3月18日・19日の予想コメントと的中結果
【3月18日・19日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース)
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【超万馬券予想の的中結果】
■3月19日(日)
名古屋城S
3連単 8万1,570円
3連複 9,470円
馬 連 6,610円
単 勝 1,220円(10%)
複 勝 300円(90%)
◎ルコルセール1着(5人気)
千葉S
3連単 6万7,480円
3連複 1万9,160円
馬 連 1,120円
複 勝 210円(90%)
◎テイエムトッキュウ2着(2人気)
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■3月18日(土)
中山12R
3連複 17万 300円
馬 連 3万2,770円
複 勝 270円(50%)
◎カイタロー2着(4人気)
フラワーカップ
3連単 7万9,490円
3連複 1万2,100円
複 勝 260円(50%)
エミュー1着(2人気)
中京12R
馬 連 6,320円
複 勝 370円(40%)
◎ダンディジャック1着(7人気)
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【日曜メインレース】
阪神大賞典
馬 連 230円(50%)
単 勝 310円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎ジャスティンパレス1着(2人気)
◎▲でヒット
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中山11R
スプリングステークス(GII) 渋った馬場、◎は差せる強みあり、○▲△は人気薄
3歳馬が争うGII競走で、舞台は中山の芝1800m。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Aコース使用4週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「外回り向正面、3コーナーから4コーナーおよび正面直線のコース内側に傷みがあります」と発表があった。
土曜は雨が降り続く中での競馬になり、芝は稍重→重→不良と推移した。メインのフラワーカップ(芝1800m)は1分53秒2(不)という遅い勝ち時計になり、エミューが大外から追い込み切って勝利している。
日曜は朝の時点で重。天候は晴れで、徐々に回復していくことになる。時計やどこを通れば伸びるかといった点は、やってみないとわからず、馬場の回復度合いによって変わってくるだろう。
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皐月賞(4月16日)のトライアル競走。上位3着までに優先出走権が与えられる。
雨が残った馬場…。メンバーを見ると、前で取って結果を出してきた馬がそろっている。ただ、みなハナにこだわるわけではないし、体力を温存したい馬場なので、ジョッキーたちはジワッと出していくことになるかもしれない。それでも平均か少し速めのペースになりそうだ。
高野友和厩舎(栗東)のセブンマジシャンに◎を打った。
2歳の秋に今回と同じ舞台で新馬勝ち。2戦目は重馬場の阪神で、後方追走から外を力強く伸びて抜け出した。GIのホープフルSは道中でまともに掛かり、それでもジリジリと伸びて0秒4差の6着で入線している。
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【超万馬券予想の的中結果】
■3月19日(日)
名古屋城S
3連単 8万1,570円
3連複 9,470円
馬 連 6,610円
単 勝 1,220円(10%)
複 勝 300円(90%)
◎ルコルセール1着(5人気)
千葉S
3連単 6万7,480円
3連複 1万9,160円
馬 連 1,120円
複 勝 210円(90%)
◎テイエムトッキュウ2着(2人気)
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■3月18日(土)
中山12R
3連複 17万 300円
馬 連 3万2,770円
複 勝 270円(50%)
◎カイタロー2着(4人気)
フラワーカップ
3連単 7万9,490円
3連複 1万2,100円
複 勝 260円(50%)
エミュー1着(2人気)
中京12R
馬 連 6,320円
複 勝 370円(40%)
◎ダンディジャック1着(7人気)
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【日曜メインレース】
阪神大賞典
馬 連 230円(50%)
単 勝 310円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎ジャスティンパレス1着(2人気)
◎▲でヒット
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中山11R
スプリングステークス(GII) 渋った馬場、◎は差せる強みあり、○▲△は人気薄
3歳馬が争うGII競走で、舞台は中山の芝1800m。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Aコース使用4週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「外回り向正面、3コーナーから4コーナーおよび正面直線のコース内側に傷みがあります」と発表があった。
土曜は雨が降り続く中での競馬になり、芝は稍重→重→不良と推移した。メインのフラワーカップ(芝1800m)は1分53秒2(不)という遅い勝ち時計になり、エミューが大外から追い込み切って勝利している。
日曜は朝の時点で重。天候は晴れで、徐々に回復していくことになる。時計やどこを通れば伸びるかといった点は、やってみないとわからず、馬場の回復度合いによって変わってくるだろう。
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皐月賞(4月16日)のトライアル競走。上位3着までに優先出走権が与えられる。
雨が残った馬場…。メンバーを見ると、前で取って結果を出してきた馬がそろっている。ただ、みなハナにこだわるわけではないし、体力を温存したい馬場なので、ジョッキーたちはジワッと出していくことになるかもしれない。それでも平均か少し速めのペースになりそうだ。
高野友和厩舎(栗東)のセブンマジシャンに◎を打った。
2歳の秋に今回と同じ舞台で新馬勝ち。2戦目は重馬場の阪神で、後方追走から外を力強く伸びて抜け出した。GIのホープフルSは道中でまともに掛かり、それでもジリジリと伸びて0秒4差の6着で入線している。
詰めて使って、3歳の緒戦は京成杯。4コーナーで前の馬が外に膨れて付き合ってしまい、直線では前に入られてブレーキをかけるシーンがあった。2度の不利がありながら3着に差し込んでいる。
その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは高野流で坂路を中心にしっかりと乗り込んできた。助手を乗せて負荷をかけ、1週前は52秒7-12秒1、最終追いは強くは追わずに54秒0-12秒0。体はできているし、動きも力強い。権利取りへの意欲を感じる仕上げである。
ヤネは戸崎圭太。テン乗りになる点がどうかだが、15番枠を引き、内の各馬が出ていったところを内に寄せてタメていけばいいから、やることははっきりしている。馬自身は緩い流れの競馬しか経験しておらず、そこはポイントに。道悪で勝っているのは心強い。
ジャスタウェイ×メイショウサムソンという配合。母はパピネスダンサー(4勝)で、母の仔にはクロノジェネシス、ノームコアがいる。十分な成長力があることを予見させる血統だ。好素材が多くいるメンバーだが、結果を出して皐月賞に向かってもらいたい。
セブンマジシャンが人気になっていること、馬場が渋っていることを考慮し、相手には伏兵馬を狙うことにした。
対抗にはシルトホルンを置いた。昨秋には東京スポーツ杯2歳Sで逃げて厳しい展開になりながら0秒6差の8着と上々の粘り。2走前に中山のマイルで逃げて2着し、府中マイルの前走では速い時計の決着の中をタメる形で0秒3差の4着に健闘した。
渋った馬場の中山芝1800mはタフすぎるとは思うが、しっかりと動かせる若手の菅原明良がうまく誘導するとあるいは。
▲は人気薄のジョウショーホープ。東京スポーツ杯2歳Sは道中で接触する不利があって0秒6差の7着で、続くひいらぎ賞でシルトホルンを交わして勝利している。こちらはヤネが腕達者の石川裕紀人。仕上がりも良さそうで。
△のアイスグリーンも伏兵馬。そして、若手でもレベルが高い西村淳也が騎乗する。小倉芝2000mの1勝クラス勝ちは、早めに動かされながら渋太く脚を使って勝ち切る内容。ディアンドルの弟になり、強くなっていきそうな雰囲気がある。
以下、トーセンアウローラ、ハウゼ、ホウオウビスケッツ、オールパルフェなど、警戒が必要な勢力は多い。
9時59分の段階で、◎セブンマジシャンは単勝400円の2番人気。○シルトホルンは9番人気、▲ジョウショーホープは10番人気、△アイスグリーンは5番人気となっている。
馬場と展開から紛れが起こる可能性があり、連勝式は高配当期待で大きく手を広げて買っていきたい。
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◎15番セブンマジシャン
○8番シルトホルン
▲6番ジョウショーホープ
△9番アイスグリーン
※13番トーセンアウローラ
×16番ハウゼ
×10番ホウオウビスケッツ
×11番オールパルフェ
×14番パクスオトマニカ
×4番ベラジオオペラ
×2番メタルスピード
【単勝】15番(10%)
【複勝】15番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
15→4(×4)
15→10(×3)
15→9.11(×2)
15→2.6.14.16
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【3連複】(軸1頭ながし)
15→全通り(105点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
15.8→全通り(84点)
15.6→全通り(84点)
15.9→全通り(84点)
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阪神11R
阪神大賞典(GII) 3頭に人気が集中、◎は成長してルメール、○は伏兵で◎の兄
阪神の芝3000m(内)で争われるGII競走。
右回り。向正面の2コーナー出口からのスタート、内回りコース使用でコーナーを6つ回る。1周目は向正面から下り坂が長く続き、直線に入って残り200mから急坂を上る。ゴール板の約100m前からは平坦。1~2コーナーを回り、向正面の残り約1000mの地点まで平坦が続くことになる。
そこからは下り勾配に。3コーナー途中の残り800mから傾斜が強くなるが、急な下り坂というほどではない。下りは直線に入って残り約200mの地点まで続く。そこからは一転して上り坂に。上りは約100mの間に1.8mの高低差を駆け上がるもので、勾配は1.5%になる。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。全体の高低差は1.9m。
芝は開催6週目で、Aコース使用6週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に傷みがみられますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。
土曜は昼前まで雨が降り、芝は重→稍重へと推移した。3勝クラスの芝1200m(内)は、クリノマジンが差し切って勝ち時計が1分08秒2(稍)。意外と速い時計が出ていて、内も走れる状態だった。
日曜は朝の時点で稍重。メインの頃には良になっている可能性がある。土曜よりも一段階、走りやるい芝になっているだろう。
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天皇賞(春)(4月30日)の前哨戦。1着馬には本番の優先出走権が与えられる。
GI馬が不在というメンバーだが、スタミナ豊富な実力者が複数頭いて、楽しみな一戦になった。レースはアフリカンゴールドが先導する展開になりそう。内回りの芝3000mという舞台で、ジョッキーたちの駆け引きは注目される。
杉山晴紀厩舎(栗東)の4歳馬ジャスティンパレスに◎を打った。
2歳時にはホープフルSでキラーアビリティと半馬身差の2着。3歳の春は皐月賞、ダービーとどちらも9着で、悪い走りではなかった。
秋になって神戸新聞杯を3馬身半差で快勝。菊花賞は2周目の4コーナーで少し引っ張るロスがあり、それでハナ+半馬身差の3着に駆けた。レコード決着の中での結果になり、4着には5馬身もの差をつけていた。
年末の有馬記念は7着。出していく競馬で伸び切れなかったもので、雪で輸送に時間がかかった影響もあったかもしれない。
その後は放牧に出され、3ヵ月ぶりの実戦で4歳緒戦を迎える。牧場で馬体が増えていたとのことで、予定を早めて栗東に帰厩。CWコースを中心に坂路でも乗られ、実に熱心に乗り込んできた。
1週前にはCWコースで66秒1-11秒2で追走先着。格下馬が相手だったが、動きは良かった。今週はルメールが跨ってCWコースに入れ、66秒0-11秒6で楽に同入している。陣営は「緒戦としては申し分ない状態」と話していて、好仕上がりにあるとみていい。
ルメールは新馬戦と2戦目(1勝クラス)で同馬に騎乗して2戦2勝。最終追いで乗って、状態もつかんでいるだろう。
これまでは追われると頭が高くなり、特に坂でまっすぐに走れていなかった。体に芯が入っていなかった分である。今回の攻めで頭の高さはそう気にならなかったし、休養中に成長を遂げたはずだ。適性ある舞台で高いパフォーマンスを見せてもらいたい。
相手の筆頭には、伏兵の6歳馬アイアンバローズを置いた。母がパレスルーマー(米国産)で、ジャスティンパレスの2つ上の半兄になる。
ハミを取って走るところがあるが、潜在しているスタミナはかなり。昨年の当レースでは早めに動いてディープボンドに差されて2着だったが、ゴールして息を吐くとこちらがグッと前に出ていた。
2走前のステイヤーズS(4着)の走りから、折り合いの面で進境がうかがえる。今年も自分から動く厳しい競馬をしそうだが、うまく運ぶようだと見せ場があるかもしれない。岩田望来は同馬に乗って勝ち鞍がある。
▲は4歳世代のボルドグフーシュ。菊花賞で外を動いてハナ差の2着に駆け、有馬記念でもマクリを打って2着に奮闘している。有馬記念はジャスティンパレスと同様に輸送に時間を要すトラブルがあった。相当なスタミナの持ち主である。
2週前に栗東の坂路で51秒9を出し、1週前には川田将雅が跨ってCWコースで64秒3-11秒4の好時計。一歩が大きくて推進力十分で、さすがという動きである。馬体は増えているようだが、特別に太いとは感じない。
川田とは初コンビだが、攻めで乗って感触はつかんでいるはず。56キロで走れる利があるし、息の長い末脚で上位争いに加わってくるだろう。
△は6歳のディープボンド。言わずと知れた強豪で、当レースは21年、22年と連覇している。どちらの年も次走の天皇賞で2着に好走した。
同馬も有馬記念は輸送に時間がかかり、騎乗していた川田はそのことを敗因に挙げている。攻めはいつも通りの迫力で、仕上がりは良好。58キロでも底力で好勝負に。
※のサンレイポケットは初の3000mにも対応できそうで、坂井瑠星の豪快な追いは怖い。×の1番手ユーキャンスマイルは20年に当レースを快勝している。
10時03分の段階で、◎ジャスティンパレスは単勝320円の2番人気。1番人気はボルドグフーシュで単勝200円、3番人気はディープボンドで単勝430円となっている。
この3騎に人気が集中していて、連勝式は絞り込むか、他の勢力が台頭するのを待つか、どちらかの攻め方を選択する必要性がある。
◎ジャスティンパレスから入り、相手には×の1番手までを取ることにした。アイアンバローズ、サンレイポケット、ユーキャンスマイルが絡んでくれると、いい配当になる。
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◎3番ジャスティンパレス
○8番アイアンバローズ
▲1番ボルドグフーシュ
△13番ディープボンド
※4番サンレイポケット
×2番ユーキャンスマイル
×7番ブレークアップ
×11番アフリカンゴールド
×5番メイショウテンゲン
×14番アケルナルスター
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】
3-8(10%)・1-3(50%)・3-13(20%)・3-4(10%)・2-3(10%)
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→1.2.4.8.13(10点)
【3連複】
1-3-8(×2)・1-3-13(×7)・1-8-13(10点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
3→1.2.4.8.13(60点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.8→1.13(12点)
【3連単】
3-1-8・1-3-8(×2)(3点)
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【日曜後半レース】
阪神12R
馬 連 2,530円(×2)
ワイド 790円(×2)
ワイド 380円(×6)
複 勝 170円(80%)
◎パーティーベル2着(3人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
ダートの長距離戦。馬場は走りやすい状態になっていて、ズブいタイプが多い。
◎オヤノナナヒカリは府中のダ2100mで1勝クラスをクリア。2番手追走から直線で早めに先頭に立ち、そこから遊んで走っている感じだった。それでもしっかりと押し切り、ゴールした時に余力が残っていた。
兄にオープンで活躍したアディラートがいる良血馬。中山はダ1800mで未勝利戦を圧勝した実績がある。2400mの距離で集中力が続くかがポイントになるが、力的には2勝クラスで十分に足りるだろう。
ヤネは引き続き戸崎圭太。配当面で悪くないので狙ってみたい。
◎12番オヤノナナヒカリ
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→1.10(×3)
12→8.16(×2)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
昇級馬が1頭、既存勢力の中で前走で馬券に絡んでいる馬は1頭しかいない。
◎パーティーベルは今回と同じ舞台で2勝クラスを勝った時の時計が1分52秒2。2着だったメイクアリープはすでに2勝クラスを卒業していて、3着はそこから9馬身も離れていた。同じ日に行われたGIIIのみやこSが1分51秒6で決着しており、時計は0秒6しか変わらない。
今回は立て直しを図っての一戦。攻めでは動かないタイプで、栗東の坂路とCWコースでしっかりと乗ってきたのはいい。
ヤネは追いの強い岩田望来。初めて背負う58キロが影響する可能性はあるが、阪神は得意だし、変わり身に期待したい。
◎13番パーティーベル
【単勝】13番(20%)
【複勝】13番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→2.14(×5)
13→15(×2)
13→6.10
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中京11R
名古屋城ステークス
裏開催のオープン特別、ダートの1800m戦。レベルが高いとは言えないが、上昇馬がいて楽しみな一戦である。
◎ウィルソンテソーロはダートを使ってから無敗の4連勝。テンションの高いところがあるが、スピードとパワーを兼備し、3勝クラスの前走も余裕ある勝ちっぷりだった。良の中山で1分52秒3なら時計も評価できる。
美浦の坂路で乗り込み、除外もあった分で量は豊富。1週前には52秒0-37秒1-12秒2をマークしていて、日曜、木曜と時計を出して仕上げてきた。十分に動ける態勢にありそうだ。
鮫島克駿はテン乗り。センスの良いジョッキーではないので少し心配はあるが、パワーと闘争心を抑え込んで誘導してもらいたいところ。初の中京にも対応できそうだし、オープンでも互角にやれる。
◎8番ウィルソンテソーロ
【単勝】8番(20%)
【複勝】8番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→10(×4)
8→3.7.13(×3)
8→2.11
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中京12R
4歳以上1勝クラス
下級条件のダ1200m戦に前で取りたいタイプがズラリ。息が入れば人気のスペシャルナンバーが馬券には絡みそうだが、差して脚を使える伏兵馬を狙うことにした。
◎サカエショウは久々だった中京ダ1400mの前走でまともに引っ掛かり、伸びを欠いて9着に終わった。1勝は中山のダ1200m。距離を縮めて差す競馬に徹するのが正解だろう。連闘に関しては陣営が「問題ない」と。テン乗りになる三浦皇成がうまく御せると一発がある。
○ツヴァイシュテルネは前走が中央再転入緒戦。スタート後に挟まれると怒って行きたがり、14着に敗れた。今回は◎と同様に距離を縮めて差す形になるはず。攻めで動くように能力はあるし、ハマる可能性がある。
▲アスクドンキバックは中央の1勝クラスで馬券に絡んだことがないが、終いに伸びて4着したことが2度ある。放牧明けでも入念に乗られていて、1週前には栗東のCWコースで64秒7の好時計が出た。気性の悪さはあるが、激走があって驚けない。
◎14番サカエショウ
○13番ツヴァイシュテルネ
▲16番アスクドンキバック
△1番サダムゲンヤ
【複勝】14番(40%)・13番(20%)・16番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
16→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
1.13→全通り(14点)
1.16→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(84点)
14.16→全通り(84点)
14.16→9(6点)
13.16→全通り(84点)
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【土曜メインレース】
フラワーカップ
3連複 1万2,100円
馬 連 4,980円
ワイド 1,770円
ワイド 1,620円
複 勝 360円(30%)
ヒップホップソウル2着(8人気)
ファルコンS
馬 連 3,540円
ワイド 1,180円
ワイド 9,350円
複 勝 180円(80%)
◎カルロヴェローチェ2着(1人気)
×◎でヒット
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中山11R
フラワーカップ(GIII) 道悪競馬、オープン馬は2頭のみ、伏兵馬3騎を狙ってみる
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1800m。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Aコース使用4週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「外回り向正面、3コーナーから4コーナーおよび正面直線のコース内側に傷みがあります」と発表があった。
先週の芝は、土曜も日曜も良だった。
土曜に行われた中山牝馬S(芝1800m)は、スルーセブンシーズが1分46秒5の時計でV。中団の後ろで脚をタメ、4コーナーで外を楽に上がっていくと、直線で力強く伸びて抜け出した。2着は向正面でポジションアップし、直線で早めに先頭に立ったストーリアで、3着は内を捌いて伸びたサトノセシル。レースの1000m通過は60秒1で、上がりは12秒0-11秒2-11秒3の34秒5だった。
同日の3勝クラスの芝1200m戦では、1分07秒4という速い時計が出ている。メイショウゲンセンが前半3ハロンを33秒0で飛ばして逃げて2着に残り、3着は2番手を進んでいたイルクオーレ。そんな流れの中、レディヴァランタインが大外から強襲して追い込み切った。
日曜にマイルで争われたリステッド競走の東風Sは、ラインベックが1分33秒0でV。離れた2番手を進み、直線でしっかりと脚を使って勝ち切った。2着は外から伸びたゾンニッヒで、3着は離し逃げを打って1000mを57秒6で通過したノルカソルカだった。
芝は高速馬場とまではいかないものの、走りやすい状態にあった。内外の差はあまりなく、あくまで展開次第といった感じだった。
今週は金曜の夜から雨が降り、午前11時の時点で稍重。予報通りなら、雨は夕方まで降り続くことになる。
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◎12番ゴールデンハインド
○16番ヒップホップソウル
▲13番ニシノコウフク
△4番エミュー
※2番パルティキュリエ
×15番ココクレーター
×1番ドナウパール
×6番パルクリチュード
×8番マテンロウアルテ
×9番セリオーソ
【複勝】12番(40%)・16番(30%)・13番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
16→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
12.16→全通り(14点)
12.13→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
4.12→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.16→全通り(84点)
12.13→全通り(84点)
16.13→全通り(84点)
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中京11R
ファルコンステークス(GIII) 道悪競馬、◎は2番枠が鍵も器大きい、連勝式は崩れ待ち
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1400m。
左回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、ワンターンのコース。最初の300mほどは緩い上り坂で、向正面の残り約1100mがコースの最高地点になる。ここから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、高低差3.5mを駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り340m~240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「正面直線および2コーナーに部分的な傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
先週に組まれていた芝1400mの古馬の競馬は、2勝クラスの岡崎特別。勝ったのはスコールユニバンスで、勝ち時計は1分21秒3(良)だった。道中は中団の少し後ろのインで脚をタメる形で、4コーナーから外に動かしていく。直線でグッと伸びて先頭に立ち、後続の追撃を押さえて勝ち切った。
2着は直線で前になり、大きく外に出してから伸びたココリコホウオウ。3着は2番手追走から踏ん張りを見せたチャーミングアクトだった。レースの前半3ハロンは33秒7で、上がりは11秒6-11秒7-12秒2の35秒5だった。
GIIの金鯱賞(芝2000m)を制したのは、1番人気の支持を受けていたプログノーシス。いつも通りスタートでトモは入らず、少し外に逃げる格好に。道中はじっくりと運んで脚を残し、直線でしっかりと伸びて差し切った。勝ち時計は1分59秒8(良)だった。
2着は逃げて粘りを発揮したフェーングロッテンで、3着は好位のインから渋太く脚を使ったアラタ。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒6-11秒8の34秒6だった。プログノーシスの上がりは33秒9になる。
京都競馬場の改装工事に入っているため、使用頻度が多くなっている中京の芝。2月5日の競馬が終わったあとに芝の張替えを行ったが、少しボコボコしている個所がある。
先週に関しては、含水率が少し高く、クッション値は低め。「特に速いわけでなく、かかるほどでもない」といった状態だった。
内は十分に走れる状態で、ただ、外から伸びて上位争いに加わってくるケースも少なくなかった。2週目になり、傾向が変わってくる可能性があるので注意したい。
今週は金曜の夜から雨が降り、午前11時の時点で稍重。予報通りなら、雨は昼ごろに止むことになる。
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◎2番カルロヴェローチェ
○8番ペースセッティング
▲5番バグダラス
△1番テラステラ
※7番スパーアグリ
×13番スプレモフレイバー
×12番サトノグレイト
×6番タマモブラックタイ
×14番ハチメンロッピ
×11番メリオルヴィータ
【単勝】2番(20%)
【複勝】2番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→8(×5)
2→5(×3)
2→1(×2)
2→7.13
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(12点)
2.8→5(×4)(4点)
2.8→1(×3)(3点)
2.8→7.13(2点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(72点)
2.8→1.5(×4)(48点)
2.8→7.10.13(18点)
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その後は放牧に出され、栗東に戻ってからは高野流で坂路を中心にしっかりと乗り込んできた。助手を乗せて負荷をかけ、1週前は52秒7-12秒1、最終追いは強くは追わずに54秒0-12秒0。体はできているし、動きも力強い。権利取りへの意欲を感じる仕上げである。
ヤネは戸崎圭太。テン乗りになる点がどうかだが、15番枠を引き、内の各馬が出ていったところを内に寄せてタメていけばいいから、やることははっきりしている。馬自身は緩い流れの競馬しか経験しておらず、そこはポイントに。道悪で勝っているのは心強い。
ジャスタウェイ×メイショウサムソンという配合。母はパピネスダンサー(4勝)で、母の仔にはクロノジェネシス、ノームコアがいる。十分な成長力があることを予見させる血統だ。好素材が多くいるメンバーだが、結果を出して皐月賞に向かってもらいたい。
セブンマジシャンが人気になっていること、馬場が渋っていることを考慮し、相手には伏兵馬を狙うことにした。
対抗にはシルトホルンを置いた。昨秋には東京スポーツ杯2歳Sで逃げて厳しい展開になりながら0秒6差の8着と上々の粘り。2走前に中山のマイルで逃げて2着し、府中マイルの前走では速い時計の決着の中をタメる形で0秒3差の4着に健闘した。
渋った馬場の中山芝1800mはタフすぎるとは思うが、しっかりと動かせる若手の菅原明良がうまく誘導するとあるいは。
▲は人気薄のジョウショーホープ。東京スポーツ杯2歳Sは道中で接触する不利があって0秒6差の7着で、続くひいらぎ賞でシルトホルンを交わして勝利している。こちらはヤネが腕達者の石川裕紀人。仕上がりも良さそうで。
△のアイスグリーンも伏兵馬。そして、若手でもレベルが高い西村淳也が騎乗する。小倉芝2000mの1勝クラス勝ちは、早めに動かされながら渋太く脚を使って勝ち切る内容。ディアンドルの弟になり、強くなっていきそうな雰囲気がある。
以下、トーセンアウローラ、ハウゼ、ホウオウビスケッツ、オールパルフェなど、警戒が必要な勢力は多い。
9時59分の段階で、◎セブンマジシャンは単勝400円の2番人気。○シルトホルンは9番人気、▲ジョウショーホープは10番人気、△アイスグリーンは5番人気となっている。
馬場と展開から紛れが起こる可能性があり、連勝式は高配当期待で大きく手を広げて買っていきたい。
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◎15番セブンマジシャン
○8番シルトホルン
▲6番ジョウショーホープ
△9番アイスグリーン
※13番トーセンアウローラ
×16番ハウゼ
×10番ホウオウビスケッツ
×11番オールパルフェ
×14番パクスオトマニカ
×4番ベラジオオペラ
×2番メタルスピード
【単勝】15番(10%)
【複勝】15番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
15→全通り
15→4(×4)
15→10(×3)
15→9.11(×2)
15→2.6.14.16
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【3連複】(軸1頭ながし)
15→全通り(105点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
15.8→全通り(84点)
15.6→全通り(84点)
15.9→全通り(84点)
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阪神11R
阪神大賞典(GII) 3頭に人気が集中、◎は成長してルメール、○は伏兵で◎の兄
阪神の芝3000m(内)で争われるGII競走。
右回り。向正面の2コーナー出口からのスタート、内回りコース使用でコーナーを6つ回る。1周目は向正面から下り坂が長く続き、直線に入って残り200mから急坂を上る。ゴール板の約100m前からは平坦。1~2コーナーを回り、向正面の残り約1000mの地点まで平坦が続くことになる。
そこからは下り勾配に。3コーナー途中の残り800mから傾斜が強くなるが、急な下り坂というほどではない。下りは直線に入って残り約200mの地点まで続く。そこからは一転して上り坂に。上りは約100mの間に1.8mの高低差を駆け上がるもので、勾配は1.5%になる。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。全体の高低差は1.9m。
芝は開催6週目で、Aコース使用6週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に傷みがみられますが、全体的には良好な状態です」と発表があった。
土曜は昼前まで雨が降り、芝は重→稍重へと推移した。3勝クラスの芝1200m(内)は、クリノマジンが差し切って勝ち時計が1分08秒2(稍)。意外と速い時計が出ていて、内も走れる状態だった。
日曜は朝の時点で稍重。メインの頃には良になっている可能性がある。土曜よりも一段階、走りやるい芝になっているだろう。
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天皇賞(春)(4月30日)の前哨戦。1着馬には本番の優先出走権が与えられる。
GI馬が不在というメンバーだが、スタミナ豊富な実力者が複数頭いて、楽しみな一戦になった。レースはアフリカンゴールドが先導する展開になりそう。内回りの芝3000mという舞台で、ジョッキーたちの駆け引きは注目される。
杉山晴紀厩舎(栗東)の4歳馬ジャスティンパレスに◎を打った。
2歳時にはホープフルSでキラーアビリティと半馬身差の2着。3歳の春は皐月賞、ダービーとどちらも9着で、悪い走りではなかった。
秋になって神戸新聞杯を3馬身半差で快勝。菊花賞は2周目の4コーナーで少し引っ張るロスがあり、それでハナ+半馬身差の3着に駆けた。レコード決着の中での結果になり、4着には5馬身もの差をつけていた。
年末の有馬記念は7着。出していく競馬で伸び切れなかったもので、雪で輸送に時間がかかった影響もあったかもしれない。
その後は放牧に出され、3ヵ月ぶりの実戦で4歳緒戦を迎える。牧場で馬体が増えていたとのことで、予定を早めて栗東に帰厩。CWコースを中心に坂路でも乗られ、実に熱心に乗り込んできた。
1週前にはCWコースで66秒1-11秒2で追走先着。格下馬が相手だったが、動きは良かった。今週はルメールが跨ってCWコースに入れ、66秒0-11秒6で楽に同入している。陣営は「緒戦としては申し分ない状態」と話していて、好仕上がりにあるとみていい。
ルメールは新馬戦と2戦目(1勝クラス)で同馬に騎乗して2戦2勝。最終追いで乗って、状態もつかんでいるだろう。
これまでは追われると頭が高くなり、特に坂でまっすぐに走れていなかった。体に芯が入っていなかった分である。今回の攻めで頭の高さはそう気にならなかったし、休養中に成長を遂げたはずだ。適性ある舞台で高いパフォーマンスを見せてもらいたい。
相手の筆頭には、伏兵の6歳馬アイアンバローズを置いた。母がパレスルーマー(米国産)で、ジャスティンパレスの2つ上の半兄になる。
ハミを取って走るところがあるが、潜在しているスタミナはかなり。昨年の当レースでは早めに動いてディープボンドに差されて2着だったが、ゴールして息を吐くとこちらがグッと前に出ていた。
2走前のステイヤーズS(4着)の走りから、折り合いの面で進境がうかがえる。今年も自分から動く厳しい競馬をしそうだが、うまく運ぶようだと見せ場があるかもしれない。岩田望来は同馬に乗って勝ち鞍がある。
▲は4歳世代のボルドグフーシュ。菊花賞で外を動いてハナ差の2着に駆け、有馬記念でもマクリを打って2着に奮闘している。有馬記念はジャスティンパレスと同様に輸送に時間を要すトラブルがあった。相当なスタミナの持ち主である。
2週前に栗東の坂路で51秒9を出し、1週前には川田将雅が跨ってCWコースで64秒3-11秒4の好時計。一歩が大きくて推進力十分で、さすがという動きである。馬体は増えているようだが、特別に太いとは感じない。
川田とは初コンビだが、攻めで乗って感触はつかんでいるはず。56キロで走れる利があるし、息の長い末脚で上位争いに加わってくるだろう。
△は6歳のディープボンド。言わずと知れた強豪で、当レースは21年、22年と連覇している。どちらの年も次走の天皇賞で2着に好走した。
同馬も有馬記念は輸送に時間がかかり、騎乗していた川田はそのことを敗因に挙げている。攻めはいつも通りの迫力で、仕上がりは良好。58キロでも底力で好勝負に。
※のサンレイポケットは初の3000mにも対応できそうで、坂井瑠星の豪快な追いは怖い。×の1番手ユーキャンスマイルは20年に当レースを快勝している。
10時03分の段階で、◎ジャスティンパレスは単勝320円の2番人気。1番人気はボルドグフーシュで単勝200円、3番人気はディープボンドで単勝430円となっている。
この3騎に人気が集中していて、連勝式は絞り込むか、他の勢力が台頭するのを待つか、どちらかの攻め方を選択する必要性がある。
◎ジャスティンパレスから入り、相手には×の1番手までを取ることにした。アイアンバローズ、サンレイポケット、ユーキャンスマイルが絡んでくれると、いい配当になる。
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◎3番ジャスティンパレス
○8番アイアンバローズ
▲1番ボルドグフーシュ
△13番ディープボンド
※4番サンレイポケット
×2番ユーキャンスマイル
×7番ブレークアップ
×11番アフリカンゴールド
×5番メイショウテンゲン
×14番アケルナルスター
【単勝】3番(10%)
【複勝】3番(90%)
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【馬連&ワイド】
3-8(10%)・1-3(50%)・3-13(20%)・3-4(10%)・2-3(10%)
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→1.2.4.8.13(10点)
【3連複】
1-3-8(×2)・1-3-13(×7)・1-8-13(10点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
3→1.2.4.8.13(60点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.8→1.13(12点)
【3連単】
3-1-8・1-3-8(×2)(3点)
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【日曜後半レース】
阪神12R
馬 連 2,530円(×2)
ワイド 790円(×2)
ワイド 380円(×6)
複 勝 170円(80%)
◎パーティーベル2着(3人気)
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中山12R
4歳以上2勝クラス
ダートの長距離戦。馬場は走りやすい状態になっていて、ズブいタイプが多い。
◎オヤノナナヒカリは府中のダ2100mで1勝クラスをクリア。2番手追走から直線で早めに先頭に立ち、そこから遊んで走っている感じだった。それでもしっかりと押し切り、ゴールした時に余力が残っていた。
兄にオープンで活躍したアディラートがいる良血馬。中山はダ1800mで未勝利戦を圧勝した実績がある。2400mの距離で集中力が続くかがポイントになるが、力的には2勝クラスで十分に足りるだろう。
ヤネは引き続き戸崎圭太。配当面で悪くないので狙ってみたい。
◎12番オヤノナナヒカリ
【単勝】12番(20%)
【複勝】12番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→1.10(×3)
12→8.16(×2)
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阪神12R
4歳以上2勝クラス
昇級馬が1頭、既存勢力の中で前走で馬券に絡んでいる馬は1頭しかいない。
◎パーティーベルは今回と同じ舞台で2勝クラスを勝った時の時計が1分52秒2。2着だったメイクアリープはすでに2勝クラスを卒業していて、3着はそこから9馬身も離れていた。同じ日に行われたGIIIのみやこSが1分51秒6で決着しており、時計は0秒6しか変わらない。
今回は立て直しを図っての一戦。攻めでは動かないタイプで、栗東の坂路とCWコースでしっかりと乗ってきたのはいい。
ヤネは追いの強い岩田望来。初めて背負う58キロが影響する可能性はあるが、阪神は得意だし、変わり身に期待したい。
◎13番パーティーベル
【単勝】13番(20%)
【複勝】13番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→2.14(×5)
13→15(×2)
13→6.10
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中京11R
名古屋城ステークス
裏開催のオープン特別、ダートの1800m戦。レベルが高いとは言えないが、上昇馬がいて楽しみな一戦である。
◎ウィルソンテソーロはダートを使ってから無敗の4連勝。テンションの高いところがあるが、スピードとパワーを兼備し、3勝クラスの前走も余裕ある勝ちっぷりだった。良の中山で1分52秒3なら時計も評価できる。
美浦の坂路で乗り込み、除外もあった分で量は豊富。1週前には52秒0-37秒1-12秒2をマークしていて、日曜、木曜と時計を出して仕上げてきた。十分に動ける態勢にありそうだ。
鮫島克駿はテン乗り。センスの良いジョッキーではないので少し心配はあるが、パワーと闘争心を抑え込んで誘導してもらいたいところ。初の中京にも対応できそうだし、オープンでも互角にやれる。
◎8番ウィルソンテソーロ
【単勝】8番(20%)
【複勝】8番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→10(×4)
8→3.7.13(×3)
8→2.11
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中京12R
4歳以上1勝クラス
下級条件のダ1200m戦に前で取りたいタイプがズラリ。息が入れば人気のスペシャルナンバーが馬券には絡みそうだが、差して脚を使える伏兵馬を狙うことにした。
◎サカエショウは久々だった中京ダ1400mの前走でまともに引っ掛かり、伸びを欠いて9着に終わった。1勝は中山のダ1200m。距離を縮めて差す競馬に徹するのが正解だろう。連闘に関しては陣営が「問題ない」と。テン乗りになる三浦皇成がうまく御せると一発がある。
○ツヴァイシュテルネは前走が中央再転入緒戦。スタート後に挟まれると怒って行きたがり、14着に敗れた。今回は◎と同様に距離を縮めて差す形になるはず。攻めで動くように能力はあるし、ハマる可能性がある。
▲アスクドンキバックは中央の1勝クラスで馬券に絡んだことがないが、終いに伸びて4着したことが2度ある。放牧明けでも入念に乗られていて、1週前には栗東のCWコースで64秒7の好時計が出た。気性の悪さはあるが、激走があって驚けない。
◎14番サカエショウ
○13番ツヴァイシュテルネ
▲16番アスクドンキバック
△1番サダムゲンヤ
【複勝】14番(40%)・13番(20%)・16番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
13→全通り
16→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.14→全通り(14点)
14.16→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
1.13→全通り(14点)
1.16→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.13→全通り(84点)
14.16→全通り(84点)
14.16→9(6点)
13.16→全通り(84点)
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【土曜メインレース】
フラワーカップ
3連複 1万2,100円
馬 連 4,980円
ワイド 1,770円
ワイド 1,620円
複 勝 360円(30%)
ヒップホップソウル2着(8人気)
ファルコンS
馬 連 3,540円
ワイド 1,180円
ワイド 9,350円
複 勝 180円(80%)
◎カルロヴェローチェ2着(1人気)
×◎でヒット
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中山11R
フラワーカップ(GIII) 道悪競馬、オープン馬は2頭のみ、伏兵馬3騎を狙ってみる
3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は中山の芝1800m。
右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。
2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナー入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。
下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂。。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Aコース使用4週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「外回り向正面、3コーナーから4コーナーおよび正面直線のコース内側に傷みがあります」と発表があった。
先週の芝は、土曜も日曜も良だった。
土曜に行われた中山牝馬S(芝1800m)は、スルーセブンシーズが1分46秒5の時計でV。中団の後ろで脚をタメ、4コーナーで外を楽に上がっていくと、直線で力強く伸びて抜け出した。2着は向正面でポジションアップし、直線で早めに先頭に立ったストーリアで、3着は内を捌いて伸びたサトノセシル。レースの1000m通過は60秒1で、上がりは12秒0-11秒2-11秒3の34秒5だった。
同日の3勝クラスの芝1200m戦では、1分07秒4という速い時計が出ている。メイショウゲンセンが前半3ハロンを33秒0で飛ばして逃げて2着に残り、3着は2番手を進んでいたイルクオーレ。そんな流れの中、レディヴァランタインが大外から強襲して追い込み切った。
日曜にマイルで争われたリステッド競走の東風Sは、ラインベックが1分33秒0でV。離れた2番手を進み、直線でしっかりと脚を使って勝ち切った。2着は外から伸びたゾンニッヒで、3着は離し逃げを打って1000mを57秒6で通過したノルカソルカだった。
芝は高速馬場とまではいかないものの、走りやすい状態にあった。内外の差はあまりなく、あくまで展開次第といった感じだった。
今週は金曜の夜から雨が降り、午前11時の時点で稍重。予報通りなら、雨は夕方まで降り続くことになる。
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◎12番ゴールデンハインド
○16番ヒップホップソウル
▲13番ニシノコウフク
△4番エミュー
※2番パルティキュリエ
×15番ココクレーター
×1番ドナウパール
×6番パルクリチュード
×8番マテンロウアルテ
×9番セリオーソ
【複勝】12番(40%)・16番(30%)・13番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
16→全通り
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
12.16→全通り(14点)
12.13→全通り(14点)
13.16→全通り(14点)
4.12→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
4.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.16→全通り(84点)
12.13→全通り(84点)
16.13→全通り(84点)
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中京11R
ファルコンステークス(GIII) 道悪競馬、◎は2番枠が鍵も器大きい、連勝式は崩れ待ち
3歳馬が争うGIII競走で、舞台は中京の芝1400m。
左回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、ワンターンのコース。最初の300mほどは緩い上り坂で、向正面の残り約1100mがコースの最高地点になる。ここから下りに転じ、下り坂は直線に入るまで700m以上も続く。坂の終わりが最も低い地点で、高低差3.5mを駆け下りることになる。なお、3~4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。
直線の残り340m~240mは急な上り坂で、高低差は約2m、勾配は約2.0%。これは中山競馬場の直線の坂に次いで傾斜のきつい坂である。坂を上り切ってからは、ほぼ平坦になっている。直線距離は412.5m。全体の高低差は3.5m。
芝は開催2週目で、Aコース使用2週目になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「正面直線および2コーナーに部分的な傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
先週に組まれていた芝1400mの古馬の競馬は、2勝クラスの岡崎特別。勝ったのはスコールユニバンスで、勝ち時計は1分21秒3(良)だった。道中は中団の少し後ろのインで脚をタメる形で、4コーナーから外に動かしていく。直線でグッと伸びて先頭に立ち、後続の追撃を押さえて勝ち切った。
2着は直線で前になり、大きく外に出してから伸びたココリコホウオウ。3着は2番手追走から踏ん張りを見せたチャーミングアクトだった。レースの前半3ハロンは33秒7で、上がりは11秒6-11秒7-12秒2の35秒5だった。
GIIの金鯱賞(芝2000m)を制したのは、1番人気の支持を受けていたプログノーシス。いつも通りスタートでトモは入らず、少し外に逃げる格好に。道中はじっくりと運んで脚を残し、直線でしっかりと伸びて差し切った。勝ち時計は1分59秒8(良)だった。
2着は逃げて粘りを発揮したフェーングロッテンで、3着は好位のインから渋太く脚を使ったアラタ。レースの1000m通過は60秒9で、上がりは11秒2-11秒6-11秒8の34秒6だった。プログノーシスの上がりは33秒9になる。
京都競馬場の改装工事に入っているため、使用頻度が多くなっている中京の芝。2月5日の競馬が終わったあとに芝の張替えを行ったが、少しボコボコしている個所がある。
先週に関しては、含水率が少し高く、クッション値は低め。「特に速いわけでなく、かかるほどでもない」といった状態だった。
内は十分に走れる状態で、ただ、外から伸びて上位争いに加わってくるケースも少なくなかった。2週目になり、傾向が変わってくる可能性があるので注意したい。
今週は金曜の夜から雨が降り、午前11時の時点で稍重。予報通りなら、雨は昼ごろに止むことになる。
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◎2番カルロヴェローチェ
○8番ペースセッティング
▲5番バグダラス
△1番テラステラ
※7番スパーアグリ
×13番スプレモフレイバー
×12番サトノグレイト
×6番タマモブラックタイ
×14番ハチメンロッピ
×11番メリオルヴィータ
【単勝】2番(20%)
【複勝】2番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
2→8(×5)
2→5(×3)
2→1(×2)
2→7.13
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(12点)
2.8→5(×4)(4点)
2.8→1(×3)(3点)
2.8→7.13(2点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(72点)
2.8→1.5(×4)(48点)
2.8→7.10.13(18点)
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