2月25日・26日の予想コメントと的中結果
【2月25日・26日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【超万馬券予想の的中結果】
■2月26日(日)
八代特別
3連単 5万 510円
3連複 8,310円
馬 連 700円
単 勝 770円(10%)
複 勝 190円(40%)
◎ハーランズハーツ1着(3人気)
阪急杯
3連複 1万1,530円
複 勝 550円(90%)
◎ホウオウアマゾン3着(6人気)
中山記念
馬 連 5,340円
複 勝 430円(40%)
◎ラーグルフ2着(8人気)
阪神12R
複 勝 330円(90%)
◎メルシー3着(5人気)
ブラッドストーンS
複 勝 300円(90%)
◎フルム3着(5人気)
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■2月25日(土)
富里特別
単 勝 500円(10%)
複 勝 180円(90%)
◎デコラシオン1着(3人気)
小倉12R
複 勝 240円(90%)
◎スズノナデシコ3着(4人気)
阪神12R
複 勝 230円(90%)
◎ベルウッドブラボー3着(4人気)
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【日曜メインレース】
阪急杯
3連複 1万1,530円
馬 連 2,430円
ワイド 870円
ワイド 1,190円
単 勝 380円(10%)
複 勝 190円(90%)
◎アグリ1着(2人気)
◎×△でヒット
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中山11R
中山記念(GII) 強豪がズラリ、◎が中心で連勝式は少し崩れてくれると理想的
中山の芝1800mで争われるGII競走。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール版の地点から1コーナー途中までも上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りに転じ、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
残り800mからは平坦で、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第1回中山競馬終了後、損傷箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。
開幕初日となった土曜は、馬場が良で、朝のクッション値は「9.9」だった。
2勝クラスの芝1800m戦(富里特別)は、好位を進んでいたデコラシオンが接戦の追い比べを制してV。勝ち時計は1分47秒8だった。3勝クラスの芝1600m戦(幕張S)では、ジネストラからバラけた好位から直線で抜け出し、勝ち時計は1分33秒2だった。
上記の2つのレースの上がり3ハロンとラスト1ハロンは、富里特別が35秒3、12秒3、幕張Sが36秒1、12秒6。速い馬場とは言えず、好走するにはパワーと持久力が必要だった。内は十分に走れる状態で、外から差し込むケースも見られた。
日曜の馬場は、土曜と大きくは変わらない状態だろう。なお、朝の段階のクッション値は「10.0」となっている。
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春の中距離GIにつながる一戦。1着馬には大阪杯(4月2日)の優先出走権が与えられる。なかなか豪華なメンバー。ただ、目標を先に置いている勢力が多いとも言える。
ショウナンマグマ、トーラスジェミニ、ドーブネがハナ候補。特にショウナンマグマはガツンと行ってしまう気性であり、隊列やペースは流動的である。
大竹正博厩舎(美浦)の5歳馬ソーヴァリアントに◎を打った。
大型馬で弱いところがあり、骨折や心房細動もあって陣営が苦労してきた。それでも脚力、搭載しているエンジンはかなりのモノ。21年、22年と阪神のチャレンジカップを連覇していて、特に22年は淀みない流れの中を正攻法の競馬で抜け出す強さだった。馬場は速かったが、1分57秒5(良)の走破時計も評価されていい。
チャレンジカップを勝って放牧に出され、23年の始動はここから。少し体に余裕があった分か、1週前にはウッドコースでしっかりと追われ、79秒1-64秒0-11秒7の好時計をマ―クしている。今週のウッドは終いにグッと加速して併走馬を突き放し、ラスト1ハロンが11秒2だった。
馬体は締まってきたし、完ぺきでないまでも動ける仕上がりにあるとみていい。ビシッとやれているのは、脚元など肉体面に問題がない証拠でもある。
ヤネはルメールから乗り替わって横山武史。2勝クラスを勝った時に同馬に騎乗していて、1週前の追い切りにも跨っていた。外国人ばりに追えるし、誘導に関しては任せておきたい。
馬自身は1800mの距離が未経験。しかし、前進気勢が強いタイプで、向かないはずがないだろう。中山コースにも実績があるし、舞台設定に不安はない。
57キロを背負うのは初めて、そこに複数のGI馬がいる強力メンバー。そんな厳しい条件の中でも結果を出し、上のステージに上がってもらいたいところだ。それができるだけのポテンシャルを持っている。次は大阪杯。
相手の筆頭には、伏兵の4歳馬ラーグルフを置いてみた。1800mのGIIで楽でないのは確かだが、特別に速い馬場でないのはいいし、急仕上げで中山金杯を勝ってデキはさらに上向いている。追いがしっかりしているので、菅原明良は手が合いそう。
▲は秋華賞勝ちの4歳牝馬スタニングローズ。栗東の坂路で迫力ある動きを見せ、休養中に成長した感じがある。中山はフラワーカップ、紫苑Sを勝って2戦2勝。
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【超万馬券予想の的中結果】
■2月26日(日)
八代特別
3連単 5万 510円
3連複 8,310円
馬 連 700円
単 勝 770円(10%)
複 勝 190円(40%)
◎ハーランズハーツ1着(3人気)
阪急杯
3連複 1万1,530円
複 勝 550円(90%)
◎ホウオウアマゾン3着(6人気)
中山記念
馬 連 5,340円
複 勝 430円(40%)
◎ラーグルフ2着(8人気)
阪神12R
複 勝 330円(90%)
◎メルシー3着(5人気)
ブラッドストーンS
複 勝 300円(90%)
◎フルム3着(5人気)
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■2月25日(土)
富里特別
単 勝 500円(10%)
複 勝 180円(90%)
◎デコラシオン1着(3人気)
小倉12R
複 勝 240円(90%)
◎スズノナデシコ3着(4人気)
阪神12R
複 勝 230円(90%)
◎ベルウッドブラボー3着(4人気)
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【日曜メインレース】
阪急杯
3連複 1万1,530円
馬 連 2,430円
ワイド 870円
ワイド 1,190円
単 勝 380円(10%)
複 勝 190円(90%)
◎アグリ1着(2人気)
◎×△でヒット
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中山11R
中山記念(GII) 強豪がズラリ、◎が中心で連勝式は少し崩れてくれると理想的
中山の芝1800mで争われるGII競走。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール版の地点から1コーナー途中までも上り勾配で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りに転じ、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
残り800mからは平坦で、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第1回中山競馬終了後、損傷箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。
開幕初日となった土曜は、馬場が良で、朝のクッション値は「9.9」だった。
2勝クラスの芝1800m戦(富里特別)は、好位を進んでいたデコラシオンが接戦の追い比べを制してV。勝ち時計は1分47秒8だった。3勝クラスの芝1600m戦(幕張S)では、ジネストラからバラけた好位から直線で抜け出し、勝ち時計は1分33秒2だった。
上記の2つのレースの上がり3ハロンとラスト1ハロンは、富里特別が35秒3、12秒3、幕張Sが36秒1、12秒6。速い馬場とは言えず、好走するにはパワーと持久力が必要だった。内は十分に走れる状態で、外から差し込むケースも見られた。
日曜の馬場は、土曜と大きくは変わらない状態だろう。なお、朝の段階のクッション値は「10.0」となっている。
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春の中距離GIにつながる一戦。1着馬には大阪杯(4月2日)の優先出走権が与えられる。なかなか豪華なメンバー。ただ、目標を先に置いている勢力が多いとも言える。
ショウナンマグマ、トーラスジェミニ、ドーブネがハナ候補。特にショウナンマグマはガツンと行ってしまう気性であり、隊列やペースは流動的である。
大竹正博厩舎(美浦)の5歳馬ソーヴァリアントに◎を打った。
大型馬で弱いところがあり、骨折や心房細動もあって陣営が苦労してきた。それでも脚力、搭載しているエンジンはかなりのモノ。21年、22年と阪神のチャレンジカップを連覇していて、特に22年は淀みない流れの中を正攻法の競馬で抜け出す強さだった。馬場は速かったが、1分57秒5(良)の走破時計も評価されていい。
チャレンジカップを勝って放牧に出され、23年の始動はここから。少し体に余裕があった分か、1週前にはウッドコースでしっかりと追われ、79秒1-64秒0-11秒7の好時計をマ―クしている。今週のウッドは終いにグッと加速して併走馬を突き放し、ラスト1ハロンが11秒2だった。
馬体は締まってきたし、完ぺきでないまでも動ける仕上がりにあるとみていい。ビシッとやれているのは、脚元など肉体面に問題がない証拠でもある。
ヤネはルメールから乗り替わって横山武史。2勝クラスを勝った時に同馬に騎乗していて、1週前の追い切りにも跨っていた。外国人ばりに追えるし、誘導に関しては任せておきたい。
馬自身は1800mの距離が未経験。しかし、前進気勢が強いタイプで、向かないはずがないだろう。中山コースにも実績があるし、舞台設定に不安はない。
57キロを背負うのは初めて、そこに複数のGI馬がいる強力メンバー。そんな厳しい条件の中でも結果を出し、上のステージに上がってもらいたいところだ。それができるだけのポテンシャルを持っている。次は大阪杯。
相手の筆頭には、伏兵の4歳馬ラーグルフを置いてみた。1800mのGIIで楽でないのは確かだが、特別に速い馬場でないのはいいし、急仕上げで中山金杯を勝ってデキはさらに上向いている。追いがしっかりしているので、菅原明良は手が合いそう。
▲は秋華賞勝ちの4歳牝馬スタニングローズ。栗東の坂路で迫力ある動きを見せ、休養中に成長した感じがある。中山はフラワーカップ、紫苑Sを勝って2戦2勝。
△はヒシイグアス。宝塚記念を2着して重度の熱中症にかかり、生死の境をさまようほどだったという。立て直して攻めで鋭い動きを披露していて、見た目には仕上がっている。21年の中山記念の勝ち馬であり、底力を軽くは見られない。
※はイルーシヴパンサー。年初の京都金杯(中京で施行)では、トップハンデの58キロを背負いながら、内を捌いて伸びて勝ち切った。攻めの動きは目立っているし、中山の1800mでも走れていい。
×の1番手はホープフルS勝ちがあるダノンザキッド。昨年の当レースは1番人気に推されて7着だったが、攻めに乗った川田将雅が状態面の不安を吐露していた。秋にはマイルチャンピオンシップ、香港カップと続けて2着していて、これが本来の力だ。仕上がりは上々。
以下で、シュネルマイスター、ドーブネらにも注意を払いたい。
午前10時48分の段階で、◎ソーヴァリアントは単勝240円の1番人気。ここから入ると、連勝式は配当を合わせるのが少し難しくなる。
勝つだけの力があるのは間違いないが、相手も強いので「1着は確定」と言い切ることはできない。そこで、3連単は2着付けの目を入れることにした。うまくいくかはわからないが、少し崩れて大きめの配当になってくれると理想的。
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◎6番ソーヴァリアント
○13番ラーグルフ
▲12番スタニングローズ
△11番ヒシイグアス
※3番イルーシヴパンサー
×1番ダノンザキッド
×5番シュネルマイスター
×4番ドーブネ
×14番リューベック
×9番ショウナンマグマ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→1.11.12(×5)
6→3.5.13(×3)
6→4(×2)
6→9.14
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【3連複】(軸1頭ながし)
6→1.3.4.5.11.12.13(21点)
6→1.5.11.12(6点)
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【3連単】(軸1頭)
1着:6
相手:1.3.4.5.11.12.13(42点)
【3連単】(軸1頭)
1着:6
相手:1.5.11.12(12点)
【3連単】(軸1頭)
2着:6
相手:1.3.4.5.11.12.13(42点)
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阪神11R
阪急杯(GIII) ◎と○は上昇急で1400m得意、実績上位は▲、連勝式は少し崩れれば
阪神の芝1400m(内)で争われるGIII競走。
右回り。向正面の2コーナー出口の奥、引き込み線からのスタート。内回りコースを使用。3コーナーまでの距離は443mとなっている。向正面の中ほどから緩い下り勾配になっていて、3コーナー途中の残り約800mの地点から下りの傾斜が少しきつくなる。下りは4コーナーを回って直線半ばまで600m以上も続くことになる。
直線残り約200mからは一転して上り坂に。約120mの間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上る。上り切ってからの100m弱は平坦。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に部分的な傷みがみられますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。
土曜の芝は稍重→良へと推移した。
芝1400m(内)の競馬は2勝クラスに組まれていて、アルトシュタットが勝利を収めた。好位のインで脚をタメ、直線でしっかりと伸びて逃げ込みを図ったシャークスポットをとらえた。2着シャークスポットは勝ち馬との差がクビ。そこから2馬身半の差で3着にベルウッドブラボーが続いた。
勝ち時計は1分20秒7(良)。レースの前半3ハロンは35秒2で、上がりは11秒2-11秒2-11秒5の33秒9だった。
高速馬場とまではいかないが、芝は走りやすい状態だった。内が有利と言って良く、展開が向いたり、切れる脚があれば外から差し込むことも可能だった。
日曜は良馬場のままレースが進行することになるだろう。ちなみにクッション値は、土曜の朝が「9.3」で、日曜の朝は「9.5」となっている。
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春の短距離GI、マイルGIにつながる一戦。1着馬には高松宮記念(3月26日)の優先出走権が与えられる。なお、メイショウベンガル(1番)が出走取消になっている。
内枠を引いたメイショウチタンがハナを主張するか。ホウオウアマゾンが行く可能性もあり、出脚がついた他の勢力が先導することになるかもしれない。前半が速くならなかったとしても、3コーナー途中から下りの傾斜がきつくなったところからラップは上がることになるだろう。
安田隆行厩舎(栗東)の4歳馬アグリに◎を打った。
カラヴァッジオ×ウォーフロントというスピード色が濃い配合。しかし、2代母の父が英ダービーと愛ダービーを勝ったガリレオである。昨年の夏から芝1400mで条件級を3連勝し、オープンまで上がってきた。
2勝クラス勝ちは、スローで逃げて上がり2ハロン11秒0-11秒0で突き放すという内容(2着に4馬身差)。3勝クラス勝ちでは、反対にハイペースの中で2番手を進み、早めに抜け出して2馬身半差で快勝した。どちらも舞台は今回と同じ。スピード=脚力のレベルが非常に高く、それを自在に使えるのがいい。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で意欲的に乗られてきた。2週前は50秒8-37秒0-11秒9、1週前は51秒7-37秒1-12秒1。十分に仕上がっているのか、今週はゆったりめの調整で時計は53秒2-38秒8-12秒4だった。
筋肉質のしっかりした馬体で、推進力ある走りが目を引いた。2走前も前走も53秒台しか乗っておらず、明らかな攻め強化である。
ヤネは横山和生。結果は4着だったが、昨夏に札幌で同馬に騎乗している。攻め馬にも跨っていて、特徴や仕上がり具合はつかんでいるだろう。
初のオープンが重賞。57キロを背負うのは初めてで、GIホースのグレナディアガーズと同斤である。状況的には楽でないが、4歳馬で急成長しているところに攻めを強化し、適性ある阪神の芝1400m(内)が舞台となれば期待もかけたくなる。
1番人気はグレナディアガーズ。アグリは3番手を差をつけた2番人気で、ずいぶんと売れている。配当面で妙味があるとは言えないが、中心に推すことにした。
穴で気になるのが橋口慎介厩舎(栗東)の5歳馬サトノラムセス。
アグリと同様に1400mへの適性は相当に高い。中京での3勝クラス勝ちの前走は、インでタメて直線で外に出し、グッと伸びて3馬身差で快勝するという走り。開催が進んだ馬場で1分19秒8(良)と、走破時計も優秀だった。
中2週のレース間隔になり、攻めで時計になったのは坂路の55秒8と54秒1。しかし、54秒1だった最終追いは、ラスト1ハロンが12秒1で余裕と迫力がある動きだった。目に見えない疲れがある可能性はあるが、力は出せそうだ。
ヤネは池添謙一。外へ外へと行こうとして安心して見ていられないジョッキーだが、3番枠を引いた今回は、少なくとも前半から中盤は内で体力を温存する形になるだろう。阪神には実績があるし、うまく立ち回ってくれば重賞でも。
実績的に上位なのはグレナディアガーズ。2歳時に朝日杯フューチュリティSを制覇し、阪神の芝1400m(内)では阪神カップを21年に1着、22年にハナ差の2着と結果を出している。
中間は放牧に出され、2週前に栗東CWコースで長めを乗って、1週前、今週と岩田望来が跨って坂路で速い時計を出してきた。もう少し馬体がふっくらとしていると良かったが、動き自体は上々だった。
サウジアラビアの国際競走を辞退したという経緯があり、目標は次の高松宮記念。だからといって割り引いていいわけではないのだが、人気面も考えて▲とした。
△はホウオウアマゾン。スピードと持久力を兼備していて、21年の阪神カップではグレナディアガーズの2着に駆けた。芝に戻って要注目。
※はルプリュフォール。阪神カップが13着に終わったが、インを突いてドン詰まりになったものである。その前のスワンSでは0秒2差の3着に差し込んでいて、切れ味が脅威に。
以下、グレイイングリーン、ホープフルサイン、ラルナブリラーレ、ミッキーブリランテなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
午前11時15分の段階で、◎アグリは単勝420円の2番人気、○サトノラムセスは1,380円の5番人気、▲グレナディアガーズは180円の1番人気となっている。
サトノラムセスが馬券に絡むといい馬券になり、グレナディアガーズが好走した場合も人気薄が食い込むか入線順が狂えばそれなりの配当になる。
──────────────
◎11番アグリ
○3番サトノラムセス
▲7番グレナディアガーズ
△15番ホウオウアマゾン
※16番ルプリュフォール
×14番グレイイングリーン
×4番ホープフルサイン
×13番ラルナブリラーレ
×12番ミッキーブリランテ
×10番リレーションシップ
×5番ダディーズビビッド
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
3→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.11→全通り(13点)
7.11→全通り(13点)
3.7→全通り(13点)
11.15→全通り(13点)
3.15→全通り(13点)
7.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.3→全通り(78点)
11.3→7(×4)(24点)
11.7→全通り(78点)
【3連単】
7-11-3(×4)(4点)
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【日曜後半レース】
中山12R
3連単 7,430円(×2)
3連複 1,950円
馬 連 430円(×10)
ワイド 230円(×10)
ワイド 980円
ワイド 720円
単 勝 390円(30%)
ブレイクフォース1着(2人気)
○◎×でヒット
下関S
3連複 7,530円
馬 連 2,180円
ワイド 850円
ワイド 1,180円
単 勝 490円(20%)
複 勝 190円(80%)
◎エナジーグラン1着(2人気)
◎×△でヒット
阪神12R
3連複 8,310円
馬 連 2,970円
ワイド 870円
ワイド 1,670円
ワイド 830円(×2)
複 勝 330円(50%)
メルシー3着(5人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
人気に偏りがあるのだが、「混戦なのでは…」という印象。展開次第で結果が変わるメンバーでもある。
◎ヴァーンフリートは府中で1勝クラスを圧勝し、中山の昇級緒戦では直線入り口で大きく外に振られる不利がありながらクビ+クビ差の3着に駆けた。しっかりと乗られてデキは良さそう。バシュロは短期免許での最後の騎乗になり、気合が入っているだろう。強気に乗りすぎる可能性もあるが。地力で好勝負に。
○ブレイクフォースは前2走の2着、2着で繰り出した末脚が強烈だった。今回も置かれることになるかもしれないが、勝ち切るだけの脚力がある。ヤネは無駄に外を回すケースが多い田辺裕信。ただ、前2走も田辺で連対した。
穴候補はかなり多くいて、中で▲スクリーンプロセスと△マブストークに注目したい。
◎と○は人気になっており、連勝式はヒモが荒れるか入線順が狂うかで大きめの配当になってもらいたいところ。
◎12番ヴァーンフリート
○1番ブレイクフォース
▲4番スクリーンプロセス
△10番マブストーク
※13番トーセンマーク
×6番サクセスエース
×3番バーリンギャップ
×2番アースライザー
×5番ヨンク
×11番キタノセレナード
【単勝】12番(70%)・1番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
【馬連&ワイド】
1-12(×8)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(14点)
4.12→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
1.10→全通り(14点)
4.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(84点)
12.1→3.5.10.11(24点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
1勝クラスからの勝ち上がり組が3頭。13頭いる既存勢力の中で、前走で馬券に絡んでいる馬は1頭しかいない。阪神のダートは湿っていても少しタフな状態で、波乱が起きる可能性がある。
◎オステリアは中京ダ1200mで1勝クラスを差し切ってV。1分12秒9(良)と時計は遅いが、“短距離の差し”で光明は開けた。デキはさらに上がっているとのこと。ヤネは甘さが目立つ角田大河だが、2キロ減が利いて56キロで走れるのは大きい。かなりの人気薄で、穴として狙ってみる。
○メルシーも1勝クラスを勝ち上がった組。小柄な牝馬だが、スピードがあって、阪神のダートでも結果を出してる。3キロ減騎手の今村聖奈を起用して53キロ。うまく息を入れるような競馬ができれば。
▲ゼットノヴァも昇級組。前走のエンジンがかかってからの伸びは素晴らしく、上がりは36秒0という優秀な数字だった。仕上がりは良さそうだし、浮上するシーンがあっていい。
△は人気になっている3戦連続2着中のスマートラプター。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎は人気薄で、〇と▲も妙味がある。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
◎14番オステリア
○13番メルシー
▲7番ゼットノヴァ
△16番スマートラプター
※4番メイショウフンケイ
×11番メイショウミツヤス
×12番クレア
×10番ペプチドサンライズ
×8番コウイチ
×15番ヨーデル
【単勝】7番(30%)
【複勝】14番(20%)・13番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
7.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(84点)
14.7→全通り(84点)
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小倉11R
下関ステークス
小倉は開催7週目で最終週。日曜は稍重から良に回復している。芝1200mの競馬においては“外差し”が優位。ただ、ジョッキーたちもいろいろと考えて乗ってきて、展開を読むのが難しくなっている。
◎エナジーグランは休養を挟んで1勝クラスと2勝クラスを連勝。前走は今回と舞台が一緒で、馬場が悪い中で馬群を割って伸びて勝ち切った。栗東の坂路で好時計を連発してデキはさらに上向き。4歳馬で底が割れず、3勝クラスでも互角にやれるだろう。ヤネの亀田温心は危なっかしいところがある。
○ブレスレスリーは中山芝1200mで1勝クラスを勝った時が1分07秒6の好時計。しっかりしていないところがあるが、今回は入念に乗り込んで気配がいい。馬場が乾いてきたのは何よりだし、乗りやすい13番枠で一発があっても。
▲はスピード能力高いインフィナイトで、以下、軽視できない勢力は多い。
馬場は難しく、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎11番エナジーグラン
○13番ブレスレスリー
▲9番インフィナイト
△12番ルクルト
※17番ダノンシティ
×4番クリノマジン
×1番メイショウホシアイ
×8番グランレイ
×6番メイショウツツジ
×16番スイートクラウン
×14番グレイトゲイナー
【単勝】11番(20%)
【複勝】11番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
11.13→全通り(15点)
9.11→全通り(15点)
11.12→全通り(15点)
11.17→全通り(15点)
4.11→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.13→全通り(90点)
11.13→4(×2)(12点)
11.13→1(6点)
11.9→全通り(90点)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス
前走で掲示板に載っている馬が多いが、下級条件でのこと。レベルが高い鞍とも言えず、波乱含みと感じる。
◎ブレイクザアイスは連闘で挑んだ前走で5着、2着との差は0秒4。4コーナーで動けずに外に出すロスがあり、直線でジリジリと伸びてきた。さらに中1週というローテーションだが、滞在して攻めで時計を出している。ヤネはしっかりと丹内祐次で、もつれる展開になると穴を開けるシーンも。
○チュイションは久々だった府中戦で0秒3差の4着に応戦した。中1週で美浦からの遠征になるが、早めに小倉入りしている。ヤネは丁寧に乗る西村淳也。距離を保たせてくれると一発がある。
▲は前5走で3→4→2→2→3着と堅実に駆けている安定勢力のエルバリオで、以下、気になる伏兵馬が多くいる。
◎は単勝2,100円台の9番人気、○は1,000円台の5番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。
◎7番ブレイクザアイス
○10番チュイション
▲3番エルバリオ
△6番ブライトホルン
※12番レッドヴァイス
×14番エアフォースワン
×16番ロイヤルダンス
×2番トリプルスリル
×1番タイセイアーメット
×8番メイショウピスカリ
【単勝】7番(10%)・10番(10%)
【複勝】7番(30%)・10番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
10→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
7.10→全通り(14点)
3.7→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
6.7→全通り(14点)
6.10→全通り(14点)
3.6→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
7.10→全通り(84点)
7.3→全通り(84点)
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【土曜メインレース】
幕張S
3連単 2万6,020円
3連複 6,480円(×2)
馬 連 2,520円
ワイド 880円
ワイド 460円(×2)
ワイド 2,420円
単 勝 200円(50%)
複 勝 230円(50%)
○ジネストラ1着(1人気)
◎ヴィアルークス3着(3人気)
○※◎でヒット
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中山11R
幕張ステークス 中山のマイルで激戦に…、連勝式は崩れ高配当待ちで手広く
3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第1回中山競馬終了後、損傷箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。
22年の12月3日から23年の1月22日まで17日間の競馬があり、それ以来で2ヵ月ぶりの開催になる。芝の張替えは行われていない。
1月21日(土)のクッション値は「9.7」で、22日(日)は「9.3」だった。今週の土曜の朝のクッション値は「9.9」。ある程度は速い馬場になっていると考えておいて良さそうだ。
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トリッキーな中山のマイルにフルゲートの16頭立て。アールバロン陣営が逃げ宣言を出していて、他にもルース、ジネストラ、ソウルトレイン、エンペザーなど前で運びたいタイプが多い。開幕週でもあり、ペースは少し速くなりそうだ。
藤原英昭厩舎(栗東)の5歳馬ヴィアルークスに◎を打った。
昇級緒戦は6番枠から出て2着に駆けていて、その後は13番枠から4着、9番枠(10頭立て)から9着、11番枠から7着、16番枠から5着。噛んで走るところがあるので脚をタメたいところだが、前4走は枠順に恵まれずに道中でスタミナを消費してしまった。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってからはCWコースと坂路で熱心に乗り込んできた。1週前にはCWでオープンのアスクワイルドモアと併せて長めから追われていて、陣営は「状態はいい」と話している。
今回は16頭立ての6番枠を引き、馬群に入れて体力を温存する競馬をするだろう。ヤネはしっかり追ってくるバシュロで、この起用は陣営の高い意欲をうかがわせるものである。
2走前に府中で1分32秒4で走っているように、時計は速くなっても大丈夫。ゴチャついた競馬になった時に捌いてこられるかが鍵になるが、スムーズなら上位争いになっていい。配当面で妙味がある。
実力的に上位なのは、鹿戸雄一厩舎(美浦)の5歳牝馬ジネストラ。
年明け緒戦の若潮Sでは、みずから競馬をつくり、1分32秒7の時計でハナ差の2着に駆けた。3着馬との差は3馬身で、内容ある走りだった。
体質が弱いところがあるが、この中間は長めからじっくりと乗られ、中身の濃い攻めを積めている。これらを考えると、本来は同馬を中心に据えるべきだろう。
気になる点はマークされる立場であること。好位に控えた場合が周りが進路を締めようとする可能性があり、強気に前々で運んだ場合はペースが速くなると厳しくなる。三浦皇成にかかる比重は大きく、問題はそこだけ。
▲はルーカス。久々だった府中の前走では、馬群を割って伸びて2着に上がった。反動がないかがポイントになるが、再度の好走があっていい。中山でも走れる。
△はマイルの差しで反撃を狙う良血馬ボーデンで、※は昇級緒戦で4着して地力強化ぶりが目立つ牝馬のフィールシンパシー。
以下、ソウルトレイン、アオイシンゴ、リトルクレバーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
午前10時13分の段階で、◎ヴィアルークスは単勝750円の2番人気、○ジネストラは230円の1番人気。人気馬に重い印を打ったことになるが、◎-○の馬連は1,160円で1番人気ではない。全体に割れたオッズになっている。
淀みないペースになるとか、内で数頭が詰まるとか、紛れが起こりやすい競馬になるかもしれず、連勝式は崩れて高配当になるのを期待して手広く買っていきたい。
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◎7番ヴィアルークス
○4番ジネストラ
▲6番ルーカス
△11番ボーデン
※9番フィールシンパシー
×10番ソウルトレイン
×12番アオイシンゴ
×8番リトルクレバー
×5番アールバロン
×13番エリオトローピオ
×15番エンペザー
【単勝】4番(50%)
【複勝】7番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(14点)
6.7→全通り(14点)
7.11→全通り(14点)
7.9→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
7.4→全通り(84点)
7.4→5.11(12点)
7.6→全通り(84点)
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阪神11R
仁川ステークス(L) ハンデ戦でメンバー的にも混とん、伏兵馬をごそっと狙ってみる
阪神のダ2000mで争われるリステッド競走。
右回り。芝の内回りコースの4コーナー出口付近にある引き込み線からのスタート。80mほど走ってダートコースに入る。直線で急坂を上り、ゴール板の100m前から平坦に。平坦は向正面の中ほどで、残り1000mの地点まで続く。
そこからは緩い下り坂。3~4コーナーを回り、直線に向いて残り200までが下りになる。残り200m~残り100mは急な上り坂。上り切ってからは平坦になっている。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。
先週のダートは土曜が良、日曜が昼前まで雨が降って稍重だった。
土曜に行われた3勝クラスのダ1400m戦は、ワルツフォーランが逃げ切って勝ち時計が1分24秒0(良)。3ハロン通過が34秒4と速いラップを刻んだもので、上がりは12秒4-12秒4-12秒9の37秒7だった。2着は外から差したモズリッキーで、3着は内めから脚を使ったレオノーレ。
日曜に行われた2勝クラスのダ1800m戦は、ジャスパーグレイトが勝利し、勝ち時計が1分52秒8(稍)。向正面でマクリを打ち、直線で接戦の叩き合いを制するという内容だった。レースの1000m通過は62秒4で、上がりは12秒4-12秒5-13秒3の38秒2だった。2着は2番手を進んでいたタガノエスコートで、3着は外から伸びたウインザナドゥ。
ダートはタフで、パワーとスタミナが必要な状態だった。もちろん、展開、ペースが関係してくるが、先行して踏ん張り切るのは簡単ではなかった。
今週のクッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。凍結防止剤は撒かれていない。土曜の朝の段階で、馬場は重寄りの稍重。晴れてはいるが、気温が低い分で急速に乾くことはないかもしれない。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は6頭。ハンデ戦になり、トップハンデは58キロ、最軽量は54キロで、4キロの上下差がある。
メイショウフンジンとヒロイックテイルがハナ候補。好位につけるのが、ヘラルドバローズ、スレイマン、ゴッドセレクションあたりになる。平均的なペースで流れる可能性が高く、緩んだ場合は後半の下り坂で早めにラップが上がることになるだろう。
穴を狙って、萱野浩二厩舎(美浦)の6歳馬キタノヴィジョンに◎を打った。
2走前には中山のダ1800mでリステッド競走の師走SをV。54キロとハンデは軽かったが、大外から追い込み切って強い勝ちっぷりだった。続くポルックスSは6着。58キロを背負い、じっくりと構えすぎと感じる競馬になりながら終いに脚を使っていた。
中間に除外があったが、乗り込みは順調。1週前にはウッドコースで中ほどを通ったものといえ64秒8-12秒1の好時計を楽にマークしている。今週も長めからしっかりと負荷をかけられた。これで長距離輸送による消耗がないといい。
関西圏で走るのは初めて、荻野極はテン乗りと状況は楽でない。ただ、スタミナ豊富で阪神のダ2000mは合いそうだ。ハンデの57キロは、軽くはないが、こなせる数字。そう強いメンバーではないし、末脚発揮のシーンがあるとみた。
平田修厩舎(栗東)の5歳馬ゴールドレガシーも穴で気になる存在。
昨年の春に阪神のダ1800mで3勝クラスを勝っていて、夏のBSN賞(5着)、秋の太秦S(6着)と悪い走りではなかった。立て直して意欲的に乗ってきたし、ハンデは手ごろな55キロ。もつれる展開になると一発も。
谷潔厩舎(栗東)の7歳馬ダンツキャッスルが3頭目の穴馬。
ズブさがあっても粘り強く伸び、5歳の夏に函館のダ1700mでリステッド競走を勝っている。復帰後の2走は太めだった感じで、特に前走は60キロと斤量も厳しかった。
中間はビシビシと追われていて、馬体重が変わらなかったとしても中身は違っているはず。ハンデが56キロで前走より4キロ軽い斤量で走れるし、阪神のダ2000mで上がりがかかる展開になるとあるいは。
△は3勝クラス圧勝の走りができればオープンでも十分に通用するヘラルドバローズ(55キロ)で、※は並ぶと簡単には抜かせないメイショウフンジン(57キロ)。
以下はメイショウユズルハ、ロードレガリス、ゴールドハイアーなどで、多めに打っても印が回り切らない。
午前10時22分の段階で、◎キタノヴィジョンは単勝1,590円の6番人気、○ゴールドレガシーは3,630円の12番人気、▲ダンツキャッスルは6,450円のしんがり16番人気となっている。
重い印を打ったのが人気薄の勢力ばかり。ハマるとビッグな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎4番キタノヴィジョン
○15番ゴールドレガシー
▲1番ダンツキャッスル
△6番ヘラルドバローズ
※2番メイショウフンジン
×16番メイショウユズルハ
×12番ロードレガリス
×9番ゴールドハイアー
×3番ブラヴァス
×7番ヴェルテックス
×10番ヴィアメント
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(60%)・15番(20%)・1番(10%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
1.15→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(84点)
4.1→全通り(84点)
4.6→全通り(84点)
4.6→2(6点)
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【土曜後半レース】
早鞆特別
馬 連 9,410円
ワイド 2,780円
ワイド 6,110円
複 勝 480円(30%)
ブランアルディ1着(7人気)
阪神12R
3連複 3,800円
馬 連 1,060円
ワイド 420円
ワイド 400円(×2)
単 勝 240円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎アルトシュタット1着(1人気)
◎×※でヒット
中山12R
3連単 1,580円(×5)
3連複 370円(×8)
馬 連 430円(×6)
ワイド 190円(×6)
ワイド 180円(×6)
単 勝 260円(10%)
複 勝 110円(90%)
◎アイヴォリードレス1着(1人気)
◎○▲で本線ヒット
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中山12R
4歳以上2勝クラス
牝馬限定戦。アイヴォリードレス、ハイアムズビーチ、カンザシに人気が集中している。確かにこの3頭は強いが、スピード馬がそろってハイペースの激戦になりそうだ。3頭で決まるかもしれないし、レースが壊れて波乱になる可能性もある。
◎アイヴォリードレスはスタートで後手に回った前走で3着に差し込んだ。先行争いを避けて脚を使える点は大きく、引き続き横山武史騎乗で注目したい。
○カンザシは1勝クラス勝ちの時計が優秀。短距離のダートで底が割れないところがあり、ハイペースに巻き込まれずに脚を残すことができれば。
▲ハイアムズビーチは母がユキチャンで白毛の一族、自身も白毛。気性の悪い血筋だが、底力に富んでいる。ダ1200mへの適性は高く、スピード任せに押し切るシーンも。揉まれると微妙ではある。
◎-○-▲の3連複のオッズは400円台という小さい数字。3頭に絞り込むか、崩れて配当が大きくなるのを待つ攻め方のどちらかを選ばないといけない。競馬自体が激しくなりそうな分、後者でいくことにした。もちろん、ガミの目は出てくる。
◎6番アイヴォリードレス
○8番カンザシ
▲5番ハイアムズビーチ
△14番サウスジェラート
※11番アレクサンドラ
×7番ノボベルサイユ
×10番アルマセクメト
×2番ロープスピニング
×12番プランセスカグヤ
×3番ディアナグラン
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→5.8(×5)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
6.8→全通り(12点)
5.6→全通り(12点)
【3連複】
5-6-8(×6)(6点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.8→全通り(72点)
6.8→5(×4)(24点)
6.8→14(6点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
今週がラストウィークとなる南井克巳厩舎は3頭出しで、同じくラストの池添兼雄厩舎の管理馬もいる。
◎アルトシュタットは1400mに延ばして3着、2着。前走は正攻法の競馬で、最後でハナだけ差されたものだった。放牧明けでもしっかりと乗り込んできたし、2番枠からロスなく運んで好勝負に持ち込んできそうだ。ヤネはセンスはひと息だが、強くしっかりと追ってくる岩田望来。
○タマモダイジョッキは南井厩舎の所属馬。この週に合わせ、きっちりと仕上げてきた印象だ。ヤネは甘さのある角田大河だが、1キロ減が利くのは大きいし、結果を出そうと必死に追ってくるだろう。
以下、シティレインボー、ハーツラプソディ、ベルウッドブラボー、マテンロウエールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式は◎を軸に据えて手広く買っていきたい。3連単は南井厩舎の○との軸2頭マルチで。
◎2番アルトシュタット
○8番タマモダイジョッキ
▲7番シティレインボー
△12番ハーツラプソディ
※3番ベルウッドブラボー
×11番マテンロウエール
×5番シャークスポット
×10番ケルンキングダム
×13番ウインスピリタス
×14番アスクキングコング
【単勝】2番(10%)
【複勝】2番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→7.12(×2)
2→3.8.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(13点)
2.7→全通り(13点)
2.12→全通り(13点)
2.3→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(78点)
2.8→7.12(×2)(24点)
2.8→3(6点)
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小倉11R
早鞆特別
ハンデ戦で上下差は6キロ。現級の実力馬と勢いある昇級馬がそろい、大混戦といった様相である。3連単の1番人気は、当然のように万馬券になっている。
◎スマートムーランは久々、別定の55キロだった前走で外を通って0秒2差の6着まで追い上げた。少し間隔を開けたが、入念に乗られて気配は良好。52キロのハンデ利は非常に大きく、しっかりと末を伸ばしてくるだろう。ヤネは追いの甘い秋山真一郎で、そこだけが心配。
○ブランアルディは1月に当舞台で1勝クラスをV。昇級してペースは違ってくるが、4歳の牝馬で底が割れないところがある。ヤネは落ち着いて乗ってくる西村淳也だし、53キロで一発がないか。
▲はシルバーブレッド。1勝クラス勝ちの前走は圧巻で、中1週の再輸送さえクリアすれば。
以下、リアルシング、タガノリバイバー、トップスターサンなど、軽視できない勢力が多くいる。
そもそもが難解、波乱が起きて驚けない一戦…。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎13番スマートムーラン
○6番ブランアルディ
▲5番シルバーブレッド
△9番リアルシング
※4番タガノリバイバー
×16番トップスターサン
×14番ワンダーブレット
×12番タイキドミニオン
×11番メイショウハナモモ
×8番クリノナイスガイ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(60%)・6番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.13→全通り(14点)
5.13→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
13.6→全通り(84点)
13.5→全通り(84点)
13.5→11.12(12点)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス
内が荒れている小倉の芝。特に1200m戦の場合、外枠が優勢の状況になっている。
◎ミエノベルルはスピード能力が高く、栗東の坂路、CWコース、ポリトラックで速いラップをマークして仕上がりの良さが目立っている。3キロ減騎手を起用し、引いた枠順は7枠14番枠。馬場の良いところをうまく走れると、激走シーンがある。
○ヴェールクレールは下級条件では上位の素材。1200mの距離は合っているし、力の要る馬場も問題ない。仕上がり良く、ヤネは技術もセンスも確かな角田大和。13番枠なら悪くないし、狙い目があるとみた。
▲は1200m適性が高く、引き続き4キロ減騎手を起用するスズノナデシコで、△はブリンカー着用が起爆剤になる可能性があるドリームアゲイン。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。
大変な混戦。条件は違うが、小倉11Rと同じで3連単の1番人気が万馬券になっている。絞って当たるようなレースではない。
3連単に関しては、100点とか200点とかの少なめの点数で当てるのは困難。ちなみに、3連単の総点数は4,896点である。特大万馬券になる可能性があり、手を広げて買っていきたい。
◎14番ミエノベルル
○13番ヴェールクレール
▲16番スズノナデシコ
△7番ドリームアゲイン
※17番タウゼントシェーン
×11番ハピネスアゲン
×6番マメコ
×18番テンジュイン
×3番ディオアステリア
×4番テーオースパロー
×1番シャウビンダー
【単勝】14番(10%)・13番(10%)
【複勝】14番(30%)・13番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(16点)
14.16→全通り(16点)
13.16→全通り(16点)
7.14→全通り(16点)
7.13→全通り(16点)
7.16→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(96点)
14.16→全通り(96点)
13.16→全通り(96点)
━━━━━━━━━━━━━━
※はイルーシヴパンサー。年初の京都金杯(中京で施行)では、トップハンデの58キロを背負いながら、内を捌いて伸びて勝ち切った。攻めの動きは目立っているし、中山の1800mでも走れていい。
×の1番手はホープフルS勝ちがあるダノンザキッド。昨年の当レースは1番人気に推されて7着だったが、攻めに乗った川田将雅が状態面の不安を吐露していた。秋にはマイルチャンピオンシップ、香港カップと続けて2着していて、これが本来の力だ。仕上がりは上々。
以下で、シュネルマイスター、ドーブネらにも注意を払いたい。
午前10時48分の段階で、◎ソーヴァリアントは単勝240円の1番人気。ここから入ると、連勝式は配当を合わせるのが少し難しくなる。
勝つだけの力があるのは間違いないが、相手も強いので「1着は確定」と言い切ることはできない。そこで、3連単は2着付けの目を入れることにした。うまくいくかはわからないが、少し崩れて大きめの配当になってくれると理想的。
──────────────
◎6番ソーヴァリアント
○13番ラーグルフ
▲12番スタニングローズ
△11番ヒシイグアス
※3番イルーシヴパンサー
×1番ダノンザキッド
×5番シュネルマイスター
×4番ドーブネ
×14番リューベック
×9番ショウナンマグマ
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→1.11.12(×5)
6→3.5.13(×3)
6→4(×2)
6→9.14
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→1.3.4.5.11.12.13(21点)
6→1.5.11.12(6点)
──────────────
【3連単】(軸1頭)
1着:6
相手:1.3.4.5.11.12.13(42点)
【3連単】(軸1頭)
1着:6
相手:1.5.11.12(12点)
【3連単】(軸1頭)
2着:6
相手:1.3.4.5.11.12.13(42点)
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阪神11R
阪急杯(GIII) ◎と○は上昇急で1400m得意、実績上位は▲、連勝式は少し崩れれば
阪神の芝1400m(内)で争われるGIII競走。
右回り。向正面の2コーナー出口の奥、引き込み線からのスタート。内回りコースを使用。3コーナーまでの距離は443mとなっている。向正面の中ほどから緩い下り勾配になっていて、3コーナー途中の残り約800mの地点から下りの傾斜が少しきつくなる。下りは4コーナーを回って直線半ばまで600m以上も続くことになる。
直線残り約200mからは一転して上り坂に。約120mの間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上る。上り切ってからの100m弱は平坦。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。
芝は開催3週目で、Aコース使用3週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に部分的な傷みがみられますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。
土曜の芝は稍重→良へと推移した。
芝1400m(内)の競馬は2勝クラスに組まれていて、アルトシュタットが勝利を収めた。好位のインで脚をタメ、直線でしっかりと伸びて逃げ込みを図ったシャークスポットをとらえた。2着シャークスポットは勝ち馬との差がクビ。そこから2馬身半の差で3着にベルウッドブラボーが続いた。
勝ち時計は1分20秒7(良)。レースの前半3ハロンは35秒2で、上がりは11秒2-11秒2-11秒5の33秒9だった。
高速馬場とまではいかないが、芝は走りやすい状態だった。内が有利と言って良く、展開が向いたり、切れる脚があれば外から差し込むことも可能だった。
日曜は良馬場のままレースが進行することになるだろう。ちなみにクッション値は、土曜の朝が「9.3」で、日曜の朝は「9.5」となっている。
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春の短距離GI、マイルGIにつながる一戦。1着馬には高松宮記念(3月26日)の優先出走権が与えられる。なお、メイショウベンガル(1番)が出走取消になっている。
内枠を引いたメイショウチタンがハナを主張するか。ホウオウアマゾンが行く可能性もあり、出脚がついた他の勢力が先導することになるかもしれない。前半が速くならなかったとしても、3コーナー途中から下りの傾斜がきつくなったところからラップは上がることになるだろう。
安田隆行厩舎(栗東)の4歳馬アグリに◎を打った。
カラヴァッジオ×ウォーフロントというスピード色が濃い配合。しかし、2代母の父が英ダービーと愛ダービーを勝ったガリレオである。昨年の夏から芝1400mで条件級を3連勝し、オープンまで上がってきた。
2勝クラス勝ちは、スローで逃げて上がり2ハロン11秒0-11秒0で突き放すという内容(2着に4馬身差)。3勝クラス勝ちでは、反対にハイペースの中で2番手を進み、早めに抜け出して2馬身半差で快勝した。どちらも舞台は今回と同じ。スピード=脚力のレベルが非常に高く、それを自在に使えるのがいい。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってから坂路で意欲的に乗られてきた。2週前は50秒8-37秒0-11秒9、1週前は51秒7-37秒1-12秒1。十分に仕上がっているのか、今週はゆったりめの調整で時計は53秒2-38秒8-12秒4だった。
筋肉質のしっかりした馬体で、推進力ある走りが目を引いた。2走前も前走も53秒台しか乗っておらず、明らかな攻め強化である。
ヤネは横山和生。結果は4着だったが、昨夏に札幌で同馬に騎乗している。攻め馬にも跨っていて、特徴や仕上がり具合はつかんでいるだろう。
初のオープンが重賞。57キロを背負うのは初めてで、GIホースのグレナディアガーズと同斤である。状況的には楽でないが、4歳馬で急成長しているところに攻めを強化し、適性ある阪神の芝1400m(内)が舞台となれば期待もかけたくなる。
1番人気はグレナディアガーズ。アグリは3番手を差をつけた2番人気で、ずいぶんと売れている。配当面で妙味があるとは言えないが、中心に推すことにした。
穴で気になるのが橋口慎介厩舎(栗東)の5歳馬サトノラムセス。
アグリと同様に1400mへの適性は相当に高い。中京での3勝クラス勝ちの前走は、インでタメて直線で外に出し、グッと伸びて3馬身差で快勝するという走り。開催が進んだ馬場で1分19秒8(良)と、走破時計も優秀だった。
中2週のレース間隔になり、攻めで時計になったのは坂路の55秒8と54秒1。しかし、54秒1だった最終追いは、ラスト1ハロンが12秒1で余裕と迫力がある動きだった。目に見えない疲れがある可能性はあるが、力は出せそうだ。
ヤネは池添謙一。外へ外へと行こうとして安心して見ていられないジョッキーだが、3番枠を引いた今回は、少なくとも前半から中盤は内で体力を温存する形になるだろう。阪神には実績があるし、うまく立ち回ってくれば重賞でも。
実績的に上位なのはグレナディアガーズ。2歳時に朝日杯フューチュリティSを制覇し、阪神の芝1400m(内)では阪神カップを21年に1着、22年にハナ差の2着と結果を出している。
中間は放牧に出され、2週前に栗東CWコースで長めを乗って、1週前、今週と岩田望来が跨って坂路で速い時計を出してきた。もう少し馬体がふっくらとしていると良かったが、動き自体は上々だった。
サウジアラビアの国際競走を辞退したという経緯があり、目標は次の高松宮記念。だからといって割り引いていいわけではないのだが、人気面も考えて▲とした。
△はホウオウアマゾン。スピードと持久力を兼備していて、21年の阪神カップではグレナディアガーズの2着に駆けた。芝に戻って要注目。
※はルプリュフォール。阪神カップが13着に終わったが、インを突いてドン詰まりになったものである。その前のスワンSでは0秒2差の3着に差し込んでいて、切れ味が脅威に。
以下、グレイイングリーン、ホープフルサイン、ラルナブリラーレ、ミッキーブリランテなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
午前11時15分の段階で、◎アグリは単勝420円の2番人気、○サトノラムセスは1,380円の5番人気、▲グレナディアガーズは180円の1番人気となっている。
サトノラムセスが馬券に絡むといい馬券になり、グレナディアガーズが好走した場合も人気薄が食い込むか入線順が狂えばそれなりの配当になる。
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◎11番アグリ
○3番サトノラムセス
▲7番グレナディアガーズ
△15番ホウオウアマゾン
※16番ルプリュフォール
×14番グレイイングリーン
×4番ホープフルサイン
×13番ラルナブリラーレ
×12番ミッキーブリランテ
×10番リレーションシップ
×5番ダディーズビビッド
【単勝】11番(10%)
【複勝】11番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
3→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.11→全通り(13点)
7.11→全通り(13点)
3.7→全通り(13点)
11.15→全通り(13点)
3.15→全通り(13点)
7.15→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.3→全通り(78点)
11.3→7(×4)(24点)
11.7→全通り(78点)
【3連単】
7-11-3(×4)(4点)
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【日曜後半レース】
中山12R
3連単 7,430円(×2)
3連複 1,950円
馬 連 430円(×10)
ワイド 230円(×10)
ワイド 980円
ワイド 720円
単 勝 390円(30%)
ブレイクフォース1着(2人気)
○◎×でヒット
下関S
3連複 7,530円
馬 連 2,180円
ワイド 850円
ワイド 1,180円
単 勝 490円(20%)
複 勝 190円(80%)
◎エナジーグラン1着(2人気)
◎×△でヒット
阪神12R
3連複 8,310円
馬 連 2,970円
ワイド 870円
ワイド 1,670円
ワイド 830円(×2)
複 勝 330円(50%)
メルシー3着(5人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
人気に偏りがあるのだが、「混戦なのでは…」という印象。展開次第で結果が変わるメンバーでもある。
◎ヴァーンフリートは府中で1勝クラスを圧勝し、中山の昇級緒戦では直線入り口で大きく外に振られる不利がありながらクビ+クビ差の3着に駆けた。しっかりと乗られてデキは良さそう。バシュロは短期免許での最後の騎乗になり、気合が入っているだろう。強気に乗りすぎる可能性もあるが。地力で好勝負に。
○ブレイクフォースは前2走の2着、2着で繰り出した末脚が強烈だった。今回も置かれることになるかもしれないが、勝ち切るだけの脚力がある。ヤネは無駄に外を回すケースが多い田辺裕信。ただ、前2走も田辺で連対した。
穴候補はかなり多くいて、中で▲スクリーンプロセスと△マブストークに注目したい。
◎と○は人気になっており、連勝式はヒモが荒れるか入線順が狂うかで大きめの配当になってもらいたいところ。
◎12番ヴァーンフリート
○1番ブレイクフォース
▲4番スクリーンプロセス
△10番マブストーク
※13番トーセンマーク
×6番サクセスエース
×3番バーリンギャップ
×2番アースライザー
×5番ヨンク
×11番キタノセレナード
【単勝】12番(70%)・1番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
【馬連&ワイド】
1-12(×8)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(14点)
4.12→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
10.12→全通り(14点)
1.10→全通り(14点)
4.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(84点)
12.1→3.5.10.11(24点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
1勝クラスからの勝ち上がり組が3頭。13頭いる既存勢力の中で、前走で馬券に絡んでいる馬は1頭しかいない。阪神のダートは湿っていても少しタフな状態で、波乱が起きる可能性がある。
◎オステリアは中京ダ1200mで1勝クラスを差し切ってV。1分12秒9(良)と時計は遅いが、“短距離の差し”で光明は開けた。デキはさらに上がっているとのこと。ヤネは甘さが目立つ角田大河だが、2キロ減が利いて56キロで走れるのは大きい。かなりの人気薄で、穴として狙ってみる。
○メルシーも1勝クラスを勝ち上がった組。小柄な牝馬だが、スピードがあって、阪神のダートでも結果を出してる。3キロ減騎手の今村聖奈を起用して53キロ。うまく息を入れるような競馬ができれば。
▲ゼットノヴァも昇級組。前走のエンジンがかかってからの伸びは素晴らしく、上がりは36秒0という優秀な数字だった。仕上がりは良さそうだし、浮上するシーンがあっていい。
△は人気になっている3戦連続2着中のスマートラプター。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎は人気薄で、〇と▲も妙味がある。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
◎14番オステリア
○13番メルシー
▲7番ゼットノヴァ
△16番スマートラプター
※4番メイショウフンケイ
×11番メイショウミツヤス
×12番クレア
×10番ペプチドサンライズ
×8番コウイチ
×15番ヨーデル
【単勝】7番(30%)
【複勝】14番(20%)・13番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
7.14→全通り(14点)
7.13→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
7.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(84点)
14.7→全通り(84点)
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小倉11R
下関ステークス
小倉は開催7週目で最終週。日曜は稍重から良に回復している。芝1200mの競馬においては“外差し”が優位。ただ、ジョッキーたちもいろいろと考えて乗ってきて、展開を読むのが難しくなっている。
◎エナジーグランは休養を挟んで1勝クラスと2勝クラスを連勝。前走は今回と舞台が一緒で、馬場が悪い中で馬群を割って伸びて勝ち切った。栗東の坂路で好時計を連発してデキはさらに上向き。4歳馬で底が割れず、3勝クラスでも互角にやれるだろう。ヤネの亀田温心は危なっかしいところがある。
○ブレスレスリーは中山芝1200mで1勝クラスを勝った時が1分07秒6の好時計。しっかりしていないところがあるが、今回は入念に乗り込んで気配がいい。馬場が乾いてきたのは何よりだし、乗りやすい13番枠で一発があっても。
▲はスピード能力高いインフィナイトで、以下、軽視できない勢力は多い。
馬場は難しく、人気は割れている。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎11番エナジーグラン
○13番ブレスレスリー
▲9番インフィナイト
△12番ルクルト
※17番ダノンシティ
×4番クリノマジン
×1番メイショウホシアイ
×8番グランレイ
×6番メイショウツツジ
×16番スイートクラウン
×14番グレイトゲイナー
【単勝】11番(20%)
【複勝】11番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
13→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.13→全通り(15点)
9.11→全通り(15点)
11.12→全通り(15点)
11.17→全通り(15点)
4.11→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.13→全通り(90点)
11.13→4(×2)(12点)
11.13→1(6点)
11.9→全通り(90点)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス
前走で掲示板に載っている馬が多いが、下級条件でのこと。レベルが高い鞍とも言えず、波乱含みと感じる。
◎ブレイクザアイスは連闘で挑んだ前走で5着、2着との差は0秒4。4コーナーで動けずに外に出すロスがあり、直線でジリジリと伸びてきた。さらに中1週というローテーションだが、滞在して攻めで時計を出している。ヤネはしっかりと丹内祐次で、もつれる展開になると穴を開けるシーンも。
○チュイションは久々だった府中戦で0秒3差の4着に応戦した。中1週で美浦からの遠征になるが、早めに小倉入りしている。ヤネは丁寧に乗る西村淳也。距離を保たせてくれると一発がある。
▲は前5走で3→4→2→2→3着と堅実に駆けている安定勢力のエルバリオで、以下、気になる伏兵馬が多くいる。
◎は単勝2,100円台の9番人気、○は1,000円台の5番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。
◎7番ブレイクザアイス
○10番チュイション
▲3番エルバリオ
△6番ブライトホルン
※12番レッドヴァイス
×14番エアフォースワン
×16番ロイヤルダンス
×2番トリプルスリル
×1番タイセイアーメット
×8番メイショウピスカリ
【単勝】7番(10%)・10番(10%)
【複勝】7番(30%)・10番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
10→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
7.10→全通り(14点)
3.7→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
6.7→全通り(14点)
6.10→全通り(14点)
3.6→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.10→全通り(84点)
7.3→全通り(84点)
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【土曜メインレース】
幕張S
3連単 2万6,020円
3連複 6,480円(×2)
馬 連 2,520円
ワイド 880円
ワイド 460円(×2)
ワイド 2,420円
単 勝 200円(50%)
複 勝 230円(50%)
○ジネストラ1着(1人気)
◎ヴィアルークス3着(3人気)
○※◎でヒット
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中山11R
幕張ステークス 中山のマイルで激戦に…、連勝式は崩れ高配当待ちで手広く
3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコース使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠は不利。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの勾配を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「第1回中山競馬終了後、損傷箇所へ洋芝を追加播種し、凹凸整正および肥料散布、約2週間のシート養生を実施しました。洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。
22年の12月3日から23年の1月22日まで17日間の競馬があり、それ以来で2ヵ月ぶりの開催になる。芝の張替えは行われていない。
1月21日(土)のクッション値は「9.7」で、22日(日)は「9.3」だった。今週の土曜の朝のクッション値は「9.9」。ある程度は速い馬場になっていると考えておいて良さそうだ。
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トリッキーな中山のマイルにフルゲートの16頭立て。アールバロン陣営が逃げ宣言を出していて、他にもルース、ジネストラ、ソウルトレイン、エンペザーなど前で運びたいタイプが多い。開幕週でもあり、ペースは少し速くなりそうだ。
藤原英昭厩舎(栗東)の5歳馬ヴィアルークスに◎を打った。
昇級緒戦は6番枠から出て2着に駆けていて、その後は13番枠から4着、9番枠(10頭立て)から9着、11番枠から7着、16番枠から5着。噛んで走るところがあるので脚をタメたいところだが、前4走は枠順に恵まれずに道中でスタミナを消費してしまった。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東に戻ってからはCWコースと坂路で熱心に乗り込んできた。1週前にはCWでオープンのアスクワイルドモアと併せて長めから追われていて、陣営は「状態はいい」と話している。
今回は16頭立ての6番枠を引き、馬群に入れて体力を温存する競馬をするだろう。ヤネはしっかり追ってくるバシュロで、この起用は陣営の高い意欲をうかがわせるものである。
2走前に府中で1分32秒4で走っているように、時計は速くなっても大丈夫。ゴチャついた競馬になった時に捌いてこられるかが鍵になるが、スムーズなら上位争いになっていい。配当面で妙味がある。
実力的に上位なのは、鹿戸雄一厩舎(美浦)の5歳牝馬ジネストラ。
年明け緒戦の若潮Sでは、みずから競馬をつくり、1分32秒7の時計でハナ差の2着に駆けた。3着馬との差は3馬身で、内容ある走りだった。
体質が弱いところがあるが、この中間は長めからじっくりと乗られ、中身の濃い攻めを積めている。これらを考えると、本来は同馬を中心に据えるべきだろう。
気になる点はマークされる立場であること。好位に控えた場合が周りが進路を締めようとする可能性があり、強気に前々で運んだ場合はペースが速くなると厳しくなる。三浦皇成にかかる比重は大きく、問題はそこだけ。
▲はルーカス。久々だった府中の前走では、馬群を割って伸びて2着に上がった。反動がないかがポイントになるが、再度の好走があっていい。中山でも走れる。
△はマイルの差しで反撃を狙う良血馬ボーデンで、※は昇級緒戦で4着して地力強化ぶりが目立つ牝馬のフィールシンパシー。
以下、ソウルトレイン、アオイシンゴ、リトルクレバーなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
午前10時13分の段階で、◎ヴィアルークスは単勝750円の2番人気、○ジネストラは230円の1番人気。人気馬に重い印を打ったことになるが、◎-○の馬連は1,160円で1番人気ではない。全体に割れたオッズになっている。
淀みないペースになるとか、内で数頭が詰まるとか、紛れが起こりやすい競馬になるかもしれず、連勝式は崩れて高配当になるのを期待して手広く買っていきたい。
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◎7番ヴィアルークス
○4番ジネストラ
▲6番ルーカス
△11番ボーデン
※9番フィールシンパシー
×10番ソウルトレイン
×12番アオイシンゴ
×8番リトルクレバー
×5番アールバロン
×13番エリオトローピオ
×15番エンペザー
【単勝】4番(50%)
【複勝】7番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(14点)
6.7→全通り(14点)
7.11→全通り(14点)
7.9→全通り(14点)
7.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.4→全通り(84点)
7.4→5.11(12点)
7.6→全通り(84点)
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阪神11R
仁川ステークス(L) ハンデ戦でメンバー的にも混とん、伏兵馬をごそっと狙ってみる
阪神のダ2000mで争われるリステッド競走。
右回り。芝の内回りコースの4コーナー出口付近にある引き込み線からのスタート。80mほど走ってダートコースに入る。直線で急坂を上り、ゴール板の100m前から平坦に。平坦は向正面の中ほどで、残り1000mの地点まで続く。
そこからは緩い下り坂。3~4コーナーを回り、直線に向いて残り200までが下りになる。残り200m~残り100mは急な上り坂。上り切ってからは平坦になっている。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。
先週のダートは土曜が良、日曜が昼前まで雨が降って稍重だった。
土曜に行われた3勝クラスのダ1400m戦は、ワルツフォーランが逃げ切って勝ち時計が1分24秒0(良)。3ハロン通過が34秒4と速いラップを刻んだもので、上がりは12秒4-12秒4-12秒9の37秒7だった。2着は外から差したモズリッキーで、3着は内めから脚を使ったレオノーレ。
日曜に行われた2勝クラスのダ1800m戦は、ジャスパーグレイトが勝利し、勝ち時計が1分52秒8(稍)。向正面でマクリを打ち、直線で接戦の叩き合いを制するという内容だった。レースの1000m通過は62秒4で、上がりは12秒4-12秒5-13秒3の38秒2だった。2着は2番手を進んでいたタガノエスコートで、3着は外から伸びたウインザナドゥ。
ダートはタフで、パワーとスタミナが必要な状態だった。もちろん、展開、ペースが関係してくるが、先行して踏ん張り切るのは簡単ではなかった。
今週のクッション砂の砂厚は従来通りで9.0cm。凍結防止剤は撒かれていない。土曜の朝の段階で、馬場は重寄りの稍重。晴れてはいるが、気温が低い分で急速に乾くことはないかもしれない。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は6頭。ハンデ戦になり、トップハンデは58キロ、最軽量は54キロで、4キロの上下差がある。
メイショウフンジンとヒロイックテイルがハナ候補。好位につけるのが、ヘラルドバローズ、スレイマン、ゴッドセレクションあたりになる。平均的なペースで流れる可能性が高く、緩んだ場合は後半の下り坂で早めにラップが上がることになるだろう。
穴を狙って、萱野浩二厩舎(美浦)の6歳馬キタノヴィジョンに◎を打った。
2走前には中山のダ1800mでリステッド競走の師走SをV。54キロとハンデは軽かったが、大外から追い込み切って強い勝ちっぷりだった。続くポルックスSは6着。58キロを背負い、じっくりと構えすぎと感じる競馬になりながら終いに脚を使っていた。
中間に除外があったが、乗り込みは順調。1週前にはウッドコースで中ほどを通ったものといえ64秒8-12秒1の好時計を楽にマークしている。今週も長めからしっかりと負荷をかけられた。これで長距離輸送による消耗がないといい。
関西圏で走るのは初めて、荻野極はテン乗りと状況は楽でない。ただ、スタミナ豊富で阪神のダ2000mは合いそうだ。ハンデの57キロは、軽くはないが、こなせる数字。そう強いメンバーではないし、末脚発揮のシーンがあるとみた。
平田修厩舎(栗東)の5歳馬ゴールドレガシーも穴で気になる存在。
昨年の春に阪神のダ1800mで3勝クラスを勝っていて、夏のBSN賞(5着)、秋の太秦S(6着)と悪い走りではなかった。立て直して意欲的に乗ってきたし、ハンデは手ごろな55キロ。もつれる展開になると一発も。
谷潔厩舎(栗東)の7歳馬ダンツキャッスルが3頭目の穴馬。
ズブさがあっても粘り強く伸び、5歳の夏に函館のダ1700mでリステッド競走を勝っている。復帰後の2走は太めだった感じで、特に前走は60キロと斤量も厳しかった。
中間はビシビシと追われていて、馬体重が変わらなかったとしても中身は違っているはず。ハンデが56キロで前走より4キロ軽い斤量で走れるし、阪神のダ2000mで上がりがかかる展開になるとあるいは。
△は3勝クラス圧勝の走りができればオープンでも十分に通用するヘラルドバローズ(55キロ)で、※は並ぶと簡単には抜かせないメイショウフンジン(57キロ)。
以下はメイショウユズルハ、ロードレガリス、ゴールドハイアーなどで、多めに打っても印が回り切らない。
午前10時22分の段階で、◎キタノヴィジョンは単勝1,590円の6番人気、○ゴールドレガシーは3,630円の12番人気、▲ダンツキャッスルは6,450円のしんがり16番人気となっている。
重い印を打ったのが人気薄の勢力ばかり。ハマるとビッグな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎4番キタノヴィジョン
○15番ゴールドレガシー
▲1番ダンツキャッスル
△6番ヘラルドバローズ
※2番メイショウフンジン
×16番メイショウユズルハ
×12番ロードレガリス
×9番ゴールドハイアー
×3番ブラヴァス
×7番ヴェルテックス
×10番ヴィアメント
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(60%)・15番(20%)・1番(10%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
1.4→全通り(14点)
1.15→全通り(14点)
4.6→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(84点)
4.1→全通り(84点)
4.6→全通り(84点)
4.6→2(6点)
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【土曜後半レース】
早鞆特別
馬 連 9,410円
ワイド 2,780円
ワイド 6,110円
複 勝 480円(30%)
ブランアルディ1着(7人気)
阪神12R
3連複 3,800円
馬 連 1,060円
ワイド 420円
ワイド 400円(×2)
単 勝 240円(10%)
複 勝 150円(90%)
◎アルトシュタット1着(1人気)
◎×※でヒット
中山12R
3連単 1,580円(×5)
3連複 370円(×8)
馬 連 430円(×6)
ワイド 190円(×6)
ワイド 180円(×6)
単 勝 260円(10%)
複 勝 110円(90%)
◎アイヴォリードレス1着(1人気)
◎○▲で本線ヒット
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中山12R
4歳以上2勝クラス
牝馬限定戦。アイヴォリードレス、ハイアムズビーチ、カンザシに人気が集中している。確かにこの3頭は強いが、スピード馬がそろってハイペースの激戦になりそうだ。3頭で決まるかもしれないし、レースが壊れて波乱になる可能性もある。
◎アイヴォリードレスはスタートで後手に回った前走で3着に差し込んだ。先行争いを避けて脚を使える点は大きく、引き続き横山武史騎乗で注目したい。
○カンザシは1勝クラス勝ちの時計が優秀。短距離のダートで底が割れないところがあり、ハイペースに巻き込まれずに脚を残すことができれば。
▲ハイアムズビーチは母がユキチャンで白毛の一族、自身も白毛。気性の悪い血筋だが、底力に富んでいる。ダ1200mへの適性は高く、スピード任せに押し切るシーンも。揉まれると微妙ではある。
◎-○-▲の3連複のオッズは400円台という小さい数字。3頭に絞り込むか、崩れて配当が大きくなるのを待つ攻め方のどちらかを選ばないといけない。競馬自体が激しくなりそうな分、後者でいくことにした。もちろん、ガミの目は出てくる。
◎6番アイヴォリードレス
○8番カンザシ
▲5番ハイアムズビーチ
△14番サウスジェラート
※11番アレクサンドラ
×7番ノボベルサイユ
×10番アルマセクメト
×2番ロープスピニング
×12番プランセスカグヤ
×3番ディアナグラン
【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→5.8(×5)
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.8→全通り(12点)
5.6→全通り(12点)
【3連複】
5-6-8(×6)(6点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.8→全通り(72点)
6.8→5(×4)(24点)
6.8→14(6点)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
今週がラストウィークとなる南井克巳厩舎は3頭出しで、同じくラストの池添兼雄厩舎の管理馬もいる。
◎アルトシュタットは1400mに延ばして3着、2着。前走は正攻法の競馬で、最後でハナだけ差されたものだった。放牧明けでもしっかりと乗り込んできたし、2番枠からロスなく運んで好勝負に持ち込んできそうだ。ヤネはセンスはひと息だが、強くしっかりと追ってくる岩田望来。
○タマモダイジョッキは南井厩舎の所属馬。この週に合わせ、きっちりと仕上げてきた印象だ。ヤネは甘さのある角田大河だが、1キロ減が利くのは大きいし、結果を出そうと必死に追ってくるだろう。
以下、シティレインボー、ハーツラプソディ、ベルウッドブラボー、マテンロウエールなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
連勝式は◎を軸に据えて手広く買っていきたい。3連単は南井厩舎の○との軸2頭マルチで。
◎2番アルトシュタット
○8番タマモダイジョッキ
▲7番シティレインボー
△12番ハーツラプソディ
※3番ベルウッドブラボー
×11番マテンロウエール
×5番シャークスポット
×10番ケルンキングダム
×13番ウインスピリタス
×14番アスクキングコング
【単勝】2番(10%)
【複勝】2番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→7.12(×2)
2→3.8.11
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(13点)
2.7→全通り(13点)
2.12→全通り(13点)
2.3→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(78点)
2.8→7.12(×2)(24点)
2.8→3(6点)
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小倉11R
早鞆特別
ハンデ戦で上下差は6キロ。現級の実力馬と勢いある昇級馬がそろい、大混戦といった様相である。3連単の1番人気は、当然のように万馬券になっている。
◎スマートムーランは久々、別定の55キロだった前走で外を通って0秒2差の6着まで追い上げた。少し間隔を開けたが、入念に乗られて気配は良好。52キロのハンデ利は非常に大きく、しっかりと末を伸ばしてくるだろう。ヤネは追いの甘い秋山真一郎で、そこだけが心配。
○ブランアルディは1月に当舞台で1勝クラスをV。昇級してペースは違ってくるが、4歳の牝馬で底が割れないところがある。ヤネは落ち着いて乗ってくる西村淳也だし、53キロで一発がないか。
▲はシルバーブレッド。1勝クラス勝ちの前走は圧巻で、中1週の再輸送さえクリアすれば。
以下、リアルシング、タガノリバイバー、トップスターサンなど、軽視できない勢力が多くいる。
そもそもが難解、波乱が起きて驚けない一戦…。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
◎13番スマートムーラン
○6番ブランアルディ
▲5番シルバーブレッド
△9番リアルシング
※4番タガノリバイバー
×16番トップスターサン
×14番ワンダーブレット
×12番タイキドミニオン
×11番メイショウハナモモ
×8番クリノナイスガイ
【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(60%)・6番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
6.13→全通り(14点)
5.13→全通り(14点)
5.6→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
13.6→全通り(84点)
13.5→全通り(84点)
13.5→11.12(12点)
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小倉12R
4歳以上1勝クラス
内が荒れている小倉の芝。特に1200m戦の場合、外枠が優勢の状況になっている。
◎ミエノベルルはスピード能力が高く、栗東の坂路、CWコース、ポリトラックで速いラップをマークして仕上がりの良さが目立っている。3キロ減騎手を起用し、引いた枠順は7枠14番枠。馬場の良いところをうまく走れると、激走シーンがある。
○ヴェールクレールは下級条件では上位の素材。1200mの距離は合っているし、力の要る馬場も問題ない。仕上がり良く、ヤネは技術もセンスも確かな角田大和。13番枠なら悪くないし、狙い目があるとみた。
▲は1200m適性が高く、引き続き4キロ減騎手を起用するスズノナデシコで、△はブリンカー着用が起爆剤になる可能性があるドリームアゲイン。以下、警戒が必要な勢力が多くいる。
大変な混戦。条件は違うが、小倉11Rと同じで3連単の1番人気が万馬券になっている。絞って当たるようなレースではない。
3連単に関しては、100点とか200点とかの少なめの点数で当てるのは困難。ちなみに、3連単の総点数は4,896点である。特大万馬券になる可能性があり、手を広げて買っていきたい。
◎14番ミエノベルル
○13番ヴェールクレール
▲16番スズノナデシコ
△7番ドリームアゲイン
※17番タウゼントシェーン
×11番ハピネスアゲン
×6番マメコ
×18番テンジュイン
×3番ディオアステリア
×4番テーオースパロー
×1番シャウビンダー
【単勝】14番(10%)・13番(10%)
【複勝】14番(30%)・13番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(16点)
14.16→全通り(16点)
13.16→全通り(16点)
7.14→全通り(16点)
7.13→全通り(16点)
7.16→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(96点)
14.16→全通り(96点)
13.16→全通り(96点)
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