【5月21・22日の予想コメント】
【5月21・22日の予想コメント】(日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【日曜メインレース】
オークス
馬 連 8,150円
ワイド 2,890円
ワイド 1,210円
単 勝 650円(10%)
複 勝 230円(40%)
スターズオンアース1着(3人気)
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東京11R
オークス(GI) 5月22日(日) 全馬が未知の距離
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝2400m。
正面直線からのスタート。箱が大きく、コーナーは4つ。1コーナーに入ってから向正面の中ほどまでの約600mは緩めの下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
土曜は朝から8Rまで雨が降り、芝もダートも稍重になった。メインのメイS(芝1800m)は、カレンシュトラウスが外から抜け出して快勝。2着は勝ち馬を追って伸びたエイシンチラーで、3着は内めから脚を使ったワールドウインズだった。勝ち時計は1分46秒3(稍)。レースの1000m通過は60秒5で、上がりは11秒1-11秒4-11秒8の34秒3だった。
JRA発表の通り内は荒れていて、外から伸びて好走するケースが多かった。ただ、内めがまったく走れないわけではなかった。
土曜の夜から日曜の午前3時ぐらいまで雨が降るという予報。その後は晴れに向かうようだ。オークスの頃は、稍重か水を含んだ状態の良馬場のどちらかだろう。当日の状況にもよるが、ジョッキーたちは直線で内を避けるような誘導をすることになりそうだ。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アートハウス】評価A- 騎手S 状態A
【ウォーターナビレラ】評価A- 騎手A- 状態A
【エリカヴィータ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【サウンドビバーチェ】評価B 騎手A+ 状態S
【サークルオブライフ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【シーグラス】評価B 騎手A- 状態A
【スタニングローズ】評価A- 騎手S 状態S
【スターズオンアース】評価A+ 騎手S 状態S
【ナミュール】評価A- 騎手S 状態A
【ニシノラブウインク】評価B 騎手B 状態S
【パーソナルハイ】評価A- 騎手A- 状態A
【ピンハイ】評価B 騎手A- 状態A
【プレサージュリフト】評価B 騎手A- 状態A
【ベルクレスタ】評価A- 騎手A- 状態S
【ホウオウバニラ】評価B 騎手A+ 状態A
【ライラック】評価A- 騎手A- 状態S
【ラブパイロー】評価B 騎手A- 状態A
【ルージュエヴァイユ】評価A- 騎手A- 状態A
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フルゲートの18頭立て。2400mは全馬にとって未知の距離で、2000mを経験している牝馬も8頭と多くはない。連勝式の人気は割れていて、前日の夜の段階で3連単の1番人気が8,100円台になっている。馬場は渋った状態になるし、なかなかやっかいな一戦だ。
穴を狙って、国枝栄厩舎(美浦)のエリカヴィータに◎を打った。
父はダービーを制覇したキングカメハメハ(その父キングマンボ)。母の父はフジキセキで、2代母の父はケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアメリカの二冠馬プレザントコロニーである。
3代母の仔にはグルームダンサー(リュパン賞)がいて、4代母はフランスで芝3100mのロイヤルオーク賞を勝った。そして、5代母の父はモスボロー。6代前でもモスボローの血が入っていたら豊富なスタミナを持っている可能性が高い。
キャリアはまだ3戦で、4月にフローラS(東京芝2000m)をV。4番手のインで脚をタメ、直線で2頭の間を割って力強く伸びて差し切った。ゴールした時に余力があり、まだ底が見えていないところがある。
中間はウッドコースで調整され、1週前には古馬の実力馬マジックキャッスルと併せて互角の動きを見せた。今週は福永祐一が跨り、格下馬の内に併せて68秒6-11秒7。追い込んだ攻めはしておらず、調教後の馬体重が440キロ(前走比2キロ減)だったが、トモの張りはいいし、活気があって好ムードだ。
福永はテン乗りになるが、攻めをつけて感触はつかんだはず。特に癖のある馬ではないし、11番枠からジワッと流れに乗って好位の後ろあたりにつけることになるだろう。
フローラSは良でも雨が降っていて、少しぐらいなら馬場が悪くなっても問題ない。これまでぬるめのペースの競馬ばかりだったのでGIになってどうかだが、デキの良さと秘めた長距離適性に賭けてみたい。スムーズに立ち回ると一発がある。
高柳瑞樹厩舎(美浦)のスターズオンアースも注目される存在。
こちらは父がキングカメハメハの直仔で、皐月賞とダービーを制覇したドゥラメンテ。母の父はミスタープロスペクター直仔のスマートストライクになる。2代母のスタセリタは仏オークス(芝2100m)の勝ち馬で、その仔に日本のオークスを制したソウルスターリングがいる。
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【日曜メインレース】
オークス
馬 連 8,150円
ワイド 2,890円
ワイド 1,210円
単 勝 650円(10%)
複 勝 230円(40%)
スターズオンアース1着(3人気)
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東京11R
オークス(GI) 5月22日(日) 全馬が未知の距離
3歳の牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝2400m。
正面直線からのスタート。箱が大きく、コーナーは4つ。1コーナーに入ってから向正面の中ほどまでの約600mは緩めの下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
土曜は朝から8Rまで雨が降り、芝もダートも稍重になった。メインのメイS(芝1800m)は、カレンシュトラウスが外から抜け出して快勝。2着は勝ち馬を追って伸びたエイシンチラーで、3着は内めから脚を使ったワールドウインズだった。勝ち時計は1分46秒3(稍)。レースの1000m通過は60秒5で、上がりは11秒1-11秒4-11秒8の34秒3だった。
JRA発表の通り内は荒れていて、外から伸びて好走するケースが多かった。ただ、内めがまったく走れないわけではなかった。
土曜の夜から日曜の午前3時ぐらいまで雨が降るという予報。その後は晴れに向かうようだ。オークスの頃は、稍重か水を含んだ状態の良馬場のどちらかだろう。当日の状況にもよるが、ジョッキーたちは直線で内を避けるような誘導をすることになりそうだ。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アートハウス】評価A- 騎手S 状態A
【ウォーターナビレラ】評価A- 騎手A- 状態A
【エリカヴィータ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【サウンドビバーチェ】評価B 騎手A+ 状態S
【サークルオブライフ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【シーグラス】評価B 騎手A- 状態A
【スタニングローズ】評価A- 騎手S 状態S
【スターズオンアース】評価A+ 騎手S 状態S
【ナミュール】評価A- 騎手S 状態A
【ニシノラブウインク】評価B 騎手B 状態S
【パーソナルハイ】評価A- 騎手A- 状態A
【ピンハイ】評価B 騎手A- 状態A
【プレサージュリフト】評価B 騎手A- 状態A
【ベルクレスタ】評価A- 騎手A- 状態S
【ホウオウバニラ】評価B 騎手A+ 状態A
【ライラック】評価A- 騎手A- 状態S
【ラブパイロー】評価B 騎手A- 状態A
【ルージュエヴァイユ】評価A- 騎手A- 状態A
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フルゲートの18頭立て。2400mは全馬にとって未知の距離で、2000mを経験している牝馬も8頭と多くはない。連勝式の人気は割れていて、前日の夜の段階で3連単の1番人気が8,100円台になっている。馬場は渋った状態になるし、なかなかやっかいな一戦だ。
穴を狙って、国枝栄厩舎(美浦)のエリカヴィータに◎を打った。
父はダービーを制覇したキングカメハメハ(その父キングマンボ)。母の父はフジキセキで、2代母の父はケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったアメリカの二冠馬プレザントコロニーである。
3代母の仔にはグルームダンサー(リュパン賞)がいて、4代母はフランスで芝3100mのロイヤルオーク賞を勝った。そして、5代母の父はモスボロー。6代前でもモスボローの血が入っていたら豊富なスタミナを持っている可能性が高い。
キャリアはまだ3戦で、4月にフローラS(東京芝2000m)をV。4番手のインで脚をタメ、直線で2頭の間を割って力強く伸びて差し切った。ゴールした時に余力があり、まだ底が見えていないところがある。
中間はウッドコースで調整され、1週前には古馬の実力馬マジックキャッスルと併せて互角の動きを見せた。今週は福永祐一が跨り、格下馬の内に併せて68秒6-11秒7。追い込んだ攻めはしておらず、調教後の馬体重が440キロ(前走比2キロ減)だったが、トモの張りはいいし、活気があって好ムードだ。
福永はテン乗りになるが、攻めをつけて感触はつかんだはず。特に癖のある馬ではないし、11番枠からジワッと流れに乗って好位の後ろあたりにつけることになるだろう。
フローラSは良でも雨が降っていて、少しぐらいなら馬場が悪くなっても問題ない。これまでぬるめのペースの競馬ばかりだったのでGIになってどうかだが、デキの良さと秘めた長距離適性に賭けてみたい。スムーズに立ち回ると一発がある。
高柳瑞樹厩舎(美浦)のスターズオンアースも注目される存在。
こちらは父がキングカメハメハの直仔で、皐月賞とダービーを制覇したドゥラメンテ。母の父はミスタープロスペクター直仔のスマートストライクになる。2代母のスタセリタは仏オークス(芝2100m)の勝ち馬で、その仔に日本のオークスを制したソウルスターリングがいる。
重賞勝ちがなかったが、桜花賞という大舞台で1着。馬群の中を進み、直線で内と外と何度もぶつかる厳しい競馬になったが、抜けるとグイグイ伸びて差し切ってみせた。脚力と勝負根性をアピールする勝利だった。
その後は短期放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースを中心に熱心に乗り込んできた。2週前が66秒1-12秒3で、1週前が67秒1-11秒3。今週はテン乗りになるルメールが跨っての併せ馬で、楽な手応えで内からグッと出て66秒8-11秒9をマークしている。馬体は長丁場を走るのに適度なぐらいにすっきりしている感じで、いい状態で臨むことができそうだ。
ルメールが手綱を取る桜花賞馬。なのに、大外の18番枠に入ったこと、あと、桜花賞で勝利にみちびいた川田将雅がアートハウスに乗っていることが影響したか、単勝オッズが700円前後をウロウロしている。あまり売れていないと言っていいぐらいだ。
2400mの距離に関しては、折り合い面と血統から問題なくこなせるはず。馬場はなるべく乾いた方がいいだろう。実戦でモタれるところがあって、その点はルメールの腕に信頼したい。18番枠はやはり楽ではないが、二冠奪取のシーンがある。
▲はエリカヴィータと同じ国枝栄厩舎のサークルオブライフ。2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、桜花賞は外枠でロスのある競馬になりながら0秒1差の4着に追い込んだ。
1週前に美浦のウッドコースで内を回ったといえ64秒0-11秒5の好時計をマークしていて、今週はコマンドラインと同入してラスト1ハロンが11秒1。攻めの密度と迫力では、同馬が最上位かもしれない。
馬体の造りは2400m向きではないが、しっかりと折り合って走れば末脚を繰り出してくる。これも争覇圏内の一頭。
△はベルクレスタ。気性と血統から2400mを乗り切るのは難しそうではあるが、攻めで動いてデキはかなりいい。桜花賞は直線で大きく外に動かすロスがあって0秒2差の7着。2度目の騎乗となる吉田隼人が息を入れさせることに成功するとあるいは。
※はルージュエヴァイユ。2代母が凱旋門賞を勝った歴史的名牝デインドリームで、フローラSは直線で捌きにてこずっての5着だった。体が細く映るのが少し気になるが、2400mへの適性は高いはずで。
以下はナミュール、アートハウス、パーソナルハイなどで、印が回らなかった中にも警戒が必要な勢力がいる。
前日の23時15分の段階で、◎エリカヴィータは単勝990円の5番人気、○スターズオンアースは単勝700円の2番人気。なお、1番人気はサークルオブライフで、単勝390円となっている。
繰り返しになるが、全馬にとって未知の距離、馬場は内が悪くて渋った状態…。どんな展開になるのかも読みづらく、波乱になる可能性がある。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎9番エリカヴィータ
○18番スターズオンアース
▲6番サークルオブライフ
△11番ベルクレスタ
※4番ルージュエヴァイユ
×8番ナミュール
×3番アートハウス
×13番パーソナルハイ
×1番ウォーターナビレラ
×12番ライラック
【単勝】9番(10%)・18番(10%)
【複勝】9番(40%)・18番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
18→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.18→全通り(16点)
6.9→全通り(16点)
9.11→全通り(16点)
4.9→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.18→全通り(96点)
9.18→6(6点)
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中京11R
大垣ステークス 5月22日(日) 激戦で高配当待ち
3勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1400m。
2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど芝コースを走り、ダートコースに入る。向正面は中ほどまでは上り勾配。残り約1000mがコースの最高地点になる。そこからは下り勾配に転じ、下りは直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。
直線の残り380m~220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
土曜は雨が降ったりやんだりという天候だった。雨量は多くはなく、芝もダートも良馬場で行われた。日曜は晴れ予報。少し湿っていたダートも乾いてくるはずで、タフな状態になっていると考えておいていいだろう。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アメリカンファクト】評価B 騎手A+ 状態B
【イディオム】評価B 騎手A- 状態A
【イバル】評価A- 騎手A- 状態A
【オーマイガイ】評価A- 騎手B 状態A
【オールイズウェル】評価A- 騎手A- 状態A
【カフェクラウン】評価A+ 騎手B 状態A
【サイモンハロルド】評価B 騎手A- 状態A
【スカーレットスカイ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ゼンノジャスタ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ダイシンイナリ】評価A- 騎手A- 状態A
【ドラグーンシチー】評価B 騎手A+ 状態A
【トーセンアラン】評価A+ 騎手S 状態A
【バーニングペスカ】評価A- 騎手B 状態A
【フォルツァエフ】評価B 騎手B 状態A
【ライフレッスンズ】評価A- 騎手B 状態A
【ワルツフォーラン】評価A- 騎手A- 状態S
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フルゲートの16頭立て。揉まれずに前で運びたいタイプがそろった。特殊なコース形態でもあるし、テンから速いラップが刻まれることになるだろう。馬場は乾いてタフな状態になっているはずで、上がりのかかる激戦になる可能性がある。
池江泰寿厩舎(栗東)の4歳馬トーセンアランに◎を打った。
キズナ×エンドスウィープという配合。母は1400m以下のダートで4勝し、その仔にトーセンスターダム(きさらぎ賞、チャレンジカップ)、牝馬のセンテリュオ(オールカマー)がいる。ディープインパクト産駒のトーセンスターダムは、オーストラリアに移籍してGIを2勝し、その地で種牡馬になった。
血統的なバックボーンがしっかりしていて、自身は3走前に1勝クラス、2走前に2勝クラスを快勝している。2勝クラスを勝った時の2着馬レモンポップは、4月に3勝クラスを6馬身差で圧勝してオープン入りを果たした。
昇級緒戦となった阪神の前走は、1番人気に支持されて10着。好位3番手につけたが、4コーナーで手応えが怪しくなって直線で後退した。敗因に関して、陣営は「息づかいが本物でなかったし、落ち着きすぎていた」と話している。
中間は坂路で意欲的な調整ぶり。5月4日の段階で51秒1-12秒1が出ていて、今週は終いにしっかりと追われて52秒5-12秒1をマークした。ただ、陣営はまだ物足りなさを感じているようで、実戦は再ブリンカー着で挑むことになる。
ヤネは2走前に跨っていた松山弘平。今年はケガで離脱した影響があってリーディング10位(32勝)にとどまっているが、昨年は年間130勝を挙げてルメール、川田将雅に次いでリーディング3位になっている。追いの強さには定評があり、立ち回りのセンスもいい。
ただ、前述したように、このレースは先行したいタイプが多い。5番枠を引いていて、外から次々と来られて揉まれ込む形になる可能性がある。松山がうまくプレッシャーがかからないポジションに持っていけるといいが、それができなかった場合は馬も人も馬群の中で我慢しないといけない。
不安な点はあるが、差して脚を使える勢力の中に信頼を置ける存在がいるわけではないし、中心に期待することにした。力を出し切り、上位争いを演じてもらいたいところ。
堀宣行厩舎(美浦)の6歳馬カフェクラウンにも注目したい。
デビュー時に連勝を決めた素質馬で、中京のダ1400mでは4歳時に2勝クラスを勝っている。ただ、堀厩舎に多い巨漢馬。体にかかる負担は大きく、骨折したりもして、休み休みでしか使えてこなかった。
4月に福島で復帰したが、しっかりと休ませた効果があり、攻めで好調教を連発していた。実戦では54キロのハンデにも恵まれ、直線で馬群を割って伸びて2着に入っている。変わりそうなムードがあったが、単勝9,250円の15番人気と売れていなかった。
中間は短期放牧に出され、美浦に戻ってから順調に乗られてきた。1週前はジョッキー騎乗でウッドコースに入れ、66秒7-11秒3をマーク。今週は大きめにとどめた。反動がないかは気になり、堀師は「左トモが悪いが、心身のまとまりはいい」と話している。
勝っている中京、別定の57キロでも問題なし。しかし、ヤネがスムーズな競馬ができないケースが多いい柴山雄一で、この点は心配だ。しっかりと脚をタメ、うまく捌いてくることができれば浮上するシーンがある。
▲はオールイズウェル。3勝クラスでは、芝で2着が3回、3着が2回で、テルツェット(のちに重賞を2勝)とハナ差の勝負を繰り広げたこともある。
今回は6ヵ月ぶりの実戦で初ダート。仕上がりは良さそうだし、フットワークからダートもこなせるだろう。楽な状況でないのは確かだが、怖さはある。
△は左回りに適性があり、中京で(2.1.0.3)の実績を残しているイバル。以下はダイシンイナリ、ゼンノジャスタ、ワルツフォーランなどで、多めに打っても印が回り切らない。
前日の23時33分の段階で、◎トーセンアランは単勝320円の1番人気。他は何が来てもおかしくなく、馬連の1番人気が1,000円台、3連複が3,100円台、3連単が8,000円台と、それぞれ大きい数字になっている。
相手を絞り込むのは難しく、手広く買って薄めに抜けるのを待つ攻め方でいくのがいいだろう。トーセンアランが崩れた場合への対応もしておきたい。それで大きな配当になってくれると理想的。
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◎5番トーセンアラン
○10番カフェクラウン
▲4番オールイズウェル
△8番イバル
※7番ダイシンイナリ
×3番ゼンノジャスタ
×1番ワルツフォーラン
×14番ライフレッスンズ
×12番オーマイガイ
×13番スカーレットスカイ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(60%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.10→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
4.10→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.10→全通り(84点)
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【日曜後半レース】
丹沢S
3連単 4万1,410円
3連複 8,490円
馬 連 1,470円
ワイド 590円
ワイド 2,150円
ワイド 1,060円
複 勝 460円(90%)
◎アベックフォルス3着(7人気)
○△◎でヒット
フリーウェイS
3連複 1万3,450円
ワイド 910円
ワイド 2,880円
タイニーロマンス3着(5人気)
新潟12R
3連複 7,600円
馬 連 1,040円
ワイド 490円
ワイド 2,330円
◎▲でヒット
──────────────
東京10R
フリーウェイステークス 5月22日(日) 上昇中の伏兵馬狙い
◎7番メイショウシンタケ
○8番タイニーロマンス
▲17番ブルースピリット
△14番ルーカス
【単勝】7番(10%)・8番(10%)
【複勝】7番(50%)・8番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
8→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.8→全通り(15点)
7.17→全通り(15点)
8.17→全通り(15点)
7.14→全通り(15点)
8.14→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.8→全通り(90点)
━━━━━━━━━━━━━━
東京12R
丹沢ステークス 5月22日(日) 軽量の伏兵馬狙い
◎8番アベックフォルス
○3番キスラー
▲10番トラモント
△9番メイショウフンジン
※16番オンザフェーヴル
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.8.9.10.16
3.9.10.16
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
【3連複】(ボックス)
3.8.9.10.16(10点)
3.9.10.16(6点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.3→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
3.8.9.10.16(60点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京10R
鳳雛ステークス(L) 5月22日(日) 上昇中の伏兵馬狙い
◎5番カンピオーネ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
【馬連&ワイド】
2-5・5-10・5-10
━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
4歳以上2勝クラス 5月22日(日) 障害練習で穴期待
◎1番グレートバローズ
【単勝】1番(10%)
【複勝】1番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
【馬連&ワイド】
1-5・1-7・1-7
━━━━━━━━━━━━━━
新潟11R
韋駄天ステークス 5月22日(日) 直線競馬で外枠中心
◎15番ジュニパーベリー
○16番マリアズハート
▲11番ビリーバー
△8番アンコールプリュ
※3番ルッジェーロ
【単勝】15番(30%)・16番(20%)
【複勝】11番(30%)・8番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.8.11.15.16
【馬連&ワイド】(ボックス)
15-16・15-16
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
15.16→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
8.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.16→全通り(84点)
15.16→11.13(12点)
━━━━━━━━━━━━━━
新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月22日(日) 内が荒れて外差し狙い
◎15番コスモアディラート
○14番ヤマニンエルモサ
▲16番トーカイキング
【単勝】15番(10%)・14番(10%)
【複勝】15番(50%)・14番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
14→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.15→全通り(14点)
15.16→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.14→全通り(84点)
15.14→16(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】
メイS
3連複 7,590円
馬 連 840円
ワイド 340円
ワイド 2,330円
平安S
3連複 3,350円
ワイド 330円
ワイド 1,690円
複 勝 200円(70%)
◎メイショウハリオ3着(3人気)
△×◎でヒット
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東京11R
メイステークス 5月21日(土) ハンデ戦で軽量馬注
東京の芝1800mで争われるオープン特別。
1~2コーナーの間にある引き込み線からのスタート。少し走って2コーナーに合流し、左にカーブする。スタートから向正面の残り約1300mの地点までは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
先週は金曜に雨が降り、土曜は8Rまで稍重で、そのあとで良に回復した。日曜の朝の時点で、クッション値が9.2。メインのヴィクトリアマイルも完全に乾いたとは言えないような馬場だった。
そのヴィクトリアマイル(芝1600m)は、ソダシが勝って時計が1分32秒2(良)。好位のインで脚をタメ、直線で内めからしっかりと伸びて抜け出すという内容だった。2着は中団の外から伸びたファインルージュで、3着は2番手追走から直線で外に動かして渋太さを発揮したレシステンシア。レースの1000m通過は58秒0で、上がりは11秒1-11秒3-11秒8の34秒2だった。
全体を見て、内を通っての逃げ切りがあれば、内を突いての差しもあり、外から追い込んでくるパターンも少なくなかった。大きな内外の差はない感じで、ただ、Bコース1週目でもジョッキーがラチ沿いを避けるような誘導をしているケースが見られた。
決めつけることはできないが、今週は先週よりも内が伸びづらくなっている可能性がある。あと、土曜は天候が微妙。曇りのまま我慢してくれるかもしれないし、雨が降るかもしれない。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【インテンスライト】評価A- 騎手A+ 状態A
【エイシンチラー】評価A+ 騎手A- 状態A
【カレンシュトラウス】評価A+ 騎手A- 状態A
【キングストンボーイ】評価A+ 騎手S 状態A
【サトノクロニクル】評価A- 騎手A- 状態A
【シュヴァリエローズ】評価A- 騎手S 状態A
【シュリ】評価A- 騎手A- 状態A
【スライリー】評価A+ 騎手A+ 状態S
【ソッサスブレイ】評価B 騎手A- 状態A
【バイオスパーク】評価B 騎手A- 状態A
【ヒュッゲ】評価B 騎手A- 状態A
【フランツ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ワールドウインズ】評価A- 騎手B 状態A
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フルゲート割れの13頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が52キロで、5キロの上下差がある。天候が気になるところだが、悪くなっても稍重までか。
先行タイプが少ない組み合わせ。ヒュッゲが主張すればハナに行けそうだが、他が押し出されて先頭に立つ可能性もある。昨年の当レースは、今年も出走しているフランツが引っ掛かって途中から先導する形になった。展開は流動的で、おそらく速い流れにはならない。
軽量馬狙いのアプローチで、相沢郁厩舎(美浦)の4歳牝馬スライリーに◎を打った。
簡単に特徴を言えば、行きたがる気性でムラ。オルフェーヴル産駒にはそんな傾向があり、同馬の場合は『サンデーサイレンスの3×3』という強いクロスがあることが影響しているかもしれない。
高い能力を持っていることは証明済み。3歳時は春にフローラSで2着に駆け、秋にGIの秋華賞で5着に伸びている。秋華賞ではゴールしたあとも脚を使って、1コーナーで抜け出す形になっていた。余力が残っていたということである。
4歳になって、2走前の中山牝馬S(ハンデ53キロ)ではタメる競馬から外を伸びて4着。続く福島牝馬Sでは早めに外を動き、甘くなって0秒4差の7着という結果だった。
中間はウッドコースで意欲的な調整ぶり。1週前にはジョッキー騎乗で中ほどを通ったといえ、63秒7-12秒5の好時計で追走先着を果たしている。今週は68秒5-12秒4にとどめていて、デキは上がっている印象だ。前走で馬体が減っていたが、心配する必要はないだろう。
ヤネはデビューしてからの13戦すべてで手綱を取っている石川裕紀人。所属厩舎なので自然ではあって、残念なのは相沢師が的外れと思える指示を出すケースがあることである。26歳の石川は、馬を伸ばす能力に長け、センスもいい。騎乗馬に恵まれていないだけで、もっと活躍できるジョッキーである。
府中の1800mは新馬勝ちしていて適性は低くないはずで、今回もとにかく人馬の呼吸が合うかが最大のポイントになる。ハンデは52キロと軽いし、噛み合うと穴を開けるシーンも。
田中剛厩舎(美浦)のエイシンチラーも注目される存在。
2代母がエリザベス女王杯を3着したエイシンサンサン。◎と同じく4歳の牝馬で、こちらもハンデが最軽量の52キロである。まだ芯が入り切っていなくて追われてモタつくところがあるが、2月の東京新聞杯では牡馬の強敵相手に6着に伸びた。
先週のヴィクトリアマイルを除外されてスライドした形。2週前にウッドコースで終いにビシッと追われて64秒4-11秒4をマークしていて、GIを意識して仕上げてきたことがうかがえる。松岡正海はテン乗りになるが、今週の稽古に跨っており、感触はつかんでいるだろう。
府中を走るのは2度目になるし、距離が1800mに延びるのは歓迎要素。トモの問題からゲートは不安定だが、3勝クラスを勝った2走前ではうまく出ていた。立ち回り次第で上位浮上が可能になる。
▲はカレンシュトラウス(55キロ)。東京新聞杯では鼻出血明けながら見せ場をつくって4着に健闘し、その後はリステッド競走で2着、3着と駆けている。リフレッシュ放牧を挟んでしっかりと乗られていて、スムーズに運べば勝ち負けに。
△は4歳のキングストンボーイ(55キロ)。皐月賞1着、ダービー2着のエポカドーロの弟で、青葉賞2着(ハナ差)などの実績がある。8ヵ月ぶり、転厩緒戦でも攻めは積んでいるし、ヤネに横山武史を起用してきた。素質は上なので。
※はワールドウインズ(56キロ)。ウオッカを破ってヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズの仔で、パンサラッサ(のちに国際GIのドバイターフをV)を下してオープン勝ちした鞍がある。課題である集中力が続けば。
以下はインテンスライト、フランツ、シュヴァリエローズなど。印が回らなかった3頭も馬券に絡んでくる可能性がないわけではない。
◎スライリーも○エイシンチラーも配当面で妙味がある。単複は2頭の単勝&複勝を。連勝式は高配当が見込めるので、手広く買っていきたい。
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◎12番スライリー
○6番エイシンチラー
▲2番カレンシュトラウス
△8番キングストンボーイ
※7番ワールドウインズ
×13番インテンスライト
×4番フランツ
×10番シュヴァリエローズ
×5番シュリ
×1番サトノクロニクル
【単勝】12番(10%)・6番(10%)
【複勝】12番(40%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→全通り(11点)
2.12→全通り(11点)
2.6→全通り(11点)
8.12→全通り(11点)
7.12→全通り(11点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.6→全通り(66点)
12.2→全通り(66点)
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中京11R
平安ステークス(GIII) 5月21日(土) 上昇馬に期待
中京のダ1900mで争われるGIII競走。
正面直線からの発走、コーナーは4つ。スタートして200mほどは急な上り坂になっている。そのあとは起伏の少ない状態が続き、2コーナー途中から上り勾配になる。300mほど上って、向正面の残り約1000mがコースの最高地点になる(高低差は1m強)。
そこからは下り勾配に転じ、下りは直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。残り380m~220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
先週のダートは、土曜が不良から重に推移し、日曜が重から稍重になった。
日曜に行われたリステッド競走の栗東S(ダ1400m)は1分23秒0(稍重)で決着。勝ったのはレディバグで、後方追走から直線で外に出して追い込み切るという内容だった。2着は3番手追走から早めに先頭に出たヴァニラアイスで、3着は勝ち馬と同様に外から追い込んだオメガレインボーだった。テンの3ハロンは33秒7と速く、上がりは12秒1-12秒6-12秒7の37秒4。
土曜の競馬を見ると、不良で全体の時計が速めだったが、ペースが速くなり、上がりがかかるケースが多かった。ダートは6鞍あり、ラスト1ハロンは最も速くて12秒9で、5鞍は13秒台だった。
天候は下り坂で、土曜は小雨が降るという予報。馬場に大きな影響を与えるほどの雨量にはならないかもしれないし、重以上になる可能性もある。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【オーヴェルニュ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【カデナ】評価A- 騎手A- 状態S
【グレートタイム】評価A+ 騎手A- 状態A
【ケイアイパープル】評価A- 騎手A+ 状態S
【サンダーブリッツ】評価A- 騎手S 状態S
【サンライズホープ】評価A- 騎手A- 状態A
【スマッシングハーツ】評価A- 騎手A- 状態A
【スワーヴアラミス】評価A+ 騎手A+ 状態S
【ダノンファラオ】評価B 騎手A+ 状態B
【ダンツキャッスル】評価B 騎手B 状態A
【デルマルーヴル】評価B 騎手A- 状態A
【テーオーケインズ】評価A+ 騎手S 状態A
【ヒストリーメイカー】評価A- 騎手B 状態A
【ブルベアイリーデ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ペルセウスシチー】評価B 騎手A+ 状態A
【メイショウハリオ】評価A+ 騎手A+ 状態S
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フルゲートの16頭立て。昨年のチャンピオンズカップの覇者テーオーケインズが参戦し、他にも昨年の当レースをレコードで圧勝したオーヴェルニュなど、力のあるダートホースがそろった。GIII以上のレベルという印象で、注目度の高い一戦である。
ケイアイパープル(3番)とサンライズホープ(9番)がハナ候補。ダッシュが速いわけではないが、内を引いた前者が押してハナを奪うことになるか。好位につけるのは、ダノンファラオ、オーヴェルニュ、ブルベアイリーデ、テーオーケインズ、グレートタイムあたり。馬場状態によってジョッキーの考えも変わってくるし、展開を読むのは難しい。
岡田稲男厩舎(栗東)の5歳馬メイショウハリオに◎を打った。
パイロ×マンハッタンカフェという配合。同厩で1つ下の弟テーオーロイヤル(父リオンディーズ)は、先の天皇賞(春)で3着に好走している。兄はトモに弱さを抱えているが、そんな中でも着実に成長してきた。
4歳の秋に、みやこSで重賞初制覇。チャンピオンズカップは外から上がっていったが、直線は左手前のままで左にモタれていた。それでもジリジリと脚を使い、2着と0秒4差の7着で入線している。
5歳緒戦のマーチSは、攻めで時計になったのが坂路のみで、速いものが52秒6の1本。馬体は16キロ減って492キロで、厳しい状況だった。しかし、実戦では大外から猛然と伸び、先に抜け出していたケンシンコウをとらえて勝利を収めた。
その後は間隔を開け、攻めの強度を上げてきた。日曜はCWコースで長めから乗り、追い日は坂路でしっかりと。1週前に52秒4-12秒2、今週は51秒8-12秒1で追われた。どちらも併せ馬で手応えは劣勢だったが、まったく問題ない。金曜にも坂路で15-15を乗ったし、前走より筋肉量は増えているだろう。馬体も戻っているようだ。
ヤネは浜中俊。みやこSからコンビを組んでいて、追って追ってになるが、しっかりと動かしている。チャンピオンズカップでモタれた点に関しては、陣営も浜中も対策を講じているだろう。攻め込めた分からも改善されるかもしれない。
前走のマーチSが重馬場で、これまで重で(3.0.1.2)。あまりに速くなると前にいる実力馬が止まらなくなるので歓迎できないかもしれないが、自身は適応力がある。1900mの距離も問題なさそうだし、末脚発揮に期待したい。
藤原英昭厩舎(栗東)の7歳馬グレートタイムも気になる存在。
母のミラクルレジェンドは12勝馬で、中央の重賞を1勝、地方の交流重賞を7勝した。牝馬ながら6歳まで現役を続け、引退レースを勝っている。そんな血の影響か、年齢を重ねて地力を増してきた。
2月の東海S(GII)は10着だったが、3コーナーで挟まれて下がる不利が痛かった。続く仁川S(L)は外から抜け出しての完勝で、当日の馬場状態を考えると走破時計は優秀な数字である。
その後はリフレッシュ放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは順調。1週前にCWコースで終い重点にやられてラスト1ハロン11秒0をマークし、坂路で併せた今週は52秒1-12秒3で楽な手応えで先着した。動ける仕上がりにあるとみていい。
相手は強力だが、左回りの1900mという条件は合っているし、適度なポジションで脚をタメることができると渋太く伸びてきそう。人気は薄く、狙い目がある。
▲はオーヴェルニュ。昨年の当レースでは、58キロを背負い、好位から抜け出して6馬身差で圧勝した。3着がのちにアメリカでブリーダーズカップディスタフ(GI)を勝つことになるマルシュロレーヌである。
折り合いに課題があり、揉まれるとひと息だが、どちらも以前より良くなっている。今年は57キロだし、得意のコースで連覇があっても。特に脚抜きの良い馬場になると強い。
△はテーオーケインズ。チャンピオンズカップの圧勝(6馬身差)は衝撃的で、脚力は言うまでもなく最上位である。1着賞金が2000万米ドルのサウジカップ挑戦は8着に終わったが、ペースが速かったし、砂を被って嫌がった感じもあった。
そこから約3ヵ月ぶりの実戦。栗東では順調に乗れていて、馬体も動きも悪くない。ただ、陣営は「落ち着きすぎている」と話している。斤量は59キロ、目標は6月29日の帝王賞(大井ダ2000m(外))。もちろん有力候補だが、1番人気でもあるし、今回は押さえに回した。
※は東海S勝ちが強く、7歳でも素軽さが出てきたスワーヴアラミスで、×の1番手はスムーズに先行できると粘りを見せるケイアイパープル。以下、カデナ、スマッシングハーツ、サンダーブリッツなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎メイショウハリオは2番人気か3番人気で、○グレートタイムはまったくの人気薄。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎5番メイショウハリオ
○12番グレートタイム
▲2番オーヴェルニュ
△4番テーオーケインズ
※8番スワーヴアラミス
×3番ケイアイパープル
×1番カデナ
×10番スマッシングハーツ
×11番サンダーブリッツ
×6番ブルベアイリーデ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(70%)・12番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
12→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
2.5→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
3.5→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.12→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
2.4.5.8.12(60点)
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【土曜後半レース】
高尾特別
単 勝 2,010円(10%)
複 勝 400円(90%)
馬 連 2,210円
◎フェルミスフィア1着(7人気)
シドニーT
馬 連 4,150円
ワイド 1,100円
ワイド 1,360円
◎ヴィオリーナ1着(2人気)
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東京10R
高尾特別 5月21日(土) 伏兵馬狙いで
◎3番フェルミスフィア
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→4
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東京12R
4歳以上2勝クラス 5月21日(土) 混戦で高配当待ち
◎14番ラブリーエンジェル
【単勝】14番(10%)
【複勝】14番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
14→4.5
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中京10R
シドニートロフィー 5月21日(土) 牝馬戦で伏兵馬狙い
◎2番ヴィオリーナ
○6番ソニックベガ
▲1番サンタグラシア
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
6→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.6→全通り(8点)
1.2→全通り(8点)
1.6→全通り(8点)
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中京12R
オーストラリアトロフィー 5月21日(土) 折り合えば一発も
◎5番カーフライターク
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→3.6.8
5→3
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新潟11R
八海山ステークス 5月21日(土) 気性難も力は上で
◎12番ララクリュサオル
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→8.11.13
12→8
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新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月21日(土) 大敗後も素質秘め
◎13番サンライズシトラス
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
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その後は短期放牧に出され、美浦に戻ってからウッドコースを中心に熱心に乗り込んできた。2週前が66秒1-12秒3で、1週前が67秒1-11秒3。今週はテン乗りになるルメールが跨っての併せ馬で、楽な手応えで内からグッと出て66秒8-11秒9をマークしている。馬体は長丁場を走るのに適度なぐらいにすっきりしている感じで、いい状態で臨むことができそうだ。
ルメールが手綱を取る桜花賞馬。なのに、大外の18番枠に入ったこと、あと、桜花賞で勝利にみちびいた川田将雅がアートハウスに乗っていることが影響したか、単勝オッズが700円前後をウロウロしている。あまり売れていないと言っていいぐらいだ。
2400mの距離に関しては、折り合い面と血統から問題なくこなせるはず。馬場はなるべく乾いた方がいいだろう。実戦でモタれるところがあって、その点はルメールの腕に信頼したい。18番枠はやはり楽ではないが、二冠奪取のシーンがある。
▲はエリカヴィータと同じ国枝栄厩舎のサークルオブライフ。2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、桜花賞は外枠でロスのある競馬になりながら0秒1差の4着に追い込んだ。
1週前に美浦のウッドコースで内を回ったといえ64秒0-11秒5の好時計をマークしていて、今週はコマンドラインと同入してラスト1ハロンが11秒1。攻めの密度と迫力では、同馬が最上位かもしれない。
馬体の造りは2400m向きではないが、しっかりと折り合って走れば末脚を繰り出してくる。これも争覇圏内の一頭。
△はベルクレスタ。気性と血統から2400mを乗り切るのは難しそうではあるが、攻めで動いてデキはかなりいい。桜花賞は直線で大きく外に動かすロスがあって0秒2差の7着。2度目の騎乗となる吉田隼人が息を入れさせることに成功するとあるいは。
※はルージュエヴァイユ。2代母が凱旋門賞を勝った歴史的名牝デインドリームで、フローラSは直線で捌きにてこずっての5着だった。体が細く映るのが少し気になるが、2400mへの適性は高いはずで。
以下はナミュール、アートハウス、パーソナルハイなどで、印が回らなかった中にも警戒が必要な勢力がいる。
前日の23時15分の段階で、◎エリカヴィータは単勝990円の5番人気、○スターズオンアースは単勝700円の2番人気。なお、1番人気はサークルオブライフで、単勝390円となっている。
繰り返しになるが、全馬にとって未知の距離、馬場は内が悪くて渋った状態…。どんな展開になるのかも読みづらく、波乱になる可能性がある。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎9番エリカヴィータ
○18番スターズオンアース
▲6番サークルオブライフ
△11番ベルクレスタ
※4番ルージュエヴァイユ
×8番ナミュール
×3番アートハウス
×13番パーソナルハイ
×1番ウォーターナビレラ
×12番ライラック
【単勝】9番(10%)・18番(10%)
【複勝】9番(40%)・18番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
18→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
9.18→全通り(16点)
6.9→全通り(16点)
9.11→全通り(16点)
4.9→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.18→全通り(96点)
9.18→6(6点)
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中京11R
大垣ステークス 5月22日(日) 激戦で高配当待ち
3勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1400m。
2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱ほど芝コースを走り、ダートコースに入る。向正面は中ほどまでは上り勾配。残り約1000mがコースの最高地点になる。そこからは下り勾配に転じ、下りは直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。
直線の残り380m~220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
土曜は雨が降ったりやんだりという天候だった。雨量は多くはなく、芝もダートも良馬場で行われた。日曜は晴れ予報。少し湿っていたダートも乾いてくるはずで、タフな状態になっていると考えておいていいだろう。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【アメリカンファクト】評価B 騎手A+ 状態B
【イディオム】評価B 騎手A- 状態A
【イバル】評価A- 騎手A- 状態A
【オーマイガイ】評価A- 騎手B 状態A
【オールイズウェル】評価A- 騎手A- 状態A
【カフェクラウン】評価A+ 騎手B 状態A
【サイモンハロルド】評価B 騎手A- 状態A
【スカーレットスカイ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ゼンノジャスタ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ダイシンイナリ】評価A- 騎手A- 状態A
【ドラグーンシチー】評価B 騎手A+ 状態A
【トーセンアラン】評価A+ 騎手S 状態A
【バーニングペスカ】評価A- 騎手B 状態A
【フォルツァエフ】評価B 騎手B 状態A
【ライフレッスンズ】評価A- 騎手B 状態A
【ワルツフォーラン】評価A- 騎手A- 状態S
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フルゲートの16頭立て。揉まれずに前で運びたいタイプがそろった。特殊なコース形態でもあるし、テンから速いラップが刻まれることになるだろう。馬場は乾いてタフな状態になっているはずで、上がりのかかる激戦になる可能性がある。
池江泰寿厩舎(栗東)の4歳馬トーセンアランに◎を打った。
キズナ×エンドスウィープという配合。母は1400m以下のダートで4勝し、その仔にトーセンスターダム(きさらぎ賞、チャレンジカップ)、牝馬のセンテリュオ(オールカマー)がいる。ディープインパクト産駒のトーセンスターダムは、オーストラリアに移籍してGIを2勝し、その地で種牡馬になった。
血統的なバックボーンがしっかりしていて、自身は3走前に1勝クラス、2走前に2勝クラスを快勝している。2勝クラスを勝った時の2着馬レモンポップは、4月に3勝クラスを6馬身差で圧勝してオープン入りを果たした。
昇級緒戦となった阪神の前走は、1番人気に支持されて10着。好位3番手につけたが、4コーナーで手応えが怪しくなって直線で後退した。敗因に関して、陣営は「息づかいが本物でなかったし、落ち着きすぎていた」と話している。
中間は坂路で意欲的な調整ぶり。5月4日の段階で51秒1-12秒1が出ていて、今週は終いにしっかりと追われて52秒5-12秒1をマークした。ただ、陣営はまだ物足りなさを感じているようで、実戦は再ブリンカー着で挑むことになる。
ヤネは2走前に跨っていた松山弘平。今年はケガで離脱した影響があってリーディング10位(32勝)にとどまっているが、昨年は年間130勝を挙げてルメール、川田将雅に次いでリーディング3位になっている。追いの強さには定評があり、立ち回りのセンスもいい。
ただ、前述したように、このレースは先行したいタイプが多い。5番枠を引いていて、外から次々と来られて揉まれ込む形になる可能性がある。松山がうまくプレッシャーがかからないポジションに持っていけるといいが、それができなかった場合は馬も人も馬群の中で我慢しないといけない。
不安な点はあるが、差して脚を使える勢力の中に信頼を置ける存在がいるわけではないし、中心に期待することにした。力を出し切り、上位争いを演じてもらいたいところ。
堀宣行厩舎(美浦)の6歳馬カフェクラウンにも注目したい。
デビュー時に連勝を決めた素質馬で、中京のダ1400mでは4歳時に2勝クラスを勝っている。ただ、堀厩舎に多い巨漢馬。体にかかる負担は大きく、骨折したりもして、休み休みでしか使えてこなかった。
4月に福島で復帰したが、しっかりと休ませた効果があり、攻めで好調教を連発していた。実戦では54キロのハンデにも恵まれ、直線で馬群を割って伸びて2着に入っている。変わりそうなムードがあったが、単勝9,250円の15番人気と売れていなかった。
中間は短期放牧に出され、美浦に戻ってから順調に乗られてきた。1週前はジョッキー騎乗でウッドコースに入れ、66秒7-11秒3をマーク。今週は大きめにとどめた。反動がないかは気になり、堀師は「左トモが悪いが、心身のまとまりはいい」と話している。
勝っている中京、別定の57キロでも問題なし。しかし、ヤネがスムーズな競馬ができないケースが多いい柴山雄一で、この点は心配だ。しっかりと脚をタメ、うまく捌いてくることができれば浮上するシーンがある。
▲はオールイズウェル。3勝クラスでは、芝で2着が3回、3着が2回で、テルツェット(のちに重賞を2勝)とハナ差の勝負を繰り広げたこともある。
今回は6ヵ月ぶりの実戦で初ダート。仕上がりは良さそうだし、フットワークからダートもこなせるだろう。楽な状況でないのは確かだが、怖さはある。
△は左回りに適性があり、中京で(2.1.0.3)の実績を残しているイバル。以下はダイシンイナリ、ゼンノジャスタ、ワルツフォーランなどで、多めに打っても印が回り切らない。
前日の23時33分の段階で、◎トーセンアランは単勝320円の1番人気。他は何が来てもおかしくなく、馬連の1番人気が1,000円台、3連複が3,100円台、3連単が8,000円台と、それぞれ大きい数字になっている。
相手を絞り込むのは難しく、手広く買って薄めに抜けるのを待つ攻め方でいくのがいいだろう。トーセンアランが崩れた場合への対応もしておきたい。それで大きな配当になってくれると理想的。
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◎5番トーセンアラン
○10番カフェクラウン
▲4番オールイズウェル
△8番イバル
※7番ダイシンイナリ
×3番ゼンノジャスタ
×1番ワルツフォーラン
×14番ライフレッスンズ
×12番オーマイガイ
×13番スカーレットスカイ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(60%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.10→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
4.10→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.10→全通り(84点)
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【日曜後半レース】
丹沢S
3連単 4万1,410円
3連複 8,490円
馬 連 1,470円
ワイド 590円
ワイド 2,150円
ワイド 1,060円
複 勝 460円(90%)
◎アベックフォルス3着(7人気)
○△◎でヒット
フリーウェイS
3連複 1万3,450円
ワイド 910円
ワイド 2,880円
タイニーロマンス3着(5人気)
新潟12R
3連複 7,600円
馬 連 1,040円
ワイド 490円
ワイド 2,330円
◎▲でヒット
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東京10R
フリーウェイステークス 5月22日(日) 上昇中の伏兵馬狙い
◎7番メイショウシンタケ
○8番タイニーロマンス
▲17番ブルースピリット
△14番ルーカス
【単勝】7番(10%)・8番(10%)
【複勝】7番(50%)・8番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.8→全通り(15点)
7.17→全通り(15点)
8.17→全通り(15点)
7.14→全通り(15点)
8.14→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.8→全通り(90点)
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東京12R
丹沢ステークス 5月22日(日) 軽量の伏兵馬狙い
◎8番アベックフォルス
○3番キスラー
▲10番トラモント
△9番メイショウフンジン
※16番オンザフェーヴル
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.8.9.10.16
3.9.10.16
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
【3連複】(ボックス)
3.8.9.10.16(10点)
3.9.10.16(6点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.3→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
3.8.9.10.16(60点)
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中京10R
鳳雛ステークス(L) 5月22日(日) 上昇中の伏兵馬狙い
◎5番カンピオーネ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
【馬連&ワイド】
2-5・5-10・5-10
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中京12R
4歳以上2勝クラス 5月22日(日) 障害練習で穴期待
◎1番グレートバローズ
【単勝】1番(10%)
【複勝】1番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
【馬連&ワイド】
1-5・1-7・1-7
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新潟11R
韋駄天ステークス 5月22日(日) 直線競馬で外枠中心
◎15番ジュニパーベリー
○16番マリアズハート
▲11番ビリーバー
△8番アンコールプリュ
※3番ルッジェーロ
【単勝】15番(30%)・16番(20%)
【複勝】11番(30%)・8番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.8.11.15.16
【馬連&ワイド】(ボックス)
15-16・15-16
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【3連複】(軸2頭ながし)
15.16→全通り(14点)
11.15→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
8.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
15.16→全通り(84点)
15.16→11.13(12点)
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新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月22日(日) 内が荒れて外差し狙い
◎15番コスモアディラート
○14番ヤマニンエルモサ
▲16番トーカイキング
【単勝】15番(10%)・14番(10%)
【複勝】15番(50%)・14番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
14→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.15→全通り(14点)
15.16→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
15.14→全通り(84点)
15.14→16(6点)
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【土曜メインレース】
メイS
3連複 7,590円
馬 連 840円
ワイド 340円
ワイド 2,330円
平安S
3連複 3,350円
ワイド 330円
ワイド 1,690円
複 勝 200円(70%)
◎メイショウハリオ3着(3人気)
△×◎でヒット
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東京11R
メイステークス 5月21日(土) ハンデ戦で軽量馬注
東京の芝1800mで争われるオープン特別。
1~2コーナーの間にある引き込み線からのスタート。少し走って2コーナーに合流し、左にカーブする。スタートから向正面の残り約1300mの地点までは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150m~約900mは下り勾配になっている。
下り切ってからは緩い上り坂に転じる。直線に入って残り460m~300mは高低差が約2mある上り坂を上ることに。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。全体の高低差は2.7m。
芝は開催5週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「コース全周の内柵沿いに傷みが出始めました」と発表があった。
先週は金曜に雨が降り、土曜は8Rまで稍重で、そのあとで良に回復した。日曜の朝の時点で、クッション値が9.2。メインのヴィクトリアマイルも完全に乾いたとは言えないような馬場だった。
そのヴィクトリアマイル(芝1600m)は、ソダシが勝って時計が1分32秒2(良)。好位のインで脚をタメ、直線で内めからしっかりと伸びて抜け出すという内容だった。2着は中団の外から伸びたファインルージュで、3着は2番手追走から直線で外に動かして渋太さを発揮したレシステンシア。レースの1000m通過は58秒0で、上がりは11秒1-11秒3-11秒8の34秒2だった。
全体を見て、内を通っての逃げ切りがあれば、内を突いての差しもあり、外から追い込んでくるパターンも少なくなかった。大きな内外の差はない感じで、ただ、Bコース1週目でもジョッキーがラチ沿いを避けるような誘導をしているケースが見られた。
決めつけることはできないが、今週は先週よりも内が伸びづらくなっている可能性がある。あと、土曜は天候が微妙。曇りのまま我慢してくれるかもしれないし、雨が降るかもしれない。
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以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【インテンスライト】評価A- 騎手A+ 状態A
【エイシンチラー】評価A+ 騎手A- 状態A
【カレンシュトラウス】評価A+ 騎手A- 状態A
【キングストンボーイ】評価A+ 騎手S 状態A
【サトノクロニクル】評価A- 騎手A- 状態A
【シュヴァリエローズ】評価A- 騎手S 状態A
【シュリ】評価A- 騎手A- 状態A
【スライリー】評価A+ 騎手A+ 状態S
【ソッサスブレイ】評価B 騎手A- 状態A
【バイオスパーク】評価B 騎手A- 状態A
【ヒュッゲ】評価B 騎手A- 状態A
【フランツ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ワールドウインズ】評価A- 騎手B 状態A
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フルゲート割れの13頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが57キロ、最軽量が52キロで、5キロの上下差がある。天候が気になるところだが、悪くなっても稍重までか。
先行タイプが少ない組み合わせ。ヒュッゲが主張すればハナに行けそうだが、他が押し出されて先頭に立つ可能性もある。昨年の当レースは、今年も出走しているフランツが引っ掛かって途中から先導する形になった。展開は流動的で、おそらく速い流れにはならない。
軽量馬狙いのアプローチで、相沢郁厩舎(美浦)の4歳牝馬スライリーに◎を打った。
簡単に特徴を言えば、行きたがる気性でムラ。オルフェーヴル産駒にはそんな傾向があり、同馬の場合は『サンデーサイレンスの3×3』という強いクロスがあることが影響しているかもしれない。
高い能力を持っていることは証明済み。3歳時は春にフローラSで2着に駆け、秋にGIの秋華賞で5着に伸びている。秋華賞ではゴールしたあとも脚を使って、1コーナーで抜け出す形になっていた。余力が残っていたということである。
4歳になって、2走前の中山牝馬S(ハンデ53キロ)ではタメる競馬から外を伸びて4着。続く福島牝馬Sでは早めに外を動き、甘くなって0秒4差の7着という結果だった。
中間はウッドコースで意欲的な調整ぶり。1週前にはジョッキー騎乗で中ほどを通ったといえ、63秒7-12秒5の好時計で追走先着を果たしている。今週は68秒5-12秒4にとどめていて、デキは上がっている印象だ。前走で馬体が減っていたが、心配する必要はないだろう。
ヤネはデビューしてからの13戦すべてで手綱を取っている石川裕紀人。所属厩舎なので自然ではあって、残念なのは相沢師が的外れと思える指示を出すケースがあることである。26歳の石川は、馬を伸ばす能力に長け、センスもいい。騎乗馬に恵まれていないだけで、もっと活躍できるジョッキーである。
府中の1800mは新馬勝ちしていて適性は低くないはずで、今回もとにかく人馬の呼吸が合うかが最大のポイントになる。ハンデは52キロと軽いし、噛み合うと穴を開けるシーンも。
田中剛厩舎(美浦)のエイシンチラーも注目される存在。
2代母がエリザベス女王杯を3着したエイシンサンサン。◎と同じく4歳の牝馬で、こちらもハンデが最軽量の52キロである。まだ芯が入り切っていなくて追われてモタつくところがあるが、2月の東京新聞杯では牡馬の強敵相手に6着に伸びた。
先週のヴィクトリアマイルを除外されてスライドした形。2週前にウッドコースで終いにビシッと追われて64秒4-11秒4をマークしていて、GIを意識して仕上げてきたことがうかがえる。松岡正海はテン乗りになるが、今週の稽古に跨っており、感触はつかんでいるだろう。
府中を走るのは2度目になるし、距離が1800mに延びるのは歓迎要素。トモの問題からゲートは不安定だが、3勝クラスを勝った2走前ではうまく出ていた。立ち回り次第で上位浮上が可能になる。
▲はカレンシュトラウス(55キロ)。東京新聞杯では鼻出血明けながら見せ場をつくって4着に健闘し、その後はリステッド競走で2着、3着と駆けている。リフレッシュ放牧を挟んでしっかりと乗られていて、スムーズに運べば勝ち負けに。
△は4歳のキングストンボーイ(55キロ)。皐月賞1着、ダービー2着のエポカドーロの弟で、青葉賞2着(ハナ差)などの実績がある。8ヵ月ぶり、転厩緒戦でも攻めは積んでいるし、ヤネに横山武史を起用してきた。素質は上なので。
※はワールドウインズ(56キロ)。ウオッカを破ってヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズの仔で、パンサラッサ(のちに国際GIのドバイターフをV)を下してオープン勝ちした鞍がある。課題である集中力が続けば。
以下はインテンスライト、フランツ、シュヴァリエローズなど。印が回らなかった3頭も馬券に絡んでくる可能性がないわけではない。
◎スライリーも○エイシンチラーも配当面で妙味がある。単複は2頭の単勝&複勝を。連勝式は高配当が見込めるので、手広く買っていきたい。
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◎12番スライリー
○6番エイシンチラー
▲2番カレンシュトラウス
△8番キングストンボーイ
※7番ワールドウインズ
×13番インテンスライト
×4番フランツ
×10番シュヴァリエローズ
×5番シュリ
×1番サトノクロニクル
【単勝】12番(10%)・6番(10%)
【複勝】12番(40%)・6番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→全通り(11点)
2.12→全通り(11点)
2.6→全通り(11点)
8.12→全通り(11点)
7.12→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.6→全通り(66点)
12.2→全通り(66点)
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中京11R
平安ステークス(GIII) 5月21日(土) 上昇馬に期待
中京のダ1900mで争われるGIII競走。
正面直線からの発走、コーナーは4つ。スタートして200mほどは急な上り坂になっている。そのあとは起伏の少ない状態が続き、2コーナー途中から上り勾配になる。300mほど上って、向正面の残り約1000mがコースの最高地点になる(高低差は1m強)。
そこからは下り勾配に転じ、下りは直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。残り380m~220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
先週のダートは、土曜が不良から重に推移し、日曜が重から稍重になった。
日曜に行われたリステッド競走の栗東S(ダ1400m)は1分23秒0(稍重)で決着。勝ったのはレディバグで、後方追走から直線で外に出して追い込み切るという内容だった。2着は3番手追走から早めに先頭に出たヴァニラアイスで、3着は勝ち馬と同様に外から追い込んだオメガレインボーだった。テンの3ハロンは33秒7と速く、上がりは12秒1-12秒6-12秒7の37秒4。
土曜の競馬を見ると、不良で全体の時計が速めだったが、ペースが速くなり、上がりがかかるケースが多かった。ダートは6鞍あり、ラスト1ハロンは最も速くて12秒9で、5鞍は13秒台だった。
天候は下り坂で、土曜は小雨が降るという予報。馬場に大きな影響を与えるほどの雨量にはならないかもしれないし、重以上になる可能性もある。
──────────────
以下、全体評価、騎手評価、状態評価(50音順)。全体評価は相対評価、騎手評価と状態評価は絶対評価で、騎手評価は騎乗馬との相性を考慮する場合がある。
【オーヴェルニュ】評価A+ 騎手A+ 状態S
【カデナ】評価A- 騎手A- 状態S
【グレートタイム】評価A+ 騎手A- 状態A
【ケイアイパープル】評価A- 騎手A+ 状態S
【サンダーブリッツ】評価A- 騎手S 状態S
【サンライズホープ】評価A- 騎手A- 状態A
【スマッシングハーツ】評価A- 騎手A- 状態A
【スワーヴアラミス】評価A+ 騎手A+ 状態S
【ダノンファラオ】評価B 騎手A+ 状態B
【ダンツキャッスル】評価B 騎手B 状態A
【デルマルーヴル】評価B 騎手A- 状態A
【テーオーケインズ】評価A+ 騎手S 状態A
【ヒストリーメイカー】評価A- 騎手B 状態A
【ブルベアイリーデ】評価A- 騎手A+ 状態A
【ペルセウスシチー】評価B 騎手A+ 状態A
【メイショウハリオ】評価A+ 騎手A+ 状態S
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フルゲートの16頭立て。昨年のチャンピオンズカップの覇者テーオーケインズが参戦し、他にも昨年の当レースをレコードで圧勝したオーヴェルニュなど、力のあるダートホースがそろった。GIII以上のレベルという印象で、注目度の高い一戦である。
ケイアイパープル(3番)とサンライズホープ(9番)がハナ候補。ダッシュが速いわけではないが、内を引いた前者が押してハナを奪うことになるか。好位につけるのは、ダノンファラオ、オーヴェルニュ、ブルベアイリーデ、テーオーケインズ、グレートタイムあたり。馬場状態によってジョッキーの考えも変わってくるし、展開を読むのは難しい。
岡田稲男厩舎(栗東)の5歳馬メイショウハリオに◎を打った。
パイロ×マンハッタンカフェという配合。同厩で1つ下の弟テーオーロイヤル(父リオンディーズ)は、先の天皇賞(春)で3着に好走している。兄はトモに弱さを抱えているが、そんな中でも着実に成長してきた。
4歳の秋に、みやこSで重賞初制覇。チャンピオンズカップは外から上がっていったが、直線は左手前のままで左にモタれていた。それでもジリジリと脚を使い、2着と0秒4差の7着で入線している。
5歳緒戦のマーチSは、攻めで時計になったのが坂路のみで、速いものが52秒6の1本。馬体は16キロ減って492キロで、厳しい状況だった。しかし、実戦では大外から猛然と伸び、先に抜け出していたケンシンコウをとらえて勝利を収めた。
その後は間隔を開け、攻めの強度を上げてきた。日曜はCWコースで長めから乗り、追い日は坂路でしっかりと。1週前に52秒4-12秒2、今週は51秒8-12秒1で追われた。どちらも併せ馬で手応えは劣勢だったが、まったく問題ない。金曜にも坂路で15-15を乗ったし、前走より筋肉量は増えているだろう。馬体も戻っているようだ。
ヤネは浜中俊。みやこSからコンビを組んでいて、追って追ってになるが、しっかりと動かしている。チャンピオンズカップでモタれた点に関しては、陣営も浜中も対策を講じているだろう。攻め込めた分からも改善されるかもしれない。
前走のマーチSが重馬場で、これまで重で(3.0.1.2)。あまりに速くなると前にいる実力馬が止まらなくなるので歓迎できないかもしれないが、自身は適応力がある。1900mの距離も問題なさそうだし、末脚発揮に期待したい。
藤原英昭厩舎(栗東)の7歳馬グレートタイムも気になる存在。
母のミラクルレジェンドは12勝馬で、中央の重賞を1勝、地方の交流重賞を7勝した。牝馬ながら6歳まで現役を続け、引退レースを勝っている。そんな血の影響か、年齢を重ねて地力を増してきた。
2月の東海S(GII)は10着だったが、3コーナーで挟まれて下がる不利が痛かった。続く仁川S(L)は外から抜け出しての完勝で、当日の馬場状態を考えると走破時計は優秀な数字である。
その後はリフレッシュ放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは順調。1週前にCWコースで終い重点にやられてラスト1ハロン11秒0をマークし、坂路で併せた今週は52秒1-12秒3で楽な手応えで先着した。動ける仕上がりにあるとみていい。
相手は強力だが、左回りの1900mという条件は合っているし、適度なポジションで脚をタメることができると渋太く伸びてきそう。人気は薄く、狙い目がある。
▲はオーヴェルニュ。昨年の当レースでは、58キロを背負い、好位から抜け出して6馬身差で圧勝した。3着がのちにアメリカでブリーダーズカップディスタフ(GI)を勝つことになるマルシュロレーヌである。
折り合いに課題があり、揉まれるとひと息だが、どちらも以前より良くなっている。今年は57キロだし、得意のコースで連覇があっても。特に脚抜きの良い馬場になると強い。
△はテーオーケインズ。チャンピオンズカップの圧勝(6馬身差)は衝撃的で、脚力は言うまでもなく最上位である。1着賞金が2000万米ドルのサウジカップ挑戦は8着に終わったが、ペースが速かったし、砂を被って嫌がった感じもあった。
そこから約3ヵ月ぶりの実戦。栗東では順調に乗れていて、馬体も動きも悪くない。ただ、陣営は「落ち着きすぎている」と話している。斤量は59キロ、目標は6月29日の帝王賞(大井ダ2000m(外))。もちろん有力候補だが、1番人気でもあるし、今回は押さえに回した。
※は東海S勝ちが強く、7歳でも素軽さが出てきたスワーヴアラミスで、×の1番手はスムーズに先行できると粘りを見せるケイアイパープル。以下、カデナ、スマッシングハーツ、サンダーブリッツなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎メイショウハリオは2番人気か3番人気で、○グレートタイムはまったくの人気薄。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
──────────────
◎5番メイショウハリオ
○12番グレートタイム
▲2番オーヴェルニュ
△4番テーオーケインズ
※8番スワーヴアラミス
×3番ケイアイパープル
×1番カデナ
×10番スマッシングハーツ
×11番サンダーブリッツ
×6番ブルベアイリーデ
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(70%)・12番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
12→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
2.5→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
3.5→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.12→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
2.4.5.8.12(60点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜後半レース】
高尾特別
単 勝 2,010円(10%)
複 勝 400円(90%)
馬 連 2,210円
◎フェルミスフィア1着(7人気)
シドニーT
馬 連 4,150円
ワイド 1,100円
ワイド 1,360円
◎ヴィオリーナ1着(2人気)
──────────────
東京10R
高尾特別 5月21日(土) 伏兵馬狙いで
◎3番フェルミスフィア
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→4
━━━━━━━━━━━━━━
東京12R
4歳以上2勝クラス 5月21日(土) 混戦で高配当待ち
◎14番ラブリーエンジェル
【単勝】14番(10%)
【複勝】14番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
14→4.5
━━━━━━━━━━━━━━
中京10R
シドニートロフィー 5月21日(土) 牝馬戦で伏兵馬狙い
◎2番ヴィオリーナ
○6番ソニックベガ
▲1番サンタグラシア
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
6→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.6→全通り(8点)
1.2→全通り(8点)
1.6→全通り(8点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
オーストラリアトロフィー 5月21日(土) 折り合えば一発も
◎5番カーフライターク
【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→3.6.8
5→3
━━━━━━━━━━━━━━
新潟11R
八海山ステークス 5月21日(土) 気性難も力は上で
◎12番ララクリュサオル
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→8.11.13
12→8
━━━━━━━━━━━━━━
新潟12R
4歳以上1勝クラス 5月21日(土) 大敗後も素質秘め
◎13番サンライズシトラス
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
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