9月30日・10月1日の予想コメントと的中結果
【9月30日・10月1日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)
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【超万馬券予想の的中結果】
■10月1日(日)
外房S
3連単 14万 900円
3連複 2万1,200円
馬 連 3,290円
単 勝 2,140円(10%)
複 勝 420円(40%)
◎マイステージ1着(8人気)
堺S
3連単 7万4,630円
3連複 1万3,070円
複 勝 240円(90%)
◎セイクリッドゲイズ3着(4人気)
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■9月30日(土)
秋風S
3連単 45万5,690円
3連複 6万 240円
馬 連 3万7,540円
複 勝 1,740円(90%)
◎アールクインダム2着(13人気)
芙蓉S
馬 連 3,080円
複 勝 200円(50%)
◎キャントウェイト2着(5人気)
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【日曜メインレース】
スプリンターズS
馬 連 3,260円(×2)
ワイド 1,120円(×2)
ワイド 340円(×9)
単 勝 490円(10%)
複 勝 180円(50%)
◎ママコチャ1着(3人気)
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中山11R
スプリンターズステークス(GI) 激戦必至、◎の復権に期待、○▲△もV候補
中山の芝1200mで争われるGI競走。
右回り。外回りコース使用で、2コーナー出口からの発走になる。スタート地点は下り坂で、下りは3コーナー途中の残り約700mの地点まで続く。最初の100m強は勾配が急である。
そこからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になっている。
そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mで、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めました。その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
土曜は良馬場で全レースが行われたが、含水率は高め。その分、極端に速い時計は出なかった。
2勝クラスの芝1200m戦は1分09秒2(良)で決着。ジワッとハナに立ったタリアが逃げ切り、2着は2番手追走のヨール、3着は好位のインにいたイラーレだった。前半3ハロンが34秒7と遅く、あまり参考にならないレース。上がりは11秒7-11秒1-11秒7の34秒5だった。
3勝クラスの芝1600m戦はレースが流れて、前半3ハロンが34秒2、1000m通過が57秒5。最後方を進んでいたルージュエクレールが直線で外に出すと猛然と伸びて追い込み切った。2着は好位のインから直線で一旦は内を抜け出したアールクインダムで、3着は外めから伸びたニシノスーベニア。レースの上がりは11秒9-11秒8-12秒4の36秒1で、勝ち馬が使った上がりは34秒1だった。
日曜は「曇り、所により雨」という予報。降水確率は30%となっている。我慢してくれそうな感じはあるが、雨が降って馬場に影響を与える可能性がある。
なお、日曜の朝も含水率は高めで、クッション値は土曜の朝の「9.0」よりも低い「8.8」となっている。
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フルゲート16頭立てのスプリントGI。序盤は急めの下り坂で、直線最後は中山名物の急な上り坂が控えている。
「スムーズに運べるかどうか」というのが最も大きなポイント。過去10年で1番人気が5勝しているが、伏兵馬が飛び込んでくるケースは多い。3連単が万馬券にならなかったのは6,080円の1回だけ。次に低い配当が2万2,540円で、10万馬券が5回も出現している。
今年は2番枠のテイエムスパーダがハナを主張する。ただ、特別にダッシュが速いわけでなく、13番枠のジャスパークローネが逃げることになるかもしれない。モズメイメイとマッドクールの出方も気になり、その後ろにつけるのはジュビリーヘッド、ピクシーナイトあたりになりそうだ。
陣営とジョッキーの思惑、各馬のダッシュ次第で展開や並びは変わってくる。速いラップが刻まれる可能性が高いのは間違いないが、思ったより流れが落ち着くことも考えられなくはない。競馬だから想定外の事態が起こって当然である。
音無秀孝厩舎(栗東)の5歳馬ピクシーナイトに◎を打った。
3歳だった21年に当レースを3番人気で制覇。4番枠からのスタートで速くない流れの中で好位のインにつけ、直線で鋭く伸びて抜け出した。2着レシステンシアとの差は2馬身で、勝ち時計は1分07秒1(良)だった。ロスのない競馬ではあったが、それができたのもスピードとセンスがあればこそである。
続く香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ、自身も落馬して骨折。今年の3月に1年3ヵ月ぶりに復帰し、春の2戦は13着、8着だった。
秋はセントウルSから始動。栗東の坂路で意欲的に乗り込んでいて、脚元の不安はなさそうだった。実戦ではスタートで躓いて後方を進む形になり、直線は外めからジリジリ伸びて0秒5差の8着で入線している。
中間は短期放牧に出され、栗東に戻って1週前、2週前と坂路で調整。どちらもスプリンターズSを勝った時に跨っていた福永祐一元騎手が手綱を取り、今週は54秒2-12秒1で先着した。荒れた馬場の中で追われたもので、動きは力強かった。
そして、今回はブリンカーを着用して臨む。セントウルSでは頭を上げてフワフワしているところがあり、馬具の効果で集中力を増してくるといい。
ヤネは復帰後の3走で騎乗している戸崎圭太。馬群に入ると弱いジョッキーだが、3番枠からうまく流れに乗せ、直線でうまく捌いてもらいたいところだ。
雨は少しぐらいなら降っても大丈夫だが、理想は良馬場だろう。先にも書いた「スムーズに運べるかどうか」…。これが叶えば復活の激走があっていい。
池江泰寿厩舎(栗東)の4歳牝馬ママコチャも注目される存在。
前進気勢が強すぎる白毛の一族(自身は鹿毛)で、初めて1200mを使った北九州記念では4コーナーで外に動かす形になりながら半馬身差の2着に伸びた。ゴールしたあとで抜け出ていて、まだ余力があった。
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【超万馬券予想の的中結果】
■10月1日(日)
外房S
3連単 14万 900円
3連複 2万1,200円
馬 連 3,290円
単 勝 2,140円(10%)
複 勝 420円(40%)
◎マイステージ1着(8人気)
堺S
3連単 7万4,630円
3連複 1万3,070円
複 勝 240円(90%)
◎セイクリッドゲイズ3着(4人気)
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■9月30日(土)
秋風S
3連単 45万5,690円
3連複 6万 240円
馬 連 3万7,540円
複 勝 1,740円(90%)
◎アールクインダム2着(13人気)
芙蓉S
馬 連 3,080円
複 勝 200円(50%)
◎キャントウェイト2着(5人気)
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【日曜メインレース】
スプリンターズS
馬 連 3,260円(×2)
ワイド 1,120円(×2)
ワイド 340円(×9)
単 勝 490円(10%)
複 勝 180円(50%)
◎ママコチャ1着(3人気)
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中山11R
スプリンターズステークス(GI) 激戦必至、◎の復権に期待、○▲△もV候補
中山の芝1200mで争われるGI競走。
右回り。外回りコース使用で、2コーナー出口からの発走になる。スタート地点は下り坂で、下りは3コーナー途中の残り約700mの地点まで続く。最初の100m強は勾配が急である。
そこからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になっている。
そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mで、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めました。その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
土曜は良馬場で全レースが行われたが、含水率は高め。その分、極端に速い時計は出なかった。
2勝クラスの芝1200m戦は1分09秒2(良)で決着。ジワッとハナに立ったタリアが逃げ切り、2着は2番手追走のヨール、3着は好位のインにいたイラーレだった。前半3ハロンが34秒7と遅く、あまり参考にならないレース。上がりは11秒7-11秒1-11秒7の34秒5だった。
3勝クラスの芝1600m戦はレースが流れて、前半3ハロンが34秒2、1000m通過が57秒5。最後方を進んでいたルージュエクレールが直線で外に出すと猛然と伸びて追い込み切った。2着は好位のインから直線で一旦は内を抜け出したアールクインダムで、3着は外めから伸びたニシノスーベニア。レースの上がりは11秒9-11秒8-12秒4の36秒1で、勝ち馬が使った上がりは34秒1だった。
日曜は「曇り、所により雨」という予報。降水確率は30%となっている。我慢してくれそうな感じはあるが、雨が降って馬場に影響を与える可能性がある。
なお、日曜の朝も含水率は高めで、クッション値は土曜の朝の「9.0」よりも低い「8.8」となっている。
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フルゲート16頭立てのスプリントGI。序盤は急めの下り坂で、直線最後は中山名物の急な上り坂が控えている。
「スムーズに運べるかどうか」というのが最も大きなポイント。過去10年で1番人気が5勝しているが、伏兵馬が飛び込んでくるケースは多い。3連単が万馬券にならなかったのは6,080円の1回だけ。次に低い配当が2万2,540円で、10万馬券が5回も出現している。
今年は2番枠のテイエムスパーダがハナを主張する。ただ、特別にダッシュが速いわけでなく、13番枠のジャスパークローネが逃げることになるかもしれない。モズメイメイとマッドクールの出方も気になり、その後ろにつけるのはジュビリーヘッド、ピクシーナイトあたりになりそうだ。
陣営とジョッキーの思惑、各馬のダッシュ次第で展開や並びは変わってくる。速いラップが刻まれる可能性が高いのは間違いないが、思ったより流れが落ち着くことも考えられなくはない。競馬だから想定外の事態が起こって当然である。
音無秀孝厩舎(栗東)の5歳馬ピクシーナイトに◎を打った。
3歳だった21年に当レースを3番人気で制覇。4番枠からのスタートで速くない流れの中で好位のインにつけ、直線で鋭く伸びて抜け出した。2着レシステンシアとの差は2馬身で、勝ち時計は1分07秒1(良)だった。ロスのない競馬ではあったが、それができたのもスピードとセンスがあればこそである。
続く香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ、自身も落馬して骨折。今年の3月に1年3ヵ月ぶりに復帰し、春の2戦は13着、8着だった。
秋はセントウルSから始動。栗東の坂路で意欲的に乗り込んでいて、脚元の不安はなさそうだった。実戦ではスタートで躓いて後方を進む形になり、直線は外めからジリジリ伸びて0秒5差の8着で入線している。
中間は短期放牧に出され、栗東に戻って1週前、2週前と坂路で調整。どちらもスプリンターズSを勝った時に跨っていた福永祐一元騎手が手綱を取り、今週は54秒2-12秒1で先着した。荒れた馬場の中で追われたもので、動きは力強かった。
そして、今回はブリンカーを着用して臨む。セントウルSでは頭を上げてフワフワしているところがあり、馬具の効果で集中力を増してくるといい。
ヤネは復帰後の3走で騎乗している戸崎圭太。馬群に入ると弱いジョッキーだが、3番枠からうまく流れに乗せ、直線でうまく捌いてもらいたいところだ。
雨は少しぐらいなら降っても大丈夫だが、理想は良馬場だろう。先にも書いた「スムーズに運べるかどうか」…。これが叶えば復活の激走があっていい。
池江泰寿厩舎(栗東)の4歳牝馬ママコチャも注目される存在。
前進気勢が強すぎる白毛の一族(自身は鹿毛)で、初めて1200mを使った北九州記念では4コーナーで外に動かす形になりながら半馬身差の2着に伸びた。ゴールしたあとで抜け出ていて、まだ余力があった。
中間に放牧に出して太くなったが、1週前にCWコースで長めから追われ、今週は坂路でジョッキー騎乗(川田将雅)といえラスト1ハロンを11秒6で上がってきた。中山への長距離輸送があったし、490キロ台になっていれば力は出せるだろう。
坂のある中山でも問題なく、ヤネが川田というのは何より魅力。56キロを背負うのは初めてで、1200mのGIでもうまく折り合えるかは鍵になるが、噛み合えば戴冠するシーンがある。
▲は西の4歳馬アグリ。セントウルSで差し競馬を試し、いきなり成功させて上がり32秒4の切れ味で2着に追い込んだ。中山は忙しいし、ヤネの横山典弘は少し衰えた感があるが、力量的には争覇圏内にいる。
△は1番人気に推されている西の4歳牝馬ナムラクレア。道悪の中でキーンランドカップを勝った疲れが残っている可能性があるが、攻めはいつも通り動いていた。最内の1番枠は有利にも不利にもなり得る枠順。あと、56キロで急坂をしっかりと登坂できるかがポイントになる。
以下、キミワクイーン、マッドクール、ウインマーベル、ジャスパークローネ、ナランフレグなど、警戒が必要な勢力がズラリ。6枠勢(ジュビリーヘッド、ドルチェモア)が抜けて人気がないが、この2頭とて可能性がないわけではない。
午前の段階で、◎ピクシーナイトは単勝1,340円の7番人気、○ママコチャは単勝600円の3番人気。ハマると大きい配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。
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◎3番ピクシーナイト
○6番ママコチャ
▲9番アグリ
△1番ナムラクレア
※15番キミワクイーン
×10番マッドクール
×5番ウインマーベル
×13番ジャスパークローネ
×4番ナランフレグ
×8番メイケイエール
×7番オールアットワンス
【単勝】3番(10%)・6番(10%)
【複勝】3番(30%)・6番(50%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→1(×3)
3→9
6→全通り
6→1(×8)
6→9(×4)
6→5.8.10.13
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.3→6.9(×5)(10点)
1.3→5.8.10.13(4点)
【3連複】
3-6-9(×3)(3点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.6→全通り(84点)
3.6→1(×2)(12点)
3.9→全通り(84点)
3.9→1(×3)(18点)
6.9→全通り(84点)
6.9→1(×6)(36点)
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阪神11R
ポートアイランドステークス(L) 9頭立て、人気薄でも力のある◎と○を狙う
阪神の芝1600m(外)で争われるリステッド競走。
右回り。向正面の2コーナー寄りからのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは起伏が少なく、距離は450mほどある。3コーナーを回り、4コーナー途中の残り約600mの地点から急めの下り坂に。下りは直線に入って残り約200mまで400mほど続く(高低差は約2m)。
下り切ってからは一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.8mの急な坂を上ることになる(勾配は1.5%)。最後の100m弱は平坦。直線距離は476.3m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は2.4m。
芝は開催4週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「大きな傷みも無く引き続き全体的に良好な状態です」と発表があった。
土曜の芝は含水率が高めの良馬場だった。
3勝クラスの芝2000m(内)戦は、レースが流れてリカンカブールが外からの追い込みを決めてV。勝ち時計は1分58秒3(良)だった。1勝クラスの芝2600m(外)戦は2分36秒7(良)、1勝クラスの芝1400m(内)戦は1分20秒9(良)と、速めの時計の決着になっていた。
内も問題なく走れるが、外からの差しが決まるケースもあった。阪神らしく、勝負どころの下り坂でラップが上がり、ラスト1ハロンが少しかかるという競馬が多かった。
日曜は朝の段階で重馬場。土曜の夜から日曜の朝にかけて、強めの雨が降ったものである。8時ごろには雨が上がり、午後は晴れるとのこと。少し回復して、メインの頃は稍重になっているか。程度は読みづらいが、影響がないことはないだろう。
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9頭立てと少頭数のリステッド競走。ドーブネが1番人気に推されていて、レベルが低いというわけではない。雨の影響は気になるところだ。
穴を狙って、大根田裕之厩舎(栗東)の5歳馬リプレーザに◎を打った。
3歳の春に3連勝しているが、未勝利勝ちが阪神ダ1400mで、続いて阪神芝1200m(内)で3歳1勝クラスを後方から追い込み切ってV。次走は大きく条件を替えて園田ダ1870mの兵庫チャンピオンシップ(JpnII)を使い、これを差し切って制覇した。
ちなみに、3歳1勝クラスを勝った時の上がりは32秒9。また、次のレースは大井のジャパンダートダービー(JpnI)で、存分に見せ場をつくって0秒1差の5着に健闘している。
これだけ条件を替えて好走を重ねるのはめずらしく、“不思議な馬。つかみどころのない馬。しかし、間違いなく強い”といった印象。その後は脚部不安による長期休養もあって、9戦して掲示板に載れていない。
ただ、今回と舞台が同じだった今年6月の米子S(L)で6着に駆けた。メイショウシンタケが1分31秒7(良)という速い時計で勝ち、リプレーザは直線で外に動かすロスがありながら0秒7差まで詰めている。前走の北九州記念(11着)は後方追走から内を回ったものだから大きく評価できるものでもないが、33秒4の上がりはメンバー中で最速の数字だった。
中5週というレース間隔。ともにジョッキー騎乗だったが、坂路で追って、1週前に51秒9-12秒4、今週は51秒8-12秒7をマークしている。陣営の感触も良く、デキに関しては問題なさそうだ。
終い勝負が形になっているが、前2走が流れる競馬だったので、そう置かれずに脚をタメることができるかもしれない。幸英明は3連勝+JDDで手綱を取っていたジョッキーで、同馬をつかんでいる。
馬場は少し渋ったぐらいがちょうどいいかもしれない。1頭だけ離れたしんがり人気という状況。決して強引にというわけでなく、可能性がある穴馬として狙うことにした。
木村哲也厩舎(美浦)の5歳馬ゴールデンシロップも気になる存在。こちらはブービー人気である。
3歳時にマイルで1勝クラス~3勝クラスを3連勝していて、時計が1分33秒3、1分33秒3、1分33秒0。巨漢馬で順調には使えず、鼻出血を発症したこともあって、その後は3戦して14着、8着、14着となっている。それでも前2走は大きく負けているわけでもない。
美浦で乗り込み、早めに栗東に移ってCWコースと坂路でしっかりと乗り込んできた。同厩で宝塚記念を勝った時のイクイノックスと同じ調整パターンである。速めの時計が出ているし、大型馬なりに仕上がりは悪くなさそうだ。
実戦で動き切れるかとなると微妙な感じはあるが、攻められているから脚元に問題はないはず。◎リプレーザと同様に、穴で狙ってみたい。
▲は好仕上がりの阪神巧者ヴァリアメンテ、△は復帰戦で渋太く3着に駆けたグラティアス、※は素質上位でマイルが合うドーブネ、×の1番手は長欠明けだった復帰戦が好内容の2着で、反動がないかが鍵になるワールドリバイバル。
残ったサブライムアンセム、カレンシュトラウス、エアファンディタは、斤量面では楽ではないが、上位に食い込むだけの実力を備えている。
午前の段階で、◎リプレーザは単勝2,250円の9番人気、○ゴールデンシロップは単勝1,400円の8番人気。どちらも人気はなく、連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎2番リプレーザ
○7番ゴールデンシロップ
▲3番ヴァリアメンテ
△5番グラティアス
※9番ドーブネ
×6番ワールドリバイバル
×1番サブライムアンセム
×8番カレンシュトラウス
【単勝】2番(10%)・7番(10%)
【複勝】2番(40%)・7番(40%)
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【馬連&ワイド】
2→全通り
2→9
7→全通り
7→9(×2)
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【3連複】(軸1頭ながし)
2→全通り(28点)
7→1.3.4.5.6.8.9(21点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.9→全通り(7点)
7.9→1.3.4.5.6.8(×2)(12点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
2→全通り(168点)
【3連単】
9-6-2(1点)
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【日曜後半レース】
阪神12R
3連単 82万9,790円
3連複 8万2,840円
馬 連 2万8,170円(×2)
ワイド 6,520円(×2)
ワイド 3,790円
ワイド 2,580円
複 勝 980円(30%)
複 勝 620円(30%)
◎マイネルプロンプト1着(12人気)
○ケルンコンサート2着(8人気)
◎○×でヒット
馬連2万馬券は本線1点目
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中山10R
茨城新聞杯
2勝クラスの芝2000m戦。芝は特別に速い馬場ではなく、揉まれずに前で運びたいタイプが多いメンバーになっている。直線はタフな凌ぎ合いの展開になりそうだ。
◎シテフローラルは香港ヴァーズと宝塚記念を制したサトノクラウンの弟。弱さがあって休み休み使われているが、7月の中京戦では外から2着に差し込んでいる。堀宣行厩舎らしくウッドコースでハードに攻めていて、久々でも侮れないムードだ。人気面で妙味あり。
○ヒューマンコメディは現級で2着が2回、3着が3回。休養前の京都戦では、4コーナーで大外を回して0秒2差の5着に差し込んだ。叩いた方がいいのは確かだろうが、予定を延ばして乗り込んできたし、ガッツリ追ってくる坂井瑠星で怖さがある。人気薄。
▲は芝替わりがプラスに出る可能性があるヤマニンエンディマで、△は札幌で昇級緒戦を3着に駆けたディープレイヤー。以下、マイネルモーント、トーホウガレオン、ウインシュクラン、ウィズグレイスなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎4番シテフローラル
○7番ヒューマンコメディ
▲17番ヤマニンエンディマ
△3番ディープレイヤー
※13番マイネルモーント
×10番トーホウガレオン
×11番ウインシュクラン
×12番ウィズグレイス
×14番クレバーテースト
×9番コロンドール
×5番パトリックハンサム
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(60%)・7番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→10.13(×4)
4→3.11.12.14.17
7→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(15点)
4.17→全通り(15点)
7.17→全通り(15点)
3.4→全通り(15点)
3.7→全通り(15点)
3.17→全通り(15点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.7→全通り(90点)
4.17→全通り(90点)
4.17→10.13(×2)(24点)
7.17→全通り(90点)
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中山12R
外房ステークス
3勝クラスのダ1200m戦。ハンデ戦になり、6キロの上下差がある。好走するのに条件が付く馬が多く、難解な一戦。波乱が起きて驚けない。
◎ヴァンデリオンは開催3日目の初風Sで外から3着に差し込んだ。中1週でもウッドコースでしっかりと乗られて疲れはなさそう。トップハンデといっても56キロなら前走から2キロ減だし、再度の好走があっていい。コース取りが甘い野中悠太郎がどう乗ってくるかが問題に。
○ルクルトはダートを使い出してから5着、7着、5着。中山のダ1200mは合いそうなイメージで、55キロのハンデで上がりがかかると突っ込んでくる。
▲は中1週が鍵でも現級では実力上位のサザンエルフ(54キロ)で、△は8歳馬でも終いは確実に伸びてくるナンヨープランタン(55キロ)。以下、グリュースゴット、テーオーステルス、クロデメニル、タイセイブレイズなど、軽視できない勢力は多い。
◎9番ヴァンデリオン
○14番ルクルト
▲16番サザンエルフ
△8番ナンヨープランタン
※2番グリュースゴット
×1番テーオーステルス
×3番クロデメニル
×5番タイセイブレイズ
×6番キミワテル
×13番マイステージ
×4番チェリーブリーズ
【単勝】9番(10%)・14番(10%)
【複勝】9番(40%)・14番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→1.16(×3)
9→3.6
14→全通り
14→1.16(×3)
14→3.6
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【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
14.16→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
8.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.14→全通り(84点)
9.14→1.16(12点)
9.16→全通り(84点)
9.16→1(×4)(24点)
9.16→3.14(12点)
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阪神10R
堺ステークス
3勝クラスのダ1800m戦。ダートは雨が降った影響で脚抜きの良い状態になっている。それなりにレベルは高く、ただ、抜けた存在はいない。12頭立てだが、3連単の1番人気は7,000円台になっている。
◎ロコポルティは福島ダ1700の前走でハナ差の2着、後続には4馬身差。勝ち馬のフルヴォートは、土曜に行われた重賞のシリウスS(GIII)で4着に健闘している。ダ1800mは少し長いが、軽い馬場で折り合いがつけば乗り切れていい。ミルコ・デムーロも2度目の騎乗になるし、好勝負を期待する。
○ラインオブソウルは当舞台での2勝クラス勝ちが1分51秒4の好時計(良でも少し渋った馬場)。放牧明けでも仕上がりは良さそうだし、クラス2戦目、実績ある右回りに替わって前進がある。
▲は去勢明けでも確実性の高い末脚が怖いセイクリッドゲイズで、△は急仕上げ気味でも現級では実力上位のタガノエスコート。以下はホウオウルーレット、クロニクル、カズプレスト、ホウオウフウジンなど。
◎11番ロコポルティ
○2番ラインオブソウル
▲12番セイクリッドゲイズ
△8番タガノエスコート
※6番ホウオウルーレット
×3番クロニクル
×5番カズプレスト
×7番ホウオウフウジン
×1番キュールエフウジン
×10番プリモスペランツァ
【単勝】11番(10%)・2番(10%)
【複勝】11番(40%)・2番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(10点)
11.12→全通り(10点)
2.12→全通り(10点)
8.11→全通り(10点)
2.8→全通り(10点)
8.12→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.2→全通り(60点)
11.2→8(×3)(18点)
11.12→全通り(60点)
11.12→8(×2)(12点)
2.12→全通り(60点)
2.12→8(×3)(18点)
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阪神12R
3歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1400m戦。脚抜きの良いダートになっていることは、展開と結果に大きな影響を与えるだろう。メンバー的には混戦で、馬連の1番人気が1,300円台、3連単の1番人気が8,000円台になっている。
◎マイネルプロンプトは岡田一族の生産馬・所有馬で、11歳のセン馬になる。高齢でも常に脚は使っていて、休養前の中京戦では芝の速い時計の中を0秒4差の7着に駆けた。攻めで動いて仕上がりは良く、3キロ減騎手(田口貫太)を起用して斤量が55キロ。もつれる展開になると激走シーンも。
○ケルンコンサートは昨年の秋に川崎で1勝クラスを勝ち、今回と同じ舞台の昇級戦を2着に好走した。その後は結果が出ていないが、リズムを崩すと弱いタイプ。6ヵ月ぶりでも坂路で好時計が出ているし、15番枠からスムーズに運ぶと一発がある。
▲ケイアイメビウスは中央で3着、5着と駆け、川崎の前走で逃げてアタマ差の2着に粘った。時計が出る馬場でも問題ないし、2度目の騎乗となる岩田望来が集中して走らせることができると渋太く応戦してくる。
△は距離短縮がプラスに働く3歳の牝馬トウシンカーリンで、以下、ドゥーベ、メイショウフンケイ、スペシャルナンバー、スズカコーズなど、侮れない勢力が多くいる。
◎14番マイネルプロンプト
○15番ケルンコンサート
▲6番ケイアイメビウス
△1番トウシンカーリン
※2番ドゥーベ
×7番メイショウフンケイ
×4番スペシャルナンバー
×3番スズカコーズ
×13番ワーズワース
×10番ニホンピロクリフ
×12番ベンダバリラビア
【複勝】14番(30%)・15番(30%)・6番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
15→全通り
15→1.13
6→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
14.15→全通り(14点)
6.14→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
1.15→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
14.15→全通り(84点)
14.6→全通り(84点)
15.6→全通り(84点)
15.6→1(6点)
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【土曜メインレース】
シリウスS
3連単 7,060円(×3)
3連複 2,000円
ワイド 340円
ワイド 720円
◎ヴァンヤール3着(3人気)
△×◎でヒット
秋風S
ワイド 1,040円
ワイド 5,470円
複 勝 230円(50%)
◎ニシノスーベニア3着(3人気)
××◎でヒット
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中山11R
秋風ステークス ハンデ戦で混とん、◎は骨折明けでも好素材、○は鞍上魅力で一発も
3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコースを使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠はロスが生まれる。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの高低差を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めました。その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
先週は金曜から土曜にかけて雨が降り、芝は土曜が重→稍重、日曜が稍重→良と推移した。
日曜の競馬を見ると、2勝クラスの木更津特別(芝1600m)が1分33秒8(良)で決着。センタースリールが押して意を決した逃げを打ち、そのまま押し切った。1000m通過は58秒4で、上がりは11秒4-11秒4-12秒6の35秒4だった。
ラップを緩めなかった分でラスト1ハロンはかかっている。ちなみに最初の1ハロンが12秒3で、最初と最後の2つのラップを全体から引くと、中間の1200mを1分08秒9で走っていたことになる。
GIIのオールカマー(芝2200m)を制したのはローシャムパークで、勝ち時計は2分12秒0(良)だった。ルメールが5番手の外をリズム重視で走らせ、直線でしっかりと伸びて抜け出した。2着は逃げて粘り腰を見せた1番人気のタイトルホルダーで、3着は馬群を割って差し込んだゼッフィーロ。レースの1000m通過は61秒1、次の1000mが58秒5で、上がり3ハロンは11秒6-11秒5-12秒4の35秒5だった。
今週の土曜は「曇りときどき晴れ」という予報。降水確率は30%程度で、天気の急変には注意したい。最終週で内が荒れてきてはいるが、良ならまだスピードが出る状態だろう。レースが流れて差しが決まるケースも出てきそうだ。
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リトルクレバー(10番)が出走取消になって15頭で争われる。ハンデ戦になり、トップハンデは57キロ、最軽量が52キロで、上下差は5キロ。
はっきりと混戦。午前8時45分の時点の1番人気のオッズを見ると、単勝が600円、馬連が1,350円、3連複が2,340円、3連単が8,700円となっている。きわめてやっかいな一戦だ。
上原博之厩舎(美浦)の4歳馬ニシノスーベニアに◎を打った。
気性が強すぎて安心して見ていられないところがあるが、秘めた能力は相当なモノ。春に今回と同じ舞台で2勝クラスを勝った時は、外から豪快に伸びて差し切る強さだった。続く東京芝1400mの昇級戦は、直線でうまく捌けずに5着。着差は0秒2で、ゴールしたあとでグッと先頭に出ていた。
今回は骨折明けで5ヵ月ぶりの実戦になるが、美浦のウッドコースで乗り込み、最終追いでは65秒7-11秒6の時計で楽に同入している。陣営の感触からも力を出せる仕上がりにありそうだ。
ヤネは大野拓弥。テン乗りで難しい同馬を操るのは簡単ではないだろうが、2番枠から折り合いに注意しつつ流れに乗り、うまく捌いてきてもらいたいところだ。ハンデの55キロはいいし、スムーズな競馬ができれば勝ち負けになる。
今野貞一厩舎(栗東)の4歳馬ダークエクリプスも注目される存在。
父はドゥラメンテで、2代母がディープインパクトを産んだウインドインハーヘア。自身は「ミスタープロスペクターの4×3」というクロスがある。超良血馬と言っていい。
春のスピカS(中山芝1800m)は道悪の中で力んで走っての4着で、続く阪神芝2000m(内)戦は見せ場十分の5着。札幌芝1500mの前走では外から0秒1差の3着に差し込んでいて、一連の走りからマイルあたりが理想の距離だろう。
北海道帰りでもCWコースと坂路で入念に乗られている。トップハンデの57キロになったが、ヤネはとにかく落ち着いて乗ってくる西村淳也だし、好勝負になっていい。配当面で妙味あり。
▲は中山のマイルは合いそうな最軽量52キロの牝馬ミカッテヨンデイイで、以下はシュヴェルトライテ、デコラシオン、クルゼイロドスル、ドゥラモンド、ソウテンなど。多めに打っても印が回り切らず、というか全15頭が馬券に絡む可能性を持っている。
午前の段階で、◎ニシノスーベニアは単勝650円の2番人気、○ダークエクリプスは単勝780円の4番人気、▲ミカッテヨンデイイは単勝2,010円の11番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎2番ニシノスーベニア
○8番ダークエクリプス
▲9番ミカッテヨンデイイ
△14番シュヴェルトライテ
※13番デコラシオン
×15番クルゼイロドスル
×1番ドゥラモンド
×6番ソウテン
×3番ルージュエクレール
×4番アドマイヤハレー
×5番アールクインダム
【単勝】2番(10%)・8番(10%)
【複勝】2番(50%)・8番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(13点)
2.9→全通り(13点)
8.9→全通り(13点)
2.14→全通り(13点)
8.14→全通り(13点)
9.14→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(78点)
2.8→13.15(12点)
2.9→全通り(78点)
8.9→全通り(78点)
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阪神11R
シリウスステークス(GIII) ハンデ戦、◎の渋太い走りに期待、○は初B着で
阪神のダ2000mで争われるGIII競走。
右回り。芝の内回りコースの4コーナー出口付近にある引き込み線からのスタート。70mほど走ってダートコースに入る。直線で急坂を上り、ゴール板の100m前から平坦になる。平坦は向正面中ほどの残り約1000mの地点まで続く。
そこからは緩い下り坂。3~4コーナーを回り、直線に向いて残り200mまでが下りになっている。下り切ると一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.6mの急坂を上ることになる。上り切ってからゴールまでは平坦。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。
先週は週中に雨が降り、ダートは土曜が稍重で、日曜は良だった。
土曜に行われた3勝クラスの大阪スポーツ杯(ダ1400m)は、サンライズフレイムが1分23秒7(稍)でV。中団の少し後ろの外めでなだめつつ脚をタメ、直線で長く渋太く伸びて差し切った。2着は4番手の外から脚を使ったスプラウティングで、3着はスプラウティングを追って伸びたシャンブル。レースの前半3ハロンは34秒4で、上がりは11秒9-12秒2-13秒3の37秒4だった。
ダ1800mの競馬は土曜と日曜で計3鞍。土曜は1勝クラスは1分52秒8(稍)で決着し、2勝クラスは1分52秒6(稍)だった。ラスト1ハロンは、それぞれ13秒1、13秒4。日曜の1勝クラスは勝ち時計が1分52秒6(良)で、ラスト1ハロンが12秒9だった。
今週の土曜は「晴れのち雨」という予報。競馬が終わるまで頑張ってくれそうではあるが、雨が降り出している可能性もある。良馬場ならタフなダートになっているだろう。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。
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フルゲートを割って14頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが58・5キロ、最軽量が54キロで、4.5キロの上下差がある。
サンマルレジェンドがハナ候補だが、逃げにこだわるわけではない。ヘラルドバローズ、カフジオクタゴンのブリンカー着用馬やアイコンテーラーが行く可能性もある。特殊なコース形態でハンデ差もあり、どんな展開、どんなペースなるのかは流動的だ。
庄野靖志厩舎(栗東)の5歳馬ヴァンヤールに◎を打った。
スタートで落馬したレースを除くと、近5走の成績が2着、2着、2着、3着、3着。スパッと切れないので地味な印象があるが、精神面が強く、最後まで粘り強く脚を使ってくる。
前走は久々の上にコーナーがキツイ新潟が少し忙しかった印象。それでも3着には伸びている。これを叩き、中間は栗東の坂路でしっかりと乗ってきた。1週前には51秒4-12秒7、今週は52秒4-12秒5で追われている。動きはしっかりしていて、上積みがあるのは確実だ。
ハンデは57キロで問題なし。阪神のダ2000mを走るのは初めてだが、十分に対応できるだろう。ヤネは主戦の荻野極(同馬とのコンビで(3.4.3.3))。包まれないように外に出すことがあるが、そこにあまりこだわらず、3番枠を活かすような騎乗をしてもらいたい。強力メンバーでも、持ち味である渋太い走りで応戦してきそうだ。
矢作芳人厩舎(栗東)の4歳馬カフジオクタゴンも気になる存在。
3歳時にレパードSを制した素材で、4歳になってからも見どころある走りをしている。札幌のエルムSは筋肉痛で予定が延びたもので、それで0秒7差の6着なら悪くないだろう。
今回は初ブリンカー着で挑む。攻めでは効いている感じだったので、実戦につながってくれるといい。ヤネは追いに関しては現役トップクラスの坂井瑠星で、この点も魅力。当舞台では2勝クラスを快勝しているし、見せ場以上があっていい。
▲はニューモニュメント。7月の名鉄杯では59キロで3着に差し込み、今回は58キロで走れる。当舞台ではオープン特別を4着した実績あり。ひと叩きした方がいい気はするが、川田将雅を起用してきたあたりに不気味さを感じる。
△は1番人気になっているハギノアレグリアス。間隔を取りつつ慎重に使っているが、今回、しっかりと攻めて気配はとてもいい。6月の帝王賞が内容ある4着だったし、課題は58.5キロのハンデだけ。
※は54キロで走れるジャパンダートダービー2着の3歳馬キリンジで、以下はフルヴォート、トウセツ、アイコンテーラー、ヘラルドバローズなど。
午前の段階で、◎ヴァンヤールは単勝690円の3番人気、○カフジオクタゴンは単勝920円の6番人気となっている。3連単の1番人気は6,960円で、ハンデ戦らしく人気は割れ気味。高配当馬券になる可能性があり、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎3番ヴァンヤール
○9番カフジオクタゴン
▲6番ニューモーメント
△14番ハギノアレグリアス
※1番キリンジ
×5番フルヴォート
×10番トウセツ
×7番アイコンテーラー
×4番ヘラルドバローズ
×8番サンマルレジェンド
×2番ロードブレス
【単勝】3番(10%)・9番(10%)
【複勝】3番(50%)・9番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
9→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
3.9→全通り(12点)
3.6→全通り(12点)
6.9→全通り(12点)
3.14→全通り(12点)
9.14→全通り(12点)
6.14→全通り(12点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.9→全通り(72点)
3.9→7.14(12点)
3.6→全通り(72点)
3.6→7.14(12点)
3.14→全通り(72点)
3.14→7(×2)(12点)
3.14→1.4.6(18点)
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【土曜後半レース】
西宮S
3連複 9,310円
馬 連 5,140円
ワイド 1,800円
ワイド 650円
単 勝 660円(20%)
リカンカブール1着(4人気)
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中山10R
勝浦特別
2勝クラスの芝1200m戦。芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。
3歳の素質馬と4歳以上の実力馬がそろい、ハイレベルの混戦といった様相。フルゲートの16頭立てで、「スムーズな競馬ができるか?」という不確定要素と言えるものが重要になる。
◎ピンクセイラーは4歳の牝馬で、開催2週目に当舞台で1勝クラスをV。揉まれずにうまく脚をタメられたが、直線でグッと伸びて抜け切る強い競馬だった。1分08秒3(良)なら時計も上々である。
前走時が10キロの馬体減で、今回は中1週での参戦。普通なら割り引くべき状況だが、美浦のウッドコースでしっかりと乗っているし、岡田一族の生産馬・所有馬だけに力を出してきて不思議ではない。ヤネは追いの強い菅原明良だし、配当面で妙味があるので狙ってみる。
○タツダイヤモンドは素質ある3歳馬。春の新潟での3歳1勝クラス勝ちが強くて時計も優秀だった。続く重賞の葵S(13着)では、最後方を進んだものといえ、上がり32秒5の脚を使っている。
栗東のCWコースと坂路で好時計を連発して仕上がりは良さそう。ヤネが甘さの目立つ三浦皇成でどうかだが、2勝クラスなら互角にやれていい。
▲レッドヒルシューズと△リラックスはスピード能力高い3歳馬。以下、スムースベルベット、ヨール、トーセントラム、イラーレなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎8番ピンクセイラー
○13番タツダイヤモンド
▲15番レッドヒルシューズ
△3番リラックス
※10番スムースベルベット
×9番ヨール
×14番トーセントラム
×1番イラーレ
×4番フリートオブフット
×5番タリア
×7番アラクレ
【単勝】8番(10%)・13番(10%)
【複勝】8番(40%)・13番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→3.5.15(×2)
13→全通り
13→3.5.15(×2)
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.13→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
13.15→全通り(14点)
3.8→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.13→全通り(84点)
8.13→3(6点)
8.15→全通り(84点)
8.15→3.5(×2)(24点)
13.15→全通り(84点)
13.15→3.5(×2)(24点)
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中山12R
3歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1200m戦。ダートは良馬場でタフな状態になっている。
逃げにこだわるわけではないが、ダッシュの速いトウカイファクターがハナに行くことになるか。そう強いメンバーではなく、展開次第で結果は大きく変わりそうだ。そこで、伏兵馬狙いに徹することにした。
◎シゲルファンノユメはこれまでは芝1200mが主戦場。2歳時にオープンを2着していて、現級では2度の2着がある。ちなみに、持ち時計は1分08秒1。
今回は初のダート参戦。3番枠を引いて砂を被った時にどうかという不安はあるが、走法からはこなせそうだ。美浦のウッドコースでオマツリオトコ(オープン)と併せるなどして気配は良好だし、末脚がハマるシーンも。ヤネは1キロ減が利く永野猛蔵。
○フェズカズマも人気薄ながら気になる存在。もともと阪神のダ1200mで強敵を破って新馬勝ちしていて、初めて走る中山ダ1200mはプラスに出る可能性がある。栗東の坂路で50秒6-36秒9-12秒5の好時計をマークしている点にも注目すべき。
▲はジェムフェザーが3頭目の穴馬。長欠明けの前走(11着)は18キロ増の馬体で失速したが、好位につけてスピードは見せた。放牧明けでも栗東の坂路で乗り込んできたし、粘りを増してきそうだ。
以下、ロジヴィクトリア、タリエシン、トウカイファクター、レヴール、レイテントロアーなど、軽視できない勢力は多い。
◎3番シゲルファンノユメ
○2番フェズカズマ
▲14番ジェムフェザー
△4番ロジヴィクトリア
※15番タリエシン
×9番トウカイファクター
×12番レヴール
×7番レイテントロアー
×6番サウスジェラート
×8番ジャングルキング
×13番ニシノラーナ
【複勝】3番(40%)・2番(20%)・14番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
2→全通り
14→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.3→全通り(14点)
3.14→全通り(14点)
2.14→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
2.4→全通り(14点)
4.14→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.2→全通り(84点)
3.14→全通り(84点)
3.14→12(6点)
2.14→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
阪神10R
西宮ステークス
3勝クラスの芝2000m(内)戦。芝は開催4週目で、Bコース使用2週目になっている。
内からマテンロウアレスとサンライズロナウドがハナ候補。出脚次第で他が行く可能性もある。内回りの戦いで、動きがある競馬になりそうだ。安心して馬券をあずけられる存在はいない。
◎ジュリアバローズはデビュー時に経験馬相手に初戦を好時計勝ちし、2戦目に1勝クラスもクリアした牝馬。4歳になった今年の春の2勝クラス勝ちなど、道悪の中で異様と言えるぐらいの強さだった。
夏の新潟戦は7着だったが、相手が強かったし、正攻法の競馬で見せ場はつくっていた。栗東のCWコースを中心に熱心に乗り込んで仕上がりは良く、当日に落ち着いていれば好勝負になっていい。ヤネは2走前に跨っていたミルコ・デムーロ。
○リカンカブールは3歳時にGIIの京都新聞杯でレコード決着の中を4着に健闘した素材。1勝クラスを勝った時は高速馬場、2勝クラスを勝った時は不良馬場で、スピードとパワーを兼備している。
今回は約半年ぶりの実戦になるが、栗東のCWコースと坂路でしっかりと乗ってきた。久々でも走れる気性だし、いきなりから期待できる。武豊に合う“タメたもの勝ち”という競馬になりそうでもあるので。
▲は立て直して変わる可能性がある人気薄のボーデン、△は秋華賞4着の実績を持つメモリーレゾンで、以下、サンライズロナウド、チャンスザローゼス、アインゲーブングなど、侮れない勢力が多くいる。
◎12番ジュリアバローズ
○1番リカンカブール
▲14番ボーデン
△5番メモリーレゾン
※11番サンライズロナウド
×9番チャンスザローゼス
×8番アインゲーブング
×4番セントカメリア
×7番サンセットクラウド
×15番エアサージュ
×2番マテンロウアレス
【単勝】12番(10%)・1番(20%)
【複勝】12番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(14点)
12.14→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
1.5→全通り(14点)
5.14→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(84点)
12.1→9(×4)(24点)
12.1→5.11(12点)
12.14→全通り(84点)
1.14→全通り(84点)
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阪神12R
3歳以上1勝クラス
1勝クラスのダ1200m戦。リシャールケリー(16番)が出走取消になり、15頭で争われる。
ペプチドタイガー、グランデスフィーダ、シンゼンイズモの3歳馬3頭に人気が集まっていて、4歳以上の勢力にも力のある馬がいる。
◎グランデスフィーダはディープモンスターを兄に持つ3歳馬。春の東京ダ1400mでの2着が価値ある内容で、続く阪神ダ1400mの6着は厳しいペースの中で頑張ったと言える。
夏に小倉ダ1700mで5着に駆け、中間は栗東のCWコースと坂路で意欲的に乗り込んできた。体重が軽い若手騎手が乗っていたといえ、坂路で51秒1-36秒7-11秒9をマークしている。1400mに距離が短縮されるのはプラスだし、上位争いになるとみた。ヤネは乗り慣れている松山弘平。
○ペプチドタイガーは春に今回と同じ舞台で未勝利戦を8馬身差で圧勝し、3歳1勝クラスで2着、2着と駆けた。久々でも仕上がりは上々だし、川田将雅起用で注目される。
▲シンゼンイズモは久々だった前走が阪神ダ1400mで、ラスト1ハロンのラップが14秒0と特殊な競馬になった中を0秒1差の3着に差し込んだ。中1週が鍵になるが、坂路(栗東)で52秒4-12秒7をマークしたぐらいだから問題ないか。これも3歳馬で、伸びしろは十分。
△は当舞台に(0.3.2.1)の実績を持つ5歳のバンベルクで、以下はオールアイウォント、ニシノベストワン、ハクアイアテナなど。
◎8番グランデスフィーダ
○11番ペプチドタイガー
▲7番シンゼンイズモ
△9番バンベルク
※3番オールアイウォント
×10番ニシノベストワン
×15番ハクアイアテナ
×4番エイミーバローズ
×6番サドル
×2番テイエムファルコン
×14番ヤマイチエスポ
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→11(×9)
8→7(×4)
8→3.9.14.15
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(13点)
7.8→全通り(13点)
7.11→全通り(13点)
8.9→全通り(13点)
9.11→全通り(13点)
7.9→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
8.11→全通り(78点)
8.11→7(×6)(36点)
8.11→3.9(×3)(36点)
8.11→15(×2)(12点)
8.11→2.12.14(18点)
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坂のある中山でも問題なく、ヤネが川田というのは何より魅力。56キロを背負うのは初めてで、1200mのGIでもうまく折り合えるかは鍵になるが、噛み合えば戴冠するシーンがある。
▲は西の4歳馬アグリ。セントウルSで差し競馬を試し、いきなり成功させて上がり32秒4の切れ味で2着に追い込んだ。中山は忙しいし、ヤネの横山典弘は少し衰えた感があるが、力量的には争覇圏内にいる。
△は1番人気に推されている西の4歳牝馬ナムラクレア。道悪の中でキーンランドカップを勝った疲れが残っている可能性があるが、攻めはいつも通り動いていた。最内の1番枠は有利にも不利にもなり得る枠順。あと、56キロで急坂をしっかりと登坂できるかがポイントになる。
以下、キミワクイーン、マッドクール、ウインマーベル、ジャスパークローネ、ナランフレグなど、警戒が必要な勢力がズラリ。6枠勢(ジュビリーヘッド、ドルチェモア)が抜けて人気がないが、この2頭とて可能性がないわけではない。
午前の段階で、◎ピクシーナイトは単勝1,340円の7番人気、○ママコチャは単勝600円の3番人気。ハマると大きい配当になるので、連勝式は手を広げて買っていきたい。
──────────────
◎3番ピクシーナイト
○6番ママコチャ
▲9番アグリ
△1番ナムラクレア
※15番キミワクイーン
×10番マッドクール
×5番ウインマーベル
×13番ジャスパークローネ
×4番ナランフレグ
×8番メイケイエール
×7番オールアットワンス
【単勝】3番(10%)・6番(10%)
【複勝】3番(30%)・6番(50%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→1(×3)
3→9
6→全通り
6→1(×8)
6→9(×4)
6→5.8.10.13
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【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
1.3→6.9(×5)(10点)
1.3→5.8.10.13(4点)
【3連複】
3-6-9(×3)(3点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.6→全通り(84点)
3.6→1(×2)(12点)
3.9→全通り(84点)
3.9→1(×3)(18点)
6.9→全通り(84点)
6.9→1(×6)(36点)
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阪神11R
ポートアイランドステークス(L) 9頭立て、人気薄でも力のある◎と○を狙う
阪神の芝1600m(外)で争われるリステッド競走。
右回り。向正面の2コーナー寄りからのスタート、外回りコースを使用。バックストレッチは起伏が少なく、距離は450mほどある。3コーナーを回り、4コーナー途中の残り約600mの地点から急めの下り坂に。下りは直線に入って残り約200mまで400mほど続く(高低差は約2m)。
下り切ってからは一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.8mの急な坂を上ることになる(勾配は1.5%)。最後の100m弱は平坦。直線距離は476.3m(Bコース使用時)。コース全体の高低差は2.4m。
芝は開催4週目で、Bコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「大きな傷みも無く引き続き全体的に良好な状態です」と発表があった。
土曜の芝は含水率が高めの良馬場だった。
3勝クラスの芝2000m(内)戦は、レースが流れてリカンカブールが外からの追い込みを決めてV。勝ち時計は1分58秒3(良)だった。1勝クラスの芝2600m(外)戦は2分36秒7(良)、1勝クラスの芝1400m(内)戦は1分20秒9(良)と、速めの時計の決着になっていた。
内も問題なく走れるが、外からの差しが決まるケースもあった。阪神らしく、勝負どころの下り坂でラップが上がり、ラスト1ハロンが少しかかるという競馬が多かった。
日曜は朝の段階で重馬場。土曜の夜から日曜の朝にかけて、強めの雨が降ったものである。8時ごろには雨が上がり、午後は晴れるとのこと。少し回復して、メインの頃は稍重になっているか。程度は読みづらいが、影響がないことはないだろう。
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9頭立てと少頭数のリステッド競走。ドーブネが1番人気に推されていて、レベルが低いというわけではない。雨の影響は気になるところだ。
穴を狙って、大根田裕之厩舎(栗東)の5歳馬リプレーザに◎を打った。
3歳の春に3連勝しているが、未勝利勝ちが阪神ダ1400mで、続いて阪神芝1200m(内)で3歳1勝クラスを後方から追い込み切ってV。次走は大きく条件を替えて園田ダ1870mの兵庫チャンピオンシップ(JpnII)を使い、これを差し切って制覇した。
ちなみに、3歳1勝クラスを勝った時の上がりは32秒9。また、次のレースは大井のジャパンダートダービー(JpnI)で、存分に見せ場をつくって0秒1差の5着に健闘している。
これだけ条件を替えて好走を重ねるのはめずらしく、“不思議な馬。つかみどころのない馬。しかし、間違いなく強い”といった印象。その後は脚部不安による長期休養もあって、9戦して掲示板に載れていない。
ただ、今回と舞台が同じだった今年6月の米子S(L)で6着に駆けた。メイショウシンタケが1分31秒7(良)という速い時計で勝ち、リプレーザは直線で外に動かすロスがありながら0秒7差まで詰めている。前走の北九州記念(11着)は後方追走から内を回ったものだから大きく評価できるものでもないが、33秒4の上がりはメンバー中で最速の数字だった。
中5週というレース間隔。ともにジョッキー騎乗だったが、坂路で追って、1週前に51秒9-12秒4、今週は51秒8-12秒7をマークしている。陣営の感触も良く、デキに関しては問題なさそうだ。
終い勝負が形になっているが、前2走が流れる競馬だったので、そう置かれずに脚をタメることができるかもしれない。幸英明は3連勝+JDDで手綱を取っていたジョッキーで、同馬をつかんでいる。
馬場は少し渋ったぐらいがちょうどいいかもしれない。1頭だけ離れたしんがり人気という状況。決して強引にというわけでなく、可能性がある穴馬として狙うことにした。
木村哲也厩舎(美浦)の5歳馬ゴールデンシロップも気になる存在。こちらはブービー人気である。
3歳時にマイルで1勝クラス~3勝クラスを3連勝していて、時計が1分33秒3、1分33秒3、1分33秒0。巨漢馬で順調には使えず、鼻出血を発症したこともあって、その後は3戦して14着、8着、14着となっている。それでも前2走は大きく負けているわけでもない。
美浦で乗り込み、早めに栗東に移ってCWコースと坂路でしっかりと乗り込んできた。同厩で宝塚記念を勝った時のイクイノックスと同じ調整パターンである。速めの時計が出ているし、大型馬なりに仕上がりは悪くなさそうだ。
実戦で動き切れるかとなると微妙な感じはあるが、攻められているから脚元に問題はないはず。◎リプレーザと同様に、穴で狙ってみたい。
▲は好仕上がりの阪神巧者ヴァリアメンテ、△は復帰戦で渋太く3着に駆けたグラティアス、※は素質上位でマイルが合うドーブネ、×の1番手は長欠明けだった復帰戦が好内容の2着で、反動がないかが鍵になるワールドリバイバル。
残ったサブライムアンセム、カレンシュトラウス、エアファンディタは、斤量面では楽ではないが、上位に食い込むだけの実力を備えている。
午前の段階で、◎リプレーザは単勝2,250円の9番人気、○ゴールデンシロップは単勝1,400円の8番人気。どちらも人気はなく、連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。
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◎2番リプレーザ
○7番ゴールデンシロップ
▲3番ヴァリアメンテ
△5番グラティアス
※9番ドーブネ
×6番ワールドリバイバル
×1番サブライムアンセム
×8番カレンシュトラウス
【単勝】2番(10%)・7番(10%)
【複勝】2番(40%)・7番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】
2→全通り
2→9
7→全通り
7→9(×2)
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【3連複】(軸1頭ながし)
2→全通り(28点)
7→1.3.4.5.6.8.9(21点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.9→全通り(7点)
7.9→1.3.4.5.6.8(×2)(12点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
2→全通り(168点)
【3連単】
9-6-2(1点)
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【日曜後半レース】
阪神12R
3連単 82万9,790円
3連複 8万2,840円
馬 連 2万8,170円(×2)
ワイド 6,520円(×2)
ワイド 3,790円
ワイド 2,580円
複 勝 980円(30%)
複 勝 620円(30%)
◎マイネルプロンプト1着(12人気)
○ケルンコンサート2着(8人気)
◎○×でヒット
馬連2万馬券は本線1点目
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中山10R
茨城新聞杯
2勝クラスの芝2000m戦。芝は特別に速い馬場ではなく、揉まれずに前で運びたいタイプが多いメンバーになっている。直線はタフな凌ぎ合いの展開になりそうだ。
◎シテフローラルは香港ヴァーズと宝塚記念を制したサトノクラウンの弟。弱さがあって休み休み使われているが、7月の中京戦では外から2着に差し込んでいる。堀宣行厩舎らしくウッドコースでハードに攻めていて、久々でも侮れないムードだ。人気面で妙味あり。
○ヒューマンコメディは現級で2着が2回、3着が3回。休養前の京都戦では、4コーナーで大外を回して0秒2差の5着に差し込んだ。叩いた方がいいのは確かだろうが、予定を延ばして乗り込んできたし、ガッツリ追ってくる坂井瑠星で怖さがある。人気薄。
▲は芝替わりがプラスに出る可能性があるヤマニンエンディマで、△は札幌で昇級緒戦を3着に駆けたディープレイヤー。以下、マイネルモーント、トーホウガレオン、ウインシュクラン、ウィズグレイスなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎4番シテフローラル
○7番ヒューマンコメディ
▲17番ヤマニンエンディマ
△3番ディープレイヤー
※13番マイネルモーント
×10番トーホウガレオン
×11番ウインシュクラン
×12番ウィズグレイス
×14番クレバーテースト
×9番コロンドール
×5番パトリックハンサム
【単勝】4番(10%)
【複勝】4番(60%)・7番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
4→10.13(×4)
4→3.11.12.14.17
7→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(15点)
4.17→全通り(15点)
7.17→全通り(15点)
3.4→全通り(15点)
3.7→全通り(15点)
3.17→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.7→全通り(90点)
4.17→全通り(90点)
4.17→10.13(×2)(24点)
7.17→全通り(90点)
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中山12R
外房ステークス
3勝クラスのダ1200m戦。ハンデ戦になり、6キロの上下差がある。好走するのに条件が付く馬が多く、難解な一戦。波乱が起きて驚けない。
◎ヴァンデリオンは開催3日目の初風Sで外から3着に差し込んだ。中1週でもウッドコースでしっかりと乗られて疲れはなさそう。トップハンデといっても56キロなら前走から2キロ減だし、再度の好走があっていい。コース取りが甘い野中悠太郎がどう乗ってくるかが問題に。
○ルクルトはダートを使い出してから5着、7着、5着。中山のダ1200mは合いそうなイメージで、55キロのハンデで上がりがかかると突っ込んでくる。
▲は中1週が鍵でも現級では実力上位のサザンエルフ(54キロ)で、△は8歳馬でも終いは確実に伸びてくるナンヨープランタン(55キロ)。以下、グリュースゴット、テーオーステルス、クロデメニル、タイセイブレイズなど、軽視できない勢力は多い。
◎9番ヴァンデリオン
○14番ルクルト
▲16番サザンエルフ
△8番ナンヨープランタン
※2番グリュースゴット
×1番テーオーステルス
×3番クロデメニル
×5番タイセイブレイズ
×6番キミワテル
×13番マイステージ
×4番チェリーブリーズ
【単勝】9番(10%)・14番(10%)
【複勝】9番(40%)・14番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→1.16(×3)
9→3.6
14→全通り
14→1.16(×3)
14→3.6
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
9→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
14.16→全通り(14点)
8.14→全通り(14点)
8.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.14→全通り(84点)
9.14→1.16(12点)
9.16→全通り(84点)
9.16→1(×4)(24点)
9.16→3.14(12点)
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阪神10R
堺ステークス
3勝クラスのダ1800m戦。ダートは雨が降った影響で脚抜きの良い状態になっている。それなりにレベルは高く、ただ、抜けた存在はいない。12頭立てだが、3連単の1番人気は7,000円台になっている。
◎ロコポルティは福島ダ1700の前走でハナ差の2着、後続には4馬身差。勝ち馬のフルヴォートは、土曜に行われた重賞のシリウスS(GIII)で4着に健闘している。ダ1800mは少し長いが、軽い馬場で折り合いがつけば乗り切れていい。ミルコ・デムーロも2度目の騎乗になるし、好勝負を期待する。
○ラインオブソウルは当舞台での2勝クラス勝ちが1分51秒4の好時計(良でも少し渋った馬場)。放牧明けでも仕上がりは良さそうだし、クラス2戦目、実績ある右回りに替わって前進がある。
▲は去勢明けでも確実性の高い末脚が怖いセイクリッドゲイズで、△は急仕上げ気味でも現級では実力上位のタガノエスコート。以下はホウオウルーレット、クロニクル、カズプレスト、ホウオウフウジンなど。
◎11番ロコポルティ
○2番ラインオブソウル
▲12番セイクリッドゲイズ
△8番タガノエスコート
※6番ホウオウルーレット
×3番クロニクル
×5番カズプレスト
×7番ホウオウフウジン
×1番キュールエフウジン
×10番プリモスペランツァ
【単勝】11番(10%)・2番(10%)
【複勝】11番(40%)・2番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.11→全通り(10点)
11.12→全通り(10点)
2.12→全通り(10点)
8.11→全通り(10点)
2.8→全通り(10点)
8.12→全通り(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.2→全通り(60点)
11.2→8(×3)(18点)
11.12→全通り(60点)
11.12→8(×2)(12点)
2.12→全通り(60点)
2.12→8(×3)(18点)
━━━━━━━━━━━━━━
阪神12R
3歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1400m戦。脚抜きの良いダートになっていることは、展開と結果に大きな影響を与えるだろう。メンバー的には混戦で、馬連の1番人気が1,300円台、3連単の1番人気が8,000円台になっている。
◎マイネルプロンプトは岡田一族の生産馬・所有馬で、11歳のセン馬になる。高齢でも常に脚は使っていて、休養前の中京戦では芝の速い時計の中を0秒4差の7着に駆けた。攻めで動いて仕上がりは良く、3キロ減騎手(田口貫太)を起用して斤量が55キロ。もつれる展開になると激走シーンも。
○ケルンコンサートは昨年の秋に川崎で1勝クラスを勝ち、今回と同じ舞台の昇級戦を2着に好走した。その後は結果が出ていないが、リズムを崩すと弱いタイプ。6ヵ月ぶりでも坂路で好時計が出ているし、15番枠からスムーズに運ぶと一発がある。
▲ケイアイメビウスは中央で3着、5着と駆け、川崎の前走で逃げてアタマ差の2着に粘った。時計が出る馬場でも問題ないし、2度目の騎乗となる岩田望来が集中して走らせることができると渋太く応戦してくる。
△は距離短縮がプラスに働く3歳の牝馬トウシンカーリンで、以下、ドゥーベ、メイショウフンケイ、スペシャルナンバー、スズカコーズなど、侮れない勢力が多くいる。
◎14番マイネルプロンプト
○15番ケルンコンサート
▲6番ケイアイメビウス
△1番トウシンカーリン
※2番ドゥーベ
×7番メイショウフンケイ
×4番スペシャルナンバー
×3番スズカコーズ
×13番ワーズワース
×10番ニホンピロクリフ
×12番ベンダバリラビア
【複勝】14番(30%)・15番(30%)・6番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
14→全通り
15→全通り
15→1.13
6→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.15→全通り(14点)
6.14→全通り(14点)
6.15→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
1.15→全通り(14点)
1.6→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
14.15→全通り(84点)
14.6→全通り(84点)
15.6→全通り(84点)
15.6→1(6点)
━━━━━━━━━━━━━━
【土曜メインレース】
シリウスS
3連単 7,060円(×3)
3連複 2,000円
ワイド 340円
ワイド 720円
◎ヴァンヤール3着(3人気)
△×◎でヒット
秋風S
ワイド 1,040円
ワイド 5,470円
複 勝 230円(50%)
◎ニシノスーベニア3着(3人気)
××◎でヒット
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中山11R
秋風ステークス ハンデ戦で混とん、◎は骨折明けでも好素材、○は鞍上魅力で一発も
3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。
右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコースを使用。スタート地点がコースの最高地点になり、スタート後に緩い下りがある。200mほど走って右カーブが来るため外枠はロスが生まれる。2コーナー途中からは下り坂になり、3コーナー途中までの約650mの間に4mほどの高低差を駆け下りることになる。
残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂。そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂になっている。高低差2.2m、最大勾配2.24%はJRA全10場の中で最大の数字になる。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。
芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。野芝のみの状態で施行。金曜の段階で、JRAから「3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めました。その他の箇所は概ね良好な状態です」と発表があった。
先週は金曜から土曜にかけて雨が降り、芝は土曜が重→稍重、日曜が稍重→良と推移した。
日曜の競馬を見ると、2勝クラスの木更津特別(芝1600m)が1分33秒8(良)で決着。センタースリールが押して意を決した逃げを打ち、そのまま押し切った。1000m通過は58秒4で、上がりは11秒4-11秒4-12秒6の35秒4だった。
ラップを緩めなかった分でラスト1ハロンはかかっている。ちなみに最初の1ハロンが12秒3で、最初と最後の2つのラップを全体から引くと、中間の1200mを1分08秒9で走っていたことになる。
GIIのオールカマー(芝2200m)を制したのはローシャムパークで、勝ち時計は2分12秒0(良)だった。ルメールが5番手の外をリズム重視で走らせ、直線でしっかりと伸びて抜け出した。2着は逃げて粘り腰を見せた1番人気のタイトルホルダーで、3着は馬群を割って差し込んだゼッフィーロ。レースの1000m通過は61秒1、次の1000mが58秒5で、上がり3ハロンは11秒6-11秒5-12秒4の35秒5だった。
今週の土曜は「曇りときどき晴れ」という予報。降水確率は30%程度で、天気の急変には注意したい。最終週で内が荒れてきてはいるが、良ならまだスピードが出る状態だろう。レースが流れて差しが決まるケースも出てきそうだ。
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リトルクレバー(10番)が出走取消になって15頭で争われる。ハンデ戦になり、トップハンデは57キロ、最軽量が52キロで、上下差は5キロ。
はっきりと混戦。午前8時45分の時点の1番人気のオッズを見ると、単勝が600円、馬連が1,350円、3連複が2,340円、3連単が8,700円となっている。きわめてやっかいな一戦だ。
上原博之厩舎(美浦)の4歳馬ニシノスーベニアに◎を打った。
気性が強すぎて安心して見ていられないところがあるが、秘めた能力は相当なモノ。春に今回と同じ舞台で2勝クラスを勝った時は、外から豪快に伸びて差し切る強さだった。続く東京芝1400mの昇級戦は、直線でうまく捌けずに5着。着差は0秒2で、ゴールしたあとでグッと先頭に出ていた。
今回は骨折明けで5ヵ月ぶりの実戦になるが、美浦のウッドコースで乗り込み、最終追いでは65秒7-11秒6の時計で楽に同入している。陣営の感触からも力を出せる仕上がりにありそうだ。
ヤネは大野拓弥。テン乗りで難しい同馬を操るのは簡単ではないだろうが、2番枠から折り合いに注意しつつ流れに乗り、うまく捌いてきてもらいたいところだ。ハンデの55キロはいいし、スムーズな競馬ができれば勝ち負けになる。
今野貞一厩舎(栗東)の4歳馬ダークエクリプスも注目される存在。
父はドゥラメンテで、2代母がディープインパクトを産んだウインドインハーヘア。自身は「ミスタープロスペクターの4×3」というクロスがある。超良血馬と言っていい。
春のスピカS(中山芝1800m)は道悪の中で力んで走っての4着で、続く阪神芝2000m(内)戦は見せ場十分の5着。札幌芝1500mの前走では外から0秒1差の3着に差し込んでいて、一連の走りからマイルあたりが理想の距離だろう。
北海道帰りでもCWコースと坂路で入念に乗られている。トップハンデの57キロになったが、ヤネはとにかく落ち着いて乗ってくる西村淳也だし、好勝負になっていい。配当面で妙味あり。
▲は中山のマイルは合いそうな最軽量52キロの牝馬ミカッテヨンデイイで、以下はシュヴェルトライテ、デコラシオン、クルゼイロドスル、ドゥラモンド、ソウテンなど。多めに打っても印が回り切らず、というか全15頭が馬券に絡む可能性を持っている。
午前の段階で、◎ニシノスーベニアは単勝650円の2番人気、○ダークエクリプスは単勝780円の4番人気、▲ミカッテヨンデイイは単勝2,010円の11番人気。ハマると大きな配当になるので、連勝式は手広く買っていきたい。
──────────────
◎2番ニシノスーベニア
○8番ダークエクリプス
▲9番ミカッテヨンデイイ
△14番シュヴェルトライテ
※13番デコラシオン
×15番クルゼイロドスル
×1番ドゥラモンド
×6番ソウテン
×3番ルージュエクレール
×4番アドマイヤハレー
×5番アールクインダム
【単勝】2番(10%)・8番(10%)
【複勝】2番(50%)・8番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
2→全通り
8→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
2.8→全通り(13点)
2.9→全通り(13点)
8.9→全通り(13点)
2.14→全通り(13点)
8.14→全通り(13点)
9.14→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
2.8→全通り(78点)
2.8→13.15(12点)
2.9→全通り(78点)
8.9→全通り(78点)
━━━━━━━━━━━━━━
阪神11R
シリウスステークス(GIII) ハンデ戦、◎の渋太い走りに期待、○は初B着で
阪神のダ2000mで争われるGIII競走。
右回り。芝の内回りコースの4コーナー出口付近にある引き込み線からのスタート。70mほど走ってダートコースに入る。直線で急坂を上り、ゴール板の100m前から平坦になる。平坦は向正面中ほどの残り約1000mの地点まで続く。
そこからは緩い下り坂。3~4コーナーを回り、直線に向いて残り200mまでが下りになっている。下り切ると一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.6mの急坂を上ることになる。上り切ってからゴールまでは平坦。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。
先週は週中に雨が降り、ダートは土曜が稍重で、日曜は良だった。
土曜に行われた3勝クラスの大阪スポーツ杯(ダ1400m)は、サンライズフレイムが1分23秒7(稍)でV。中団の少し後ろの外めでなだめつつ脚をタメ、直線で長く渋太く伸びて差し切った。2着は4番手の外から脚を使ったスプラウティングで、3着はスプラウティングを追って伸びたシャンブル。レースの前半3ハロンは34秒4で、上がりは11秒9-12秒2-13秒3の37秒4だった。
ダ1800mの競馬は土曜と日曜で計3鞍。土曜は1勝クラスは1分52秒8(稍)で決着し、2勝クラスは1分52秒6(稍)だった。ラスト1ハロンは、それぞれ13秒1、13秒4。日曜の1勝クラスは勝ち時計が1分52秒6(良)で、ラスト1ハロンが12秒9だった。
今週の土曜は「晴れのち雨」という予報。競馬が終わるまで頑張ってくれそうではあるが、雨が降り出している可能性もある。良馬場ならタフなダートになっているだろう。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cmとなっている。
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フルゲートを割って14頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデが58・5キロ、最軽量が54キロで、4.5キロの上下差がある。
サンマルレジェンドがハナ候補だが、逃げにこだわるわけではない。ヘラルドバローズ、カフジオクタゴンのブリンカー着用馬やアイコンテーラーが行く可能性もある。特殊なコース形態でハンデ差もあり、どんな展開、どんなペースなるのかは流動的だ。
庄野靖志厩舎(栗東)の5歳馬ヴァンヤールに◎を打った。
スタートで落馬したレースを除くと、近5走の成績が2着、2着、2着、3着、3着。スパッと切れないので地味な印象があるが、精神面が強く、最後まで粘り強く脚を使ってくる。
前走は久々の上にコーナーがキツイ新潟が少し忙しかった印象。それでも3着には伸びている。これを叩き、中間は栗東の坂路でしっかりと乗ってきた。1週前には51秒4-12秒7、今週は52秒4-12秒5で追われている。動きはしっかりしていて、上積みがあるのは確実だ。
ハンデは57キロで問題なし。阪神のダ2000mを走るのは初めてだが、十分に対応できるだろう。ヤネは主戦の荻野極(同馬とのコンビで(3.4.3.3))。包まれないように外に出すことがあるが、そこにあまりこだわらず、3番枠を活かすような騎乗をしてもらいたい。強力メンバーでも、持ち味である渋太い走りで応戦してきそうだ。
矢作芳人厩舎(栗東)の4歳馬カフジオクタゴンも気になる存在。
3歳時にレパードSを制した素材で、4歳になってからも見どころある走りをしている。札幌のエルムSは筋肉痛で予定が延びたもので、それで0秒7差の6着なら悪くないだろう。
今回は初ブリンカー着で挑む。攻めでは効いている感じだったので、実戦につながってくれるといい。ヤネは追いに関しては現役トップクラスの坂井瑠星で、この点も魅力。当舞台では2勝クラスを快勝しているし、見せ場以上があっていい。
▲はニューモニュメント。7月の名鉄杯では59キロで3着に差し込み、今回は58キロで走れる。当舞台ではオープン特別を4着した実績あり。ひと叩きした方がいい気はするが、川田将雅を起用してきたあたりに不気味さを感じる。
△は1番人気になっているハギノアレグリアス。間隔を取りつつ慎重に使っているが、今回、しっかりと攻めて気配はとてもいい。6月の帝王賞が内容ある4着だったし、課題は58.5キロのハンデだけ。
※は54キロで走れるジャパンダートダービー2着の3歳馬キリンジで、以下はフルヴォート、トウセツ、アイコンテーラー、ヘラルドバローズなど。
午前の段階で、◎ヴァンヤールは単勝690円の3番人気、○カフジオクタゴンは単勝920円の6番人気となっている。3連単の1番人気は6,960円で、ハンデ戦らしく人気は割れ気味。高配当馬券になる可能性があり、連勝式は手広く買っていきたい。
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◎3番ヴァンヤール
○9番カフジオクタゴン
▲6番ニューモーメント
△14番ハギノアレグリアス
※1番キリンジ
×5番フルヴォート
×10番トウセツ
×7番アイコンテーラー
×4番ヘラルドバローズ
×8番サンマルレジェンド
×2番ロードブレス
【単勝】3番(10%)・9番(10%)
【複勝】3番(50%)・9番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
9→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
3.9→全通り(12点)
3.6→全通り(12点)
6.9→全通り(12点)
3.14→全通り(12点)
9.14→全通り(12点)
6.14→全通り(12点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.9→全通り(72点)
3.9→7.14(12点)
3.6→全通り(72点)
3.6→7.14(12点)
3.14→全通り(72点)
3.14→7(×2)(12点)
3.14→1.4.6(18点)
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【土曜後半レース】
西宮S
3連複 9,310円
馬 連 5,140円
ワイド 1,800円
ワイド 650円
単 勝 660円(20%)
リカンカブール1着(4人気)
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中山10R
勝浦特別
2勝クラスの芝1200m戦。芝は開催4週目で、Cコース使用2週目になっている。
3歳の素質馬と4歳以上の実力馬がそろい、ハイレベルの混戦といった様相。フルゲートの16頭立てで、「スムーズな競馬ができるか?」という不確定要素と言えるものが重要になる。
◎ピンクセイラーは4歳の牝馬で、開催2週目に当舞台で1勝クラスをV。揉まれずにうまく脚をタメられたが、直線でグッと伸びて抜け切る強い競馬だった。1分08秒3(良)なら時計も上々である。
前走時が10キロの馬体減で、今回は中1週での参戦。普通なら割り引くべき状況だが、美浦のウッドコースでしっかりと乗っているし、岡田一族の生産馬・所有馬だけに力を出してきて不思議ではない。ヤネは追いの強い菅原明良だし、配当面で妙味があるので狙ってみる。
○タツダイヤモンドは素質ある3歳馬。春の新潟での3歳1勝クラス勝ちが強くて時計も優秀だった。続く重賞の葵S(13着)では、最後方を進んだものといえ、上がり32秒5の脚を使っている。
栗東のCWコースと坂路で好時計を連発して仕上がりは良さそう。ヤネが甘さの目立つ三浦皇成でどうかだが、2勝クラスなら互角にやれていい。
▲レッドヒルシューズと△リラックスはスピード能力高い3歳馬。以下、スムースベルベット、ヨール、トーセントラム、イラーレなど、警戒が必要な勢力が多くいる。
◎8番ピンクセイラー
○13番タツダイヤモンド
▲15番レッドヒルシューズ
△3番リラックス
※10番スムースベルベット
×9番ヨール
×14番トーセントラム
×1番イラーレ
×4番フリートオブフット
×5番タリア
×7番アラクレ
【単勝】8番(10%)・13番(10%)
【複勝】8番(40%)・13番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→3.5.15(×2)
13→全通り
13→3.5.15(×2)
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.13→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
13.15→全通り(14点)
3.8→全通り(14点)
3.13→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.13→全通り(84点)
8.13→3(6点)
8.15→全通り(84点)
8.15→3.5(×2)(24点)
13.15→全通り(84点)
13.15→3.5(×2)(24点)
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中山12R
3歳以上2勝クラス
2勝クラスのダ1200m戦。ダートは良馬場でタフな状態になっている。
逃げにこだわるわけではないが、ダッシュの速いトウカイファクターがハナに行くことになるか。そう強いメンバーではなく、展開次第で結果は大きく変わりそうだ。そこで、伏兵馬狙いに徹することにした。
◎シゲルファンノユメはこれまでは芝1200mが主戦場。2歳時にオープンを2着していて、現級では2度の2着がある。ちなみに、持ち時計は1分08秒1。
今回は初のダート参戦。3番枠を引いて砂を被った時にどうかという不安はあるが、走法からはこなせそうだ。美浦のウッドコースでオマツリオトコ(オープン)と併せるなどして気配は良好だし、末脚がハマるシーンも。ヤネは1キロ減が利く永野猛蔵。
○フェズカズマも人気薄ながら気になる存在。もともと阪神のダ1200mで強敵を破って新馬勝ちしていて、初めて走る中山ダ1200mはプラスに出る可能性がある。栗東の坂路で50秒6-36秒9-12秒5の好時計をマークしている点にも注目すべき。
▲はジェムフェザーが3頭目の穴馬。長欠明けの前走(11着)は18キロ増の馬体で失速したが、好位につけてスピードは見せた。放牧明けでも栗東の坂路で乗り込んできたし、粘りを増してきそうだ。
以下、ロジヴィクトリア、タリエシン、トウカイファクター、レヴール、レイテントロアーなど、軽視できない勢力は多い。
◎3番シゲルファンノユメ
○2番フェズカズマ
▲14番ジェムフェザー
△4番ロジヴィクトリア
※15番タリエシン
×9番トウカイファクター
×12番レヴール
×7番レイテントロアー
×6番サウスジェラート
×8番ジャングルキング
×13番ニシノラーナ
【複勝】3番(40%)・2番(20%)・14番(40%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
2→全通り
14→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
2.3→全通り(14点)
3.14→全通り(14点)
2.14→全通り(14点)
3.4→全通り(14点)
2.4→全通り(14点)
4.14→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
3.2→全通り(84点)
3.14→全通り(84点)
3.14→12(6点)
2.14→全通り(84点)
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阪神10R
西宮ステークス
3勝クラスの芝2000m(内)戦。芝は開催4週目で、Bコース使用2週目になっている。
内からマテンロウアレスとサンライズロナウドがハナ候補。出脚次第で他が行く可能性もある。内回りの戦いで、動きがある競馬になりそうだ。安心して馬券をあずけられる存在はいない。
◎ジュリアバローズはデビュー時に経験馬相手に初戦を好時計勝ちし、2戦目に1勝クラスもクリアした牝馬。4歳になった今年の春の2勝クラス勝ちなど、道悪の中で異様と言えるぐらいの強さだった。
夏の新潟戦は7着だったが、相手が強かったし、正攻法の競馬で見せ場はつくっていた。栗東のCWコースを中心に熱心に乗り込んで仕上がりは良く、当日に落ち着いていれば好勝負になっていい。ヤネは2走前に跨っていたミルコ・デムーロ。
○リカンカブールは3歳時にGIIの京都新聞杯でレコード決着の中を4着に健闘した素材。1勝クラスを勝った時は高速馬場、2勝クラスを勝った時は不良馬場で、スピードとパワーを兼備している。
今回は約半年ぶりの実戦になるが、栗東のCWコースと坂路でしっかりと乗ってきた。久々でも走れる気性だし、いきなりから期待できる。武豊に合う“タメたもの勝ち”という競馬になりそうでもあるので。
▲は立て直して変わる可能性がある人気薄のボーデン、△は秋華賞4着の実績を持つメモリーレゾンで、以下、サンライズロナウド、チャンスザローゼス、アインゲーブングなど、侮れない勢力が多くいる。
◎12番ジュリアバローズ
○1番リカンカブール
▲14番ボーデン
△5番メモリーレゾン
※11番サンライズロナウド
×9番チャンスザローゼス
×8番アインゲーブング
×4番セントカメリア
×7番サンセットクラウド
×15番エアサージュ
×2番マテンロウアレス
【単勝】12番(10%)・1番(20%)
【複勝】12番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(14点)
12.14→全通り(14点)
1.14→全通り(14点)
5.12→全通り(14点)
1.5→全通り(14点)
5.14→全通り(14点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(84点)
12.1→9(×4)(24点)
12.1→5.11(12点)
12.14→全通り(84点)
1.14→全通り(84点)
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阪神12R
3歳以上1勝クラス
1勝クラスのダ1200m戦。リシャールケリー(16番)が出走取消になり、15頭で争われる。
ペプチドタイガー、グランデスフィーダ、シンゼンイズモの3歳馬3頭に人気が集まっていて、4歳以上の勢力にも力のある馬がいる。
◎グランデスフィーダはディープモンスターを兄に持つ3歳馬。春の東京ダ1400mでの2着が価値ある内容で、続く阪神ダ1400mの6着は厳しいペースの中で頑張ったと言える。
夏に小倉ダ1700mで5着に駆け、中間は栗東のCWコースと坂路で意欲的に乗り込んできた。体重が軽い若手騎手が乗っていたといえ、坂路で51秒1-36秒7-11秒9をマークしている。1400mに距離が短縮されるのはプラスだし、上位争いになるとみた。ヤネは乗り慣れている松山弘平。
○ペプチドタイガーは春に今回と同じ舞台で未勝利戦を8馬身差で圧勝し、3歳1勝クラスで2着、2着と駆けた。久々でも仕上がりは上々だし、川田将雅起用で注目される。
▲シンゼンイズモは久々だった前走が阪神ダ1400mで、ラスト1ハロンのラップが14秒0と特殊な競馬になった中を0秒1差の3着に差し込んだ。中1週が鍵になるが、坂路(栗東)で52秒4-12秒7をマークしたぐらいだから問題ないか。これも3歳馬で、伸びしろは十分。
△は当舞台に(0.3.2.1)の実績を持つ5歳のバンベルクで、以下はオールアイウォント、ニシノベストワン、ハクアイアテナなど。
◎8番グランデスフィーダ
○11番ペプチドタイガー
▲7番シンゼンイズモ
△9番バンベルク
※3番オールアイウォント
×10番ニシノベストワン
×15番ハクアイアテナ
×4番エイミーバローズ
×6番サドル
×2番テイエムファルコン
×14番ヤマイチエスポ
【単勝】8番(10%)
【複勝】8番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
8→全通り
8→11(×9)
8→7(×4)
8→3.9.14.15
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【3連複】(軸2頭ながし)
8.11→全通り(13点)
7.8→全通り(13点)
7.11→全通り(13点)
8.9→全通り(13点)
9.11→全通り(13点)
7.9→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
8.11→全通り(78点)
8.11→7(×6)(36点)
8.11→3.9(×3)(36点)
8.11→15(×2)(12点)
8.11→2.12.14(18点)
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