロンが13秒7かかったからキレイな競馬ではなかった。
前走は14キロ増で太めもあったので、最終追いでビシッとやったことで絞れてくるといい。現級で通用する力は示していて、うまくタメを利かせて誘導できれば浮上するシーンがある。人気はないし、狙ってみたい。
◎14番モズピンポン
【単勝】14番(10%)
【複勝】14番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
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小倉11R
門司ステークス 1月16日(日) 上昇4歳馬に期待
◎ホールシバンは脚部不安による長い休養を明けて2勝クラスと3勝クラスを連勝。これでダートに限ると4連勝となった。手前をうまく替えられないところがあり、中山の前走など直線で右手前のまま。それで差し切って好時計勝ちを決めるのだから強い。
中間は栗東の坂路で少し大きいところを熱心に乗り込んできた。オープンに上がって初めて小回りのダ1700mを走ることになるから戸惑う危険性はあるが、素材の良さに期待したい。陣営は「負けられない」と話している。
相手の筆頭は、福島民友カップで外を回りながら3着に差し込んだスマッシングハーツ。▲はダ1700mで安定して走れるようになっているエクレアスパークルで、△はダートで底が割れていない4歳の牝馬レディバグ、※は中山の師走Sを正攻法の競馬で2着したハギノアトラス。
他にも警戒が必要な勢力がいて、連勝式は少し手を広げて流してきたい。配当は合わせてある。
◎5番ホールシバン
○15番スマッシングハーツ
▲14番エクレアスパークル
△10番レディバグ
※12番ハギノアトラス
×6番ハギノリュクス
×1番ニューモニュメント
×3番ベルダーイメル
×2番テンザワールド
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→1.2.3.6.10.12.14.15
5→3.10.12.14.15
5→10.15
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小倉12R
4歳以上1勝クラス 1月16日(日) 伏兵馬狙いで
◎エレフセリアは馬主がラフィアンで、“マイネル・コスモ軍団”の一派。切れる脚はないが、スムーズに先行できると粘り強く応戦する。函館での初勝利の時計は、当日の2勝クラス(牝馬限定)と0秒3差。福島の前走は6着でも0秒5しか負けていない。
美浦の坂路で乗り込み、小倉に移動して追い切りはダートコースでしっかりとやられた。仕上がりは良さそうだ。初の2000mには対応できていいし、テン乗りになる富田暁が適切なペース配分を刻めると食い下がるシーンがある。配当面で妙味があるので狙ってみたい。
◎7番エレフセリア
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
【馬連&ワイド】
7-12
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【土曜メインレース】
カーバンクルS
3連複 5,710円
複 勝 130円(80%)
※×◎でヒット
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中山11R
カーバンクルステークス 1月15日(土) ヒモ荒れ狙いで
中山の芝1200mで争われるオープン特別。
外回りコースの向正面からの発走。スタート地点が下り勾配で、下り坂は3コーナー部分の残り約700mまで続く。そこからは平坦で、4コーナー途中の残り400m~直線残り200mの前までは緩めの下り坂に。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の8週目で、Cコース使用3週目になっている。年始の4日間の開催で組まれていた芝1200m戦は朱竹賞(3歳1勝クラス)の1鞍のみ。ハナを奪ったリトスがそのまま押し切った。2着は内めを捌いて追い込んだシゲルファンノユメ、3着は外めを徐々に動いてきたジョーブリッランテ。勝ち時計は1分08秒8(良)、テンの3ハロンは33秒3、上がりは11秒6-11秒6-12秒3の35秒5だった。
リステッド競走のニューイヤーS(芝1600m)は1分33秒4(良)で決着。人気のカラテがタテに長い展開の中で中団で脚をタメ、直線で外から長く渋太く伸びて差し切った。2着は2番手を進んだグランデマーレで、3着は逃げたボンセルヴィーソだった。レースの1000m通過は58秒0で、上がりは11秒5-11秒4-12秒5の35秒4だった。
昨年末のAコースからCコースに替わっていたが、冬場で特別に速い馬場ではない。少しペースが流れると、ラスト1ハロンがかかり、外からの差しが利くようになる。
今週の馬場に関して、JRAから「3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は引き続き良好な状態です」と発表があった。金曜の夕方の時点で、芝は良、ダートは稍重。当日のメインの頃の芝は「少し水分を含んだ良馬場」といった状態になっているだろう。
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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が51キロで、6キロの上下差がある。
新潟の直線競馬のスペシャリストであるライオンボスが15番枠からハナに行くことになるだろう。好位に続くのはアルピニズム、マイネルジェロディ、マイネルアルケミー、ショウナンバビアナあたり。ライオンボスが刻むペースは、正直、読みづらいところがある。
西園正都厩舎(栗東)の4歳馬マイネルジェロディに◎を打った。
超高速馬場の中でのものといえ、昨年の夏に小倉芝1200mを1分06秒6(良)で走破して2着(2勝クラス)。次走も小倉で、結果は4着だったもののテンの3ハロンを32秒2、1000mを55秒1で通過するスピードを見せた。
2勝クラスをクリアしたのは夏の小倉の最終週。ゲートでうるさくてアオッて出たが、道中は馬群の中でなだめて脚をタメ、直線で外から猛然と伸びて突き抜けた。
3勝クラスの緒戦は、放牧を挟んで12月の中山芝1200m。好位につけて行きたがるぐらいの闘争心を見せ、直線残り200mで先頭に並ぶと、渋太く抜け出して1馬身半差で勝ち切った。自身のラップは、前半が33秒6、後半が33秒8。勝ち時計は1分07秒4(良)で、これは当日のラピスラズリS(L)より0秒5も速い数字である。
今回は除外があって中5週。大みそかに坂路で54秒9-12秒3を乗られ、明けて6日に52秒1-12秒2、今週は52秒6-12秒2で追われた。年替わりを挟んで難しいところがあったとは思うが、陣営は「体質が強化して本格化した」と話している。
ヤネは引き続き柴田大知。ハンデは54キロで、速い時計で勝った前走より2キロ軽い斤量で走れる。気性が強すぎるところがあるので、ゲート、道中の折り合いがポイントになるが、そこは大知に任せるしかない。全幅の信頼を置けるとまでは言えないものの、勢いに注目して中心に期待することにした。
穴で気になるのは、金成貴史厩舎(美浦)の5歳馬アルピニズム(55キロ)。
昨年の冬に今回と同じ舞台で2勝クラスと3勝クラスを連勝したが、着差がそれぞれ2馬身、2馬身半。オープンに上がって馬券には絡めていないが、力を出し切れない競馬が多かった。
約半年ぶりの実戦だったラピスラズリSは0秒1差の5着。ゲートがひと息で、そこから押すと力んで走ってしまう結果に。直線で早めに先頭に出たが、さすがに苦しくなった。0秒1差だから十分に頑張った方である。
注目すべきは中間の坂路での攻め内容。明けて4日にジョッキー騎乗といえ50秒5-36秒4-11秒6という猛時計を楽に出し、今週の月曜にもジョッキー騎乗で52秒0-36秒7-12秒1を楽にマークしている。もともと動くタイプではあるが、前走以上のデキにあるのは間違いない。
ヤネはテン乗りで永野猛蔵になり、この点は問題になる。デビューしたのは昨年で、1年目は29勝。減量が利かない特別戦を勝ったのは、2勝クラスの3勝で、うち1勝がハンデ戦で51キロだった。騎乗ぶりには危なっかしいところがある。
4日の追い切りに跨り、同馬のスピードはつかんだはず。4番枠を引いて特にゲートは重要になってくるが、慌てずに丁寧に乗って力を引き出してもらいたいところだ。能力は通用するので、穴を開けるシーンがあっても。
▲はルッジェーロ(55キロ)。2走前は道悪の内枠、前走は良馬場の外枠で伸び切れなかったもので、その前の連続2着を見直したい。ヤネはミルコ・デムーロに強化される。
△はカイザーメランジェ(55キロ)。GIIIの函館スプリントS勝ちがある実力馬で、骨折を明けてからの2走では強気の立ち回りで3着、4着(キーンランドカップ)と駆けている。仕上がりは良さそうだ。
※はサンライズオネスト。1200mを走るのは初めてだが、中間に栗東の坂路で3ハロン36秒7を出しているぐらいで、対応できていい。54キロで一発も。
×の組。マリアズハート(54キロ)はハマると鋭く伸び、中山で(3.2.0.1)の実績を残している。12着だったラピスラズリSは外々を回された。ショウナンバビアナは昨秋に当舞台で3勝クラスを勝った時の時計が1分07秒4(良)。51キロで怖さがある。サンノゼテソーロ(54キロ)は中山で2勝していて、乗り込んで動ける仕上がりにある。ダノンチェイサー(56キロ)は初の1200mだったラピスラズリSを初ブリンカー着で3着に駆けた。
他にも警戒が必要な勢力がいて、印が回り切らない。
前日の段階でマイネルジェロディに人気が集まっているが、単勝と複勝はそれなりに妙味がある数字に落ち着きそうな感じがある。連勝式は割れたオッズになっていて、高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎10番マイネルジェロディ
○4番アルピニズム
▲9番ルッジェーロ
△8番カイザーメランジェ
※5番サンライズオネスト
×13番マリアズハート
×6番ショウナンバビアナ
×12番サンノゼテソーロ
×14番ダノンチェイサー
【単勝】10番(20%)
【複勝】10番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(14点)
9.10→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.4→全通り(84点)
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中京11R
愛知杯(GIII) 1月15日(土) 軽量馬が多すぎで…
牝馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝2000m。
正面直線からのスタート、コーナーは4つ。スタート地点は上り坂。1回目のゴール板を過ぎ、向正面の半ばまで緩やかな上り勾配になっている。残り約1100mの地点から下り坂になり、この坂は直線に入るまで700m以上も続く。直線残り340m~残り240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のある坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。開催2日目に3勝クラスの芝2000m戦が組まれていて、1分59秒5(良)で決着。離れた3番手を進んでいたシュヴァリエローズが差し切り、2着は逃げたオーロラフラッシュ、3着は外から差したカイザーバローズだった。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒7-12秒3の35秒2。
初日の京都金杯(芝1600m)を勝ったのはザダル。アオッて出て後方を進む形になったが、直線で馬群を割って力強く伸びて抜け出した。2着は3番手を進んでいたダイワキャグニーで、3着は中位の前の追走から直線で外めを伸びたカイザーミノルだった。勝ち時計は1分32秒9(良)。レースの1000m通過は57秒8で、上がりは11秒5-11秒6-12秒0の35秒1だった。
開幕週の段階でJRAから「内が傷み始めている」と発表があったが、逃げ切り、逃げ残りがあったし、内を通った勢力も問題なく走れていた。3勝クラスの芝1400m戦で、1分19秒6(良)という速い勝ち時計が出ている。
今週の馬場に関して、JRAから「3コーナーから4コーナー内側の傷みが大きくなっています。その他の箇所も内柵沿いに傷みがあります」と発表があった。金曜の夕方の段階で芝は稍重になっていて、当日に良に回復したとしても水分を含んだ状態になっているだろう。
ジョッキーたちがどんなコース取りをしようとするのか、読みづらいところがある。午前と午後とで違ってくるかもしれない。
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フルゲート(18頭)を割って16頭立て。トップハンデは56キロ、最軽量が51キロで、上下差は5キロとなっている。特徴的なのは軽量馬が多いこと。53キロ以下が12頭にもなり、その中に気になる勢力が複数頭いる。
確たる逃げ馬がいないのも難しいところ。初ブリンカー着のウインアグライアが主張する可能性があるし、アイコンテーラー、カセドラルベルあたりが行くかもしれないし、抑え合って他が押し出されることも考えられる。並びもペースも流動的だ。
穴狙いに徹して、最軽量51キロ、河内洋厩舎(栗東)の4歳馬アイコンテーラーに◎を打った。
昨年の秋に今回と舞台が一緒のローズSを走って0秒7差の8着。好位を追走し、直線で追われると頭が高くなって切れ負けしたような感じだった。ただ、この時は久々で少し急仕上げで、あと、フワつくような気性面の若さが残っていた。
その後は新潟で2勝クラスと3勝クラスを連勝。前で流れに乗り、直線で早めに抜け出して最後までしっかりと脚を使って押し切る競馬だった。これで新潟コースは4戦4勝。直線が平坦のコースが合うのだろうが、力をつけているのは間違いない。前走など開催が進んで馬場が荒れていて、芝2000m(外)を1分59秒7(良)で走破したのは評価できる。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。明けて4日にCWコースで66秒1-11秒6でしっかりと先着し、今週はジョッキー騎乗で坂路に入れて53秒1-12秒4で先着を果たした。動きは力強く、陣営は「馬が違ってきている」と話している。
ヤネは初勝利時から手綱を取っている亀田温心。デビュー4年目で甘さのあるジョッキーではあるが、同馬に関しては自信を持って乗っている。昨年には距離こそ違え、中京の葵S(芝1200m、騎乗馬レイハリア)で重賞初勝利を決めた。
抑えて好位を進むのか、他が行かなければハナを奪うのか、当日の馬場の傾向や出脚によって変えてくるだろう。いずれにせよ、しっかりとコンタクトを取って体力を残しつつ誘導してもらいたいところ。軽い馬が多いといえ、やはり51キロで走れるのは大きい。スムーズに運ぶと激走があっても。
斎藤崇史厩舎(栗東)の5歳馬ソフトフルートも注目される存在。
3歳の秋華賞(勝ち馬デアリングタクト)では、4コーナーでかなり外を回るロスがありながら追い込んで3着。4歳の春には今回と同じ舞台でアカイイト(のちにエリザベス女王杯を制覇)を負かして3勝クラスを勝ち、秋にエリザベス女王杯で2着とクビ+クビ差の4着に駆けた。
放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってから入念に乗り込んできた。12月24日の段階で、2歳馬といえホープフルS(GI)を勝つことになるキラーアビリティと併せて互角の動きを見せている。今週は岩田望来が跨ってCWコースに入れ、67秒8-11秒4の時計で追走先着を果たした。陣営は「フォームが安定してきた。カイバも食べている」と話している。
デビューして4年目になる岩田望来は、これまで重賞に90回も乗せてもらって未勝利。騎乗ぶりを見るとイップスのような状態になっている可能性があるが、昨年は88勝を挙げ、今年は4日目までに4勝していて腕が悪いわけではない。もうタイトルを獲らないといけないが…。
エリザベス女王杯4着馬のハンデ53キロ、中京コースは3戦3勝。直線の捌きが鍵になるが、条件がそろって勝ち切るシーンまである。
▲は4歳のマリアエレーナ(53キロ)。持久力ある末脚が武器で、新潟牝馬Sは斤量が相手より3キロ軽かったといえ、ソフトフルートを下して快勝している。陣営が大きな期待をかけていて、相性の良い中京コース、追える坂井瑠星で脅威に。
△はルビーカサブランカ(52キロ)。3勝クラス勝ちの前走は、4コーナーで接触しながら構わず抜け出す強さだった。中京ではソフトフルートやアカイイトと差のない競馬をしたことがある。
※は4歳のアナザーリリック。1800m以下で切れるイメージがあるが、秋華賞の7着は外々を回されてのもので、2000mもこなせなくはない。仕上がり良く、ハンデが53キロなら。
×の組。デゼルはタメが利くと鋭い切れ味を発揮し、55.5キロでも川田将雅の腕で。4歳のアンドヴァラナウトは昨秋にローズSを快勝して秋華賞で3着に好走していて、55キロが鍵になる。4歳のスライリー(52キロ)は秋華賞5着馬で、課題である折り合いがつくと一発も。マジックキャッスルは昨年の当レースを54キロで好時計勝ちしていて、56キロでどうかというところ。
他にも気になる勢力がいて、とても印が回り切らない。
当然のように人気は割れている。前日の段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が2,400円台、3連単が7,400円台。◎アイコンテーラーは人気薄だし、そもそもが簡単に当たるレースではないので、連勝式は手広く買っていきたい。
──────────────
◎8番アイコンテーラー
○9番ソフトフルート
▲4番マリアエレーナ
△1番ルビーカサブランカ
※10番アナザーリリック
×12番デゼル
×6番アンドヴァラナウト
×7番スライリー
×2番マジックキャッスル
【単勝】8番(10%)・9番(10%)
【複勝】8番(30%)・9番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.9→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
1.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.9→全通り(84点)
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【土曜後半レース】
中京12R
3連複 5,710円
馬 連 1,700円
単 勝 510円(10%)
複 勝 200円(40%)
複 勝 310円(40%)
◎ウーゴ3着(5人気)
○エールソヴール1着(2人気)
○×◎でヒット
壇ノ浦S
単 勝 250円(10%)
複 勝 140円(90%)
◎アリーヴォ1着(1人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス 1月15日(土) 上昇4歳馬に注目
◎ボーンジーニアスは成長軌道に乗った明け4歳馬。中山の芝2500mで2勝クラスを勝ったが、4コーナーで動きづらくなって外に外に出すロスがあり、それでも直線で猛然と伸びて差し切る強さだった。
2着は久々だったといえ青葉賞5着の実績があるスワーヴエルメ。さらに勢い良く差して、十分に余力が残っていた。
坂路(美浦)の最終追いでは力の要る馬場の中で53秒8-12秒2をマーク。年末年始を挟んだ状況でも、うまく調整できたようだ。クラスが上がって距離が短くなるが、外回りの2200mなら乗りづらくはないだろう。丸山元気は同馬とコンビを組んで(0.2.1.1)で、好勝負になっていい。
シンプルに単勝&複勝で攻めることにした。
◎10番ボーンジーニアス
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
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中京12R
4歳以上1勝クラス 1月15日(土) 伏兵馬狙いで
◎ウーゴは姉に府中牝馬S1着、マイルチャンピオンシップ4着のスカーレットカラーがいる良血馬。2歳の秋に新馬戦を3馬身半差で好時計勝ちし、大きく注目された素材だ。爪の弱さや気性面に問題があって下級条件にとどまっているが、3走前に3着するなど時に脚は使ってくる。
栗東の坂路で入念に乗られて気配は良好。ヤネは乗り慣れた太宰啓介に替わるし、差しに回って型にハマると浮上するシーンがあっていい。配当面で妙味あり。
○エールソヴールは昨年の秋に中京で2着、新潟で3着と続けて好走した。久々の分がどうかだが、最終追いでビシッとやられていて、これで上向いてくるはず。狙い目があるとみた。
▲タガノマーチ、△ヴェラートは、気性面で若さが残るものの潜在能力は高い。以下、アイスリアン、レベルタウン、テーオールソーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎5番ウーゴ
○8番エールソヴール
▲11番タガノマーチ
△15番ヴェラート
※9番アイスリアン
×6番レベルタウン
×7番テーオールソー
×12番アドマイヤレビン
×3番アクイール
【単勝】5番(10%)・8番(10%)
【複勝】5番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.8→全通り(13点)
5.11→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
5.15→全通り(13点)
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小倉11R
壇之浦ステークス 1月15日(土) 菊花賞で健闘して
◎アリーヴォは良血の明け4歳馬で、これまで強い相手と戦ってきた。3歳の夏に小倉で高速馬場で1勝クラス、不良馬場で2勝クラスを勝って連勝。秋は菊花賞に挑み、2着と0秒4差の7着に健闘している。
GIでソコソコ駆けたあとの自己条件というのは飛ぶことがあるケースだが、放牧に出して疲れは取れた模様で、1週前には栗東CWコースで64秒1-11秒1という速い時計が出ている。
吉田隼人は同馬で勝ったことがあり、馬自身は小倉で3戦3勝。1800mは少し短いし、トップハンデの55キロを背負うことになったが、素質の高さで勝ち負けに持ち込んでくる。
シンプルに単勝&複勝で攻めることにした。
◎6番アリーヴォ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス 1月15日(土) 乱戦で配当妙味あり
◎ショウナンガニアンは3歳だった昨年の夏に今回と同じ舞台で初勝利。外を攻めて力強く抜け出す内容で、勝ち時計は1分08秒0(良)だった。当日の3勝クラスが1分07秒8(良)の決着だから、評価できる数字である。昇級してからは5着、8着で、大きく負けているわけではない。
中間は間隔を開けて立て直し、栗東の坂路で意欲的に乗り込んできた。12月の段階で51秒5、51秒7が出ていて、今週は力の要る馬場の中で52秒1で追われている。動ける仕上がりにあるとみていいだろう。
吉田隼人は同馬に乗って2着したことがある。捌きに甘さがあるジョッキーなので18頭立てだと心配はあるが、スムーズに運べば上位争いに食い込んできそうだ。
午前の段階で単勝オッズが640円、これで何と1番人気。それだけ乱戦で難しいレースということだが、配当的な妙味は十分にある。
◎7番ショウナンガニアン
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
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