5月13日・14日の予想コメントと的中結果
【5月13日・14日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【超万馬券予想の的中結果】
■5月14日(日)
東京12R
3連単 102万1,960円
3連複 11万1,670円
複 勝 260円(90%)
◎ウナギノボリ3着(3人気)
栗東S
3連単 19万9,520円
3連複 3万4,790円
馬 連 3,390円
単 勝 1,020円(10%)
複 勝 390円(50%)
◎アイオライト1着(5人気)
錦S
3連複 7,080円
単 勝 330円(10%)
複 勝 180円(90%)
◎シェイリーン1着(1人気)
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■5月13日(土)
新潟12R
3連単 34万4,820円
3連複 7万2,750円
複 勝 700円(90%)
◎キボウノホシ3着(7人気)
上賀茂S
3連単 9万3,130円
3連複 2万4,260円
複 勝 470円(90%)
◎マイネルクロンヌ3着(8人気)
都大路S
複 勝 180円(90%)
◎バジオウ3着(4人気)
緑風S
馬 連 2,760円
複 勝 300円(90%)
◎ワイドエンペラー2着(4人気)
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【日曜メインレース】
栗東S
3連単 19万9,520円
3連複 3万4,790円
馬 連 3,390円
ワイド 1,370円
ワイド 4,650円
ワイド 2,500円(×2)
複 勝 640円(50%)
◎メイショウテンスイ3着(9人気)
△▲◎でヒット
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東京11R
ヴィクトリアマイル(GI) 強豪牝馬そろう、◎は本格化して要注目、○はマイルでも
牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝1600m。
左回り。向正面の2コーナー出口からの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。
下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。
土曜は小雨が降り続くような状況。ただ、芝は我慢して良のままだった。日曜も空模様は怪しく、「くもり時々雨」という予報。ヒドく馬場が悪化することはなさそうだが、読めないところがある。
なお、クッション値は土曜の朝が「9.3」で、日曜の朝は「9.2」となっている。
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フルゲートを割って16頭立て。GIホースが4頭いて、中でスターズオンアースとソダシに注目が集まっている。
高野友和厩舎(栗東)の4歳馬ナミュールに◎を打った。
父はキングジョージ六世&クイーンエリザベスS(英GI)を勝ったハービンジャー。母の父はダイワメジャーで、3代母が桜花賞馬キョウエイマーチになる。祖母の仔にはアメリカでブリーダーズカップディスタフを制覇したマルシュロレーヌがいるし、世界レベルで通用する血統だ。
使える牝馬のGIは皆勤していて、4着、10着、3着、2着、5着という戦歴。3歳の春の桜花賞(10着)とオークス(3着)は馬体重が426キロだったが、秋の秋華賞(2着)の時には446キロになっていた。
エリザベス女王杯(5着)は448キロ。そして、4歳を迎え、2月の東京新聞杯では448キロの馬体でアタマ差の2着に駆けた。
東京新聞杯は以前とは違って15番枠からスッと出脚がつき、好位の後ろにつけることができた。道中は内に寄せてコースロスを軽減。直線で外に出すと、牡馬を相手に粘り強く脚を伸ばしてウインカーネリアンを追い詰めた。1分31秒8(良)の走破時計は優秀。初めて背負った56キロも苦にしなかったし、大きな成長を示す走りだった。
今回は約3ヵ月ぶりの実戦。栗東に戻ってからは、いつも通り坂路を中心に乗り込んできた。追い込むような調整ではなく、じっくりと負荷をかけていくメニュー。1週前には53秒9-11秒8をマークしたが、スピードを上げても体のブレがなく、後ろ脚でチップを巻き上げてパワフルな走りだった。
木曜の計量では、前走比14キロ増の462キロ。見た目にボリューミーになり、ビルドアップしている。。長距離輸送が入り、イレ込みがなければ450キロ台での出走になるだろう。過去最高体重で臨むことができるといい。
ヤネは主戦の横山武史。ゲートは11番枠で、東京新聞杯をイメージしてポジショニングしそうだ。馬場は悪くなっているかもしれないが、エリザベス女王杯の内容から苦にはしない。血統からも、バランス良く走れるデキにあることからも、しっかりと対応できるはずだ。
前にソダシ、後ろにスターズオンアース…。強い2頭を意識しないといけないが、武史は意識しつつもナミュールの能力を最大限に引き出すことを第一に考えて乗ってくるだろう。ここで待望のGI制覇を成すシーンがあっていい。
相手の筆頭には、西の4歳馬ナムラクレアを置いてみた。スプリンターとしての能力が高いのは周知のとおりだが、マイルでも桜花賞でスターズオンアースとハナ+半馬身差の3着に駆けている。
4歳になってからは坂路主体だった調整をCWコース主体に変え、以前よりもスタミナづくりを意識してハードに乗られている。高松宮記念を2着したあとで上積みが残っているかが問題だが、1週前にCWコースで終いにしっかりと追われてラスト1ハロン11秒3でグッと伸び、今週は坂路で余力十分に52秒8-11秒7をマークした。
攻めを見る限り、デキが落ちていることはなさそうだ。府中のマイルを走るのは初めてだが、ジワッと流れに乗せる形で序盤を対処すれば直線で伸びる力を残せるはず。そのあたりは長くコンビを組んでいる浜中俊との信頼関係に期待したい。人気はないし、穴として狙ってみる。
▲はソングライン。府中は牡馬を相手に外々を回りながら安田記念を勝った舞台で、中間は攻めを強化できるほど体がしっかりしている。馬体は少し太く映るぐらいだが、当日には仕上げてくるだろう。テン乗りになる捌き下手の戸崎圭太がうまく誘導できれば。
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【超万馬券予想の的中結果】
■5月14日(日)
東京12R
3連単 102万1,960円
3連複 11万1,670円
複 勝 260円(90%)
◎ウナギノボリ3着(3人気)
栗東S
3連単 19万9,520円
3連複 3万4,790円
馬 連 3,390円
単 勝 1,020円(10%)
複 勝 390円(50%)
◎アイオライト1着(5人気)
錦S
3連複 7,080円
単 勝 330円(10%)
複 勝 180円(90%)
◎シェイリーン1着(1人気)
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■5月13日(土)
新潟12R
3連単 34万4,820円
3連複 7万2,750円
複 勝 700円(90%)
◎キボウノホシ3着(7人気)
上賀茂S
3連単 9万3,130円
3連複 2万4,260円
複 勝 470円(90%)
◎マイネルクロンヌ3着(8人気)
都大路S
複 勝 180円(90%)
◎バジオウ3着(4人気)
緑風S
馬 連 2,760円
複 勝 300円(90%)
◎ワイドエンペラー2着(4人気)
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【日曜メインレース】
栗東S
3連単 19万9,520円
3連複 3万4,790円
馬 連 3,390円
ワイド 1,370円
ワイド 4,650円
ワイド 2,500円(×2)
複 勝 640円(50%)
◎メイショウテンスイ3着(9人気)
△▲◎でヒット
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東京11R
ヴィクトリアマイル(GI) 強豪牝馬そろう、◎は本格化して要注目、○はマイルでも
牝馬が争うGI競走で、舞台は東京の芝1600m。
左回り。向正面の2コーナー出口からの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして300mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。
下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。
土曜は小雨が降り続くような状況。ただ、芝は我慢して良のままだった。日曜も空模様は怪しく、「くもり時々雨」という予報。ヒドく馬場が悪化することはなさそうだが、読めないところがある。
なお、クッション値は土曜の朝が「9.3」で、日曜の朝は「9.2」となっている。
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フルゲートを割って16頭立て。GIホースが4頭いて、中でスターズオンアースとソダシに注目が集まっている。
高野友和厩舎(栗東)の4歳馬ナミュールに◎を打った。
父はキングジョージ六世&クイーンエリザベスS(英GI)を勝ったハービンジャー。母の父はダイワメジャーで、3代母が桜花賞馬キョウエイマーチになる。祖母の仔にはアメリカでブリーダーズカップディスタフを制覇したマルシュロレーヌがいるし、世界レベルで通用する血統だ。
使える牝馬のGIは皆勤していて、4着、10着、3着、2着、5着という戦歴。3歳の春の桜花賞(10着)とオークス(3着)は馬体重が426キロだったが、秋の秋華賞(2着)の時には446キロになっていた。
エリザベス女王杯(5着)は448キロ。そして、4歳を迎え、2月の東京新聞杯では448キロの馬体でアタマ差の2着に駆けた。
東京新聞杯は以前とは違って15番枠からスッと出脚がつき、好位の後ろにつけることができた。道中は内に寄せてコースロスを軽減。直線で外に出すと、牡馬を相手に粘り強く脚を伸ばしてウインカーネリアンを追い詰めた。1分31秒8(良)の走破時計は優秀。初めて背負った56キロも苦にしなかったし、大きな成長を示す走りだった。
今回は約3ヵ月ぶりの実戦。栗東に戻ってからは、いつも通り坂路を中心に乗り込んできた。追い込むような調整ではなく、じっくりと負荷をかけていくメニュー。1週前には53秒9-11秒8をマークしたが、スピードを上げても体のブレがなく、後ろ脚でチップを巻き上げてパワフルな走りだった。
木曜の計量では、前走比14キロ増の462キロ。見た目にボリューミーになり、ビルドアップしている。。長距離輸送が入り、イレ込みがなければ450キロ台での出走になるだろう。過去最高体重で臨むことができるといい。
ヤネは主戦の横山武史。ゲートは11番枠で、東京新聞杯をイメージしてポジショニングしそうだ。馬場は悪くなっているかもしれないが、エリザベス女王杯の内容から苦にはしない。血統からも、バランス良く走れるデキにあることからも、しっかりと対応できるはずだ。
前にソダシ、後ろにスターズオンアース…。強い2頭を意識しないといけないが、武史は意識しつつもナミュールの能力を最大限に引き出すことを第一に考えて乗ってくるだろう。ここで待望のGI制覇を成すシーンがあっていい。
相手の筆頭には、西の4歳馬ナムラクレアを置いてみた。スプリンターとしての能力が高いのは周知のとおりだが、マイルでも桜花賞でスターズオンアースとハナ+半馬身差の3着に駆けている。
4歳になってからは坂路主体だった調整をCWコース主体に変え、以前よりもスタミナづくりを意識してハードに乗られている。高松宮記念を2着したあとで上積みが残っているかが問題だが、1週前にCWコースで終いにしっかりと追われてラスト1ハロン11秒3でグッと伸び、今週は坂路で余力十分に52秒8-11秒7をマークした。
攻めを見る限り、デキが落ちていることはなさそうだ。府中のマイルを走るのは初めてだが、ジワッと流れに乗せる形で序盤を対処すれば直線で伸びる力を残せるはず。そのあたりは長くコンビを組んでいる浜中俊との信頼関係に期待したい。人気はないし、穴として狙ってみる。
▲はソングライン。府中は牡馬を相手に外々を回りながら安田記念を勝った舞台で、中間は攻めを強化できるほど体がしっかりしている。馬体は少し太く映るぐらいだが、当日には仕上げてくるだろう。テン乗りになる捌き下手の戸崎圭太がうまく誘導できれば。
△はソダシ。昨年のヴィクトリアマイルは好位から抜け出して2馬身差で快勝していて、今年はスターズオンアース、ナミュールなど新しい強敵が加わっている。攻めからデキは絶好。レーンを配し、陣営の指示で強気にねじ伏せるような競馬をしてきそうだ。血統的に気性は難しく、平常心で臨めれば。
※はスターズオンアース。長期休養明けだった大阪杯でハナ差の2着に伸び、非凡な才能をあらためてアピールした。放牧を挟み、攻めは順調に積めている。前走で完ぺきに仕上げていたので上積みがあるかは微妙だが、動き自体は良かった。怪しくなっているゲートが鍵に。
以下はサウンドビバーチェ、ララクリスティーヌ、ロータスランド、スタニングローズなど。「前進気勢の強さに問題があり、折り合うと高い能力を発揮する」といった牝馬が多い印象である。
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◎11番ナミュール
○12番ナムラクレア
▲6番ソングライン
△16番ソダシ
※2番スターズオンアース
×3番サウンドビバーチェ
×8番ララクリスティーヌ
×1番ロータスランド
×5番スタニングローズ
×10番サブライムアンセム
×13番ディヴィーナ
【単勝】11番(20%)
【複勝】11番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→2(×7)
11→16(×3)
11→6(×2)
11→5.8.12
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【3連複】(軸2頭ながし)
11.12→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
6.12→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.12→全通り(84点)
11.12→2(×2)(12点)
11.6→全通り(84点)
11.6→16(6点)
11.6→2(×3)(18点)
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京都11R
栗東ステークス(L) 軽い馬場に、◎は転厩2戦目&馬具工夫で一発も
京都のダ1400mで争われるリステッド競走。
右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。スタート地点は芝で、150mほど走ってダートコースに入る。向正面の中ほどの残り約1050mからは急めの上り坂に。3コーナー手前の残り約850mまで、約200mの間に2.5mほどの高低差がある坂を上ることになる。
上り切ってからは一転して下り勾配に。4コーナーに入って残り約550mの地点まで、約300mの間に3mの下り坂を駆け下りる。そこからは平坦で、329.1mある直線も平坦になっている。全体の高低差は3.0m。幅員は25mで、広々としたコースである。
土曜は10Rの頃から雨が降り、だんだんと雨足が強くなった。良馬場のまま終わったが、そのあとで稍重に。日曜の朝には重になっていた。
日曜は朝の時点でくもりだったが、10時ごろから雨が降り出した。メインの時には不良になっている可能性がある。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は9頭。ハンデ戦になり、トップハンデが60キロ、最軽量が53キロで、7キロという大きい上下差がある。
思い切った狙いになるが、河内洋厩舎の6歳馬メイショウテンスイに◎を打った。
最後に勝ったのは3歳の秋のリステッド競走。最近は地味な印象を持たれている感じだが、5歳の秋のエニフS(中京ダ1400m)では、スピードの出る馬場の中を強気に先行し、1200mを1分08秒7で通過している。差し込まれて3着に終わったが、ゴールを過ぎて、またスーッと脚を使っていた。
次のレースのオータムリーフS(阪神ダ1400m)では、別定の59キロで直線で下がったが、渋太く盛り返して5着で入線している。追ってシュッと伸びないので詰め切れないもので、潜在的なスタミナがある分で体力を残してゴールするというケースが多い。
前走のコーラルSは転厩緒戦で時計を出したのは坂路のみ。実戦では2番手を進むスピードを見せ、0秒8差の9着と大きくは負けなかった。
そして、この中間はコース追いを取り入れてきた。1週前に坂路で51秒8を出し、今週はCWコースで中ほどを通って楽に65秒4-11秒5をマークしている。転厩2戦目の攻め強化で、上積みは大きいだろう。
ハンデは据え置きの57キロ、ヤネは引き続き太宰啓介。陣営が「馬具を工夫する」と話している点も見逃せない。脚抜きの良い馬場は相性良し。見せ場はつくれて、それ以上があるかだが、完ぺきに運べば馬券に絡む可能性はある。激走があっても。
相手の筆頭は、西の5歳牝馬ディアノイア。オープンに上がってから3着、4着と駆けていて、ヒドく揉まれなければしっかりと脚を使ってくる。ハンデの54キロは有利。外の15番枠を引いたのも悪くない。テン乗りの松若風馬がうまく誘導することができれば。
▲は西の4歳牝馬タガノクリステル。3勝クラス勝ちの前走は和田竜二が100点満点の騎乗をしたが、それができたのは馬のセンスと能力もある。オープンの流れにとまどわないかがポイントになり、53キロのハンデなら食い込みは可能だ。
以下、アイオライト、テイエムアトム、レディバグ、ブルベアイリーデなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
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◎14番メイショウテンスイ
○15番ディアノイア
▲4番タガノクリステル
△10番アイオライト
※9番テイエムアトム
×16番レディバグ
×3番ブルベアイリーデ
×11番ロードシュトローム
×5番ベルダーイメル
×7番アルサトワ
×12番セキフウ
【単勝】14番(10%)・15番(20%)・4番(20%)
【複勝】14番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
15→全通り
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
14→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.15→全通り(84点)
14.4→全通り(84点)
15.4→全通り(84点)
15.4→9(×3)(18点)
15.4→3(6点)
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【日曜後半レース】
京都12R
3連単 2,950円
3連複 1,050円
馬 連 400円(×2)
ワイド 240円(×2)
ワイド 320円(×2)
単 勝 180円(100%)
◎タガノエスコート1着(1人気)
◎△×でヒット
東京12R
ワイド 1,940円
ワイド 5,810円
複 勝 260円(50%)
ウナギノボリ3着(3人気)
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東京12R
BSイレブン賞
3勝クラスのダ1400m戦。土曜のダートは走りやすい状態になっていた。混戦ムードといった印象で、伏兵馬を狙っていきたい。
◎フルオールは府中で2勝、中山で大敗した前走はそう気にすることもない。立て直して攻めの動きは良好。ソラをつかうところがあって1400mは忙しいだろうが、追いの強い横山武史が動かしてくれないか。穴として期待したい。
○ウナギノボリは昇級緒戦の前走で内を割って伸びて3着。軽いダートは合うはずだし、捌きに甘さのある戸崎圭太がロスなく誘導して末脚を引き出すことができれば。
▲は1番人気なっているレーン騎乗のイグザルトで、以下、ライフレッスンズ、イフティファール、テーオーステルス、ヴェイルネビュラなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎9番フルオール
○6番ウナギノボリ
▲10番イグザルト
△15番ライフレッスンズ
※5番イフティファール
×1番テーオーステルス
×14番ヴェイルネビュラ
×11番タイキフォース
×2番コルドンルージュ
×3番インヴァリアンス
×7番フルム
【単勝】9番(10%)・6番(10%)
【複勝】9番(30%)・6番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
10.15→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.6→全通り(84点)
9.10→全通り(84点)
9.10→5.15(12点)
6.10→全通り(84点)
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京都12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1800m戦。ダートは脚抜きの良い状態になっている。タガノエスコートが抜けた1番人気。2番手以下は少し混とんとしている。
◎タガノエスコートはタガノビューティー(かしわ記念2着)を兄に持つ4歳馬。休養前には続けて現級を2着に駆けている。今回は転厩緒戦になるが、坂路(栗東)で50秒6-36秒3-12秒1を楽にマークして好ムード。メンバー的に上位争い必至だ。
相手で狙ってみたいのは、立て直して先行力に注意すべきのサクセスエースと、初ダートがプラスに出る可能性があるジュンブルースカイ。以下はテイエムファクター、アスクビックスター、プルモナリアなど。
◎14番タガノエスコート
○2番サクセスエース
▲11番ジュンブルースカイ
△9番ラインオブソウル
※3番テイエムファクター
×13番アスクビックスター
×6番プルモナリア
×1番シュガーコルト
×4番レイクリエイター
×5番ハイラブハンター
【単勝】14番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→9.11.13(×2)
14→1.2.3.6
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.14→全通り(12点)
11.14→全通り(12点)
9.14→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸1頭)
1着:14
相手:2.3.6.9.11.13(30点)
【3連単】(軸1頭)
2着:14
相手:2.3.6.9.11.13(30点)
━━━━━━━━━━━━━━
新潟11R
弥彦ステークス
3勝クラスの芝1800m(外)戦。新潟の芝は特に内が荒れた状態になっている。人気のトゥデイイズザデイとスパイラルノヴァは力があるが、3騎の伏兵馬に期待することにした。
◎クライミングリリーは中山の前走で重馬場の中を大外から追い込んで2着に好走した。その後はひと息入れ、美浦のウッドコースで好調教を連発して仕上がりは良好。初となる新潟にも対応できるはずで、ヤネはテン乗りでもしっかり追ってくる丹内祐次。人気になってこないので狙ってみたい。
○フィールシンパシーは岡田一族の生産馬・所有馬で、2走前の幕張Sで力はのあるジネストラと0秒2差の2着に駆けた。馬場が悪すぎた前走は5着に終わったが、力量的に巻き返しがあっていい。乗り込んで動ける仕上がり。
▲エリオトローピオはフィールシンパシーと同じく、岡田一族の生産馬・所有馬。前走はリステッド競走に挑戦し、50キロのハンデもあって2着に健闘した。幕張Sで4着していて、別定の56キロでも問題なし。デキはキープしている感じで、侮れないムードだ。
以下、トゥデイイズザデイ、スパイラルノヴァ、サジェス、ハーランズハーツ、グランスラムアスクなど、軽視できない勢力は多い。
◎8番クライミングリリー
○11番フィールシンパシー
▲7番エリオトローピオ
△6番トゥデイイズザデイ
※12番スパイラルノヴァ
×3番サジェス
×10番ハーランズハーツ
×9番グランスラムアスク
×13番オヌール
×4番ソウルトレイン
【複勝】8番(40%)・11番(40%)・7番(20%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
11→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(11点)
7.8→全通り(11点)
7.11→全通り(11点)
6.8→全通り(11点)
8.11→全通り(11点)
6.7→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.11→全通り(66点)
8.7→全通り(66点)
11.7→全通り(66点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】
都大路S
3連複 1,460円(×5)
馬 連 820円(×4)
単 勝 290円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎エアファンディタ1着(1人気)
◎×△でヒット
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東京11R
京王杯スプリングカップ(GII) 天候が微妙、◎は攻め強化で注目、○は大穴候補
東京の芝1400mで争われるGII競走。
左回り。向正面の中ほどからの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして100mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。
下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。
先週は土曜が良馬場で、日曜は雨が降って良→稍重へと推移した。
芝1400mの競馬は3鞍あり、勝ち時計は土曜の3歳1勝クラスが1分20秒6(良)、土曜の4歳以上2勝クラスが1分21秒0(良)、日曜の4歳以上1勝クラスが1分20秒9(良)だった。
NHKマイルカップは、控えて脚をタメていたシャンパンカラーが外から伸びて抜け出し、ウンブライルの追撃をアタマ差で凌いで戴冠した。勝ち時計は1分33秒8(稍)。レースの1000m通過は58秒4で、上がりは12秒0-11秒5-11秒9の35秒4だった。シャンパンカラーの上がりは34秒4で、ウンブライルは34秒0。
全体に芝は走りやすく、ただ、3~4コーナーの内ははげた状態だった。スローで先行して速い上がりで押し切る競馬があり、ハイペースで流れて外からの差しが決まるケースもあった。大きな内外の差はないという印象だった。
今週は先週の日曜に馬場が少し悪化した中で競馬が行われた影響がどう出るか。ただ、仮柵を設置してBコースに替わるので、内は隠されることになる。
空模様は怪しく、降ったり止んだりの天候になるか。強く降る時間帯があるかもしれないし、あまり降らない可能性もあるし、そのあたりは何ともわからない。
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フルゲートの18頭立て。GI馬が3頭いて、なかなかおもしろいメンバーになった。ただ、折り合い面など何かしら課題を抱えている馬が多く、空模様も気になるところ。当日の朝の段階で3連単の1番人気が9,000円と、人気は見事に割れている。
木村哲也厩舎(美浦)の5歳牝馬アヴェラーレに◎を打った。
ドゥラメンテ産駒で、母が15年にNHKマイルカップを2着したアルビアーノ。母は510キロを超える大型牝馬だったが、こちらは450キロ級の馬体である。体には頼りなさがあり、気持ちが強くて行きたがることしばしば。それでも高い能力を示してきている。
昨秋の秋色S(3勝クラス)では、スムーズさを欠きながらグッと伸びてタイム差なしの3着。勝ち馬がジャスティンスカイで、2着がレッドモンレーヴ、4着がジネストラ、5着がゾンニッヒと、メンバーは強かった。そして、5歳の3月に中京で重馬場の中をしっかりと勝ち切り、オープン入りを果たしている。
中間の調整は意欲的。1週前にウッドコースで内を通って65秒3-10秒9をマークし、日曜に坂路で53秒3-11秒9を乗られると、ウッドコースの最終追いでは68秒1-11秒6の時計で3頭併せの内から同入した。木村師は「体質が強化され、攻めの強度を上げた」と。日曜のヴィクトリアマイルにも登録していたあたり、陣営も状態に関して自信を持っているのだろう。
ヤネは同馬に乗って(3.1.2.4)のルメール。折り合い面から1400mの距離は合っている。16番枠は外すぎるが、この点の対処はルメールに任せたい。馬場は少しぐらいなら渋っても大丈夫。
頭が高くなったりと完全にはしっかりしていない中での牡馬混合のGII。状況的には楽でないが、攻め強化は見逃せないし、上位争いに加わるシーンがあっていい。
上村洋行厩舎(栗東)の5歳馬レイモンドバローズも気になる存在。
3歳時には力んだ走りになりながらアーリントンカップで3着に健闘。4歳の秋には当舞台で外から力強く差して3勝クラスを勝っている。
5歳になって2月にダートを使い、放牧に出して今回が2戦目。CWコースと坂路を併用してしっかりと乗り込み、1週前にCWコースでラスト1ハロン11秒2で先着すると、今週は68秒5-11秒3の時計で少し遅れるという内容だった。少し太く映るが、体形もあるだろう。動きは力強かった。
ヤネは3勝クラスを勝った時に跨っていた横山武史。GIIで相手は強力だが、秘めた力があると感じさせる素材で、まったく人気がないので狙ってみる。
▲は東の4歳馬ウインマーベル。3歳の秋にスプリンターズSを2着に駆けていて、前2走は外枠を引いて競馬にならなかった。GIのあとでも気配は悪くないし、府中の1400m、10番枠でスムーズな競馬ができれば。
△は折り合いがつけば終いに脚を伸ばしてくる4歳のレッドモンレーヴで、※はNHKマイルカップ勝ちの実績がある左回り巧者の4歳馬ダノンスコーピオン。どちらも1400mは初になるが、折り合い面からプラスに出ていい。
以下、ダディーズビビッド、ラウダシオン、ゾンニッヒ、トゥラヴェスーラなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
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◎16番アヴェラーレ
○13番レイモンドバローズ
▲10番ウインマーベル
△12番レッドモンレーヴ
※1番ダノンスコーピオン
×15番ダディーズビビッド
×14番ラウダシオン
×4番ゾンニッヒ
×8番トゥラヴェスーラ
×9番ピクシーナイト
×5番ベレヌス
【単勝】16番(10%)・13番(10%)
【複勝】16番(60%)・13番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
16→1.12(×2)
16→4
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.16→全通り(16点)
10.16→全通り(16点)
10.13→全通り(16点)
12.16→全通り(16点)
12.13→全通り(16点)
10.12→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
16.13→全通り(96点)
16.10→全通り(96点)
16.10→1.12(12点)
13.10→全通り(96点)
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京都11R
都大路ステークス(L) ◎はメンバー的に好勝負しないと、ヒモ荒れがあれば
京都の芝1800m(外)で争われるリステッド競走。
右回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、外回りコース使用。3コーナーまでの距離は約900mある。向正面半ばの残り約1200mから急な上り坂に。3コーナーに入って残り800mの手前までに約4mの高低差を上る。
上り切ると一転して急な下り坂になる。4コーナー手前まで、150mと少しの間に4m弱の坂を駆け下りる。そこから下りは緩やかに。4コーナーを回り切って直線に向かい、残り300mまで下って、あとはごく緩い上りになる。
直線距離は403.7m。コース全体の高低差は4.3m。幅員が大きく(外回りのBコース使用時は21~35m)、広々としたコースというのも特徴的である。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動に伴い、傷みがあった箇所はカバーされ良好な状態です」と発表があった。
先週の土曜は午後に少し雨が降ったものの馬場は良、日曜は雨が降り続いて不良だった。
土曜の競馬を見ると、4歳以上2勝クラスの芝2000m(内)戦が1分58秒8(良)で決着し、3歳重賞の京都新聞杯(芝2200m(外))は2分14秒1(良)、4歳以上2勝クラスの芝1600m(外)は1分33秒2(良)の勝ち時計だった。
京都新聞杯は1000m通過が63秒8とスローで流れ、上がりは11秒3-11秒2-11秒4の33秒9だった。中団を進んでいたサトノグランツが直線で徐々に加速するように伸びて差し切っている。
芝はスピードが出る状態で、内を走って好走するケースがあれば、外から伸びて上位に食い込むパターンもあった。展開次第ではあるが、瞬発力の有無は重要で、長く脚を使えるタイプが優位に立つ競馬になることもあった。
先週の日曜にかなり悪い馬場で競馬をしたが、今週から仮柵を設置してBコース使用になるので、荒れた部分は隠されることになる。
今週末も天気は下り坂で、土曜は夕方から雨が降るという予報。メインの頃に降り出しているかはわからず、特別に悪化していることもないか。
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10頭立て。重賞勝ち馬は1頭(レッドジェニアル)だけで、少しさびしいメンバーではある。馬場は特別に悪くはなっていないか。
バジオウ陣営が逃げ宣言を出している。ただ、行きたがる気性のルペルカーリアがレースを動かしてしまう可能性が…。展開面は流動的である。
池添学厩舎(栗東)の6歳馬エアファンディタに◎を打った。
5歳の2月に阪神の芝1600m(外)の洛陽S(L)を1分31秒9の時計でV。前3走は4着、5着、2着で、機敏に動けないところはあるものの、底力で脚を使ってくる。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは入念。1週前にCWコースで中ほどを通って64秒9-11秒6をマークしていて、これで仕上がってきたようだ。日曜、水曜と坂路で大きめを乗り、金曜にも時計になるところを乗っている。
ヤネは武豊。テン乗りになるのがどうかだが、レースの流れに応じて、脚を余さないように立ち回ってきてもらいたい。
初めて背負う58キロが影響する可能性があるが、京都の外回りコースは合っているし、直線は伸びてくるはず。連勝式の軸として期待したい。馬場は渋っても問題なし。
エアファンディタは1番人気になっている。馬券の面ではおもしろみが薄く、相手には伏兵馬を狙うことにした。
エンデュミオンはオープンに上がってから掲示板に載れていない。ただ、うまく捌けなかったケースが多く、前走の谷川岳S(7着)も直線で前が開かずに強引に外に動かすロスがあった。
中1週になるのがどうかだが、坂路(栗東)で54秒6-12秒5を出しているし、10頭立てでスムーズに運ぶことができると一発も。
フォワードアゲンは昨年の夏に53キロのハンデだったといえ重賞の新潟記念を4着していて、力は見劣りしない。美浦のウッドコースで中ほどを通って64秒7-11秒3の好時計が出ていて、デキは良さそう。滞在競馬が理想ではあり、西へ輸送してイレ込みが軽度なら。
△はチークピーシズを着けて逃げの手に出る予定のバジオウで、※は骨折明けでも折り合えば好勝負になる良血馬ルペルカーリア、×の1番手は3勝クラスを渋太い走りで勝ち上がったエンペザー。アドマイヤハダルとラセットも実績的に軽視できない。
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◎8番エアファンディタ
○7番エンデュミオン
▲4番フォワードアゲン
△10番バジオウ
※2番ルペルカーリア
×3番エンペザー
×5番アドマイヤハダル
×6番ラセット
×1番マンオブスピリット
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→3(×5)
8→5(×4)
8→2.10(×3)
8→6(×2)
8→1.4.7.9
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→2.3.4.5.6.7.10(21点)
8→2.3.5.6.7.10(15点)
8→2.3.5.10(×3)(18点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.7→全通り(48点)
8.7→2.3.5.10(24点)
8.4→全通り(48点)
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【土曜後半レース】
東京12R
3連単 1万2,600円(×2)
3連複 1,980円
複 勝 150円(80%)
◎マブストーク3着(2人気)
×○◎でヒット
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東京12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1600m戦。フルゲートの16頭立てになり、昇級馬がいなくて、既存勢力で前走で馬券に絡んでいるのは1頭のみである。レベルが低いわけでもないのだが、安心して馬券を預けられる存在はいない。
◎マブストークは当舞台で(0.2.1.4)。2走前の2着も4走前の2着も放牧明けで、間隔を取った方が結果が出る傾向にある。
今回は放牧を挟んで2か月半ぶりの実戦。1週前の美浦のウッドコースでボーンディスウェイ(ホープフルS5着)と併せて65秒3-11秒4をマークし、今週は単走で64秒0-11秒8の好時計を叩き出した。これだけの時計が出ているのだから、いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは乗り慣れている木幡巧也。好走できる材料がそろっていて、中心に期待することにした。雨は降っても降らなくても、どちらでも対応できる。
相手の筆頭はレーンが騎乗するヴァーンフリート。前走の7着は道中で不利があり、2走前は2着、3走前に3着と駆けている。4走前には当舞台で1勝クラスを圧勝していて、巻き返していい条件だ。1番枠でゴチャつかなければ。
▲は左ブリンカーを着けて臨むベラールで、以下はサトミノマロン、ミエノナイスガイ、レオカクテル、ギャラクシーナイトなど。
◎9番マブストーク
○1番ヴァーンフリート
▲12番ベラール
△13番サトミノマロン
※11番ミエノナイスガイ
×16番レオカクテル
×6番ギャラクシーナイト
×14番ダイチヴィヴァン
×5番アキノスマート
×3番エーティーソブリン
【単勝】9番(20%)
【複勝】9番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→1(×6)
9→16(×3)
9→6.13(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.9→全通り(14点)
9.12→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.1→全通り(84点)
9.1→16(×2)(12点)
9.1→6.13(12点)
9.12→全通り(84点)
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京都12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1200m戦。スピードある先行馬が複数頭いて、速めの流れに乗りそうだ。雨がどれだけ降るかで、馬場の軽さ、そして、結果が変わってくる。断然の1番人気になっているスマートラプターは強いが、伏兵馬3騎を狙っていくことにした。
◎キタノエクスプレスは昨年の9月に中京のダ1400mで2着。勝ったドンフランキーに5馬身の差をつけられての2着だったが、ドンフランキーはその後にオープン特別を勝つまでに出世している。先行して厳し競馬になって失速するという競馬が続いているものの、現級を突破できるだけの能力を持っているのは確かだ。
休養中に障害練習を取り入れたとのこと。これでトモに力がつき、精神面でも強くなっているといい。そして、今回は控える競馬をする考えがあるようだ。慣れが必要かもしれないが、自然体の走りができて上位に食い込んでくる可能性はある。
○ユスティニアンは昨年の後半に阪神のダ1200mで連続で2着していて、力は足りている。中間はひと息入れ、栗東の坂路とCWコースでしっかりと乗ってきた。ポリトラックで追うこともあるが、その時よりも負荷がかかっている。1番枠からスムーズに運ぶと穴を開けるシーンも。
▲メイショウミツヤスは福島の前走で勝負どころで動きづらくなりながら3着に追い込んだ。使い込んでいてもデキ落ちはなさそうだし、2番枠からうまく立ち回ってくると。
△はデアリングウーマン。ムラな気性だが、2走前には大外を攻めて4着に伸びている。攻めの動きが良く、ヒドく揉まれることがなければ。
以下はブルーダイヤカフェ、ロードミットナイト、スマートラプター、ルアルなど。
◎6番キタノエクスプレス
○1番ユスティニアン
▲2番メイショウミツヤス
△7番デアリングウーマン
※11番ブルーダイヤカフェ
×14番ロードミットナイト
×12番スマートラプター
×10番ルアル
×15番ダイシンウィット
×3番メルシー
【複勝】6番(30%)・1番(50%)・2番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
1→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.6→全通り(13点)
2.6→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
6.7→全通り(13点)
1.7→全通り(13点)
2.7→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
6.1→全通り(78点)
6.2→全通り(78点)
1.2→全通り(78点)
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新潟11R
信濃川特別
新潟は全周にわたり、コースの内が荒れた状態になっている。どこが伸びるのか、ジョッキーたちも探りつつ、考えつつで騎乗することになるだろう。
メインは2勝クラスの芝2000m(外)戦。パッとしないメンバーといった印象で、伏兵馬を狙っていきたい。
◎ビートザウイングスは6歳のセン馬で、現級で3着が1回、4着が2回という戦歴になっている。今回は転厩緒戦になり、障害練習を取り入れた。これでトモに力がついたということである。
祖母が秋華賞3着のウイングレットという良血馬。美浦のウッドで65秒9-11秒7の好時計を出してきたし、実戦で変わる可能性がある。手頃な人気なので狙ってみたい。
○エヴィダンシアは1月に小倉の芝2600mで1勝クラスをクリア。道悪を問題にしなかった。中間は栗東CWコースで63秒9-11秒5、坂路で52秒1-12秒6をマークして気配は良好。初の新潟はプラスに出ていいし、侮れない面がある。配当面で妙味あり。
▲ヒルノエドワードは2月の小倉での1勝クラス勝ちが強い競馬。昇級後の2走は10着、12着だが、通用する力は秘めている。攻めで速い時計が出ているし、折り合って脚が溜まると一発も。
以下はセレブレイトガイズ、シンシアリダーリン、アナレンマ、ブルーゲートなど。
◎8番ビートザウイングス
○9番エヴィダンシア
▲11番ヒルノエドワード
△6番セレブレイトガイズ
※5番シンシアリダーリン
×1番アナレンマ
×10番ブルーゲート
×2番サマービート
×3番マリノソフィア
【単勝】8番(10%)・9番(10%)
【複勝】8番(40%)・9番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
9→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(45点)
9→全通り(45点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.9→全通り(54点)
8.11→全通り(54点)
9.11→全通り(54点)
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※はスターズオンアース。長期休養明けだった大阪杯でハナ差の2着に伸び、非凡な才能をあらためてアピールした。放牧を挟み、攻めは順調に積めている。前走で完ぺきに仕上げていたので上積みがあるかは微妙だが、動き自体は良かった。怪しくなっているゲートが鍵に。
以下はサウンドビバーチェ、ララクリスティーヌ、ロータスランド、スタニングローズなど。「前進気勢の強さに問題があり、折り合うと高い能力を発揮する」といった牝馬が多い印象である。
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◎11番ナミュール
○12番ナムラクレア
▲6番ソングライン
△16番ソダシ
※2番スターズオンアース
×3番サウンドビバーチェ
×8番ララクリスティーヌ
×1番ロータスランド
×5番スタニングローズ
×10番サブライムアンセム
×13番ディヴィーナ
【単勝】11番(20%)
【複勝】11番(80%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
11→2(×7)
11→16(×3)
11→6(×2)
11→5.8.12
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【3連複】(軸2頭ながし)
11.12→全通り(14点)
6.11→全通り(14点)
6.12→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
2.11→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
11.12→全通り(84点)
11.12→2(×2)(12点)
11.6→全通り(84点)
11.6→16(6点)
11.6→2(×3)(18点)
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京都11R
栗東ステークス(L) 軽い馬場に、◎は転厩2戦目&馬具工夫で一発も
京都のダ1400mで争われるリステッド競走。
右回り。2コーナー奥の引き込み線からの発走。スタート地点は芝で、150mほど走ってダートコースに入る。向正面の中ほどの残り約1050mからは急めの上り坂に。3コーナー手前の残り約850mまで、約200mの間に2.5mほどの高低差がある坂を上ることになる。
上り切ってからは一転して下り勾配に。4コーナーに入って残り約550mの地点まで、約300mの間に3mの下り坂を駆け下りる。そこからは平坦で、329.1mある直線も平坦になっている。全体の高低差は3.0m。幅員は25mで、広々としたコースである。
土曜は10Rの頃から雨が降り、だんだんと雨足が強くなった。良馬場のまま終わったが、そのあとで稍重に。日曜の朝には重になっていた。
日曜は朝の時点でくもりだったが、10時ごろから雨が降り出した。メインの時には不良になっている可能性がある。
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フルゲートの16頭立て、除外馬は9頭。ハンデ戦になり、トップハンデが60キロ、最軽量が53キロで、7キロという大きい上下差がある。
思い切った狙いになるが、河内洋厩舎の6歳馬メイショウテンスイに◎を打った。
最後に勝ったのは3歳の秋のリステッド競走。最近は地味な印象を持たれている感じだが、5歳の秋のエニフS(中京ダ1400m)では、スピードの出る馬場の中を強気に先行し、1200mを1分08秒7で通過している。差し込まれて3着に終わったが、ゴールを過ぎて、またスーッと脚を使っていた。
次のレースのオータムリーフS(阪神ダ1400m)では、別定の59キロで直線で下がったが、渋太く盛り返して5着で入線している。追ってシュッと伸びないので詰め切れないもので、潜在的なスタミナがある分で体力を残してゴールするというケースが多い。
前走のコーラルSは転厩緒戦で時計を出したのは坂路のみ。実戦では2番手を進むスピードを見せ、0秒8差の9着と大きくは負けなかった。
そして、この中間はコース追いを取り入れてきた。1週前に坂路で51秒8を出し、今週はCWコースで中ほどを通って楽に65秒4-11秒5をマークしている。転厩2戦目の攻め強化で、上積みは大きいだろう。
ハンデは据え置きの57キロ、ヤネは引き続き太宰啓介。陣営が「馬具を工夫する」と話している点も見逃せない。脚抜きの良い馬場は相性良し。見せ場はつくれて、それ以上があるかだが、完ぺきに運べば馬券に絡む可能性はある。激走があっても。
相手の筆頭は、西の5歳牝馬ディアノイア。オープンに上がってから3着、4着と駆けていて、ヒドく揉まれなければしっかりと脚を使ってくる。ハンデの54キロは有利。外の15番枠を引いたのも悪くない。テン乗りの松若風馬がうまく誘導することができれば。
▲は西の4歳牝馬タガノクリステル。3勝クラス勝ちの前走は和田竜二が100点満点の騎乗をしたが、それができたのは馬のセンスと能力もある。オープンの流れにとまどわないかがポイントになり、53キロのハンデなら食い込みは可能だ。
以下、アイオライト、テイエムアトム、レディバグ、ブルベアイリーデなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
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◎14番メイショウテンスイ
○15番ディアノイア
▲4番タガノクリステル
△10番アイオライト
※9番テイエムアトム
×16番レディバグ
×3番ブルベアイリーデ
×11番ロードシュトローム
×5番ベルダーイメル
×7番アルサトワ
×12番セキフウ
【単勝】14番(10%)・15番(20%)・4番(20%)
【複勝】14番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
15→全通り
4→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
14→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.15→全通り(84点)
14.4→全通り(84点)
15.4→全通り(84点)
15.4→9(×3)(18点)
15.4→3(6点)
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【日曜後半レース】
京都12R
3連単 2,950円
3連複 1,050円
馬 連 400円(×2)
ワイド 240円(×2)
ワイド 320円(×2)
単 勝 180円(100%)
◎タガノエスコート1着(1人気)
◎△×でヒット
東京12R
ワイド 1,940円
ワイド 5,810円
複 勝 260円(50%)
ウナギノボリ3着(3人気)
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東京12R
BSイレブン賞
3勝クラスのダ1400m戦。土曜のダートは走りやすい状態になっていた。混戦ムードといった印象で、伏兵馬を狙っていきたい。
◎フルオールは府中で2勝、中山で大敗した前走はそう気にすることもない。立て直して攻めの動きは良好。ソラをつかうところがあって1400mは忙しいだろうが、追いの強い横山武史が動かしてくれないか。穴として期待したい。
○ウナギノボリは昇級緒戦の前走で内を割って伸びて3着。軽いダートは合うはずだし、捌きに甘さのある戸崎圭太がロスなく誘導して末脚を引き出すことができれば。
▲は1番人気なっているレーン騎乗のイグザルトで、以下、ライフレッスンズ、イフティファール、テーオーステルス、ヴェイルネビュラなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎9番フルオール
○6番ウナギノボリ
▲10番イグザルト
△15番ライフレッスンズ
※5番イフティファール
×1番テーオーステルス
×14番ヴェイルネビュラ
×11番タイキフォース
×2番コルドンルージュ
×3番インヴァリアンス
×7番フルム
【単勝】9番(10%)・6番(10%)
【複勝】9番(30%)・6番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
6.10→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
10.15→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.6→全通り(84点)
9.10→全通り(84点)
9.10→5.15(12点)
6.10→全通り(84点)
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京都12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1800m戦。ダートは脚抜きの良い状態になっている。タガノエスコートが抜けた1番人気。2番手以下は少し混とんとしている。
◎タガノエスコートはタガノビューティー(かしわ記念2着)を兄に持つ4歳馬。休養前には続けて現級を2着に駆けている。今回は転厩緒戦になるが、坂路(栗東)で50秒6-36秒3-12秒1を楽にマークして好ムード。メンバー的に上位争い必至だ。
相手で狙ってみたいのは、立て直して先行力に注意すべきのサクセスエースと、初ダートがプラスに出る可能性があるジュンブルースカイ。以下はテイエムファクター、アスクビックスター、プルモナリアなど。
◎14番タガノエスコート
○2番サクセスエース
▲11番ジュンブルースカイ
△9番ラインオブソウル
※3番テイエムファクター
×13番アスクビックスター
×6番プルモナリア
×1番シュガーコルト
×4番レイクリエイター
×5番ハイラブハンター
【単勝】14番(100%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→9.11.13(×2)
14→1.2.3.6
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.14→全通り(12点)
11.14→全通り(12点)
9.14→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸1頭)
1着:14
相手:2.3.6.9.11.13(30点)
【3連単】(軸1頭)
2着:14
相手:2.3.6.9.11.13(30点)
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新潟11R
弥彦ステークス
3勝クラスの芝1800m(外)戦。新潟の芝は特に内が荒れた状態になっている。人気のトゥデイイズザデイとスパイラルノヴァは力があるが、3騎の伏兵馬に期待することにした。
◎クライミングリリーは中山の前走で重馬場の中を大外から追い込んで2着に好走した。その後はひと息入れ、美浦のウッドコースで好調教を連発して仕上がりは良好。初となる新潟にも対応できるはずで、ヤネはテン乗りでもしっかり追ってくる丹内祐次。人気になってこないので狙ってみたい。
○フィールシンパシーは岡田一族の生産馬・所有馬で、2走前の幕張Sで力はのあるジネストラと0秒2差の2着に駆けた。馬場が悪すぎた前走は5着に終わったが、力量的に巻き返しがあっていい。乗り込んで動ける仕上がり。
▲エリオトローピオはフィールシンパシーと同じく、岡田一族の生産馬・所有馬。前走はリステッド競走に挑戦し、50キロのハンデもあって2着に健闘した。幕張Sで4着していて、別定の56キロでも問題なし。デキはキープしている感じで、侮れないムードだ。
以下、トゥデイイズザデイ、スパイラルノヴァ、サジェス、ハーランズハーツ、グランスラムアスクなど、軽視できない勢力は多い。
◎8番クライミングリリー
○11番フィールシンパシー
▲7番エリオトローピオ
△6番トゥデイイズザデイ
※12番スパイラルノヴァ
×3番サジェス
×10番ハーランズハーツ
×9番グランスラムアスク
×13番オヌール
×4番ソウルトレイン
【複勝】8番(40%)・11番(40%)・7番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
11→全通り
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(11点)
7.8→全通り(11点)
7.11→全通り(11点)
6.8→全通り(11点)
8.11→全通り(11点)
6.7→全通り(11点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.11→全通り(66点)
8.7→全通り(66点)
11.7→全通り(66点)
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【土曜メインレース】
都大路S
3連複 1,460円(×5)
馬 連 820円(×4)
単 勝 290円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎エアファンディタ1着(1人気)
◎×△でヒット
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東京11R
京王杯スプリングカップ(GII) 天候が微妙、◎は攻め強化で注目、○は大穴候補
東京の芝1400mで争われるGII競走。
左回り。向正面の中ほどからの発走。箱が大きく、ワンターンのコース。スタートして100mほどは緩やかな下り坂。そこから100m弱の間に高低差が1.5mある坂を上る。少し平坦部分を走り、残り約1150mから3コーナー途中の残り約900mまでは下り坂になっている。
下りが終わると緩い上り坂に転じ、4コーナーを回って直線に向かう。残り460m~残り300mは高低差が約2mある急めの上り坂。上り切ってからは平坦だが、距離は300m残っている。直線距離は525.9m。コース全体の高低差は2.7m。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。
先週は土曜が良馬場で、日曜は雨が降って良→稍重へと推移した。
芝1400mの競馬は3鞍あり、勝ち時計は土曜の3歳1勝クラスが1分20秒6(良)、土曜の4歳以上2勝クラスが1分21秒0(良)、日曜の4歳以上1勝クラスが1分20秒9(良)だった。
NHKマイルカップは、控えて脚をタメていたシャンパンカラーが外から伸びて抜け出し、ウンブライルの追撃をアタマ差で凌いで戴冠した。勝ち時計は1分33秒8(稍)。レースの1000m通過は58秒4で、上がりは12秒0-11秒5-11秒9の35秒4だった。シャンパンカラーの上がりは34秒4で、ウンブライルは34秒0。
全体に芝は走りやすく、ただ、3~4コーナーの内ははげた状態だった。スローで先行して速い上がりで押し切る競馬があり、ハイペースで流れて外からの差しが決まるケースもあった。大きな内外の差はないという印象だった。
今週は先週の日曜に馬場が少し悪化した中で競馬が行われた影響がどう出るか。ただ、仮柵を設置してBコースに替わるので、内は隠されることになる。
空模様は怪しく、降ったり止んだりの天候になるか。強く降る時間帯があるかもしれないし、あまり降らない可能性もあるし、そのあたりは何ともわからない。
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フルゲートの18頭立て。GI馬が3頭いて、なかなかおもしろいメンバーになった。ただ、折り合い面など何かしら課題を抱えている馬が多く、空模様も気になるところ。当日の朝の段階で3連単の1番人気が9,000円と、人気は見事に割れている。
木村哲也厩舎(美浦)の5歳牝馬アヴェラーレに◎を打った。
ドゥラメンテ産駒で、母が15年にNHKマイルカップを2着したアルビアーノ。母は510キロを超える大型牝馬だったが、こちらは450キロ級の馬体である。体には頼りなさがあり、気持ちが強くて行きたがることしばしば。それでも高い能力を示してきている。
昨秋の秋色S(3勝クラス)では、スムーズさを欠きながらグッと伸びてタイム差なしの3着。勝ち馬がジャスティンスカイで、2着がレッドモンレーヴ、4着がジネストラ、5着がゾンニッヒと、メンバーは強かった。そして、5歳の3月に中京で重馬場の中をしっかりと勝ち切り、オープン入りを果たしている。
中間の調整は意欲的。1週前にウッドコースで内を通って65秒3-10秒9をマークし、日曜に坂路で53秒3-11秒9を乗られると、ウッドコースの最終追いでは68秒1-11秒6の時計で3頭併せの内から同入した。木村師は「体質が強化され、攻めの強度を上げた」と。日曜のヴィクトリアマイルにも登録していたあたり、陣営も状態に関して自信を持っているのだろう。
ヤネは同馬に乗って(3.1.2.4)のルメール。折り合い面から1400mの距離は合っている。16番枠は外すぎるが、この点の対処はルメールに任せたい。馬場は少しぐらいなら渋っても大丈夫。
頭が高くなったりと完全にはしっかりしていない中での牡馬混合のGII。状況的には楽でないが、攻め強化は見逃せないし、上位争いに加わるシーンがあっていい。
上村洋行厩舎(栗東)の5歳馬レイモンドバローズも気になる存在。
3歳時には力んだ走りになりながらアーリントンカップで3着に健闘。4歳の秋には当舞台で外から力強く差して3勝クラスを勝っている。
5歳になって2月にダートを使い、放牧に出して今回が2戦目。CWコースと坂路を併用してしっかりと乗り込み、1週前にCWコースでラスト1ハロン11秒2で先着すると、今週は68秒5-11秒3の時計で少し遅れるという内容だった。少し太く映るが、体形もあるだろう。動きは力強かった。
ヤネは3勝クラスを勝った時に跨っていた横山武史。GIIで相手は強力だが、秘めた力があると感じさせる素材で、まったく人気がないので狙ってみる。
▲は東の4歳馬ウインマーベル。3歳の秋にスプリンターズSを2着に駆けていて、前2走は外枠を引いて競馬にならなかった。GIのあとでも気配は悪くないし、府中の1400m、10番枠でスムーズな競馬ができれば。
△は折り合いがつけば終いに脚を伸ばしてくる4歳のレッドモンレーヴで、※はNHKマイルカップ勝ちの実績がある左回り巧者の4歳馬ダノンスコーピオン。どちらも1400mは初になるが、折り合い面からプラスに出ていい。
以下、ダディーズビビッド、ラウダシオン、ゾンニッヒ、トゥラヴェスーラなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
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◎16番アヴェラーレ
○13番レイモンドバローズ
▲10番ウインマーベル
△12番レッドモンレーヴ
※1番ダノンスコーピオン
×15番ダディーズビビッド
×14番ラウダシオン
×4番ゾンニッヒ
×8番トゥラヴェスーラ
×9番ピクシーナイト
×5番ベレヌス
【単勝】16番(10%)・13番(10%)
【複勝】16番(60%)・13番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
16→1.12(×2)
16→4
13→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
13.16→全通り(16点)
10.16→全通り(16点)
10.13→全通り(16点)
12.16→全通り(16点)
12.13→全通り(16点)
10.12→全通り(16点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
16.13→全通り(96点)
16.10→全通り(96点)
16.10→1.12(12点)
13.10→全通り(96点)
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京都11R
都大路ステークス(L) ◎はメンバー的に好勝負しないと、ヒモ荒れがあれば
京都の芝1800m(外)で争われるリステッド競走。
右回り。2コーナー奥にある引き込み線からのスタート、外回りコース使用。3コーナーまでの距離は約900mある。向正面半ばの残り約1200mから急な上り坂に。3コーナーに入って残り800mの手前までに約4mの高低差を上る。
上り切ると一転して急な下り坂になる。4コーナー手前まで、150mと少しの間に4m弱の坂を駆け下りる。そこから下りは緩やかに。4コーナーを回り切って直線に向かい、残り300mまで下って、あとはごく緩い上りになる。
直線距離は403.7m。コース全体の高低差は4.3m。幅員が大きく(外回りのBコース使用時は21~35m)、広々としたコースというのも特徴的である。
芝は開催4週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている。。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階で、JRAから「今週からBコースを使用します。柵の移動に伴い、傷みがあった箇所はカバーされ良好な状態です」と発表があった。
先週の土曜は午後に少し雨が降ったものの馬場は良、日曜は雨が降り続いて不良だった。
土曜の競馬を見ると、4歳以上2勝クラスの芝2000m(内)戦が1分58秒8(良)で決着し、3歳重賞の京都新聞杯(芝2200m(外))は2分14秒1(良)、4歳以上2勝クラスの芝1600m(外)は1分33秒2(良)の勝ち時計だった。
京都新聞杯は1000m通過が63秒8とスローで流れ、上がりは11秒3-11秒2-11秒4の33秒9だった。中団を進んでいたサトノグランツが直線で徐々に加速するように伸びて差し切っている。
芝はスピードが出る状態で、内を走って好走するケースがあれば、外から伸びて上位に食い込むパターンもあった。展開次第ではあるが、瞬発力の有無は重要で、長く脚を使えるタイプが優位に立つ競馬になることもあった。
先週の日曜にかなり悪い馬場で競馬をしたが、今週から仮柵を設置してBコース使用になるので、荒れた部分は隠されることになる。
今週末も天気は下り坂で、土曜は夕方から雨が降るという予報。メインの頃に降り出しているかはわからず、特別に悪化していることもないか。
──────────────
10頭立て。重賞勝ち馬は1頭(レッドジェニアル)だけで、少しさびしいメンバーではある。馬場は特別に悪くはなっていないか。
バジオウ陣営が逃げ宣言を出している。ただ、行きたがる気性のルペルカーリアがレースを動かしてしまう可能性が…。展開面は流動的である。
池添学厩舎(栗東)の6歳馬エアファンディタに◎を打った。
5歳の2月に阪神の芝1600m(外)の洛陽S(L)を1分31秒9の時計でV。前3走は4着、5着、2着で、機敏に動けないところはあるものの、底力で脚を使ってくる。
中間は放牧に出され、栗東に戻ってからの乗り込みは入念。1週前にCWコースで中ほどを通って64秒9-11秒6をマークしていて、これで仕上がってきたようだ。日曜、水曜と坂路で大きめを乗り、金曜にも時計になるところを乗っている。
ヤネは武豊。テン乗りになるのがどうかだが、レースの流れに応じて、脚を余さないように立ち回ってきてもらいたい。
初めて背負う58キロが影響する可能性があるが、京都の外回りコースは合っているし、直線は伸びてくるはず。連勝式の軸として期待したい。馬場は渋っても問題なし。
エアファンディタは1番人気になっている。馬券の面ではおもしろみが薄く、相手には伏兵馬を狙うことにした。
エンデュミオンはオープンに上がってから掲示板に載れていない。ただ、うまく捌けなかったケースが多く、前走の谷川岳S(7着)も直線で前が開かずに強引に外に動かすロスがあった。
中1週になるのがどうかだが、坂路(栗東)で54秒6-12秒5を出しているし、10頭立てでスムーズに運ぶことができると一発も。
フォワードアゲンは昨年の夏に53キロのハンデだったといえ重賞の新潟記念を4着していて、力は見劣りしない。美浦のウッドコースで中ほどを通って64秒7-11秒3の好時計が出ていて、デキは良さそう。滞在競馬が理想ではあり、西へ輸送してイレ込みが軽度なら。
△はチークピーシズを着けて逃げの手に出る予定のバジオウで、※は骨折明けでも折り合えば好勝負になる良血馬ルペルカーリア、×の1番手は3勝クラスを渋太い走りで勝ち上がったエンペザー。アドマイヤハダルとラセットも実績的に軽視できない。
──────────────
◎8番エアファンディタ
○7番エンデュミオン
▲4番フォワードアゲン
△10番バジオウ
※2番ルペルカーリア
×3番エンペザー
×5番アドマイヤハダル
×6番ラセット
×1番マンオブスピリット
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→3(×5)
8→5(×4)
8→2.10(×3)
8→6(×2)
8→1.4.7.9
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
8→2.3.4.5.6.7.10(21点)
8→2.3.5.6.7.10(15点)
8→2.3.5.10(×3)(18点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.7→全通り(48点)
8.7→2.3.5.10(24点)
8.4→全通り(48点)
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【土曜後半レース】
東京12R
3連単 1万2,600円(×2)
3連複 1,980円
複 勝 150円(80%)
◎マブストーク3着(2人気)
×○◎でヒット
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東京12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1600m戦。フルゲートの16頭立てになり、昇級馬がいなくて、既存勢力で前走で馬券に絡んでいるのは1頭のみである。レベルが低いわけでもないのだが、安心して馬券を預けられる存在はいない。
◎マブストークは当舞台で(0.2.1.4)。2走前の2着も4走前の2着も放牧明けで、間隔を取った方が結果が出る傾向にある。
今回は放牧を挟んで2か月半ぶりの実戦。1週前の美浦のウッドコースでボーンディスウェイ(ホープフルS5着)と併せて65秒3-11秒4をマークし、今週は単走で64秒0-11秒8の好時計を叩き出した。これだけの時計が出ているのだから、いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは乗り慣れている木幡巧也。好走できる材料がそろっていて、中心に期待することにした。雨は降っても降らなくても、どちらでも対応できる。
相手の筆頭はレーンが騎乗するヴァーンフリート。前走の7着は道中で不利があり、2走前は2着、3走前に3着と駆けている。4走前には当舞台で1勝クラスを圧勝していて、巻き返していい条件だ。1番枠でゴチャつかなければ。
▲は左ブリンカーを着けて臨むベラールで、以下はサトミノマロン、ミエノナイスガイ、レオカクテル、ギャラクシーナイトなど。
◎9番マブストーク
○1番ヴァーンフリート
▲12番ベラール
△13番サトミノマロン
※11番ミエノナイスガイ
×16番レオカクテル
×6番ギャラクシーナイト
×14番ダイチヴィヴァン
×5番アキノスマート
×3番エーティーソブリン
【単勝】9番(20%)
【複勝】9番(80%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→1(×6)
9→16(×3)
9→6.13(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.9→全通り(14点)
9.12→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
9.11→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.1→全通り(84点)
9.1→16(×2)(12点)
9.1→6.13(12点)
9.12→全通り(84点)
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京都12R
4歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1200m戦。スピードある先行馬が複数頭いて、速めの流れに乗りそうだ。雨がどれだけ降るかで、馬場の軽さ、そして、結果が変わってくる。断然の1番人気になっているスマートラプターは強いが、伏兵馬3騎を狙っていくことにした。
◎キタノエクスプレスは昨年の9月に中京のダ1400mで2着。勝ったドンフランキーに5馬身の差をつけられての2着だったが、ドンフランキーはその後にオープン特別を勝つまでに出世している。先行して厳し競馬になって失速するという競馬が続いているものの、現級を突破できるだけの能力を持っているのは確かだ。
休養中に障害練習を取り入れたとのこと。これでトモに力がつき、精神面でも強くなっているといい。そして、今回は控える競馬をする考えがあるようだ。慣れが必要かもしれないが、自然体の走りができて上位に食い込んでくる可能性はある。
○ユスティニアンは昨年の後半に阪神のダ1200mで連続で2着していて、力は足りている。中間はひと息入れ、栗東の坂路とCWコースでしっかりと乗ってきた。ポリトラックで追うこともあるが、その時よりも負荷がかかっている。1番枠からスムーズに運ぶと穴を開けるシーンも。
▲メイショウミツヤスは福島の前走で勝負どころで動きづらくなりながら3着に追い込んだ。使い込んでいてもデキ落ちはなさそうだし、2番枠からうまく立ち回ってくると。
△はデアリングウーマン。ムラな気性だが、2走前には大外を攻めて4着に伸びている。攻めの動きが良く、ヒドく揉まれることがなければ。
以下はブルーダイヤカフェ、ロードミットナイト、スマートラプター、ルアルなど。
◎6番キタノエクスプレス
○1番ユスティニアン
▲2番メイショウミツヤス
△7番デアリングウーマン
※11番ブルーダイヤカフェ
×14番ロードミットナイト
×12番スマートラプター
×10番ルアル
×15番ダイシンウィット
×3番メルシー
【複勝】6番(30%)・1番(50%)・2番(20%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
1→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.6→全通り(13点)
2.6→全通り(13点)
1.2→全通り(13点)
6.7→全通り(13点)
1.7→全通り(13点)
2.7→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
6.1→全通り(78点)
6.2→全通り(78点)
1.2→全通り(78点)
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新潟11R
信濃川特別
新潟は全周にわたり、コースの内が荒れた状態になっている。どこが伸びるのか、ジョッキーたちも探りつつ、考えつつで騎乗することになるだろう。
メインは2勝クラスの芝2000m(外)戦。パッとしないメンバーといった印象で、伏兵馬を狙っていきたい。
◎ビートザウイングスは6歳のセン馬で、現級で3着が1回、4着が2回という戦歴になっている。今回は転厩緒戦になり、障害練習を取り入れた。これでトモに力がついたということである。
祖母が秋華賞3着のウイングレットという良血馬。美浦のウッドで65秒9-11秒7の好時計を出してきたし、実戦で変わる可能性がある。手頃な人気なので狙ってみたい。
○エヴィダンシアは1月に小倉の芝2600mで1勝クラスをクリア。道悪を問題にしなかった。中間は栗東CWコースで63秒9-11秒5、坂路で52秒1-12秒6をマークして気配は良好。初の新潟はプラスに出ていいし、侮れない面がある。配当面で妙味あり。
▲ヒルノエドワードは2月の小倉での1勝クラス勝ちが強い競馬。昇級後の2走は10着、12着だが、通用する力は秘めている。攻めで速い時計が出ているし、折り合って脚が溜まると一発も。
以下はセレブレイトガイズ、シンシアリダーリン、アナレンマ、ブルーゲートなど。
◎8番ビートザウイングス
○9番エヴィダンシア
▲11番ヒルノエドワード
△6番セレブレイトガイズ
※5番シンシアリダーリン
×1番アナレンマ
×10番ブルーゲート
×2番サマービート
×3番マリノソフィア
【単勝】8番(10%)・9番(10%)
【複勝】8番(40%)・9番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
9→全通り
11→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
8→全通り(45点)
9→全通り(45点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.9→全通り(54点)
8.11→全通り(54点)
9.11→全通り(54点)
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