【今週末の予想提供】、【SNSの紹介】、【的中レースの予想コメント】(天皇賞(春)、鞍馬S等)
【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆5月15日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
京王杯スプリングC、都大路S
【土曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
◆5月16日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ヴィクトリアマイル、栗東S
【日曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
【日曜無料予想版】(無料)
…当日13時ごろ
新潟11R
※携帯電話料金と一緒にお支払いしたい方は、『note』版をご利用ください
ブログ『note』はコチラから
キャリア決済は、docomo、au、ソフトバンクモバイルに対応しています。携帯料金と一緒に支払いができるサービスで、パソコンからも決済できます。noteに会員登録(登録料無料)している方のみ、ご利用になれます
【SNSの紹介】
ツイッター、フェイスブックページで競馬予想の参考になる簡単なコラムを発信しています。よろしかったら、ご覧ください。
ツイッター
アカウント名:@y_ohyauchi
フェイスブックページ
ページ名:大谷内泰久の最強競馬予想&重賞完全攻略
【的中レースの予想コメント】(天皇賞(春)、鞍馬S等)
【天皇賞(春)】
3連単 1万1,490円
3連複 2,040円
馬 連 940円
単 勝 520円(40%)
ワールドプレミア1着(3人気)
○◎△でヒット
阪神11R
天皇賞(春)(GI) 5月2日(日) 連勝式は崩れ待ち
阪神の芝3200m(外→内)で争われるGI競走。
芝は連続開催の12週目で、Bコース使用4週目になっている。短い時間だったが、土曜に雨が降り、10RのストークSは稍重になった。3勝クラスの芝1600m(外)戦で、3番手を進んだグランデマーレが渋太く伸びて勝利。勝ち時計は1分33秒1で、レースの1000m通過は59秒1、上がり3ハロンは11秒2-11秒1-11秒7(34秒0)だった。
開催が進んでいるが、速めの時計が出る状態。前出のストークSは2着馬が内から脚を使っていて、外が優勢というわけでもない。日曜ははっきりしない空模様になりそうで、強くはなくても雨が降る可能性がある。
今年の天皇賞(春)は異例づくめのGI。京都競馬場が改修工事に入って使えないため、阪神の芝3200mで施行される。1周目は外回りコースを走り、2周目は内回りというトリッキーなコース。直線の坂を2度登るわけで、スタミナが試される。
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆5月15日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
京王杯スプリングC、都大路S
【土曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
◆5月16日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ヴィクトリアマイル、栗東S
【日曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
【日曜無料予想版】(無料)
…当日13時ごろ
新潟11R
※携帯電話料金と一緒にお支払いしたい方は、『note』版をご利用ください
ブログ『note』はコチラから
キャリア決済は、docomo、au、ソフトバンクモバイルに対応しています。携帯料金と一緒に支払いができるサービスで、パソコンからも決済できます。noteに会員登録(登録料無料)している方のみ、ご利用になれます
【SNSの紹介】
ツイッター、フェイスブックページで競馬予想の参考になる簡単なコラムを発信しています。よろしかったら、ご覧ください。
ツイッター
アカウント名:@y_ohyauchi
フェイスブックページ
ページ名:大谷内泰久の最強競馬予想&重賞完全攻略
【的中レースの予想コメント】(天皇賞(春)、鞍馬S等)
【天皇賞(春)】
3連単 1万1,490円
3連複 2,040円
馬 連 940円
単 勝 520円(40%)
ワールドプレミア1着(3人気)
○◎△でヒット
阪神11R
天皇賞(春)(GI) 5月2日(日) 連勝式は崩れ待ち
阪神の芝3200m(外→内)で争われるGI競走。
芝は連続開催の12週目で、Bコース使用4週目になっている。短い時間だったが、土曜に雨が降り、10RのストークSは稍重になった。3勝クラスの芝1600m(外)戦で、3番手を進んだグランデマーレが渋太く伸びて勝利。勝ち時計は1分33秒1で、レースの1000m通過は59秒1、上がり3ハロンは11秒2-11秒1-11秒7(34秒0)だった。
開催が進んでいるが、速めの時計が出る状態。前出のストークSは2着馬が内から脚を使っていて、外が優勢というわけでもない。日曜ははっきりしない空模様になりそうで、強くはなくても雨が降る可能性がある。
今年の天皇賞(春)は異例づくめのGI。京都競馬場が改修工事に入って使えないため、阪神の芝3200mで施行される。1周目は外回りコースを走り、2周目は内回りというトリッキーなコース。直線の坂を2度登るわけで、スタミナが試される。
このコースが使われるのは2度目。1度目は今年2月の松籟S(3勝クラス)で、今回の天皇賞に出走するディアスティマが上げ下げのあるラップを踏みながら逃げ切っている。
ディアスティマがハナ候補ではあるが、逃げが絶対条件ではない。ジャコマルを行かせ、好位に控える可能性がある。隊列が決まればペースは落ち着くだろう。ただ、2周目が内回り。このことを意識している陣営が多い感じで、後半に入ってマクりを打とうとする馬が出てきそうだ。
17頭のメンバーを見ると、16年にダービーを勝ったマカヒキ、19年に菊花賞を勝ったワールドプレミアと、GI馬はわずか2頭。古馬のGIを獲ったことがある馬がいない。そんなだから条件馬が使ってきたわけだ。
特殊なコース、どの馬がどこで動くかが読みづらい。そんな難しい状況の中、馬に力があるのはもちろん、ジョッキーにも重きを置いて予想を組み立てるべきだろう。冷静に立ち回り、体力を残しつつ乗ってくるのが最善だ。
大久保龍志厩舎(栗東)の4歳馬ディープボンドに◎を打った。
3歳時は三冠で10着、5着、4着で、ダービーと菊花賞は直線で伸び切れなかったもの。4歳になって緒戦の中山金杯(14着)は、流れに乗れず、直線もゴチャつくところに入って力を出せなかった。
その後は放牧に出され、3月に阪神大賞典で復帰。跳びが大きいだけに道悪がどうかと思われたが、4番手でリズムの良い追走ぶりを見せ、直線でパワフルに抜けて5馬身差で圧倒した。大きな成長を感じさせる走りだった。
血統を見ると、父がキズナ(その父ディープインパクト)で、BMSがキングヘイロー。2代母の仔にはローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)がいる。
ステイヤーの血筋ではなく、ただ、5代母がクリヒデという点は見逃せない。クリヒデは1962年に牝馬にして天皇賞(秋)を制覇。この天皇賞は、今とは違って東京競馬場の芝3200mが舞台だった。
阪神大賞典を勝ったあとは短期放牧に出され、栗東に戻ってからの調整は順調。1週前には、主戦の和田竜二が跨ってCWコースで64秒台-11秒台の時計で先着した。今週も和田が乗り、CWで大きめを乗っている。無駄に力んだりしないし、推進力十分で気配は絶好だ。
実戦ももちろん和田竜二。コースこそ違え、和田は00年、01年にテイエムオペラオーで当レースを連覇している。馬との呼吸を大事にし、捌きに関しても巧みなジョッキー。個人的な見解になるが、正直、過小評価されていると感じる。
特殊なコースで展開も特殊になるかもしれないが、和田なら惑わされずにディープボンドの力を最大限に引き出してくれるだろう。GI制覇のシーンがあっていい。
強敵は友道康夫厩舎(栗東)の5歳馬ワールドプレミア。3歳の秋に菊花賞を勝ち、続く有馬記念(勝ち馬リスグラシュー)では2着サートゥルナーリアとクビ差の3着に追い込んだ。その後は順調に使い込めなかったが、ここにきてようやく良くなってきた印象である。
復帰戦の日経賞は斤量が軽い2頭の牝馬にうまく立ち回られ、それでも0秒1差の3着まで詰めた。中間の稽古は意欲的で、福永祐一が跨った1週前には栗東CWコースで64秒台で追われている。
福永は追いが強いわけでなく、見ていて頼りないところがある。が、強引に脚を使わせるような騎乗はしないので、体力を温存しつつ誘導してくるだろう。1番枠からどう乗ってくるかが鍵にはなるが、勝てるだけの力とスタミナがある。
▲はアリストテレス。コントレイルをクビ差まで追い詰めた昨年の菊花賞だけ走れば、もちろん勝負になる。阪神大賞典ではテンに行きたがって失速しており、変な癖がついていないといいが…。とはいえルメールだけに巻き返しが怖い。
△はカレンブーケドール。重賞未勝利の牝馬でも、GIで多くの好走歴がある。距離は微妙な感じがするが、レース自体はうまいので。
以下、ディアスティマ、ユーキャンスマイル、ナムラドノヴァンなど、軽視できない勢力が多くいる。
人気馬に重たい印を打ったが、簡単に堅い決着で収まるとも思えない。連勝式は手広く買って崩れるのを待つ作戦でいくことにした。
◎12番ディープボンド
○1番ワールドプレミア
▲2番アリストテレス
△3番カレンブーケドール
※5番ディアスティマ
×7番ユーキャンスマイル
×13番ナムラドノヴァン
×14番ウインマリリン
×17番オーソリティ
【単勝】12番(60%)・1番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(15点)
2.12→全通り(15点)
3.12→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(90点)
━━━━━━━━━━━━━━
【鞍馬S】
3連単 2万1,850円
3連複 5,610円
馬 連 1,010円
単 勝 430円(10%)
複 勝 210円(60%)
複 勝 440円(30%)
◎クリノガウディー1着(2人気)
◎▲○でヒット
中京11R
鞍馬ステークス 5月9日(日) 混戦で波乱含み
中京の芝1200mで争われるオープン特別。
芝は開幕週でAコース使用になっている。土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1600m戦がインから抜け出す決まり手で、勝ち時計が1分33秒1、ラスト1ハロンが11秒7。3歳重賞の京都新聞杯(芝2200m)は、レースが流れて2分11秒2で決着した。“速めの芝”といった印象で、内も走れる状態になっている。
芝のスプリント戦で混とんとしたムード。エレナアヴァンティ、ケイアイサクソニーの両陣営が逃げ宣言を出していて、競り合う可能性がある。どちらかが控えたとしても、好位勢が早めにプレッシャーをかけてくるはず。先行するにしろ差すにしろ、息を入れて末を残せるかが重要なポイントになりそうだ。
藤沢則雄厩舎(栗東)の5歳馬クリノガウディーを狙ってみたい。
デビュー時にGIの朝日杯フューチュリティSで2着に駆けた素材(勝ち馬アドマイヤマーズ)。昨年の高松宮記念では、好位追走から渋太く抜け出して1位で入線し、しかし、直線で内に斜行したことで4着に降着になっている。近走は結果が出ていないが、ハミを噛んで走って末をなくすケースが多い。
中間は栗東で熱心な調整ぶり。時計を出しているのは坂路だけだが、CWコースやポリトラックコースでも大きいところを乗っているとのことだ。今週はジョッキー騎乗で51秒8をマーク。ラスト1ハロンは11秒5という速さだった。いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは岩田康誠。気難しい馬のテン乗りになるが、最終追いや普段の調教で跨っていて、感触をつかんでいるはずである。陣営は「終い勝負できっかけをつかみたい」と。噛み合うと突っ込んでくるシーンがある。
西村真幸厩舎(栗東)の6歳馬タイセイアベニールも気になる存在。昨年の秋に当舞台で行われたGIIのセントウルSを4着した実績がある。中山の春雷Sでは、初めてチークピーシズを着用し、2着と差のない5着に追い込んだ。
ヤネが浅慮なところがある小崎綾也という点がどうかだが、しっかりとタメて末脚を引き出す騎乗をしてくれれば。
▲は左回りの1200mで抜群の切れ味を発揮するナランフレグで、△は春雷S2着のマリアズハート、※は攻めで鋭い動きを見せたケープゴッド。以下、軽視できない勢力が多くいる。
波乱が起きて驚けない一戦で、連勝式は手広く買っていきたい。
◎10番クリノガウディー
○11番タイセイアベニール
▲5番ナランフレグ
△1番マリアズハート
※13番ケープゴッド
×14番スギノヴォルケーノ
×9番ケイアイサクソニー
×4番メイショウチタン
×15番ロードアクア
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(60%)・11番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(13点)
5.10→全通り(13点)
1.10→全通り(13点)
10.13→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(78点)
━━━━━━━━━━━━━━
【中京12R(5/8)】
3連単 3万9,730円
3連複 1万3,930円
馬 連 1,210円
単 勝 280円(10%)
複 勝 160円(40%)
複 勝 280円(40%)
◎メラナイト2着(5人気)
○◎×でヒット
中京12R
4歳以上2勝クラス 5月8日(土) 混戦で波乱含み
2勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1200m。
ダートは当日の朝の時点で稍重。“適度に走りやすい”といった状態になっていそうだ。
東京12Rと同じく、2勝クラスの短距離戦。やはり混戦ムードで、朝の時点のオッズを確認すると、3連単の1番人気が1万3,000円台と大きすぎる数字になっている。東京も中京も、とにかくやっかいだ。
内からトモジャドット、ヘルメット、ファストボウラー、コルニリア、ラホーヤノキセキと、スピードある先行馬がズラリ。テンのラップはかなり速くなりそうで、レースが壊れる危険性をはらんでいる。
西の6歳セン馬メラナイトに◎を打った。
現級では2着が1回、3着が2回。2走前の阪神ダ1400m戦では、大外枠からうまく立ち回って、クビ差の2着に伸びた。ムラな印象があるが、確かな実力を備えている。
今回はリフレッシュ放牧明け。栗東の坂路で乗り込み、1週前に楽な手応えで52秒2-12秒0をマークしている。今週もしっかり追われたし、いい仕上がりにあるとみていい。
ヤネは和田竜二。2走前に2着した時に跨っていたし、今回と同じ舞台で1勝クラスを勝った時も和田だった。巧みに馬群を捌いてくるジョッキーで、今回もレースに合った騎乗をしてくることに期待したい。想定していたよりも人気になっているが、配当面で妙味はある。
西の7歳馬ラホーヤノキセキも注目される存在。前走は骨折明けで1年ぶりの実戦だったが、強引に先行してハイペースをつくり、アタマ+アタマ差の3着に渋太く踏ん張った。
休養前の一戦では後続を4馬身も離して2着に駆けているし、中京ダ1200mでは1勝クラスを快勝している。問題は新人の小沢大仁がどう乗るかという点。先行馬ぞろいの中で外の15番枠を引いていて、難しくなりそうだ。
無理に行かせず、好位の後ろあたりで抑えるイメージで乗って、かつ早めに内に寄せられるのが競馬としては理想か。うまくいくといいが…。
▲はひと息入っていた中山戦で3着に駆け、攻めを強化してきた牝馬のカレンリズ。△は軽い馬場だと走りが違ってくるグーテンモルゲンで、以下、ヘルメット、トモジャドット、シンゼンマックスなど、軽視できない勢力が多くいる。
東京12Rと同様に、波乱が起きて驚けない一戦。
◎4番メラナイト
○15番ラホーヤノキセキ
▲8番カレンリズ
△16番グーテンモルゲン
※6番ヘルメット
×2番トモジャドット
×1番シンゼンマックス
×10番ショウナンアニメ
×5番サンビショップ
【単勝】4番(10%)・15番(10%)
【複勝】4番(40%)・15番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
ディアスティマがハナ候補ではあるが、逃げが絶対条件ではない。ジャコマルを行かせ、好位に控える可能性がある。隊列が決まればペースは落ち着くだろう。ただ、2周目が内回り。このことを意識している陣営が多い感じで、後半に入ってマクりを打とうとする馬が出てきそうだ。
17頭のメンバーを見ると、16年にダービーを勝ったマカヒキ、19年に菊花賞を勝ったワールドプレミアと、GI馬はわずか2頭。古馬のGIを獲ったことがある馬がいない。そんなだから条件馬が使ってきたわけだ。
特殊なコース、どの馬がどこで動くかが読みづらい。そんな難しい状況の中、馬に力があるのはもちろん、ジョッキーにも重きを置いて予想を組み立てるべきだろう。冷静に立ち回り、体力を残しつつ乗ってくるのが最善だ。
大久保龍志厩舎(栗東)の4歳馬ディープボンドに◎を打った。
3歳時は三冠で10着、5着、4着で、ダービーと菊花賞は直線で伸び切れなかったもの。4歳になって緒戦の中山金杯(14着)は、流れに乗れず、直線もゴチャつくところに入って力を出せなかった。
その後は放牧に出され、3月に阪神大賞典で復帰。跳びが大きいだけに道悪がどうかと思われたが、4番手でリズムの良い追走ぶりを見せ、直線でパワフルに抜けて5馬身差で圧倒した。大きな成長を感じさせる走りだった。
血統を見ると、父がキズナ(その父ディープインパクト)で、BMSがキングヘイロー。2代母の仔にはローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)がいる。
ステイヤーの血筋ではなく、ただ、5代母がクリヒデという点は見逃せない。クリヒデは1962年に牝馬にして天皇賞(秋)を制覇。この天皇賞は、今とは違って東京競馬場の芝3200mが舞台だった。
阪神大賞典を勝ったあとは短期放牧に出され、栗東に戻ってからの調整は順調。1週前には、主戦の和田竜二が跨ってCWコースで64秒台-11秒台の時計で先着した。今週も和田が乗り、CWで大きめを乗っている。無駄に力んだりしないし、推進力十分で気配は絶好だ。
実戦ももちろん和田竜二。コースこそ違え、和田は00年、01年にテイエムオペラオーで当レースを連覇している。馬との呼吸を大事にし、捌きに関しても巧みなジョッキー。個人的な見解になるが、正直、過小評価されていると感じる。
特殊なコースで展開も特殊になるかもしれないが、和田なら惑わされずにディープボンドの力を最大限に引き出してくれるだろう。GI制覇のシーンがあっていい。
強敵は友道康夫厩舎(栗東)の5歳馬ワールドプレミア。3歳の秋に菊花賞を勝ち、続く有馬記念(勝ち馬リスグラシュー)では2着サートゥルナーリアとクビ差の3着に追い込んだ。その後は順調に使い込めなかったが、ここにきてようやく良くなってきた印象である。
復帰戦の日経賞は斤量が軽い2頭の牝馬にうまく立ち回られ、それでも0秒1差の3着まで詰めた。中間の稽古は意欲的で、福永祐一が跨った1週前には栗東CWコースで64秒台で追われている。
福永は追いが強いわけでなく、見ていて頼りないところがある。が、強引に脚を使わせるような騎乗はしないので、体力を温存しつつ誘導してくるだろう。1番枠からどう乗ってくるかが鍵にはなるが、勝てるだけの力とスタミナがある。
▲はアリストテレス。コントレイルをクビ差まで追い詰めた昨年の菊花賞だけ走れば、もちろん勝負になる。阪神大賞典ではテンに行きたがって失速しており、変な癖がついていないといいが…。とはいえルメールだけに巻き返しが怖い。
△はカレンブーケドール。重賞未勝利の牝馬でも、GIで多くの好走歴がある。距離は微妙な感じがするが、レース自体はうまいので。
以下、ディアスティマ、ユーキャンスマイル、ナムラドノヴァンなど、軽視できない勢力が多くいる。
人気馬に重たい印を打ったが、簡単に堅い決着で収まるとも思えない。連勝式は手広く買って崩れるのを待つ作戦でいくことにした。
◎12番ディープボンド
○1番ワールドプレミア
▲2番アリストテレス
△3番カレンブーケドール
※5番ディアスティマ
×7番ユーキャンスマイル
×13番ナムラドノヴァン
×14番ウインマリリン
×17番オーソリティ
【単勝】12番(60%)・1番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
1→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(15点)
2.12→全通り(15点)
3.12→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.1→全通り(90点)
━━━━━━━━━━━━━━
【鞍馬S】
3連単 2万1,850円
3連複 5,610円
馬 連 1,010円
単 勝 430円(10%)
複 勝 210円(60%)
複 勝 440円(30%)
◎クリノガウディー1着(2人気)
◎▲○でヒット
中京11R
鞍馬ステークス 5月9日(日) 混戦で波乱含み
中京の芝1200mで争われるオープン特別。
芝は開幕週でAコース使用になっている。土曜の競馬を見ると、2勝クラスの芝1600m戦がインから抜け出す決まり手で、勝ち時計が1分33秒1、ラスト1ハロンが11秒7。3歳重賞の京都新聞杯(芝2200m)は、レースが流れて2分11秒2で決着した。“速めの芝”といった印象で、内も走れる状態になっている。
芝のスプリント戦で混とんとしたムード。エレナアヴァンティ、ケイアイサクソニーの両陣営が逃げ宣言を出していて、競り合う可能性がある。どちらかが控えたとしても、好位勢が早めにプレッシャーをかけてくるはず。先行するにしろ差すにしろ、息を入れて末を残せるかが重要なポイントになりそうだ。
藤沢則雄厩舎(栗東)の5歳馬クリノガウディーを狙ってみたい。
デビュー時にGIの朝日杯フューチュリティSで2着に駆けた素材(勝ち馬アドマイヤマーズ)。昨年の高松宮記念では、好位追走から渋太く抜け出して1位で入線し、しかし、直線で内に斜行したことで4着に降着になっている。近走は結果が出ていないが、ハミを噛んで走って末をなくすケースが多い。
中間は栗東で熱心な調整ぶり。時計を出しているのは坂路だけだが、CWコースやポリトラックコースでも大きいところを乗っているとのことだ。今週はジョッキー騎乗で51秒8をマーク。ラスト1ハロンは11秒5という速さだった。いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは岩田康誠。気難しい馬のテン乗りになるが、最終追いや普段の調教で跨っていて、感触をつかんでいるはずである。陣営は「終い勝負できっかけをつかみたい」と。噛み合うと突っ込んでくるシーンがある。
西村真幸厩舎(栗東)の6歳馬タイセイアベニールも気になる存在。昨年の秋に当舞台で行われたGIIのセントウルSを4着した実績がある。中山の春雷Sでは、初めてチークピーシズを着用し、2着と差のない5着に追い込んだ。
ヤネが浅慮なところがある小崎綾也という点がどうかだが、しっかりとタメて末脚を引き出す騎乗をしてくれれば。
▲は左回りの1200mで抜群の切れ味を発揮するナランフレグで、△は春雷S2着のマリアズハート、※は攻めで鋭い動きを見せたケープゴッド。以下、軽視できない勢力が多くいる。
波乱が起きて驚けない一戦で、連勝式は手広く買っていきたい。
◎10番クリノガウディー
○11番タイセイアベニール
▲5番ナランフレグ
△1番マリアズハート
※13番ケープゴッド
×14番スギノヴォルケーノ
×9番ケイアイサクソニー
×4番メイショウチタン
×15番ロードアクア
【単勝】10番(10%)
【複勝】10番(60%)・11番(30%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
10→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
10.11→全通り(13点)
5.10→全通り(13点)
1.10→全通り(13点)
10.13→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
10.11→全通り(78点)
━━━━━━━━━━━━━━
【中京12R(5/8)】
3連単 3万9,730円
3連複 1万3,930円
馬 連 1,210円
単 勝 280円(10%)
複 勝 160円(40%)
複 勝 280円(40%)
◎メラナイト2着(5人気)
○◎×でヒット
中京12R
4歳以上2勝クラス 5月8日(土) 混戦で波乱含み
2勝クラスの戦いで、舞台は中京のダ1200m。
ダートは当日の朝の時点で稍重。“適度に走りやすい”といった状態になっていそうだ。
東京12Rと同じく、2勝クラスの短距離戦。やはり混戦ムードで、朝の時点のオッズを確認すると、3連単の1番人気が1万3,000円台と大きすぎる数字になっている。東京も中京も、とにかくやっかいだ。
内からトモジャドット、ヘルメット、ファストボウラー、コルニリア、ラホーヤノキセキと、スピードある先行馬がズラリ。テンのラップはかなり速くなりそうで、レースが壊れる危険性をはらんでいる。
西の6歳セン馬メラナイトに◎を打った。
現級では2着が1回、3着が2回。2走前の阪神ダ1400m戦では、大外枠からうまく立ち回って、クビ差の2着に伸びた。ムラな印象があるが、確かな実力を備えている。
今回はリフレッシュ放牧明け。栗東の坂路で乗り込み、1週前に楽な手応えで52秒2-12秒0をマークしている。今週もしっかり追われたし、いい仕上がりにあるとみていい。
ヤネは和田竜二。2走前に2着した時に跨っていたし、今回と同じ舞台で1勝クラスを勝った時も和田だった。巧みに馬群を捌いてくるジョッキーで、今回もレースに合った騎乗をしてくることに期待したい。想定していたよりも人気になっているが、配当面で妙味はある。
西の7歳馬ラホーヤノキセキも注目される存在。前走は骨折明けで1年ぶりの実戦だったが、強引に先行してハイペースをつくり、アタマ+アタマ差の3着に渋太く踏ん張った。
休養前の一戦では後続を4馬身も離して2着に駆けているし、中京ダ1200mでは1勝クラスを快勝している。問題は新人の小沢大仁がどう乗るかという点。先行馬ぞろいの中で外の15番枠を引いていて、難しくなりそうだ。
無理に行かせず、好位の後ろあたりで抑えるイメージで乗って、かつ早めに内に寄せられるのが競馬としては理想か。うまくいくといいが…。
▲はひと息入っていた中山戦で3着に駆け、攻めを強化してきた牝馬のカレンリズ。△は軽い馬場だと走りが違ってくるグーテンモルゲンで、以下、ヘルメット、トモジャドット、シンゼンマックスなど、軽視できない勢力が多くいる。
東京12Rと同様に、波乱が起きて驚けない一戦。
◎4番メラナイト
○15番ラホーヤノキセキ
▲8番カレンリズ
△16番グーテンモルゲン
※6番ヘルメット
×2番トモジャドット
×1番シンゼンマックス
×10番ショウナンアニメ
×5番サンビショップ
【単勝】4番(10%)・15番(10%)
【複勝】4番(40%)・15番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
15→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.15→全通り(14点)
4.8→全通り(14点)
8.15→全通り(14点)
4.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.15→全通り(84点)
━━━━━━━━━━━━━━
タグ: 競馬競馬予想ヴィクトリアマイルグランアレグリアレシステンシアマジックキャッスルデゼルテルツェット京王杯スプリングカップ京王杯スプリングC