1月7日・8日・9日の予想コメントと的中結果
【1月7日・8日・9日の予想コメントと的中結果】(月曜メインレース、月曜後半レース、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【月曜メインレース】
中山11R
フェアリーステークス(GIII) 割れた人気に…、◎は超人気薄、○と▲は良血馬
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の13日目(12月3日から)で、Cコース使用4日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「正面直線の内側に傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
日曜に行われたマイル戦は、3勝クラスが1分32秒7(良)で決着し、2勝クラスは1分33秒9(良)。3勝クラスは速い数字だが、これは上位入線馬がかなり強かったもので、馬場は少しペースが速くなると上がりがかかるような状態になっている。
内は走りやすく、外から台頭できるかは展開と決め脚の有無次第。なお、クッション値は日曜と同じで「9.8」となっている。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は5頭。中央で2勝しているのは3頭で、「完成前の若い牝馬が多い」といった印象である。
思い切った狙いになるが、10番人気の伏兵馬アンタノバラード(美浦・伊藤大士厩舎)に◎を打った。
初勝利を挙げたのが今回と同じ舞台で、2歳の9月19日のこと。重馬場でも特にヒドイ状態ではなく、好位追走から直線で少し内にモタれながらもしっかりと伸びて勝ち切った。時計は1分35秒3で、ラスト1ハロンを推定11秒3で駆けている。
そこから中6週で府中の芝1400mの京王杯2歳S(GIII)、ヤネは初騎乗だった田辺裕信。2番枠から行き脚がついたが、無理せず抑えて後方まで下がる。直線で外に行き、次に内に動き、そのあとで外に誘導すると、またさらに外に行った。
あちこちに動いてロスがあり、強く踏めてもいない。それでも脚は使っていて、0秒8差の10着で入線した。ゴールしたあとで少し走って行っており、力を余していた。
ナゾとも言える騎乗だったが、田辺には時にあること。また、田辺自身が心肺機能ができているか不安視していたようで、道中で体力を使いたくなかったのかもしれない。先につなげる勉強会でもあったか。いずれにせよ、あれが本当のアンタノバラードでないし、脚があることはわかった。
中間は放牧に出され、美浦に戻ってから坂路とウッドコースで熱心に乗られてきた。12月31日にウッドで67秒6-11秒8で追われ、明けて5日にウッドで68秒9-12秒0。5日は大きな走りでしっかりと伸びていたし、体もふっくらして映った。仕上がりは良さそうで、直前の馬体重は少し増えているといい。
引き続き田辺が騎乗する。勝った中山のマイルに替わり、内の4番枠を引いた。3番枠のマイレーヌが主張してハナに行かせそうで、好位の後ろあたりで脚をタメる競馬できると理想である。
ただ、田辺は捌き下手。前に馬がいるとうまく進路を見つけて入って行けず、ウロウロして終わることがある。それでも競馬だから結果的に前が開くことはあるだろう。アンタノバラードは可能性を秘めている牝馬。うまく運ぶと激走シーンがある。
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【月曜メインレース】
中山11R
フェアリーステークス(GIII) 割れた人気に…、◎は超人気薄、○と▲は良血馬
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の13日目(12月3日から)で、Cコース使用4日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「正面直線の内側に傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
日曜に行われたマイル戦は、3勝クラスが1分32秒7(良)で決着し、2勝クラスは1分33秒9(良)。3勝クラスは速い数字だが、これは上位入線馬がかなり強かったもので、馬場は少しペースが速くなると上がりがかかるような状態になっている。
内は走りやすく、外から台頭できるかは展開と決め脚の有無次第。なお、クッション値は日曜と同じで「9.8」となっている。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は5頭。中央で2勝しているのは3頭で、「完成前の若い牝馬が多い」といった印象である。
思い切った狙いになるが、10番人気の伏兵馬アンタノバラード(美浦・伊藤大士厩舎)に◎を打った。
初勝利を挙げたのが今回と同じ舞台で、2歳の9月19日のこと。重馬場でも特にヒドイ状態ではなく、好位追走から直線で少し内にモタれながらもしっかりと伸びて勝ち切った。時計は1分35秒3で、ラスト1ハロンを推定11秒3で駆けている。
そこから中6週で府中の芝1400mの京王杯2歳S(GIII)、ヤネは初騎乗だった田辺裕信。2番枠から行き脚がついたが、無理せず抑えて後方まで下がる。直線で外に行き、次に内に動き、そのあとで外に誘導すると、またさらに外に行った。
あちこちに動いてロスがあり、強く踏めてもいない。それでも脚は使っていて、0秒8差の10着で入線した。ゴールしたあとで少し走って行っており、力を余していた。
ナゾとも言える騎乗だったが、田辺には時にあること。また、田辺自身が心肺機能ができているか不安視していたようで、道中で体力を使いたくなかったのかもしれない。先につなげる勉強会でもあったか。いずれにせよ、あれが本当のアンタノバラードでないし、脚があることはわかった。
中間は放牧に出され、美浦に戻ってから坂路とウッドコースで熱心に乗られてきた。12月31日にウッドで67秒6-11秒8で追われ、明けて5日にウッドで68秒9-12秒0。5日は大きな走りでしっかりと伸びていたし、体もふっくらして映った。仕上がりは良さそうで、直前の馬体重は少し増えているといい。
引き続き田辺が騎乗する。勝った中山のマイルに替わり、内の4番枠を引いた。3番枠のマイレーヌが主張してハナに行かせそうで、好位の後ろあたりで脚をタメる競馬できると理想である。
ただ、田辺は捌き下手。前に馬がいるとうまく進路を見つけて入って行けず、ウロウロして終わることがある。それでも競馬だから結果的に前が開くことはあるだろう。アンタノバラードは可能性を秘めている牝馬。うまく運ぶと激走シーンがある。
ディナトセレーネ(美浦・尾関知人厩舎)も注目される存在。
◎と同じく中山のマイルで未勝利戦を勝っていて、不良馬場の中で力強く抜け出す完勝ぶりだった。続くアルテミスSは6着(0秒4差)に終わったが、相手が強かったし、極端に上がりの速い競馬は合わなかった。
祖母がダイワスカーレット、3代母がスカーレットブーケという名牝系の出。芦毛の馬体で胴が詰まっているが、伸び脚には迫力があるし、持久力と根性を備えている。
ウッドコースを中心に長めから熱心に乗られて仕上がりは良好。ヤネは日本人離れした追いが売りの若い横山武史で、ソツなく流れに乗って末脚を活かせると上位争いに持ち込んでくる。
▲は1番人気に推されているヒップホップソウル(美浦・木村哲也厩舎)。◎の初勝利と同じ日に、中山マイルで新馬を勝った。時計は遅いが、スローだった分があり、後半の走りが非凡な脚力を証明している。ちなみに、自身の数字となるラスト1ハロンは11秒2だった。
続く1勝クラスのベゴニア賞(芝1600m)はクビ差の2着。ゲートが開いてトモが落ち、2番手に上がって力むところがあった。直線で並びかけたが、最後は苦しくなってしまった。
祖母は桜花賞とヴィクトリアマイルを制したダンスインザムード。母のダンスファンタジアは11年にフェアリーSを1番人気で快勝している。まだ体ができていない感じではあるが、木村流で負荷をかけているし、母子制覇を決めてくるかも。
△は京王杯2歳S3着のスピードオブライト。マイルは少し長い印象だが、最内の1番枠を引き、インで折り合って息が入ると渋太く抵抗しそうだ。意欲的な攻めは強調点。
以下、イコノスタシス、エナジーチャイム、メイクアスナッチ、ミシシッピテソーロなど、警戒が必要な牝馬が多くいる。
午前の段階で、◎アンタノバラードは単勝2,100円台の10番人気、○ディナトセレーネは同600円台の3番人気。▲ヒップホップソウルが400円台で1番人気になっていて、△スピードオブライトは800円台の4番人気となっている。
1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が2,600円台、3連単が8,400円台。混戦で人気は割れている。連勝式は高配当馬券になるのを期待して手広く買っていきたい。
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◎4番アンタノバラード
○7番ディナトセレーネ
▲5番ヒップホップソウル
△1番スピードオブライト
※8番イコノスタシス
×9番エナジーチャイム
×10番メイクアスナッチ
×6番ミシシッピテソーロ
×14番キタウイング
×3番マイレーヌ
【単勝】4番(10%)・7番(10%)
【複勝】4番(30%)・7番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
7→全通り
7→5(×4)
7→1.6.8.9.10
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
5.7→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
1.7→全通り(14点)
1.5→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.7→全通り(84点)
4.5→全通り(84点)
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中京11R
淀短距離ステークス(L) 絶好調の◎に注目、○は大穴候補、▲と△は伸びしろあり
中京の芝1200mで争われるリステッド競走。
左回り。向正面からのスタート、ワンターンのコース。最初の100mほどは緩い上り坂で、向正面の残り約1100mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り340m~240mは急な上り坂。高低差は約2m、勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催4日目で、Aコース使用4日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「向正面直線、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に傷みがあります」と発表があった。
日曜の競馬を見ると、3歳のシンザン記念が1分33秒7(良)で決着し、3勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1(良)、2勝クラスの芝1200m戦が1分08秒7(良)。3つともレースが流れ、外からの差しが決まっていた。
木曜・土曜・日曜と開催があり、内は伸びづらくなっているのかもしれない。ペース次第で先行馬が残るケースがあるだろうが、ジョッキーが直線で少し外に動かす可能性がある。
月曜のクッション値は、日曜と同じで「10.4」。
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フルゲートを割って15頭立て。重賞勝ち馬はハッピーアワー(ファルコンS)の1頭だけで、同馬はしんがり人気である。冬場の開催になり、「調子が良いとは言えないかな?」という勢力が多い印象だ。
森秀行厩舎(栗東)の7歳馬ジャスパージャックに◎を打った。
アメリカ産のスピード色が濃いマル外馬。6歳の後半は、阪神芝1200m(内)の3勝クラスを差し返して勝利し、続く中山のラピスラズリS(L)を逃げ切って連勝となった。どちらのレースも、ペース的に少し楽だったのは確かである。
そして、中間の稽古がスゴイ。もとより動くタイプではあるが、12月31日に坂路で51秒8-12秒4で楽に先着すると、明けて6日にジョッキー騎乗といえ49秒5-36秒0-12秒5の猛時計を叩き出した。6日の2ハロン目からの2ハロンは11秒9-11秒6である。
ヤネは乗り替わって武豊。同馬では(0.0.0.2)だが、デビュー2戦目の芝2000m戦が含まれてのものだし、問題はないだろう。ユタカは日曜にシンザン記念と最終12Rを連勝。外から差したものだったが、馬場の傾向はつかんでいる。
斤量は58キロ。アスタールビーという逃げ馬がいて、出脚次第ではそちらを行かせて好位に収めることになる。中京は3走前に3勝クラスを2着しているが、直線が長くて急坂もあるので、歓迎できるコースとは言えないだろう。
不安な点はあるのだが、冒頭で書いたように他のメンバーに状態が微妙な馬が多く、ジャスパージャックが飛び抜けてデキが良い感じである。頭となるとどうかでも、連勝式の軸という意味合いで中心に推すことにした。
相手に筆頭には、少しひねって西村真幸厩舎(栗東)の7歳馬カリボールを置いてみた。
芝1200mは2回しか走っていないが、昨年の春に阪神で3勝クラスを勝っている。掛かっていく気性で、高い適性があるのは間違いない。
今回は転厩緒戦。攻めは大きめを入念に乗ってきた形だが、坂路では52秒6-12秒1をマークし、CWコースではオープンのソリタリオを煽る動きを見せて、ラスト1ハロン11秒1が出ている。
使った方がいいのは確かだが、息はできていそう。陣営の感触は悪くなくて、イーガンを起用してきたあたり可能性は感じているのだろう。穴として期待してみる。
▲は連勝中の4歳牝馬ルピナスリード。中京で3勝していて、芝1400mを1分19秒7の好時計で2度も駆けている。前走の新潟戦では、初の芝1200mに難なく対応してオープン入りを決めた。
冬場の休み明けになるが、栗東のCWコースと坂路でじっくりと乗られて動ける仕上がりにありそう。52キロだった前走から3キロ増えて55キロになってのオープン。それでも能力は十分に通用するので。1番枠で馬場の悪いところを走らされるとどうかだが、そのあたりは川田将雅(テン乗り)がうまく対処してくるだろう。
△は初のスプリント戦が起爆剤になる可能性があるグレイイングリーンで、※は昨秋に当舞台で◎を破って3勝クラスを快勝しているショウナンバニラ。
以下、キャプテンドレイク、アスタールビー、スワーヴシャルル、スノーテーラーなど、軽視できない勢力は多い。
午前の段階で、◎ジャスパージャックは単勝600円台の4番人気、○カリボールは同3,400円台の12番人気となっている。▲ルピナスリードが300円台の1番人気で、2番人気は△グレイイングリーン、3番人気は×スノーテーラー。
◎は妙味があるオッズになっていて、○は超人気薄である。連勝式は手広く買っていき、崩れて大きい配当になってくれると理想的。
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◎6番ジャスパージャック
○9番カリボール
▲1番ルピナスリード
△14番グレイイングリーン
※8番ショウナンバニラ
×10番キャプテンドレイク
×7番アスタールビー
×4番スワーヴシャルル
×12番スノーテーラー
×5番メイショウチタン
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(70%)・9番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
9→全通り
【馬連&ワイド】
1-6(×7)・6-14(×2)・6-8・6-7・6-12(×3)
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.9→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.14→全通り(13点)
6.8→全通り(13点)
6.10→全通り(13点)
【3連複】
1-6-14(×4)(4点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.9→全通り(78点)
6.1→全通り(78点)
6.1→12.14(×2)(24点)
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【月曜後半レース】
鳥羽特別
3連複 2,450円
馬 連 1,330円
ワイド 540円
単 勝 180円(60%)
複 勝 220円(40%)
◎フォーチュンテラー1着(1人気)
○インヴァリアンス2着(6人気)
◎○で馬連とワイドは各1点
中山12R
複 勝 260円(80%)
◎ウィズグレイス2着(2人気)
単複のみの勝負
迎春S
3連複 4,870円
ワイド 590円
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中山9R
成田特別
◎トクシースタローンは1勝クラス勝ちの前走が後続に10馬身の差をつける圧巻の勝利。走破時計も優秀な数字だった。外の13枠が鍵になるが、うまく流れに乗れれば2勝クラスでも互角にやれる。ヤネは引き続き追いの強い木幡巧也。
○トーセンマークと▲フジマサインパクトは香取特別の内容が良く、福島で1勝クラスを勝った△ダノンピーカブーも軽視できない。※ナムアミダブツは初ダートだった前走で離されたといえ2着に駆けた。
◎13番トクシースタローン
○6番トーセンマーク
▲4番フジマサインパクト
△3番ダノンピーカブー
※9番ナムアミダブツ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
3.4.6.9.13
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.13→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
3.6→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
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中山10R
迎春ステークス
◎サンストックトンは(3.4.1.2)の戦歴で、2度ある着外は重賞でのもの。休養前の2勝クラス勝ちは強く、久々で昇級でも好勝負になる。ヤネは重賞以外ですべて乗ってきた横山武史。
○アインゲーブングは渋太い走りが売りで、ワールドオールスタージョッキーズ第4戦を制したバシュロとのコンビで注目される。▲スパイラルノヴァ、△ホウオウリアリティにも注意を払いたい。
◎4番サンストックトン
○10番アインゲーブング
▲6番スパイラルノヴァ
△12番ホウオウリアリティ
【単勝】4番(60%)
【複勝】10番(40%)
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【馬連&ワイド】(ボックス)
4.6.10.12
【馬連&ワイド】
4-6(×4)
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(10点)
4.6→全通り(10点)
4.12→全通り(10点)
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中山12R
4歳以上1勝クラス
◎ウィズグレイスは府中の芝2000mで初勝利を挙げた時が1分58秒5の2歳レコード。ひ弱いところがあるが、この休み明けは十分に乗り込んで体も増えているようだ。中山の芝2000mでもスムーズに先行できれば粘りを発揮する。配当妙味あり。
◎14番ウィズグレイス
【単勝】14番(20%)
【複勝】14番(80%)
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中京9R
鳥羽特別
◎フォーチュンテラーの前走はヤネが地方の若手ジョッキー。スタート後に挟まれて後方になり、そのあとが外を回して雑な騎乗だった。それでも直線で大外からグイグイ伸びて2着に上がっている。年替わりがあって攻めが大きめなのがどうかだが、地力は上なので。ヤネは1勝クラスを勝った時に跨っていた福永祐一。
○インヴァリアンスは穴候補。久々で昇級になるが、仕上がりは悪くなさそうだし、ガッツリ追ってくる坂井瑠星で怖さがある。
◎8番フォーチュンテラー
○10番インヴァリアンス
【単勝】8番(60%)
【複勝】10番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8-10
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.10→全通り(12点)
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中京10R
雅ステークス
◎ロッキーサンダーはひと押しが利かないが、確実に見せ場はつくってくる。叩いての上積みが見込めるし、坂井瑠星も2度目の騎乗になるので期待したい。
○セブンデイズは中京で(1.2.1.1)。器用さに乏しいが、混戦になると浮上の目が出る。黛弘人は騎乗歴あり。
▲メイショウミカワは前走が直線で捌きに苦労しての7着(0秒4差)。終いに脚は使ってくるので、前が崩れる展開になれば。
◎○▲の3騎はいずれも人気薄。△ラヴォラーレも紛れがあるとあるいは。
◎13番ロッキーサンダー
○10番セブンデイズ
▲7番メイショウミカワ
△8番ラヴォラーレ
※5番トウセツ
×11番コルドンルージュ
×4番メイショウユズルハ
×16番オディロン
×3番テイエムマグマ
×12番セイクリッドゲイズ
【複勝】13番(30%)・10番(30%)・7番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
10→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
8.13→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
7.8→全通り(14点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス
◎インザオベーションは1勝クラスで戦ってきた相手が強く、善戦を見せている。中間は放牧に出してリフレッシュさせ、コースと坂路で乗り込んで仕上がりは良好。武幸四郎調教師&武豊の兄弟コンビは日曜のシンザン記念と最終12Rを連勝していて、その勢いに乗っかれるといい。配当妙味あり。
○ゲンパチムサシは穴候補。2走前に今回と同じ舞台で2着に駆けていて、阪神の前走も0秒4差の5着だった。ヤネは永島まなみ。レベル的には問題があるが、4キロ減が利いて54キロで走れるのは大きい。
◎6番インザオベーション
○12番ゲンパチムサシ
【単勝】6番(20%)
【複勝】6番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→14(×3)
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→全通り(12点)
6.12→14(×3)(3点)
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【日曜メインレース】
中山11R
ポルックスステークス 斤量増がポイントに、◎と○はスムーズなら一発あり
中山のダ1800mで争われるオープン特別。
右回り。正面直線の4コーナー出口からの発走、コーナーは4つ。スタートして100mほど走って急な坂を上ることになる。ゴール板を過ぎて2コーナーに入るところまでも上り坂。残り約1150mの地点がコースの最高地点で、ここから下りに転じる。
向正面に入って残り約1050m~残り約850mは急な下り坂。そこから4コーナー途中の残り約450mまでは緩やかな下り勾配になっている。
直線に向かい、残り200mからゴールまでは急な上り坂。約2mの高さを駆け上がることになる。直線距離は308m。全体の高低差は4.5mで、これはJRA全10場のダートコースの中で最も大きい数字である。
クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。日曜は晴れ予報になっていて、良馬場のままレースが進行することになる。含水率は低く、タフなコース形態の中でパワーとスタミナが試される状況だ。
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フルゲートを割って14頭立て。23年から負担重量が変更になり、全馬が前走よりも数字的に重たい斤量で走ることになる。
スタートが無事なら、1番枠のウィリアムバローズがハナを奪うことになりそう。同馬の刻むラップや後続の出方次第でレースの質が変わることになる。
穴を狙って、堀宣行厩舎(美浦)の5歳馬ルコルセールに◎を打った。
祖母が砂の名馬ゴールドアリュールを産んだニキーヤ。ノド鳴りと気性の悪さに悩まされてきたが、昨秋の3勝クラスの府中ダ1600m戦では、好スタートを切って2番手に控え、直線で悠々と抜け出して2馬身半差で快勝した。稍重で1分34秒5は当然のこと、高く評価できる数字である。
この時の攻めでは、併せ馬の相手がサリオス(朝日杯フューチュリティS)とカフェファラオ(フェブラリーS(21年、22年)、南部杯)。GIホースと併せ馬をできること自体がスゴく、ウッドコースの最終追いでは、65秒6-11秒3の好時計でサリオスを煽るぐらいの動きを見せていた。
師走S(12月10日)を除外されて短期放牧に出され、戻ってからの調整は順調。28日にウッドコースの併せ馬で65秒9-11秒5でしっかりと先着した。31日に坂路、明けて4日にもウッドで併せ馬を行い、態勢は整っている感じだ。
ヤネは横山武史。テン乗りにはなるが、追いに関しては現役トップクラスのジョッキーで、冷静に立ち回ってもくる。誘導は任せておきたい。
ただ、馬自身の不安はついて回る。ノドが鳴る点が1つ。あと、時計が出やすい府中のダ1600mから初参戦になるタフな中山のダ1800mに変わるのは大きな問題になる。実際に親和性は低く、対応できずに飛ぶケースは多い。
そのことを承知した上での◎。オープンで通用する能力を持っているのは間違いなく、可能性に賭けることにした。結果が出るようだと、上のステージが見えてくる。
なお、堀厩舎は23年の使い出しが7日(土)。5頭を出走させ、7番人気で1着、7番人気で3着、6番人気で2着と、3つの穴を開けた。
高木登厩舎(美浦)の6歳馬ディアセオリーも伏兵馬として気になる存在。
前走の師走Sは上がっていった4コーナーで少しゴチャついて接触し、手前を替えないままで直線を走ってしまった。一旦は抜け出したものの、勢いが鈍って3着。スムーズなら勝ち負けになっていたかもしれない。
中間はウッドコースを中心に坂路でも乗り、陣営は「さらに良くなった」とコメントしている。57キロは背負い慣れているし、ソツなく流れに乗って抵抗してきそう。
▲のニューモニュメントは、とにかく末脚が安定していて、初の中山だった師走Sでクビ差の2着。坂路(栗東)で自己ベストとなる50秒8を出しているし、58キロでも崩れることは考えづらい。
△は師走Sでニューモニュメントを負かして勝利したキタノヴィジョン。最後方を進んで直線で外から追い込み切ったものだが、道中は抱えるぐらいの行きっぷりだったし、ハマッたものではない。斤量が4キロ増えて58キロ…。確かに楽でないが、充実ぶりが脅威になる。
※はウィリアムバローズ。当舞台は(3.1.0.0)で、オープン特別の卯月S勝ちが後続に3馬身半差、ラジオ日本賞の2着は3着がウシュバテソーロ(のちに大井の東京大賞典を制覇)だった。しっかりしていないところがあるが、先行して押し切るシーンまである。
以下、ケンシンコウ、アシャカトブ、ワーケア、ルリアンなど、警戒が必要な勢力は多い。
午前の段階で、◎ルコルセールは単勝1,100円台の5番人気、○ディアセオリーは同1,200円台の6番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎10番ルコルセール
○8番ディアセオリー
▲9番ニューモニュメント
△5番キタノヴィジョン
※1番ウィリアムバローズ
×2番ケンシンコウ
×3番アシャカトブ
×7番ワーケア
×14番ルリアン
×11番タガノディアマンテ
【単勝】10番(10%)・8番(10%)
【複勝】10番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→1.9
8→全通り
8→1.9(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.10→全通り(12点)
9.10→全通り(12点)
8.9→全通り(12点)
5.10→全通り(12点)
5.8→全通り(12点)
5.9→全通り(12点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
10.8→全通り(72点)
10.9→全通り(72点)
10.9→1(×2)(12点)
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中京11R
シンザン記念(GIII) アーモンドアイが制したレース、1戦1勝の◎と○は好素材
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1600m。
左回り。1~2コーナーの途中にある引き込み線からのスタート。200mほど走って2コーナーのカーブに入る。向正面の半ばまでは緩やかな上り勾配で、残り約1100mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線残り340m~残り240mは急な上り坂。高低差は約2m、勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3日目で、Aコース使用3日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「向正面直線、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に傷みがあります」と発表があった。
開催初日に行われた京都金杯(芝1600m)は、イルーシヴパンサーが勝って時計が1分32秒7。内を狙い、最後はラチ沿いからグッと出た。レースの1000m通過は57秒6で、上がりは11秒4-11秒8-11秒9の35秒1。イルーシヴパンサーが使った上がりは34秒4だった。
土曜は未勝利に芝1600m戦が組まれていて、エアメテオラが逃げて3馬身差で快勝している。1000mを60秒0で通過し、上がりを11秒4-11秒1-11秒5の34秒0でまとめた。
高速とまではいかなくても、それなりにスピードが出る馬場状態。内はボコボコして見えるが、問題なく走れている。
日曜は朝の段階のクッション値が「10.4」。ちなみに初日は「10.0」で、土曜は「10.3」だった。
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7頭立て。全馬が1勝馬になり、オープンで馬券に絡んだことがある馬がいない。なお、過去10年の勝ち馬には、ミッキーアイル、アーモンドアイ、ピクシーナイトがいる。
2歳重賞で7頭立てというと、21年のデイリー杯2歳Sを思い出す。3連単の配当は2万2,330円…。もちろん状況によるが、少頭数の競馬は荒れるケースが少なくない。
池添学厩舎(栗東)のクファシルに◎を打った。
父がモーリスで、母はグルヴェイグ、2代母は歴史的名牝のエアグルーヴ。エアグルーヴの仔にはルーラーシップがいて、母の仔にはアンドヴァラナウト(秋華賞3着)がいる。自身は「サンデーサイレンスの4×3」のクロスがあり、超のつく良血馬だ。
デビューは11月26日で、舞台は阪神の芝1600m(外)。ムーアが騎乗してハナに行かせる競馬をして、3/4馬身差で押し切った。1分35秒3(良)の時計、あと、ラップも特別に目立つものではない。ただ、馬体には緩さがあって太くも見え、仕上げ切っていない状態での勝利だった。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。12月25日にCWコースで長めから追われて66秒6-11秒9をマークしている。
最終追いは明けて4日、イーガンが跨って坂路。3歳の未勝利馬を大きく追走し、追われて突き放した。4ハロンは52秒8で、ラストは4日で最速となる11秒7。キレイな馬場でジョッキー騎乗だったので11秒7自体は驚く数字でもなく、ただ、前向きで推進力ある走りが目立っていた。
馬体は締まっている感じで、毛ヅヤは新馬の時よりも良くなっている。陣営は「マイナス体重でちょうどいい」と話しているが、仮に増えていたとしても問題ないだろう。
ヤネはテン乗りでイーガン。馬自身は中京コースが初めて、左回りが初めてになるが、癖もなさそうなので、対応できると判断した。
飛躍が期待される器。GIが視界に入るような質の高い走りを見せてもらいたい。
強敵は武幸四郎厩舎(栗東)の牝馬ライトクオンタム。ディープインパクトのラストクロップで、母系はアメリカ血統でスピード色が濃い。
デビューは11月12日、府中の芝1600m。軽快な逃げを打ち、1分34秒1(良)の時計で快勝している。注目すべきはゴールしたあとで、気持ちが切れず、まだグイグイと走ろうとしていた。
426キロと体は小ぶりで、放牧を挟んで調整されている。CWコースでは4ハロンが主体で、12月7日に51秒8-11秒7。27日には坂路で52秒5-38秒1-12秒5で追われている。
明けて4日にはCWで4歳のオープン馬セキフウの内に併せ、53秒2-11秒9で同入した。やはり線の細い体つきだが、負荷はかけられていて、中身はできているだろう。
今回は中京の急坂と少し荒れた芝を乗り切らないといけないが、良馬場ならしっかりと走れそうだ。ヤネは引き続き武豊。54キロで男馬より2キロ軽いのは非常に大きく、輸送での消耗などがなければ勝ち切るシーンがある。
▲は伏兵のサンライズピース。ローテーションが詰まっているが、坂路でビシッと追われていて、むしろ上積みがありそう。出脚は少し良くなるかもしれない。
△は初勝利に4戦を要したが、これから強くなっていきそうなトーホウガレオン。※ペースセッティングは気性に課題があるものの、能力自体は高い。×スズカダブルは左回りになってモタれなければ好勝負が可能になる。
印が抜けたシンゼンイズモは、2歳の夏が使い込んだ状態だった。メンバー的に厳しそうではあるが、リフレッシュさせて良くなっているのは確か。
午前10時37分の段階で、◎クファシルの単勝が310円、○ライトクオンタムの単勝が270円。これは刻々と変わっていくことになりそうだ。この線の馬連は420円。思っていたよりついていて、ただ、下がっていきそうではある。
単複は◎と○の単勝2頭買いもありだが、◎クファシルの単勝&複勝とした(複勝は2着払い)。◎と○を中心にした連勝式も予想していたよりオッズが高くなっている。配当が合うので、絞り込まずに手を広げて買うことにした。
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◎5番クファシル
○2番ライトクオンタム
▲1番サンライズピース
△4番トーホウガレオン
※7番ペースセッティング
×3番スズカダブル
【単勝】5番(20%)
【複勝】5番(80%)
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【馬連&ワイド】
2-5(×8)・1-5(×2)・4-5(×4)・5-7(×3)・3-5(×2)・5-6
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【3連複】
1-2-5(×2)・2-4-5(×6)・2-5-7(×5)・2-3-5(×3)・2-5-6(17点)
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【3連単】(1着固定)
5→全通り(30点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:2.5
2着:2.5
3着:1.3.4.7(8点)
【3連単】(軸2頭)
1着:5
2着:4.7
3着:2(2点)
【3連単】
5-2-4・5-2-7・2-5-4(×2)・2-5-7(×2)(6点)
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【日曜後半レース】
新春S
3連複 2万2,820円
ワイド 1,220円
ワイド 2,980円
中京12R
3連単 8,600円(×4)
3連複 1,570円
ワイド 600円(×2)
ワイド 330円(×5)
複 勝 150円(90%)
◎ワンダーカタリナ3着(2人気)
×▲◎でヒット
若潮S
3連単 5,820円(×2)
3連複 1,360円
馬 連 700円(×6)
ワイド 310円(×6)
ワイド 460円(×2)
複 勝 150円(90%)
◎ジネストラ2着(2人気)
○◎×でヒット
朱竹賞
3連複 2,390円
ワイド 330円(×2)
複 勝 150円(90%)
◎クリノゴッホ3着(2人気)
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中山9R
朱竹賞
◎クリノゴッホは前走の黒松賞が正攻法の競馬から一旦は抜け出しての2着。若さが残るが、チークピーシズ着用で注目したい。
○は叩いた上積みが見込めるスムースベルベットで、▲クールムーアと△スプレモフレイバーの末脚、※ソフィアエールのスピードにも注意を払いたい。
◎3番クリノゴッホ
○6番スムースベルベット
▲11番クールムーア
△12番スプレモフレイバー
※9番ソフィアエール
×1番ニジュウダンサー
×4番エコロレジーナ
×2番モンサンスヴニール
×5番デイドリームビーチ
×8番ロッソランパンテ
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→12(×2)
3→6.9.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(10点)
3.11→全通り(10点)
3.12→全通り(10点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
3→6.9.11.12(36点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.12→9.11(×2)(24点)
3.12→6(6点)
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中山10R
若潮ステークス
◎ジネストラはハッピーパス(桜花賞4着)の仔で、上にチェッキーノ(オークス2着)などがいる良血の牝馬。条件級では素質が上である。体が増えて良くなっているとのことだし、55キロのハンデで好勝負になるとみた。
相手の筆頭はマイルの差しが合うゾンニッヒ(57キロ)で、以下、シャチ、フィールシンパシー、ハーモニーマゼランなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式はうまく崩れて大きい配当になってくれると理想的。
◎4番ジネストラ
○10番ゾンニッヒ
▲7番シャチ
△6番フィールシンパシー
※3番ハーモニーマゼラン
×2番アールバロン
×12番ウインエクレール
×8番レディバランタイン
×11番クロスマジェスティ
×5番ユキノファラオ
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→2.6.12
【馬連&ワイド】
4-10(×5)・3-4(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(10点)
4.7→全通り(10点)
4.6→全通り(10点)
3.4→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.10→3.12(×3)(36点)
4.10→2.6(×2)(24点)
4.10→1.5.7.8.9.11(36点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
◎アルママは昇級してからレースのうまさを活かして4着、3着、2着。ローテーションが詰まっているが、馬主が岡田一族のビッグレッドファームなら大きく割り引くような必要はなく、実際に美浦の坂路で好時計をマークしている。ソツなく立ち回って上位争いに。
○ジャッカルは穴候補。現級で好走歴があり、立て直して良化ムードがうかがえる。腕っぷしの強い菅原明良が動かしてくるかも。
▲サンデイビスと△アップストリームは超人気薄。他にも軽視できない勢力が多くいる。○▲△が絡むと大きな馬券に。
◎10番アルママ
○9番ジャッカル
▲12番サンデイビス
△11番アップストリーム
※1番ティーガーデン
×4番アバンチュリエ
×8番スーパーホープ
×6番スリートップキズナ
×7番ゲンパチアイアン
×14番ファロロジー
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(70%)・9番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
9.10→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
9.12→全通り(14点)
10.11→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.9→全通り(84点)
10.9→1(6点)
10.12→全通り(84点)
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中京9R
濃尾特別
◎ドンレパルスは攻めでブリンカーを着けて動きが激変したとのこと。川崎で勝って昇級になるが、実戦でブリンカーが効くようだとあるいは。
○メイショウゲキリンは潜在能力高い4歳馬。1勝クラス勝ちはクビ差だったが、抜け出してソラをつかっていた。相手なりに走ってきそう。
▲ダイシンピスケスは相変わらず攻めでスゴイ時計を出していて、揉まれなければ勝ち負けに。△ビヨンドザシーンは間隔が詰まっているが、相性の良い左回りで怖さがある。
○と▲は人気の一角で、超人気薄の◎と人気薄の△が絡むと大きい配当になる。
◎14番ドンレパルス
○11番メイショウゲキリン
▲8番ダイシンピスケス
△12番ビヨンドザシーン
※9番ヴォルゴグラード
×13番シンヨモギネス
×1番タガノエスコート
×15番スズカマジェスタ
×16番タイセイエピソード
×3番ピオノノ
【単勝】14番(10%)・11番(10%)
【複勝】14番(20%)・11番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.14→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
8.11→全通り(14点)
12.14→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
8.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.11→全通り(84点)
14.8→全通り(84点)
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中京10R
新春ステークス
◎ミスボニータは左回りの芝1400mで1勝クラスと2勝クラスを連勝。今回も左回りの中京芝1400mを使う。前進気勢が強くなりすぎているところはあるが、手の内に入れている坂井瑠星がうまくスピードを御して操ることができれば。
○カバーガールは昨秋に当舞台で1分19秒8の2着に駆けている。勝ち馬のルピナスリードはオープン入りした。昇級戦の前走は12着に終わったが、手応えがなくなったからかモタれたからか、武豊が追うのをやめていた。同馬に乗って(2.1.1.0)の岩田望来にヤネを替え、激走があっても。
▲ソウテンは前走が直線で前が詰まって何もできずの6着。疲れはなさそうだし、初の中京でも軽くは見られない。
11頭立てと頭数は手頃ながら、混戦ムードで人気は割れている。連勝式は手広く買って高配当馬券になるのを待ちたい。
◎5番ミスボニータ
○6番カバーガール
▲10番ソウテン
△7番ヒメノカリス
※1番セリシア
×4番メイショウホシアイ
×2番トーホウディアス
×3番サマートゥリスト
×11番ショウナンアレス
×8番アビエルト
【単勝】5番(10%)・6番(10%)
【複勝】5番(50%)・6番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
6→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(9点)
5.10→全通り(9点)
6.10→全通り(9点)
5.7→全通り(9点)
6.7→全通り(9点)
7.10→全通り(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.6→全通り(54点)
5.10→全通り(54点)
5.10→3(6点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス
◎ワンダーカタリナは昨年の秋に当舞台で32秒9の上がりを駆使して2着に追い込んだ。勝ったマッドクールはすでにオープン入りしていて、3着のカフジテトラゴンは2勝クラスをクリアしている。栗東の坂路で51秒6-12秒5をマークして仕上がりは良く、久々でも狙っておもしろい。配当面で妙味がある。
○リーゼントフラムはブロードストリート(秋華賞2着)の仔。直線競馬の前走でスピードを見せ、ソラをつかってのハナ差の勝利だった。中京の芝1200mにも対応できていいし、4キロ減騎手起用の54キロで侮れない。
▲はスピード能力高いブッシュガーデンで、以下、デルマカンノン、テーオーディエス、ドグマ、サトノルーチェ、ガリレイなど、軽視できない勢力が多くいる。
◎10番ワンダーカタリナ
○11番リーゼントフラム
▲7番ブッシュガーデン
△3番デルマカンノン
※5番テーオーディエス
×13番ドグマ
×4番サトノルーチェ
×1番ガリレイ
×2番ナサ
×12番テーオーメアリー
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
【馬連&ワイド】
7-10(×4)・10-13・4-10・1-10
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(11点)
7.10→全通り(11点)
7.11→全通り(11点)
3.10→全通り(11点)
3.11→全通り(11点)
5.10→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(66点)
10.7→全通り(66点)
10.7→1.13(×3)(36点)
10.7→4(×2)(12点)
10.7→3(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】
ニューイヤーS
3連複 3,460円
馬 連 2,220円
ワイド 830円
ワイド 830円
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中山11R
ニューイヤーステークス(L) 3連単の1番人気が9,300円台…、◎〇▲は配当妙味あり
中山の芝1600mで争われるリステッド競走。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の11日目(12月3日から)で、Cコース使用2日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「正面直線の内側に傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
23年の開催初日は5日(木)。馬場は良で、朝のクッション値は「9.7」だった。
マイルの競馬を見ると、3歳のジュニアカップ(L)が1分33秒7で決着。クルゼイロドスルが軽快に逃げて1000mを58秒1で通過し、直線でグッと離して4馬身差で圧倒した。最後は少し緩めていた。自身の数字となる上がりは11秒9-11秒3-12秒4の35秒6。
2着は2番手を進んでいたニシノライコウ。3着は好位のインを追走し、直線で2着馬の外に出して脚を使ったフルメタルボディーだった。
芝2000mの中山金杯(GIII)を勝ったのは、混戦の中で1番人気に推されていたラーグルフだった。中団の少し前の馬群の中で脚をタメ、4コーナーでうまく外が開けて仕掛けていく。直線に向くと、渋太く伸びて接戦を制した。勝ち時計は2分00秒2だった。
レースの1000m通過は60秒6で、逃げたフェーングロッテンが3着に粘っている。上がりの3ハロンは12秒0-11秒4-12秒5の35秒9。2着は牝馬のクリノプレミアムで、道中は勝ち馬の内を進み、直線で進路がなくなって外に切り返す形になりながら、しっかりと伸びてハナ差まで追い詰めた。
土曜は天気は朝の段階で曇りで、晴れになるという予報。午前7時の段階のクッション値は「9.8」となっている。
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フルゲートを割って13頭立て。各馬、ストロングポイントがあり、しかし、不安な点も同居し、安心して馬券を任せられる存在はいない。
午前の段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,500円台で3連単が9,300円台。展開やポジション、仕掛けどころなどで結果は動くことになる。正直なところ、オッズの割れ方通りで簡単に当たるレースではない。
矢作芳人厩舎(栗東)の4歳馬キングエルメスに◎を打った。
2歳時にはトウシンマカオ(のちに京阪杯勝ち)を破って京王杯2歳Sを制覇。3歳の春には、骨折明けでアーリントンカップを3着し、続くGIのNHKマイルカップで6着と上々の走りを見せている。
前走のキャピタルSは海外遠征帰り。大外18番枠から好位につけ、直線で早めに先頭に並びかけた最後は少し鈍ったが、0秒2差の6着なら十分に合格点をあげられる。
中間はCWコースを中心に意欲的に乗られてきた。阪神カップ(12月24日)を除外されたあともしっかりと乗り込み、67秒級の時計を4本。前走よりも負荷がかけられていて、陣営は「使った上積みが見込める」と話している。
ヤネはテン乗りで内田博幸。強く押して出していったりと雑に動かすことがあり、信頼を置けるジョッキーではない。今回は外めの10番枠。9番枠のノルカソルカがハナに行かせそうで、ついていくような形でジワッと流れに乗る競馬をしてくれるといい。
馬自身は中山が初めて。左回りの方がいい印象があるし、急坂を克服できるかが鍵になるが、そのあたりは海外遠征で鍛えられたところを見せてもらいたい。かなりの潜在能力を持っているのは間違いなく、スムーズなら好勝負になる。
石坂公一厩舎(栗東)の5歳馬ワールドバローズが穴で気になる存在。
4歳の春にはGIIの京王杯スプリングカップを33秒2の上がりで伸びて0秒2差の4着。リステッド競走なら力は上位とも言える。問題は気性で、みずからハミを取らないことがあり、持てる力を出し切れていない。
そこで、今回はブリンカーを着用。攻めでは効果を見せているとのことで、実戦につながることを期待したい。
ヤネは昨年12月にチャンピオンズカップ(ジュンライトボルト)でGI制覇を果たした乗れる石川裕紀人。仕上がりは良さそうだ。
堀宣行厩舎(美浦)のサクラトゥジュールも軽くは見られない。
ガツンと掛かることがあってムラな成績になっているが、前走のディセンバーSでは、4コーナーでゴチャついて下がり不利があり、直線で捌きづらくなりながら2着に伸びた。
中2週でテンションが上がってこないかがポイントになるが、折り合い面からマイルに短縮されるのはプラス。ヤネは馬群に入ると捌くのにモタつくことが多い田辺裕信だが、前走に続いて2度目の騎乗になるし、うまく力を引き出してもらいたいところだ。型にハマると再度の好走がある。
△はディセンバーS3着馬で簡単には崩れないウイングレイテストで、※は右回りのマイル、バシュロ起用で怖さがあるココロノトウダイ。
以下はグラティアス、ノルカソルカ、グランデマーレ、エイシンチラーなどで、切り捨てていい勢力はいない。
午前の段階で、◎キングエルメスは単勝700円台の4番人気、○ワールドバローズは同1,200円台の7番人気、▲サクラトゥジュールは同700円台の5番人気…。
冒頭で書いたように、難解な一戦で人気は派手に割れている。高配当馬券になる可能性があり、連勝式は手広く買っていきたい。
──────────────
◎10番キングエルメス
○5番ワールドバローズ
▲4番サクラトゥジュール
△1番ウイングレイテスト
※7番ココロノトウダイ
×3番グラティアス
×9番ノルカソルカ
×12番グランデマーレ
×2番エイシンチラー
×11番アオイクレアトール
【単勝】10番(10%)・5番(10%)
【複勝】10番(50%)・5番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
5→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.10→全通り(11点)
4.10→全通り(11点)
4.5→全通り(11点)
1.10→全通り(11点)
1.5→全通り(11点)
1.4→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.5→全通り(66点)
10.4→全通り(66点)
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中京11R
すばるステークス(L) 4歳の2騎に人気が集中、思い切って人気薄の◎と〇を狙う
中京のダ1400mで争われるリステッド競走。
左回り。2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱は芝コースを走ることになり、ダートコースに合流する。向正面は中ほどまでは上り勾配で、残り約1000mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り380m~残り220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
開催初日の5日(木)は良馬場。ダ1400mの競馬は3勝クラスに組まれていて、勝ったのはイーガン騎乗のヴァルキュリアだった。好位のインを手応え良く進み、直線で狭いところを割って抜けて2馬身差で快勝した。勝ち時計は1分24秒5だった。
レースの前半3ハロンは35秒0で、上がりは12秒6-11秒8-12秒6の37秒0。2着は3番手追走からから直線で先頭に並びかけたテイエムランウェイで、3着は2番手追走から直線で早めに先頭に立ったメイショウヒューマだった。
2勝クラスを見ると、ダ1200m戦が1分12秒4の決着で、ダ1900m戦が2分00秒0。冬場のダートらしく、タフで時計がかかる状態になっていた。
土曜は晴れで、良馬場のままレースが消化されることになりそう。クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cmで、凍結防止剤は撒かれていない。
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フルゲートを割って14頭立て。ドライスタウト、バトルクライの4歳勢に人気が集中している。馬場は冬場でタフな状態。シゲルタイタン、メイショウテンスイ、ケイアイターコイズの兼ね合い次第でペースや展開は変わることになる。
穴を狙って、南井克巳厩舎(栗東)の6歳馬メイショウテンスイに◎を打った。
3歳時に府中のダ1400mでグリーンチャンネルカップ(L)をV。その後は勝ち鞍がないが、5歳になってふたたび軌道に乗っている。9月の中京のエニフS(L)では、直線で早めに抜け出す強気の競馬でハナ+クビ差の3着に踏ん張った。スピードのである重馬場だったといえ、1200mの通過が1分08秒7で走破時計が1分21秒7。しかも、ゴールしたあとで少し余力があって先頭に出ていた。
その後は放牧に出され、いつも通り坂路を中心に乗り込んできた。明けて4日にジョッキー騎乗でしっかりと追われて53秒5-38秒7-12秒2で先着。520キロ級の大型馬だが、動ける態勢にあるとみていい。
ヤネは主戦の太宰啓介で、やはり展開が鍵になる。シゲルタイタンとは5走前の天保山Sと2走前のオータムリーフSで一緒に走っていて、どちらも相手を行かせた。シゲルタイタンの方がテンのダッシュは速い。
今回がどうなるかは出脚次第になるが、競り合いは避けてもらいたいところ。ケイアイターコイズが絡んでくる可能性もあり、タフなダートの中で楽でないのは確かである。
それでもスピードを活かして気分良く走れた時の渋太さは侮れないものがある。58キロは他馬の増量と比べると有利と言えるし、人気もないので思い切って狙ってみたい。
伊藤圭三厩舎(美浦)の6歳馬シゲルタイタンも軽くは見られない。
天保山Sでは◎に先んじて2着、オータムリーフSは逃げて息が入らずに失速して12着。ゲートダッシュの速さは魅力で、◎と同様にリズム良く走れると粘りを発揮する。
少し開いて太めが残る可能性があるが、12月31日にウッドコースで65秒5-11秒7で追われているし、輸送で絞れるようだといい。ヤネは天保山Sの時に跨っていた松山弘平。こちらも穴候補として注意を払いたい。
▲は4歳のバトルクライ。3歳の春のユニコーンSは直線で踏み込み切れないところがあっての小差3着で、その後も高いパフォーマンスを続けている。前走のギャクラシーS(2着)から斤量が2キロ増えるが、56キロなら問題なし。ヤネは川田将雅で、使ってきている分で余力が残っているかが鍵になる。
△は4歳のドライスタウト。巨漢馬で緩さがあり、順調に使い込めない弱みがある。復帰戦の霜月Sは陣営が仕上がりに不安をこぼしていたが、結果は完勝だった。相変わらずビシビシとはできないものの、入念に乗れてはいる。58キロは微妙ではあるが、素質、脚力は完全に上なので。
※オーヴァーネクサスは折り合いがつけば終いにグッと伸びてくる。以下でセキフウ、ケイアイターコイズ、イバルらも警戒したい。
午前の段階で、◎メイショウテンスイは単勝2,000円台の7番人気、○シゲルタイタンは同1,500円台の6番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎7番メイショウテンスイ
○9番シゲルタイタン
▲10番バトルクライ
△12番ドライスタウト
※1番オーヴァーネクサス
×5番セキフウ
×13番ケイアイターコイズ
×8番イバル
×14番サンライズラポール
×3番シャイニーブランコ
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(50%)・9番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→10.12
9→全通り
9→10.12(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.9→全通り(12点)
7.10→全通り(12点)
9.10→全通り(12点)
7.12→全通り(12点)
9.12→全通り(12点)
【3連複】
7-10-12(×3)・9-10-12(×6)(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.9→全通り(72点)
7.10→全通り(72点)
7.10→12(6点)
【3連単】
12-7-9・12-9-7・10-12-7(×2)・12-10-7(×4)(8点)
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【土曜後半レース】
初春S
3連複 1万7,410円
馬 連 1万1,910円
ワイド 3,210円
ワイド 1,860円
ワイド 790円(×2)
複 勝 340円(30%)
複 勝 210円(50%)
○ニューフロンティア2着(6人気)
◎ラヴケリー3着(3人気)
長良川特別
3連複 1万1,360円
馬 連 5,140円
ワイド 1,550円
ワイド 1,970円(×2)
ワイド 930円
複 勝 270円(90%)
○チャックネイト1着(7人気)
◎ストップザタイム3着(4人気)
黒竹賞
3連複 7,800円(×3)
馬 連 1,770円(×2)
ワイド 710円(×2)
ワイド 1,070円(×2)
ワイド 1,530円(×2)
単 勝 360円(10%)
複 勝 180円(40%)
複 勝 390円(30%)
◎ミトノオー1着(1人気)
◎▲○でヒット
寿S
馬 連 1,240円
ワイド 510円
ワイド 710円
単 勝 340円(30%)
ヤマニンサルバム1着(1人気)
中山12R
複 勝 520円(40%)
ヒットザシーン2着(5人気)
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中山9R
黒竹賞
キャリアの浅い3歳馬同士、タフな中山ダ1800mでの戦いで難解。3連単の1番人気が1万1,000円台と、かなり大きい数字なっている。
◎ミトノオーは前走は不利が大きく、新馬勝ちした1800mの距離で見直したい。攻めでは格上馬と意欲的に合わせ、好仕上がりを見せている。中山も問題ないはずで。
○オメガタキシードは府中での新馬勝ちが着差以上の強さ。良血馬で奥は深そうで、人気面で妙味がある。
▲タイセイマンボは中山ダ1800mで新馬勝ち。まだ時計は詰まるし、バシュロ起用で注目したい。
◎12番ミトノオー
○5番オメガタキシード
▲10番タイセイマンボ
△8番ピッチパーフェクト
※6番トニトゥルス
×4番ドライブアローカス
×15番グランヒマラヤ
×9番サノノエスポ
×1番フクチャンキング
×3番アフトクラーティラ
【単勝】12番(10%)・10番(20%)
【複勝】12番(40%)・5番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
5→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
8.12→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
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中山10R
初春ステークス
中山ダ1200mの舞台にスピードある先行馬がそろい、テンから速いラップが刻まれることになる。
◎ラヴケリーは初ダートだった阪神戦を馬群を縫って伸びて快勝した。忙しい中山のダ1200mになってどうかだが、タメが利くと直線でグッと伸びてくる。ヤネは日本人離れした追いが売りの横山武史。長距離輸送をクリアできるかは鍵になる。
○ニューフロンティアは阪神での2勝クラス勝ちが強い競馬。昇級緒戦は目立たない内容の8着だったが、クラス2戦目が前進がありそうだ。ヤネにはムルザバエフを起用。1番枠を活かせれば。
◎11番ラヴケリー
○1番ニューフロンティア
▲8番アシタバ
△6番キミワテル
【単勝】11番(10%)・1番(10%)
【複勝】11番(50%)・1番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.11→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
1.8→全通り(13点)
6.11→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.8→全通り(13点)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
ベルクレスタ以下、4歳馬に人気が集まっている。牝馬限定戦でもレベルは高い。
◎ベルクレスタは素質ある4歳の牝馬。アルテミスS2着(クビ差)、クイーンカップ3着の実績があり、桜花賞は直線で外に出すロスがあって0秒2差の7着に伸びた。久々で坂路でしか時計を出していないが、量自体は乗っていて、格好はつけてくるはず。
○ヒットザシーンはクラス2戦目の前走で2着に好走した。力をつけていて、中山も合う。1800mには対応できていいし、人気もないので狙ってみたい。
※エープラスは小差の3着だった前走のようにロスなく運ぶと続けての一発も。
◎5番ベルクレスタ
○9番ヒットザシーン
▲4番サンカルパ
△7番カナテープ
※6番エープラス
×3番グランスラムアスク
×10番トーセンメラニー
×1番ミズリーナ
×11番エトワールマタン
【単勝】5番(60%)
【複勝】9番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.9→全通り(9点)
5.6→全通り(9点)
【3連複】
4-5-9(×2)・5-7-9・4-5-6(×2)・5-6-7(6点)
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中京9R
長良川特別
23年から負担重量が変わり、みなが斤量増。レースはタテに長い展開になりそうだ。伏兵馬3騎をまとめて狙ってみる。
◎ストップザタイムは1勝クラスの前走を速い上がりの中で勝ち切った。これで中京は2勝。中間は栗東CWコースで63秒台を連発していて、今の勢いなら2勝クラスで通用する。
○チャックネイトはノドの手術明けだった札幌戦で3着。久々でもしっかりと乗り込んできたし、1勝クラスを勝った中京で侮れないムードだ。
▲ジャスティンヴェルは右回りでモタれるが、それでも阪神の前走で4着に応戦した。デキは良さそうだし、左回りの中京で一発があっても。
◎13番ストップザタイム
○10番チャックネイト
▲2番ジャスティンヴェル
△4番エイカイマッケンロ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
10→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(12点)
2.13→全通り(12点)
2.10→全通り(12点)
4.13→全通り(12点)
4.10→全通り(12点)
2.4→全通り(12点)
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中京10R
寿ステークス
3勝クラスの芝2000m戦。メンバーを見ると、レースは淡々と流れそうだ。
◎ソウルトレインは中山芝1800mの前走で、逃げてアタマ差の2着に粘っている。2000mは長い印象があるが、今回も先行して展開利がありそうだ。12月27日に中京9Rで◎を打ったストップザタイムとCWコースで併せ馬を行い、63秒6-11秒2の好時計をマーク。渋太さに注目したい。
○ヤマニンサルバムは今回と同じ舞台で2勝クラスを2馬身差のV。これで中京は3戦無敗となった。浜中俊が大きな期待をかけている素材で、3勝クラスでも互角にやれていい。
◎9番ソウルトレイン
○7番ヤマニンサルバム
【単勝】9番(10%)・7番(30%)
【複勝】9番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.9→全通り(11点)
7.9→6.10.13(3点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.7→全通り(66点)
9.7→6(6点)
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中京12R
4歳以上1勝クラス
下級条件戦、みなが不安を抱えてるメンバー。フルゲートの18頭立てでもあり、難解な一戦になった。
◎エイシンピクセルはママコチャ(現オープン)とクビ差の勝負を演じた実績あり。一本調子の気性だが、1番枠から息を入れつつ流れに乗ると上位争いが可能になる。
○トラーパニはかなりの人気薄。休養前の新潟戦は不利が重なっての14着で、追走ぶり自体は良かった。立て直して良化し、イーガン起用で激走がないか。
▲グランデフィオーレもかなりの人気薄。中京では未勝利戦を控える競馬で差し切っていて、17番枠からジワッと好位に上がるような競馬ができるといい。2キロ減騎手で一発も。
◎1番エイシンピクセル
○12番トラーパニ
▲17番グランデフィオーレ
△4番オラヴェリタス
※14番スコールユニバンス
×9番ロゼクラン
×10番キタサンシュガー
×6番モラトリアム
×7番チャオバンビーナ
×5番ダノンカオス
×2番アーダレイ
【単勝】1番(10%)
【複勝】1番(50%)・12番(20%)・17番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
12→全通り
17→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(16点)
1.17→全通り(16点)
12.17→全通り(16点)
1.4→全通り(16点)
4.12→全通り(16点)
4.17→全通り(16点)
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◎と同じく中山のマイルで未勝利戦を勝っていて、不良馬場の中で力強く抜け出す完勝ぶりだった。続くアルテミスSは6着(0秒4差)に終わったが、相手が強かったし、極端に上がりの速い競馬は合わなかった。
祖母がダイワスカーレット、3代母がスカーレットブーケという名牝系の出。芦毛の馬体で胴が詰まっているが、伸び脚には迫力があるし、持久力と根性を備えている。
ウッドコースを中心に長めから熱心に乗られて仕上がりは良好。ヤネは日本人離れした追いが売りの若い横山武史で、ソツなく流れに乗って末脚を活かせると上位争いに持ち込んでくる。
▲は1番人気に推されているヒップホップソウル(美浦・木村哲也厩舎)。◎の初勝利と同じ日に、中山マイルで新馬を勝った。時計は遅いが、スローだった分があり、後半の走りが非凡な脚力を証明している。ちなみに、自身の数字となるラスト1ハロンは11秒2だった。
続く1勝クラスのベゴニア賞(芝1600m)はクビ差の2着。ゲートが開いてトモが落ち、2番手に上がって力むところがあった。直線で並びかけたが、最後は苦しくなってしまった。
祖母は桜花賞とヴィクトリアマイルを制したダンスインザムード。母のダンスファンタジアは11年にフェアリーSを1番人気で快勝している。まだ体ができていない感じではあるが、木村流で負荷をかけているし、母子制覇を決めてくるかも。
△は京王杯2歳S3着のスピードオブライト。マイルは少し長い印象だが、最内の1番枠を引き、インで折り合って息が入ると渋太く抵抗しそうだ。意欲的な攻めは強調点。
以下、イコノスタシス、エナジーチャイム、メイクアスナッチ、ミシシッピテソーロなど、警戒が必要な牝馬が多くいる。
午前の段階で、◎アンタノバラードは単勝2,100円台の10番人気、○ディナトセレーネは同600円台の3番人気。▲ヒップホップソウルが400円台で1番人気になっていて、△スピードオブライトは800円台の4番人気となっている。
1番人気のオッズを見ると、馬連が1,100円台、3連複が2,600円台、3連単が8,400円台。混戦で人気は割れている。連勝式は高配当馬券になるのを期待して手広く買っていきたい。
──────────────
◎4番アンタノバラード
○7番ディナトセレーネ
▲5番ヒップホップソウル
△1番スピードオブライト
※8番イコノスタシス
×9番エナジーチャイム
×10番メイクアスナッチ
×6番ミシシッピテソーロ
×14番キタウイング
×3番マイレーヌ
【単勝】4番(10%)・7番(10%)
【複勝】4番(30%)・7番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
7→全通り
7→5(×4)
7→1.6.8.9.10
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(14点)
4.5→全通り(14点)
5.7→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
1.7→全通り(14点)
1.5→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.7→全通り(84点)
4.5→全通り(84点)
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中京11R
淀短距離ステークス(L) 絶好調の◎に注目、○は大穴候補、▲と△は伸びしろあり
中京の芝1200mで争われるリステッド競走。
左回り。向正面からのスタート、ワンターンのコース。最初の100mほどは緩い上り坂で、向正面の残り約1100mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り340m~240mは急な上り坂。高低差は約2m、勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催4日目で、Aコース使用4日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「向正面直線、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に傷みがあります」と発表があった。
日曜の競馬を見ると、3歳のシンザン記念が1分33秒7(良)で決着し、3勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1(良)、2勝クラスの芝1200m戦が1分08秒7(良)。3つともレースが流れ、外からの差しが決まっていた。
木曜・土曜・日曜と開催があり、内は伸びづらくなっているのかもしれない。ペース次第で先行馬が残るケースがあるだろうが、ジョッキーが直線で少し外に動かす可能性がある。
月曜のクッション値は、日曜と同じで「10.4」。
──────────────
フルゲートを割って15頭立て。重賞勝ち馬はハッピーアワー(ファルコンS)の1頭だけで、同馬はしんがり人気である。冬場の開催になり、「調子が良いとは言えないかな?」という勢力が多い印象だ。
森秀行厩舎(栗東)の7歳馬ジャスパージャックに◎を打った。
アメリカ産のスピード色が濃いマル外馬。6歳の後半は、阪神芝1200m(内)の3勝クラスを差し返して勝利し、続く中山のラピスラズリS(L)を逃げ切って連勝となった。どちらのレースも、ペース的に少し楽だったのは確かである。
そして、中間の稽古がスゴイ。もとより動くタイプではあるが、12月31日に坂路で51秒8-12秒4で楽に先着すると、明けて6日にジョッキー騎乗といえ49秒5-36秒0-12秒5の猛時計を叩き出した。6日の2ハロン目からの2ハロンは11秒9-11秒6である。
ヤネは乗り替わって武豊。同馬では(0.0.0.2)だが、デビュー2戦目の芝2000m戦が含まれてのものだし、問題はないだろう。ユタカは日曜にシンザン記念と最終12Rを連勝。外から差したものだったが、馬場の傾向はつかんでいる。
斤量は58キロ。アスタールビーという逃げ馬がいて、出脚次第ではそちらを行かせて好位に収めることになる。中京は3走前に3勝クラスを2着しているが、直線が長くて急坂もあるので、歓迎できるコースとは言えないだろう。
不安な点はあるのだが、冒頭で書いたように他のメンバーに状態が微妙な馬が多く、ジャスパージャックが飛び抜けてデキが良い感じである。頭となるとどうかでも、連勝式の軸という意味合いで中心に推すことにした。
相手に筆頭には、少しひねって西村真幸厩舎(栗東)の7歳馬カリボールを置いてみた。
芝1200mは2回しか走っていないが、昨年の春に阪神で3勝クラスを勝っている。掛かっていく気性で、高い適性があるのは間違いない。
今回は転厩緒戦。攻めは大きめを入念に乗ってきた形だが、坂路では52秒6-12秒1をマークし、CWコースではオープンのソリタリオを煽る動きを見せて、ラスト1ハロン11秒1が出ている。
使った方がいいのは確かだが、息はできていそう。陣営の感触は悪くなくて、イーガンを起用してきたあたり可能性は感じているのだろう。穴として期待してみる。
▲は連勝中の4歳牝馬ルピナスリード。中京で3勝していて、芝1400mを1分19秒7の好時計で2度も駆けている。前走の新潟戦では、初の芝1200mに難なく対応してオープン入りを決めた。
冬場の休み明けになるが、栗東のCWコースと坂路でじっくりと乗られて動ける仕上がりにありそう。52キロだった前走から3キロ増えて55キロになってのオープン。それでも能力は十分に通用するので。1番枠で馬場の悪いところを走らされるとどうかだが、そのあたりは川田将雅(テン乗り)がうまく対処してくるだろう。
△は初のスプリント戦が起爆剤になる可能性があるグレイイングリーンで、※は昨秋に当舞台で◎を破って3勝クラスを快勝しているショウナンバニラ。
以下、キャプテンドレイク、アスタールビー、スワーヴシャルル、スノーテーラーなど、軽視できない勢力は多い。
午前の段階で、◎ジャスパージャックは単勝600円台の4番人気、○カリボールは同3,400円台の12番人気となっている。▲ルピナスリードが300円台の1番人気で、2番人気は△グレイイングリーン、3番人気は×スノーテーラー。
◎は妙味があるオッズになっていて、○は超人気薄である。連勝式は手広く買っていき、崩れて大きい配当になってくれると理想的。
──────────────
◎6番ジャスパージャック
○9番カリボール
▲1番ルピナスリード
△14番グレイイングリーン
※8番ショウナンバニラ
×10番キャプテンドレイク
×7番アスタールビー
×4番スワーヴシャルル
×12番スノーテーラー
×5番メイショウチタン
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(70%)・9番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
9→全通り
【馬連&ワイド】
1-6(×7)・6-14(×2)・6-8・6-7・6-12(×3)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.9→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.14→全通り(13点)
6.8→全通り(13点)
6.10→全通り(13点)
【3連複】
1-6-14(×4)(4点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.9→全通り(78点)
6.1→全通り(78点)
6.1→12.14(×2)(24点)
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【月曜後半レース】
鳥羽特別
3連複 2,450円
馬 連 1,330円
ワイド 540円
単 勝 180円(60%)
複 勝 220円(40%)
◎フォーチュンテラー1着(1人気)
○インヴァリアンス2着(6人気)
◎○で馬連とワイドは各1点
中山12R
複 勝 260円(80%)
◎ウィズグレイス2着(2人気)
単複のみの勝負
迎春S
3連複 4,870円
ワイド 590円
──────────────
中山9R
成田特別
◎トクシースタローンは1勝クラス勝ちの前走が後続に10馬身の差をつける圧巻の勝利。走破時計も優秀な数字だった。外の13枠が鍵になるが、うまく流れに乗れれば2勝クラスでも互角にやれる。ヤネは引き続き追いの強い木幡巧也。
○トーセンマークと▲フジマサインパクトは香取特別の内容が良く、福島で1勝クラスを勝った△ダノンピーカブーも軽視できない。※ナムアミダブツは初ダートだった前走で離されたといえ2着に駆けた。
◎13番トクシースタローン
○6番トーセンマーク
▲4番フジマサインパクト
△3番ダノンピーカブー
※9番ナムアミダブツ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
3.4.6.9.13
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.13→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
3.6→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山10R
迎春ステークス
◎サンストックトンは(3.4.1.2)の戦歴で、2度ある着外は重賞でのもの。休養前の2勝クラス勝ちは強く、久々で昇級でも好勝負になる。ヤネは重賞以外ですべて乗ってきた横山武史。
○アインゲーブングは渋太い走りが売りで、ワールドオールスタージョッキーズ第4戦を制したバシュロとのコンビで注目される。▲スパイラルノヴァ、△ホウオウリアリティにも注意を払いたい。
◎4番サンストックトン
○10番アインゲーブング
▲6番スパイラルノヴァ
△12番ホウオウリアリティ
【単勝】4番(60%)
【複勝】10番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ボックス)
4.6.10.12
【馬連&ワイド】
4-6(×4)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(10点)
4.6→全通り(10点)
4.12→全通り(10点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山12R
4歳以上1勝クラス
◎ウィズグレイスは府中の芝2000mで初勝利を挙げた時が1分58秒5の2歳レコード。ひ弱いところがあるが、この休み明けは十分に乗り込んで体も増えているようだ。中山の芝2000mでもスムーズに先行できれば粘りを発揮する。配当妙味あり。
◎14番ウィズグレイス
【単勝】14番(20%)
【複勝】14番(80%)
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中京9R
鳥羽特別
◎フォーチュンテラーの前走はヤネが地方の若手ジョッキー。スタート後に挟まれて後方になり、そのあとが外を回して雑な騎乗だった。それでも直線で大外からグイグイ伸びて2着に上がっている。年替わりがあって攻めが大きめなのがどうかだが、地力は上なので。ヤネは1勝クラスを勝った時に跨っていた福永祐一。
○インヴァリアンスは穴候補。久々で昇級になるが、仕上がりは悪くなさそうだし、ガッツリ追ってくる坂井瑠星で怖さがある。
◎8番フォーチュンテラー
○10番インヴァリアンス
【単勝】8番(60%)
【複勝】10番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8-10
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.10→全通り(12点)
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中京10R
雅ステークス
◎ロッキーサンダーはひと押しが利かないが、確実に見せ場はつくってくる。叩いての上積みが見込めるし、坂井瑠星も2度目の騎乗になるので期待したい。
○セブンデイズは中京で(1.2.1.1)。器用さに乏しいが、混戦になると浮上の目が出る。黛弘人は騎乗歴あり。
▲メイショウミカワは前走が直線で捌きに苦労しての7着(0秒4差)。終いに脚は使ってくるので、前が崩れる展開になれば。
◎○▲の3騎はいずれも人気薄。△ラヴォラーレも紛れがあるとあるいは。
◎13番ロッキーサンダー
○10番セブンデイズ
▲7番メイショウミカワ
△8番ラヴォラーレ
※5番トウセツ
×11番コルドンルージュ
×4番メイショウユズルハ
×16番オディロン
×3番テイエムマグマ
×12番セイクリッドゲイズ
【複勝】13番(30%)・10番(30%)・7番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
10→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
8.13→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
7.8→全通り(14点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
4歳以上1勝クラス
◎インザオベーションは1勝クラスで戦ってきた相手が強く、善戦を見せている。中間は放牧に出してリフレッシュさせ、コースと坂路で乗り込んで仕上がりは良好。武幸四郎調教師&武豊の兄弟コンビは日曜のシンザン記念と最終12Rを連勝していて、その勢いに乗っかれるといい。配当妙味あり。
○ゲンパチムサシは穴候補。2走前に今回と同じ舞台で2着に駆けていて、阪神の前走も0秒4差の5着だった。ヤネは永島まなみ。レベル的には問題があるが、4キロ減が利いて54キロで走れるのは大きい。
◎6番インザオベーション
○12番ゲンパチムサシ
【単勝】6番(20%)
【複勝】6番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→14(×3)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.12→全通り(12点)
6.12→14(×3)(3点)
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【日曜メインレース】
中山11R
ポルックスステークス 斤量増がポイントに、◎と○はスムーズなら一発あり
中山のダ1800mで争われるオープン特別。
右回り。正面直線の4コーナー出口からの発走、コーナーは4つ。スタートして100mほど走って急な坂を上ることになる。ゴール板を過ぎて2コーナーに入るところまでも上り坂。残り約1150mの地点がコースの最高地点で、ここから下りに転じる。
向正面に入って残り約1050m~残り約850mは急な下り坂。そこから4コーナー途中の残り約450mまでは緩やかな下り勾配になっている。
直線に向かい、残り200mからゴールまでは急な上り坂。約2mの高さを駆け上がることになる。直線距離は308m。全体の高低差は4.5mで、これはJRA全10場のダートコースの中で最も大きい数字である。
クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。日曜は晴れ予報になっていて、良馬場のままレースが進行することになる。含水率は低く、タフなコース形態の中でパワーとスタミナが試される状況だ。
──────────────
フルゲートを割って14頭立て。23年から負担重量が変更になり、全馬が前走よりも数字的に重たい斤量で走ることになる。
スタートが無事なら、1番枠のウィリアムバローズがハナを奪うことになりそう。同馬の刻むラップや後続の出方次第でレースの質が変わることになる。
穴を狙って、堀宣行厩舎(美浦)の5歳馬ルコルセールに◎を打った。
祖母が砂の名馬ゴールドアリュールを産んだニキーヤ。ノド鳴りと気性の悪さに悩まされてきたが、昨秋の3勝クラスの府中ダ1600m戦では、好スタートを切って2番手に控え、直線で悠々と抜け出して2馬身半差で快勝した。稍重で1分34秒5は当然のこと、高く評価できる数字である。
この時の攻めでは、併せ馬の相手がサリオス(朝日杯フューチュリティS)とカフェファラオ(フェブラリーS(21年、22年)、南部杯)。GIホースと併せ馬をできること自体がスゴく、ウッドコースの最終追いでは、65秒6-11秒3の好時計でサリオスを煽るぐらいの動きを見せていた。
師走S(12月10日)を除外されて短期放牧に出され、戻ってからの調整は順調。28日にウッドコースの併せ馬で65秒9-11秒5でしっかりと先着した。31日に坂路、明けて4日にもウッドで併せ馬を行い、態勢は整っている感じだ。
ヤネは横山武史。テン乗りにはなるが、追いに関しては現役トップクラスのジョッキーで、冷静に立ち回ってもくる。誘導は任せておきたい。
ただ、馬自身の不安はついて回る。ノドが鳴る点が1つ。あと、時計が出やすい府中のダ1600mから初参戦になるタフな中山のダ1800mに変わるのは大きな問題になる。実際に親和性は低く、対応できずに飛ぶケースは多い。
そのことを承知した上での◎。オープンで通用する能力を持っているのは間違いなく、可能性に賭けることにした。結果が出るようだと、上のステージが見えてくる。
なお、堀厩舎は23年の使い出しが7日(土)。5頭を出走させ、7番人気で1着、7番人気で3着、6番人気で2着と、3つの穴を開けた。
高木登厩舎(美浦)の6歳馬ディアセオリーも伏兵馬として気になる存在。
前走の師走Sは上がっていった4コーナーで少しゴチャついて接触し、手前を替えないままで直線を走ってしまった。一旦は抜け出したものの、勢いが鈍って3着。スムーズなら勝ち負けになっていたかもしれない。
中間はウッドコースを中心に坂路でも乗り、陣営は「さらに良くなった」とコメントしている。57キロは背負い慣れているし、ソツなく流れに乗って抵抗してきそう。
▲のニューモニュメントは、とにかく末脚が安定していて、初の中山だった師走Sでクビ差の2着。坂路(栗東)で自己ベストとなる50秒8を出しているし、58キロでも崩れることは考えづらい。
△は師走Sでニューモニュメントを負かして勝利したキタノヴィジョン。最後方を進んで直線で外から追い込み切ったものだが、道中は抱えるぐらいの行きっぷりだったし、ハマッたものではない。斤量が4キロ増えて58キロ…。確かに楽でないが、充実ぶりが脅威になる。
※はウィリアムバローズ。当舞台は(3.1.0.0)で、オープン特別の卯月S勝ちが後続に3馬身半差、ラジオ日本賞の2着は3着がウシュバテソーロ(のちに大井の東京大賞典を制覇)だった。しっかりしていないところがあるが、先行して押し切るシーンまである。
以下、ケンシンコウ、アシャカトブ、ワーケア、ルリアンなど、警戒が必要な勢力は多い。
午前の段階で、◎ルコルセールは単勝1,100円台の5番人気、○ディアセオリーは同1,200円台の6番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎10番ルコルセール
○8番ディアセオリー
▲9番ニューモニュメント
△5番キタノヴィジョン
※1番ウィリアムバローズ
×2番ケンシンコウ
×3番アシャカトブ
×7番ワーケア
×14番ルリアン
×11番タガノディアマンテ
【単勝】10番(10%)・8番(10%)
【複勝】10番(40%)・8番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
10→1.9
8→全通り
8→1.9(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.10→全通り(12点)
9.10→全通り(12点)
8.9→全通り(12点)
5.10→全通り(12点)
5.8→全通り(12点)
5.9→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.8→全通り(72点)
10.9→全通り(72点)
10.9→1(×2)(12点)
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中京11R
シンザン記念(GIII) アーモンドアイが制したレース、1戦1勝の◎と○は好素材
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1600m。
左回り。1~2コーナーの途中にある引き込み線からのスタート。200mほど走って2コーナーのカーブに入る。向正面の半ばまでは緩やかな上り勾配で、残り約1100mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、3.5mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線残り340m~残り240mは急な上り坂。高低差は約2m、勾配は約2.0%で、これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催3日目で、Aコース使用3日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「向正面直線、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に傷みがあります」と発表があった。
開催初日に行われた京都金杯(芝1600m)は、イルーシヴパンサーが勝って時計が1分32秒7。内を狙い、最後はラチ沿いからグッと出た。レースの1000m通過は57秒6で、上がりは11秒4-11秒8-11秒9の35秒1。イルーシヴパンサーが使った上がりは34秒4だった。
土曜は未勝利に芝1600m戦が組まれていて、エアメテオラが逃げて3馬身差で快勝している。1000mを60秒0で通過し、上がりを11秒4-11秒1-11秒5の34秒0でまとめた。
高速とまではいかなくても、それなりにスピードが出る馬場状態。内はボコボコして見えるが、問題なく走れている。
日曜は朝の段階のクッション値が「10.4」。ちなみに初日は「10.0」で、土曜は「10.3」だった。
──────────────
7頭立て。全馬が1勝馬になり、オープンで馬券に絡んだことがある馬がいない。なお、過去10年の勝ち馬には、ミッキーアイル、アーモンドアイ、ピクシーナイトがいる。
2歳重賞で7頭立てというと、21年のデイリー杯2歳Sを思い出す。3連単の配当は2万2,330円…。もちろん状況によるが、少頭数の競馬は荒れるケースが少なくない。
池添学厩舎(栗東)のクファシルに◎を打った。
父がモーリスで、母はグルヴェイグ、2代母は歴史的名牝のエアグルーヴ。エアグルーヴの仔にはルーラーシップがいて、母の仔にはアンドヴァラナウト(秋華賞3着)がいる。自身は「サンデーサイレンスの4×3」のクロスがあり、超のつく良血馬だ。
デビューは11月26日で、舞台は阪神の芝1600m(外)。ムーアが騎乗してハナに行かせる競馬をして、3/4馬身差で押し切った。1分35秒3(良)の時計、あと、ラップも特別に目立つものではない。ただ、馬体には緩さがあって太くも見え、仕上げ切っていない状態での勝利だった。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってからは熱心な調整ぶり。12月25日にCWコースで長めから追われて66秒6-11秒9をマークしている。
最終追いは明けて4日、イーガンが跨って坂路。3歳の未勝利馬を大きく追走し、追われて突き放した。4ハロンは52秒8で、ラストは4日で最速となる11秒7。キレイな馬場でジョッキー騎乗だったので11秒7自体は驚く数字でもなく、ただ、前向きで推進力ある走りが目立っていた。
馬体は締まっている感じで、毛ヅヤは新馬の時よりも良くなっている。陣営は「マイナス体重でちょうどいい」と話しているが、仮に増えていたとしても問題ないだろう。
ヤネはテン乗りでイーガン。馬自身は中京コースが初めて、左回りが初めてになるが、癖もなさそうなので、対応できると判断した。
飛躍が期待される器。GIが視界に入るような質の高い走りを見せてもらいたい。
強敵は武幸四郎厩舎(栗東)の牝馬ライトクオンタム。ディープインパクトのラストクロップで、母系はアメリカ血統でスピード色が濃い。
デビューは11月12日、府中の芝1600m。軽快な逃げを打ち、1分34秒1(良)の時計で快勝している。注目すべきはゴールしたあとで、気持ちが切れず、まだグイグイと走ろうとしていた。
426キロと体は小ぶりで、放牧を挟んで調整されている。CWコースでは4ハロンが主体で、12月7日に51秒8-11秒7。27日には坂路で52秒5-38秒1-12秒5で追われている。
明けて4日にはCWで4歳のオープン馬セキフウの内に併せ、53秒2-11秒9で同入した。やはり線の細い体つきだが、負荷はかけられていて、中身はできているだろう。
今回は中京の急坂と少し荒れた芝を乗り切らないといけないが、良馬場ならしっかりと走れそうだ。ヤネは引き続き武豊。54キロで男馬より2キロ軽いのは非常に大きく、輸送での消耗などがなければ勝ち切るシーンがある。
▲は伏兵のサンライズピース。ローテーションが詰まっているが、坂路でビシッと追われていて、むしろ上積みがありそう。出脚は少し良くなるかもしれない。
△は初勝利に4戦を要したが、これから強くなっていきそうなトーホウガレオン。※ペースセッティングは気性に課題があるものの、能力自体は高い。×スズカダブルは左回りになってモタれなければ好勝負が可能になる。
印が抜けたシンゼンイズモは、2歳の夏が使い込んだ状態だった。メンバー的に厳しそうではあるが、リフレッシュさせて良くなっているのは確か。
午前10時37分の段階で、◎クファシルの単勝が310円、○ライトクオンタムの単勝が270円。これは刻々と変わっていくことになりそうだ。この線の馬連は420円。思っていたよりついていて、ただ、下がっていきそうではある。
単複は◎と○の単勝2頭買いもありだが、◎クファシルの単勝&複勝とした(複勝は2着払い)。◎と○を中心にした連勝式も予想していたよりオッズが高くなっている。配当が合うので、絞り込まずに手を広げて買うことにした。
──────────────
◎5番クファシル
○2番ライトクオンタム
▲1番サンライズピース
△4番トーホウガレオン
※7番ペースセッティング
×3番スズカダブル
【単勝】5番(20%)
【複勝】5番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】
2-5(×8)・1-5(×2)・4-5(×4)・5-7(×3)・3-5(×2)・5-6
──────────────
【3連複】
1-2-5(×2)・2-4-5(×6)・2-5-7(×5)・2-3-5(×3)・2-5-6(17点)
──────────────
【3連単】(1着固定)
5→全通り(30点)
【3連単】(フォーメーション)
1着:2.5
2着:2.5
3着:1.3.4.7(8点)
【3連単】(軸2頭)
1着:5
2着:4.7
3着:2(2点)
【3連単】
5-2-4・5-2-7・2-5-4(×2)・2-5-7(×2)(6点)
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【日曜後半レース】
新春S
3連複 2万2,820円
ワイド 1,220円
ワイド 2,980円
中京12R
3連単 8,600円(×4)
3連複 1,570円
ワイド 600円(×2)
ワイド 330円(×5)
複 勝 150円(90%)
◎ワンダーカタリナ3着(2人気)
×▲◎でヒット
若潮S
3連単 5,820円(×2)
3連複 1,360円
馬 連 700円(×6)
ワイド 310円(×6)
ワイド 460円(×2)
複 勝 150円(90%)
◎ジネストラ2着(2人気)
○◎×でヒット
朱竹賞
3連複 2,390円
ワイド 330円(×2)
複 勝 150円(90%)
◎クリノゴッホ3着(2人気)
──────────────
中山9R
朱竹賞
◎クリノゴッホは前走の黒松賞が正攻法の競馬から一旦は抜け出しての2着。若さが残るが、チークピーシズ着用で注目したい。
○は叩いた上積みが見込めるスムースベルベットで、▲クールムーアと△スプレモフレイバーの末脚、※ソフィアエールのスピードにも注意を払いたい。
◎3番クリノゴッホ
○6番スムースベルベット
▲11番クールムーア
△12番スプレモフレイバー
※9番ソフィアエール
×1番ニジュウダンサー
×4番エコロレジーナ
×2番モンサンスヴニール
×5番デイドリームビーチ
×8番ロッソランパンテ
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→12(×2)
3→6.9.11
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.6→全通り(10点)
3.11→全通り(10点)
3.12→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
3→6.9.11.12(36点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.12→9.11(×2)(24点)
3.12→6(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山10R
若潮ステークス
◎ジネストラはハッピーパス(桜花賞4着)の仔で、上にチェッキーノ(オークス2着)などがいる良血の牝馬。条件級では素質が上である。体が増えて良くなっているとのことだし、55キロのハンデで好勝負になるとみた。
相手の筆頭はマイルの差しが合うゾンニッヒ(57キロ)で、以下、シャチ、フィールシンパシー、ハーモニーマゼランなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式はうまく崩れて大きい配当になってくれると理想的。
◎4番ジネストラ
○10番ゾンニッヒ
▲7番シャチ
△6番フィールシンパシー
※3番ハーモニーマゼラン
×2番アールバロン
×12番ウインエクレール
×8番レディバランタイン
×11番クロスマジェスティ
×5番ユキノファラオ
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→2.6.12
【馬連&ワイド】
4-10(×5)・3-4(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(10点)
4.7→全通り(10点)
4.6→全通り(10点)
3.4→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.10→3.12(×3)(36点)
4.10→2.6(×2)(24点)
4.10→1.5.7.8.9.11(36点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山12R
4歳以上2勝クラス
◎アルママは昇級してからレースのうまさを活かして4着、3着、2着。ローテーションが詰まっているが、馬主が岡田一族のビッグレッドファームなら大きく割り引くような必要はなく、実際に美浦の坂路で好時計をマークしている。ソツなく立ち回って上位争いに。
○ジャッカルは穴候補。現級で好走歴があり、立て直して良化ムードがうかがえる。腕っぷしの強い菅原明良が動かしてくるかも。
▲サンデイビスと△アップストリームは超人気薄。他にも軽視できない勢力が多くいる。○▲△が絡むと大きな馬券に。
◎10番アルママ
○9番ジャッカル
▲12番サンデイビス
△11番アップストリーム
※1番ティーガーデン
×4番アバンチュリエ
×8番スーパーホープ
×6番スリートップキズナ
×7番ゲンパチアイアン
×14番ファロロジー
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(70%)・9番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
9.10→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
9.12→全通り(14点)
10.11→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.9→全通り(84点)
10.9→1(6点)
10.12→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京9R
濃尾特別
◎ドンレパルスは攻めでブリンカーを着けて動きが激変したとのこと。川崎で勝って昇級になるが、実戦でブリンカーが効くようだとあるいは。
○メイショウゲキリンは潜在能力高い4歳馬。1勝クラス勝ちはクビ差だったが、抜け出してソラをつかっていた。相手なりに走ってきそう。
▲ダイシンピスケスは相変わらず攻めでスゴイ時計を出していて、揉まれなければ勝ち負けに。△ビヨンドザシーンは間隔が詰まっているが、相性の良い左回りで怖さがある。
○と▲は人気の一角で、超人気薄の◎と人気薄の△が絡むと大きい配当になる。
◎14番ドンレパルス
○11番メイショウゲキリン
▲8番ダイシンピスケス
△12番ビヨンドザシーン
※9番ヴォルゴグラード
×13番シンヨモギネス
×1番タガノエスコート
×15番スズカマジェスタ
×16番タイセイエピソード
×3番ピオノノ
【単勝】14番(10%)・11番(10%)
【複勝】14番(20%)・11番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.14→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
8.11→全通り(14点)
12.14→全通り(14点)
11.12→全通り(14点)
8.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.11→全通り(84点)
14.8→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京10R
新春ステークス
◎ミスボニータは左回りの芝1400mで1勝クラスと2勝クラスを連勝。今回も左回りの中京芝1400mを使う。前進気勢が強くなりすぎているところはあるが、手の内に入れている坂井瑠星がうまくスピードを御して操ることができれば。
○カバーガールは昨秋に当舞台で1分19秒8の2着に駆けている。勝ち馬のルピナスリードはオープン入りした。昇級戦の前走は12着に終わったが、手応えがなくなったからかモタれたからか、武豊が追うのをやめていた。同馬に乗って(2.1.1.0)の岩田望来にヤネを替え、激走があっても。
▲ソウテンは前走が直線で前が詰まって何もできずの6着。疲れはなさそうだし、初の中京でも軽くは見られない。
11頭立てと頭数は手頃ながら、混戦ムードで人気は割れている。連勝式は手広く買って高配当馬券になるのを待ちたい。
◎5番ミスボニータ
○6番カバーガール
▲10番ソウテン
△7番ヒメノカリス
※1番セリシア
×4番メイショウホシアイ
×2番トーホウディアス
×3番サマートゥリスト
×11番ショウナンアレス
×8番アビエルト
【単勝】5番(10%)・6番(10%)
【複勝】5番(50%)・6番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
6→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.6→全通り(9点)
5.10→全通り(9点)
6.10→全通り(9点)
5.7→全通り(9点)
6.7→全通り(9点)
7.10→全通り(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.6→全通り(54点)
5.10→全通り(54点)
5.10→3(6点)
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中京12R
4歳以上2勝クラス
◎ワンダーカタリナは昨年の秋に当舞台で32秒9の上がりを駆使して2着に追い込んだ。勝ったマッドクールはすでにオープン入りしていて、3着のカフジテトラゴンは2勝クラスをクリアしている。栗東の坂路で51秒6-12秒5をマークして仕上がりは良く、久々でも狙っておもしろい。配当面で妙味がある。
○リーゼントフラムはブロードストリート(秋華賞2着)の仔。直線競馬の前走でスピードを見せ、ソラをつかってのハナ差の勝利だった。中京の芝1200mにも対応できていいし、4キロ減騎手起用の54キロで侮れない。
▲はスピード能力高いブッシュガーデンで、以下、デルマカンノン、テーオーディエス、ドグマ、サトノルーチェ、ガリレイなど、軽視できない勢力が多くいる。
◎10番ワンダーカタリナ
○11番リーゼントフラム
▲7番ブッシュガーデン
△3番デルマカンノン
※5番テーオーディエス
×13番ドグマ
×4番サトノルーチェ
×1番ガリレイ
×2番ナサ
×12番テーオーメアリー
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
【馬連&ワイド】
7-10(×4)・10-13・4-10・1-10
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(11点)
7.10→全通り(11点)
7.11→全通り(11点)
3.10→全通り(11点)
3.11→全通り(11点)
5.10→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(66点)
10.7→全通り(66点)
10.7→1.13(×3)(36点)
10.7→4(×2)(12点)
10.7→3(6点)
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【土曜メインレース】
ニューイヤーS
3連複 3,460円
馬 連 2,220円
ワイド 830円
ワイド 830円
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中山11R
ニューイヤーステークス(L) 3連単の1番人気が9,300円台…、◎〇▲は配当妙味あり
中山の芝1600mで争われるリステッド競走。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は連続開催の11日目(12月3日から)で、Cコース使用2日目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。JRAから「正面直線の内側に傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
23年の開催初日は5日(木)。馬場は良で、朝のクッション値は「9.7」だった。
マイルの競馬を見ると、3歳のジュニアカップ(L)が1分33秒7で決着。クルゼイロドスルが軽快に逃げて1000mを58秒1で通過し、直線でグッと離して4馬身差で圧倒した。最後は少し緩めていた。自身の数字となる上がりは11秒9-11秒3-12秒4の35秒6。
2着は2番手を進んでいたニシノライコウ。3着は好位のインを追走し、直線で2着馬の外に出して脚を使ったフルメタルボディーだった。
芝2000mの中山金杯(GIII)を勝ったのは、混戦の中で1番人気に推されていたラーグルフだった。中団の少し前の馬群の中で脚をタメ、4コーナーでうまく外が開けて仕掛けていく。直線に向くと、渋太く伸びて接戦を制した。勝ち時計は2分00秒2だった。
レースの1000m通過は60秒6で、逃げたフェーングロッテンが3着に粘っている。上がりの3ハロンは12秒0-11秒4-12秒5の35秒9。2着は牝馬のクリノプレミアムで、道中は勝ち馬の内を進み、直線で進路がなくなって外に切り返す形になりながら、しっかりと伸びてハナ差まで追い詰めた。
土曜は天気は朝の段階で曇りで、晴れになるという予報。午前7時の段階のクッション値は「9.8」となっている。
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フルゲートを割って13頭立て。各馬、ストロングポイントがあり、しかし、不安な点も同居し、安心して馬券を任せられる存在はいない。
午前の段階の1番人気のオッズを見ると、馬連が1,500円台で3連単が9,300円台。展開やポジション、仕掛けどころなどで結果は動くことになる。正直なところ、オッズの割れ方通りで簡単に当たるレースではない。
矢作芳人厩舎(栗東)の4歳馬キングエルメスに◎を打った。
2歳時にはトウシンマカオ(のちに京阪杯勝ち)を破って京王杯2歳Sを制覇。3歳の春には、骨折明けでアーリントンカップを3着し、続くGIのNHKマイルカップで6着と上々の走りを見せている。
前走のキャピタルSは海外遠征帰り。大外18番枠から好位につけ、直線で早めに先頭に並びかけた最後は少し鈍ったが、0秒2差の6着なら十分に合格点をあげられる。
中間はCWコースを中心に意欲的に乗られてきた。阪神カップ(12月24日)を除外されたあともしっかりと乗り込み、67秒級の時計を4本。前走よりも負荷がかけられていて、陣営は「使った上積みが見込める」と話している。
ヤネはテン乗りで内田博幸。強く押して出していったりと雑に動かすことがあり、信頼を置けるジョッキーではない。今回は外めの10番枠。9番枠のノルカソルカがハナに行かせそうで、ついていくような形でジワッと流れに乗る競馬をしてくれるといい。
馬自身は中山が初めて。左回りの方がいい印象があるし、急坂を克服できるかが鍵になるが、そのあたりは海外遠征で鍛えられたところを見せてもらいたい。かなりの潜在能力を持っているのは間違いなく、スムーズなら好勝負になる。
石坂公一厩舎(栗東)の5歳馬ワールドバローズが穴で気になる存在。
4歳の春にはGIIの京王杯スプリングカップを33秒2の上がりで伸びて0秒2差の4着。リステッド競走なら力は上位とも言える。問題は気性で、みずからハミを取らないことがあり、持てる力を出し切れていない。
そこで、今回はブリンカーを着用。攻めでは効果を見せているとのことで、実戦につながることを期待したい。
ヤネは昨年12月にチャンピオンズカップ(ジュンライトボルト)でGI制覇を果たした乗れる石川裕紀人。仕上がりは良さそうだ。
堀宣行厩舎(美浦)のサクラトゥジュールも軽くは見られない。
ガツンと掛かることがあってムラな成績になっているが、前走のディセンバーSでは、4コーナーでゴチャついて下がり不利があり、直線で捌きづらくなりながら2着に伸びた。
中2週でテンションが上がってこないかがポイントになるが、折り合い面からマイルに短縮されるのはプラス。ヤネは馬群に入ると捌くのにモタつくことが多い田辺裕信だが、前走に続いて2度目の騎乗になるし、うまく力を引き出してもらいたいところだ。型にハマると再度の好走がある。
△はディセンバーS3着馬で簡単には崩れないウイングレイテストで、※は右回りのマイル、バシュロ起用で怖さがあるココロノトウダイ。
以下はグラティアス、ノルカソルカ、グランデマーレ、エイシンチラーなどで、切り捨てていい勢力はいない。
午前の段階で、◎キングエルメスは単勝700円台の4番人気、○ワールドバローズは同1,200円台の7番人気、▲サクラトゥジュールは同700円台の5番人気…。
冒頭で書いたように、難解な一戦で人気は派手に割れている。高配当馬券になる可能性があり、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎10番キングエルメス
○5番ワールドバローズ
▲4番サクラトゥジュール
△1番ウイングレイテスト
※7番ココロノトウダイ
×3番グラティアス
×9番ノルカソルカ
×12番グランデマーレ
×2番エイシンチラー
×11番アオイクレアトール
【単勝】10番(10%)・5番(10%)
【複勝】10番(50%)・5番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
5→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
5.10→全通り(11点)
4.10→全通り(11点)
4.5→全通り(11点)
1.10→全通り(11点)
1.5→全通り(11点)
1.4→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.5→全通り(66点)
10.4→全通り(66点)
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中京11R
すばるステークス(L) 4歳の2騎に人気が集中、思い切って人気薄の◎と〇を狙う
中京のダ1400mで争われるリステッド競走。
左回り。2コーナー奥の引き込み線からのスタート。200m弱は芝コースを走ることになり、ダートコースに合流する。向正面は中ほどまでは上り勾配で、残り約1000mがコースの最高地点になる。
そこから下りに転じ、下り坂は直線に入って残り380mまで続く。下り切ったところが最も低い地点で、600mほどの間に3.4mの高低差を駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り380m~残り220mまでは勾配1.14%(高低差は1.8m)の急な上り坂。上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は410.7m。コース全体の高低差は3.4m。
開催初日の5日(木)は良馬場。ダ1400mの競馬は3勝クラスに組まれていて、勝ったのはイーガン騎乗のヴァルキュリアだった。好位のインを手応え良く進み、直線で狭いところを割って抜けて2馬身差で快勝した。勝ち時計は1分24秒5だった。
レースの前半3ハロンは35秒0で、上がりは12秒6-11秒8-12秒6の37秒0。2着は3番手追走からから直線で先頭に並びかけたテイエムランウェイで、3着は2番手追走から直線で早めに先頭に立ったメイショウヒューマだった。
2勝クラスを見ると、ダ1200m戦が1分12秒4の決着で、ダ1900m戦が2分00秒0。冬場のダートらしく、タフで時計がかかる状態になっていた。
土曜は晴れで、良馬場のままレースが消化されることになりそう。クッション砂の砂厚は従来通りで9.0cmで、凍結防止剤は撒かれていない。
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フルゲートを割って14頭立て。ドライスタウト、バトルクライの4歳勢に人気が集中している。馬場は冬場でタフな状態。シゲルタイタン、メイショウテンスイ、ケイアイターコイズの兼ね合い次第でペースや展開は変わることになる。
穴を狙って、南井克巳厩舎(栗東)の6歳馬メイショウテンスイに◎を打った。
3歳時に府中のダ1400mでグリーンチャンネルカップ(L)をV。その後は勝ち鞍がないが、5歳になってふたたび軌道に乗っている。9月の中京のエニフS(L)では、直線で早めに抜け出す強気の競馬でハナ+クビ差の3着に踏ん張った。スピードのである重馬場だったといえ、1200mの通過が1分08秒7で走破時計が1分21秒7。しかも、ゴールしたあとで少し余力があって先頭に出ていた。
その後は放牧に出され、いつも通り坂路を中心に乗り込んできた。明けて4日にジョッキー騎乗でしっかりと追われて53秒5-38秒7-12秒2で先着。520キロ級の大型馬だが、動ける態勢にあるとみていい。
ヤネは主戦の太宰啓介で、やはり展開が鍵になる。シゲルタイタンとは5走前の天保山Sと2走前のオータムリーフSで一緒に走っていて、どちらも相手を行かせた。シゲルタイタンの方がテンのダッシュは速い。
今回がどうなるかは出脚次第になるが、競り合いは避けてもらいたいところ。ケイアイターコイズが絡んでくる可能性もあり、タフなダートの中で楽でないのは確かである。
それでもスピードを活かして気分良く走れた時の渋太さは侮れないものがある。58キロは他馬の増量と比べると有利と言えるし、人気もないので思い切って狙ってみたい。
伊藤圭三厩舎(美浦)の6歳馬シゲルタイタンも軽くは見られない。
天保山Sでは◎に先んじて2着、オータムリーフSは逃げて息が入らずに失速して12着。ゲートダッシュの速さは魅力で、◎と同様にリズム良く走れると粘りを発揮する。
少し開いて太めが残る可能性があるが、12月31日にウッドコースで65秒5-11秒7で追われているし、輸送で絞れるようだといい。ヤネは天保山Sの時に跨っていた松山弘平。こちらも穴候補として注意を払いたい。
▲は4歳のバトルクライ。3歳の春のユニコーンSは直線で踏み込み切れないところがあっての小差3着で、その後も高いパフォーマンスを続けている。前走のギャクラシーS(2着)から斤量が2キロ増えるが、56キロなら問題なし。ヤネは川田将雅で、使ってきている分で余力が残っているかが鍵になる。
△は4歳のドライスタウト。巨漢馬で緩さがあり、順調に使い込めない弱みがある。復帰戦の霜月Sは陣営が仕上がりに不安をこぼしていたが、結果は完勝だった。相変わらずビシビシとはできないものの、入念に乗れてはいる。58キロは微妙ではあるが、素質、脚力は完全に上なので。
※オーヴァーネクサスは折り合いがつけば終いにグッと伸びてくる。以下でセキフウ、ケイアイターコイズ、イバルらも警戒したい。
午前の段階で、◎メイショウテンスイは単勝2,000円台の7番人気、○シゲルタイタンは同1,500円台の6番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
──────────────
◎7番メイショウテンスイ
○9番シゲルタイタン
▲10番バトルクライ
△12番ドライスタウト
※1番オーヴァーネクサス
×5番セキフウ
×13番ケイアイターコイズ
×8番イバル
×14番サンライズラポール
×3番シャイニーブランコ
【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(50%)・9番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→10.12
9→全通り
9→10.12(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.9→全通り(12点)
7.10→全通り(12点)
9.10→全通り(12点)
7.12→全通り(12点)
9.12→全通り(12点)
【3連複】
7-10-12(×3)・9-10-12(×6)(9点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.9→全通り(72点)
7.10→全通り(72点)
7.10→12(6点)
【3連単】
12-7-9・12-9-7・10-12-7(×2)・12-10-7(×4)(8点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜後半レース】
初春S
3連複 1万7,410円
馬 連 1万1,910円
ワイド 3,210円
ワイド 1,860円
ワイド 790円(×2)
複 勝 340円(30%)
複 勝 210円(50%)
○ニューフロンティア2着(6人気)
◎ラヴケリー3着(3人気)
長良川特別
3連複 1万1,360円
馬 連 5,140円
ワイド 1,550円
ワイド 1,970円(×2)
ワイド 930円
複 勝 270円(90%)
○チャックネイト1着(7人気)
◎ストップザタイム3着(4人気)
黒竹賞
3連複 7,800円(×3)
馬 連 1,770円(×2)
ワイド 710円(×2)
ワイド 1,070円(×2)
ワイド 1,530円(×2)
単 勝 360円(10%)
複 勝 180円(40%)
複 勝 390円(30%)
◎ミトノオー1着(1人気)
◎▲○でヒット
寿S
馬 連 1,240円
ワイド 510円
ワイド 710円
単 勝 340円(30%)
ヤマニンサルバム1着(1人気)
中山12R
複 勝 520円(40%)
ヒットザシーン2着(5人気)
──────────────
中山9R
黒竹賞
キャリアの浅い3歳馬同士、タフな中山ダ1800mでの戦いで難解。3連単の1番人気が1万1,000円台と、かなり大きい数字なっている。
◎ミトノオーは前走は不利が大きく、新馬勝ちした1800mの距離で見直したい。攻めでは格上馬と意欲的に合わせ、好仕上がりを見せている。中山も問題ないはずで。
○オメガタキシードは府中での新馬勝ちが着差以上の強さ。良血馬で奥は深そうで、人気面で妙味がある。
▲タイセイマンボは中山ダ1800mで新馬勝ち。まだ時計は詰まるし、バシュロ起用で注目したい。
◎12番ミトノオー
○5番オメガタキシード
▲10番タイセイマンボ
△8番ピッチパーフェクト
※6番トニトゥルス
×4番ドライブアローカス
×15番グランヒマラヤ
×9番サノノエスポ
×1番フクチャンキング
×3番アフトクラーティラ
【単勝】12番(10%)・10番(20%)
【複勝】12番(40%)・5番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
5→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.12→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
5.10→全通り(14点)
8.12→全通り(14点)
5.8→全通り(14点)
8.10→全通り(14点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山10R
初春ステークス
中山ダ1200mの舞台にスピードある先行馬がそろい、テンから速いラップが刻まれることになる。
◎ラヴケリーは初ダートだった阪神戦を馬群を縫って伸びて快勝した。忙しい中山のダ1200mになってどうかだが、タメが利くと直線でグッと伸びてくる。ヤネは日本人離れした追いが売りの横山武史。長距離輸送をクリアできるかは鍵になる。
○ニューフロンティアは阪神での2勝クラス勝ちが強い競馬。昇級緒戦は目立たない内容の8着だったが、クラス2戦目が前進がありそうだ。ヤネにはムルザバエフを起用。1番枠を活かせれば。
◎11番ラヴケリー
○1番ニューフロンティア
▲8番アシタバ
△6番キミワテル
【単勝】11番(10%)・1番(10%)
【複勝】11番(50%)・1番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.11→全通り(13点)
8.11→全通り(13点)
1.8→全通り(13点)
6.11→全通り(13点)
1.6→全通り(13点)
6.8→全通り(13点)
━━━━━━━━━━━━━━
中山12R
4歳以上2勝クラス
ベルクレスタ以下、4歳馬に人気が集まっている。牝馬限定戦でもレベルは高い。
◎ベルクレスタは素質ある4歳の牝馬。アルテミスS2着(クビ差)、クイーンカップ3着の実績があり、桜花賞は直線で外に出すロスがあって0秒2差の7着に伸びた。久々で坂路でしか時計を出していないが、量自体は乗っていて、格好はつけてくるはず。
○ヒットザシーンはクラス2戦目の前走で2着に好走した。力をつけていて、中山も合う。1800mには対応できていいし、人気もないので狙ってみたい。
※エープラスは小差の3着だった前走のようにロスなく運ぶと続けての一発も。
◎5番ベルクレスタ
○9番ヒットザシーン
▲4番サンカルパ
△7番カナテープ
※6番エープラス
×3番グランスラムアスク
×10番トーセンメラニー
×1番ミズリーナ
×11番エトワールマタン
【単勝】5番(60%)
【複勝】9番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
5.9→全通り(9点)
5.6→全通り(9点)
【3連複】
4-5-9(×2)・5-7-9・4-5-6(×2)・5-6-7(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京9R
長良川特別
23年から負担重量が変わり、みなが斤量増。レースはタテに長い展開になりそうだ。伏兵馬3騎をまとめて狙ってみる。
◎ストップザタイムは1勝クラスの前走を速い上がりの中で勝ち切った。これで中京は2勝。中間は栗東CWコースで63秒台を連発していて、今の勢いなら2勝クラスで通用する。
○チャックネイトはノドの手術明けだった札幌戦で3着。久々でもしっかりと乗り込んできたし、1勝クラスを勝った中京で侮れないムードだ。
▲ジャスティンヴェルは右回りでモタれるが、それでも阪神の前走で4着に応戦した。デキは良さそうだし、左回りの中京で一発があっても。
◎13番ストップザタイム
○10番チャックネイト
▲2番ジャスティンヴェル
△4番エイカイマッケンロ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
10→全通り
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.13→全通り(12点)
2.13→全通り(12点)
2.10→全通り(12点)
4.13→全通り(12点)
4.10→全通り(12点)
2.4→全通り(12点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京10R
寿ステークス
3勝クラスの芝2000m戦。メンバーを見ると、レースは淡々と流れそうだ。
◎ソウルトレインは中山芝1800mの前走で、逃げてアタマ差の2着に粘っている。2000mは長い印象があるが、今回も先行して展開利がありそうだ。12月27日に中京9Rで◎を打ったストップザタイムとCWコースで併せ馬を行い、63秒6-11秒2の好時計をマーク。渋太さに注目したい。
○ヤマニンサルバムは今回と同じ舞台で2勝クラスを2馬身差のV。これで中京は3戦無敗となった。浜中俊が大きな期待をかけている素材で、3勝クラスでも互角にやれていい。
◎9番ソウルトレイン
○7番ヤマニンサルバム
【単勝】9番(10%)・7番(30%)
【複勝】9番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.9→全通り(11点)
7.9→6.10.13(3点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.7→全通り(66点)
9.7→6(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
中京12R
4歳以上1勝クラス
下級条件戦、みなが不安を抱えてるメンバー。フルゲートの18頭立てでもあり、難解な一戦になった。
◎エイシンピクセルはママコチャ(現オープン)とクビ差の勝負を演じた実績あり。一本調子の気性だが、1番枠から息を入れつつ流れに乗ると上位争いが可能になる。
○トラーパニはかなりの人気薄。休養前の新潟戦は不利が重なっての14着で、追走ぶり自体は良かった。立て直して良化し、イーガン起用で激走がないか。
▲グランデフィオーレもかなりの人気薄。中京では未勝利戦を控える競馬で差し切っていて、17番枠からジワッと好位に上がるような競馬ができるといい。2キロ減騎手で一発も。
◎1番エイシンピクセル
○12番トラーパニ
▲17番グランデフィオーレ
△4番オラヴェリタス
※14番スコールユニバンス
×9番ロゼクラン
×10番キタサンシュガー
×6番モラトリアム
×7番チャオバンビーナ
×5番ダノンカオス
×2番アーダレイ
【単勝】1番(10%)
【複勝】1番(50%)・12番(20%)・17番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
12→全通り
17→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(16点)
1.17→全通り(16点)
12.17→全通り(16点)
1.4→全通り(16点)
4.12→全通り(16点)
4.17→全通り(16点)
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