【今週末の予想提供】、【先週の予想コメント】(鳴尾記念、中京12R(6/5)、安田記念)
【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆6月12日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ジューンS、桑名S
【土曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
◆6月13日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
エプソムカップ、三宮S
【日曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
【日曜無料予想版】(無料)
…当日14時ごろ
函館スプリントS
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【先週の予想コメント】(鳴尾記念、中京12R(6/5)、安田記念)
【鳴尾記念】
鳴尾記念
馬 連 1万8,420円
複 勝 680円(40%)
ユニコーンライオン1着(8人気)
中京11R
鳴尾記念(GIII) 6月5日(土) 人気馬+伏兵馬で
中京の芝2000mで争われるGIII競走。
芝は連続開催の5週目で、Bコース使用2週目になっている。先週は土曜に3勝クラスの芝1400m戦でレコードが更新され、日曜にオープンの安土城Sですぐに塗り替えられた(1分19秒2)。
芝は走りやすい状態。全体で見れば内めが優勢で、外から差すケースもあったが、極端な外というのはほとんどなかった。中京はアップダウンが激しい特殊なコース。ペース次第で決着の形は変わってくる。
金曜に雨が降り、夕方の時点で重。当日は雨の心配は少ないようで、メインの頃には稍重になっているか。良になったとしても、水を含んだ状態だろう。
13頭立てで、先行馬が少ない組み合わせ。ショウナンバルディがハナ候補になるが、ユニコーンライオンが行かせる可能性もある。いずれにせよ、前半から中盤は淡々と進みそう。ペース次第で、途中から動かしていくジョッキーが出るかもしれない。
ブラストワンピース(有馬記念)、ペルシアンナイト(マイルチャンピオンシップ)と、GI馬が2頭。ブラヴァス(新潟記念)、クラージュゲリエ(京都2歳S)、サンレイポケット(新潟大賞典)がGIIIを勝っている。
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆6月12日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ジューンS、桑名S
【土曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
◆6月13日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
エプソムカップ、三宮S
【日曜最終レース版】(250円)
…当日12時ごろ
東京12R、中京12R
【日曜無料予想版】(無料)
…当日14時ごろ
函館スプリントS
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【先週の予想コメント】(鳴尾記念、中京12R(6/5)、安田記念)
【鳴尾記念】
鳴尾記念
馬 連 1万8,420円
複 勝 680円(40%)
ユニコーンライオン1着(8人気)
中京11R
鳴尾記念(GIII) 6月5日(土) 人気馬+伏兵馬で
中京の芝2000mで争われるGIII競走。
芝は連続開催の5週目で、Bコース使用2週目になっている。先週は土曜に3勝クラスの芝1400m戦でレコードが更新され、日曜にオープンの安土城Sですぐに塗り替えられた(1分19秒2)。
芝は走りやすい状態。全体で見れば内めが優勢で、外から差すケースもあったが、極端な外というのはほとんどなかった。中京はアップダウンが激しい特殊なコース。ペース次第で決着の形は変わってくる。
金曜に雨が降り、夕方の時点で重。当日は雨の心配は少ないようで、メインの頃には稍重になっているか。良になったとしても、水を含んだ状態だろう。
13頭立てで、先行馬が少ない組み合わせ。ショウナンバルディがハナ候補になるが、ユニコーンライオンが行かせる可能性もある。いずれにせよ、前半から中盤は淡々と進みそう。ペース次第で、途中から動かしていくジョッキーが出るかもしれない。
ブラストワンピース(有馬記念)、ペルシアンナイト(マイルチャンピオンシップ)と、GI馬が2頭。ブラヴァス(新潟記念)、クラージュゲリエ(京都2歳S)、サンレイポケット(新潟大賞典)がGIIIを勝っている。
高橋義忠厩舎の6歳馬サンレイポケットに◎を打った。
父がジャングルポケット(ダービー、ジャパンカップ)で、3代母がアドマイヤラピス(ステイヤーズS2着)という重みのある血統。末脚には持久力があり、キャリアを積んで徐々に地力を増してきた。
前走の新潟大賞典(ハンデ55キロ)が重賞初勝利。荒れた馬場の中、外には出さずに内めのギリギリ走れるところを攻め、接戦の追い比べを勝ち切った。着差はクビでも、文句のつけようがない内容だった。
今回は激闘のあとの中3週で、疲れが残っていないかがポイントになる。栗東での調整を見ると、1週前にCWコースで65秒級-12秒級で追われ、今週は坂路で52秒5-12秒0。どちらもジョッキー騎乗で終いにビシッとやられていて、反動はないとみていいだろう。
ヤネは鮫島克駿。新潟大賞典ではテン乗りで勝利にみちびき、中間は1週前も今週も稽古をつけている。前走で内を狙っている分で、コース取りに関しては柔軟に構えることだろう。ただ、大外の13番枠なので、道中で外々を回るような誘導はしないでもらいたい。
馬自身、中京の芝2000mは2勝している条件。不良馬場だった府中の芝2400mで3勝クラスを勝ったことがあり、道悪も苦にしない。本格化したところで重賞連勝がある。
サンレイポケットは1番人気になりそうで、相手には伏兵馬を狙うことにした。まず気になるのが、矢作芳人厩舎(栗東)のユニコーンライオンである。
さかのぼれば、3歳の春にアーリントンカップで5着(0秒1差)に駆け、同年の秋にサートゥルナーリアが勝った神戸新聞杯を5着した素材。問題は気を抜いて走る精神面で、能力を出し切れていない印象が強かった。
5月のストークS(3着)が5歳になっての緒戦で、行きっぷりが良かったし、直線もしっかり伸びていた。休養効果とチークピーシズの効果が重なったようで、続く新潟の弥彦Sで荒れた馬場の中を先行して力強く押し切っている。
中1週のあとの中2週になるが、坂路の併せ馬でミッキーブリランテ(オープン)を相手に追走先着を果たしていて、デキはさらに上がっている感じだ。
ヤネは坂井瑠星。少し雑に乗ることがあるが、追いはしっかりしていて、気持ちを乗せて集中力を切らさないようにしてもらいたい。展開が味方する可能性があるし、食い下がるシーンがあっても。
▲も人気薄のアフリカンゴールド。3走前に府中で白富士Sを4着しているが、直線で待ってから外に出すロスがあり、それで2着サンレイポケットとの差は0秒1だった。前2走はうまく脚をタメられなかった感じで、差す競馬に徹しての激走が怖い。
以下、サトノソルタス、ペルシアンナイト、ブラヴァスなど、軽視できない勢力が多くいる。
連勝式は手広く買って、崩れるのを待つ攻め方でいきたい。
◎13番サンレイポケット
○3番ユニコーンライオン
▲2番アフリカンゴールド
△7番サトノソルタス
※4番ペルシアンナイト
×6番ブラヴァス
×8番ショウナンバルディ
×11番クラージュゲリエ
×9番ヒンドゥタイムズ
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【中京12R(6/5)】
3連複 1万7,870円
複 勝 230円(60%)
◎セイヴァリアント3着(3人気)
中京12R
3歳以上2勝クラス 6月5日(土) 本命馬が出走取消
2勝クラス戦いで、舞台は中京のダ1400m。
先週のダートは、土曜が稍重、日曜が良。今週と馬場が違うので、あまり参考にはならない。金曜に相当量の雨が降り、土曜の朝の時点で重。最終レースの頃でもまだ重か、それとも稍重になっているか。いずれにせよ、スピードの出る馬場になっている可能性が高い。
これは前日の予想段階の話だが…。GIを2勝したミッキーアイルの全妹で、昇級しても素質的に上位なのがフェアレストアイル(11番)。ヤネは信頼度の高い川田将雅で、中心はこれで動かない。しかし、相手探しが難解。なので「フェアレストアイルから人気薄の勢力に流す…」という狙い方をすることにしていた。
が、あろうことかフェアレストアイルが出走取消になった。前日で同馬は単勝オッズが200円前後…。結果、混迷の度合いが強いレースになった。朝の時点のオッズを見ると、馬連が1,800円台、3連複が3,400円台で、3連単に至っては1万5,000円台と異常な数字である。
悩むところはあったが、印をそのまま繰り上げ、東の5歳馬セイヴァリアントを◎とした。
テンに置かれるケースが多く、直線で伸びてきそうになって気を抜くこともある。そんな難しい気性ながら脚力は確か。現級では2着が4回、3着が3回と、多くの好走実績を残している。
重以上のダ1400mは2走している。結果は5着と6着で、どちらも34秒5という速い上がりで追い込んできていた。
中5週での中京遠征。いつも通りウッドコースでしっかりと乗り込み、1週前にはジョッキー騎乗で66秒級で追われている。今週は終いにビシッとやって12秒級が出たし、デキは良さそうだ。
ヤネは吉田隼人。同馬に乗るのは新馬戦以来で、2年半ぶりということになる。3番枠と内を引いていて、中盤までは内で脚をタメ、4コーナーの前あたりから大きく外に出していくという誘導をする可能性が高い。
正直、軽いダートになった中京で追い込みを決めるのは難題だろう。しかし、先に述べたように、フェアレストアイルがいなくなったら買いたい馬がいないメンバー。前の組が苦しくなり、セイヴァリアント自身が集中して走れると穴を開けるシーンも。
もう一頭、東の6歳馬シセイタケルも穴で気になる存在。◎が1勝クラスを勝った時にハナ差の2着に駆けていて、2勝クラスでは昨秋に府中のダ1300mで0秒1差の3着に差し込んでいる。
復帰戦の前走は時計になったのが2本だけで、急仕上げという印象があった。中間はしっかりと負荷をかけられて、1週前にはウッドコースで66秒台-12秒級をマークしている。上積みは少なくなさそうだ。
和田竜二はテン乗りになり、陣営は「気合をつけて乗ってもらいたい」と話している。混戦になるとあるいは。
▲はブリンカー着用2戦目、ダートに戻したテーオーポシブルで、△はスムーズに先行すると粘りを発揮するハードカウント、※は安定して末を伸ばすようになったヘイセイメジャー。
以下、スリーコーズクライ、アフィラトゥーラ、ロードキングなど、軽視できない勢力が多くいる。
波乱が起きて驚けない一戦。というか、何で決まっても穴馬券である。
◎3番セイヴァリアント
○14番シセイタケル
▲4番テーオーポシブル
△9番ハードカウント
※6番ヘイセイメジャー
×2番スリーコーズクライ
×12番アフィラトゥーラ
×5番ロードキング
×16番メイショウオーギシ
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【安田記念】
東京11R
安田記念(GI) 6月6日(日) 道悪用の穴馬狙い
東京の芝1600mで争われるGI競走。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。
先週に行われた日本ダービー(芝2400m)は、レースレコードとなる2分22秒5で決着。3勝クラスの芝1800m戦は1分44秒3という速い勝ち時計で、スピードの出る馬場になっていた。決まり手的には、レースが流れて外からの差しがハマるケースが圧倒的に多かった。
ただ、目黒記念(芝2500m)は1000m通過が1分03秒9という超スローになり、2番手を進んでいた8番人気のウインキートスが抜け出して勝利。上がりは11秒1-10秒6-11秒1の32秒8という異常とも言える数字になった。
今週の土曜は稍重→良へと推移。2勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1(良)と速い時計で決着している。逃げたアビッグチアが押し切るという内容で、ただ、鞍上の嶋田純次は内を避けて走らせていた。中~外めからの差しが多いのは、先週と一緒だった。
天候の問題が出てきた。週中までは金曜に雨が降り、土曜と日曜はくもりという予報だったが、日曜の府中は雨予報に変わっている。予報だから確実ではないものの、10時~16時ごろまで降り、雨脚が強くなる時間帯が出る可能性があるようだ。
ちと想定外の事態になった。雨量がそれほどでもなければ稍重で、けっこうなレベルで降った時は重になっているか。いずれにせよ、レースに影響を与えることになる。
そんな状況の中、展開を見ると、トーラスジェミニがハナに行くことになるだろう。陣営は「後ろに脚を使わせる競馬をしたい」と話している。といっても暴走してしまっては意味がない。テンに押し、ハナが確定して少し息を入れ、3コーナーあたりから離しにかかるとか、陣営も戸崎圭太騎手もいろいろと考えているだろう。
好位につけるのはダイワキャグニー、ラウダシオン、ダノンプレミアムあたり。馬場の悪化度合いで馬の行き脚が違ってくるし、好位勢がどう動いてくるのかは流動的である。
どっちつかずで考えるのもどうかと思うし、馬場が悪化すると見込み、道悪用の穴馬を狙うことにした。「やりすぎ」と突っ込まれそうな伏兵馬から入る。やりすぎな穴馬に◎を打つことがあるのは、競馬新聞の記者だった頃から変わっていない。
◎は小桧山悟厩舎(美浦)の5歳馬トーラスジェミニ。前日の19時44分の段階で、単勝9,000円台のシンガリ14番人気になっている。
管理馬を使い倒すことが多い小桧山師。トーラスジェミニに関しても、オープン馬にしては高い頻度で使われてきた。4歳だった昨年は、何と月イチペースを超えて13戦。5歳の今年は3戦だが、前走のダービー卿チャレンジT(6着)など、東風Sで重馬場の中を勝って疲れが出たと陣営が話していて、無理に使った感じだった。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからはウッドコースでしっかりと負荷をかけられている。3歳の秋以降、美浦で時計になるところを乗ったのは、すべて坂路だった。コースで長めから追った分の上乗せは少なくないだろう。
今週は僚馬を大きく追いかけ、楽に追いついてラスト1ハロンを11秒台で上がってきた。馬体はパワフルで、推進力ある走りが目立っていた。
戸崎圭太はテン乗り。いい材料とは言えないが、やることは決まっているわけで、思い切った騎乗をしてもらいたい。直線でラチ沿いを走らせるのか、少し外に動かすのかは、当日の馬場によるだろう。
道悪適性に関しては、十分なものがある。上に書いたように、2走前に中山で東風SをV。58キロを背負っていた点は見逃せず、2着馬に並ばれてから盛り返すように脚を使うという内容だった。
昨年の6月には、不良馬場の中でエプソムカップ(東京芝1800m)を3着に駆けている。大外18番枠からハナを奪って速めのペースで飛ばし、勝ち馬に交わされてから根性を見せて3着に粘った。
今回はステージがGI、しかも直線の長い府中。楽でないのは当然だが、自身が絶妙な逃げを打つことができ、かつ後続が道悪に苦しむという2つが重なると、食い下がるシーンをつくってくるだろう。夢を見てみる。
もう一頭、菊沢隆徳厩舎(美浦)の7歳セン馬ダイワキャグニーも穴で気になる存在。こちらは前日の19時44分の段階で、単勝7,000円台の12番人気になっている。
昨年のエプソムカップで◎に勝ったのが同馬。道中で2番手に上がり、直線で早めに並んで渋太く抜け出した。これが府中での8回目の勝利。コース巧者ぶりは貴重で、強調まではできないものの19年のジャパンカップと20年の天皇賞(秋)で6着に駆けている。
実績の薄い右回りだった阪神のマイラーズカップで4着に駆け、中間はウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前も今週も絶好の動きを見せていて、いいデキにあるのは間違いない。
エプソムカップのように、トーラスジェミニを前に見て進み、抜け出しを図るような騎乗をするというのが常識的な線。ただ、石橋脩はずいぶんと強引に乗るようになっていて、互いにとって良くない動きを取ってこないか心配もある。
こちらも「すべてがうまくいく」という条件付きだが、激走があって不思議はない。
▲は19年に安田記念とマイルチャンピオンシップを勝っているインディチャンプ。6歳になったが、初のスプリント戦だった高松宮記念で3着に好走した。府中は得意で、道悪も苦にしない。
△はケイデンスコール。NHKマイルカップを2着して以降は不振が続いていたが、今年に入って完全復調を果たした。今なら道悪もこなせそうだし、末脚が脅威になる。
※は昨年の勝ち馬である牝馬のグランアレグリア。ヴィクトリアマイルは圧巻の勝利だったし、言うまでもなく実力、切れ味は最上位である。中2週でも馬体は崩れておらず、道悪が重なった時にどうか。ルメールはなるべく馬場のいいところを走らせるだろう。
3歳のシュネルマイスターは54キロで走れる利が大きく、トモに緩さが残っている分で道悪が課題になる。
ラウダシオンは2歳時と3歳時には道悪で走れていて、ただ、2走前の高松宮記念は重馬場で進みが悪かった。
ギベオンは3歳時にNHKマイルカップでクビ差の2着。2走前の金鯱賞は単勝2万円超えでの逃げ切り勝ちだったが、とぼけて走るところがある分でムラなだけで、能力自体は相当に高い。
サリオスは530キロを超える巨漢馬で、道悪の大阪杯(5着)を走って反動が大きかった様子。しっかりとは攻められておらず、堀宣行師が中身をつくれたかがポイントになる。やはり道悪は問題。
印が回らなかった中にも警戒が必要な勢力がいる。GIだけに本来は良馬場の中で戦ってもらいたいところだが、このレースに関しては、予想的に多めに雨が降ってくれた方がいい。トーラスジェミニ&戸崎圭太、ダイワキャグニー&石橋脩の頑張りに期待する。
◎9番トーラスジェミニ
○3番ダイワキャグニー
▲8番インディチャンプ
△12番ケイデンスコール
※5番グランアレグリア
×13番シュネルマイスター
×7番ラウダシオン
×2番ギベオン
×1番サリオス
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父がジャングルポケット(ダービー、ジャパンカップ)で、3代母がアドマイヤラピス(ステイヤーズS2着)という重みのある血統。末脚には持久力があり、キャリアを積んで徐々に地力を増してきた。
前走の新潟大賞典(ハンデ55キロ)が重賞初勝利。荒れた馬場の中、外には出さずに内めのギリギリ走れるところを攻め、接戦の追い比べを勝ち切った。着差はクビでも、文句のつけようがない内容だった。
今回は激闘のあとの中3週で、疲れが残っていないかがポイントになる。栗東での調整を見ると、1週前にCWコースで65秒級-12秒級で追われ、今週は坂路で52秒5-12秒0。どちらもジョッキー騎乗で終いにビシッとやられていて、反動はないとみていいだろう。
ヤネは鮫島克駿。新潟大賞典ではテン乗りで勝利にみちびき、中間は1週前も今週も稽古をつけている。前走で内を狙っている分で、コース取りに関しては柔軟に構えることだろう。ただ、大外の13番枠なので、道中で外々を回るような誘導はしないでもらいたい。
馬自身、中京の芝2000mは2勝している条件。不良馬場だった府中の芝2400mで3勝クラスを勝ったことがあり、道悪も苦にしない。本格化したところで重賞連勝がある。
サンレイポケットは1番人気になりそうで、相手には伏兵馬を狙うことにした。まず気になるのが、矢作芳人厩舎(栗東)のユニコーンライオンである。
さかのぼれば、3歳の春にアーリントンカップで5着(0秒1差)に駆け、同年の秋にサートゥルナーリアが勝った神戸新聞杯を5着した素材。問題は気を抜いて走る精神面で、能力を出し切れていない印象が強かった。
5月のストークS(3着)が5歳になっての緒戦で、行きっぷりが良かったし、直線もしっかり伸びていた。休養効果とチークピーシズの効果が重なったようで、続く新潟の弥彦Sで荒れた馬場の中を先行して力強く押し切っている。
中1週のあとの中2週になるが、坂路の併せ馬でミッキーブリランテ(オープン)を相手に追走先着を果たしていて、デキはさらに上がっている感じだ。
ヤネは坂井瑠星。少し雑に乗ることがあるが、追いはしっかりしていて、気持ちを乗せて集中力を切らさないようにしてもらいたい。展開が味方する可能性があるし、食い下がるシーンがあっても。
▲も人気薄のアフリカンゴールド。3走前に府中で白富士Sを4着しているが、直線で待ってから外に出すロスがあり、それで2着サンレイポケットとの差は0秒1だった。前2走はうまく脚をタメられなかった感じで、差す競馬に徹しての激走が怖い。
以下、サトノソルタス、ペルシアンナイト、ブラヴァスなど、軽視できない勢力が多くいる。
連勝式は手広く買って、崩れるのを待つ攻め方でいきたい。
◎13番サンレイポケット
○3番ユニコーンライオン
▲2番アフリカンゴールド
△7番サトノソルタス
※4番ペルシアンナイト
×6番ブラヴァス
×8番ショウナンバルディ
×11番クラージュゲリエ
×9番ヒンドゥタイムズ
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【中京12R(6/5)】
3連複 1万7,870円
複 勝 230円(60%)
◎セイヴァリアント3着(3人気)
中京12R
3歳以上2勝クラス 6月5日(土) 本命馬が出走取消
2勝クラス戦いで、舞台は中京のダ1400m。
先週のダートは、土曜が稍重、日曜が良。今週と馬場が違うので、あまり参考にはならない。金曜に相当量の雨が降り、土曜の朝の時点で重。最終レースの頃でもまだ重か、それとも稍重になっているか。いずれにせよ、スピードの出る馬場になっている可能性が高い。
これは前日の予想段階の話だが…。GIを2勝したミッキーアイルの全妹で、昇級しても素質的に上位なのがフェアレストアイル(11番)。ヤネは信頼度の高い川田将雅で、中心はこれで動かない。しかし、相手探しが難解。なので「フェアレストアイルから人気薄の勢力に流す…」という狙い方をすることにしていた。
が、あろうことかフェアレストアイルが出走取消になった。前日で同馬は単勝オッズが200円前後…。結果、混迷の度合いが強いレースになった。朝の時点のオッズを見ると、馬連が1,800円台、3連複が3,400円台で、3連単に至っては1万5,000円台と異常な数字である。
悩むところはあったが、印をそのまま繰り上げ、東の5歳馬セイヴァリアントを◎とした。
テンに置かれるケースが多く、直線で伸びてきそうになって気を抜くこともある。そんな難しい気性ながら脚力は確か。現級では2着が4回、3着が3回と、多くの好走実績を残している。
重以上のダ1400mは2走している。結果は5着と6着で、どちらも34秒5という速い上がりで追い込んできていた。
中5週での中京遠征。いつも通りウッドコースでしっかりと乗り込み、1週前にはジョッキー騎乗で66秒級で追われている。今週は終いにビシッとやって12秒級が出たし、デキは良さそうだ。
ヤネは吉田隼人。同馬に乗るのは新馬戦以来で、2年半ぶりということになる。3番枠と内を引いていて、中盤までは内で脚をタメ、4コーナーの前あたりから大きく外に出していくという誘導をする可能性が高い。
正直、軽いダートになった中京で追い込みを決めるのは難題だろう。しかし、先に述べたように、フェアレストアイルがいなくなったら買いたい馬がいないメンバー。前の組が苦しくなり、セイヴァリアント自身が集中して走れると穴を開けるシーンも。
もう一頭、東の6歳馬シセイタケルも穴で気になる存在。◎が1勝クラスを勝った時にハナ差の2着に駆けていて、2勝クラスでは昨秋に府中のダ1300mで0秒1差の3着に差し込んでいる。
復帰戦の前走は時計になったのが2本だけで、急仕上げという印象があった。中間はしっかりと負荷をかけられて、1週前にはウッドコースで66秒台-12秒級をマークしている。上積みは少なくなさそうだ。
和田竜二はテン乗りになり、陣営は「気合をつけて乗ってもらいたい」と話している。混戦になるとあるいは。
▲はブリンカー着用2戦目、ダートに戻したテーオーポシブルで、△はスムーズに先行すると粘りを発揮するハードカウント、※は安定して末を伸ばすようになったヘイセイメジャー。
以下、スリーコーズクライ、アフィラトゥーラ、ロードキングなど、軽視できない勢力が多くいる。
波乱が起きて驚けない一戦。というか、何で決まっても穴馬券である。
◎3番セイヴァリアント
○14番シセイタケル
▲4番テーオーポシブル
△9番ハードカウント
※6番ヘイセイメジャー
×2番スリーコーズクライ
×12番アフィラトゥーラ
×5番ロードキング
×16番メイショウオーギシ
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【安田記念】
東京11R
安田記念(GI) 6月6日(日) 道悪用の穴馬狙い
東京の芝1600mで争われるGI競走。
芝は連続開催の7週目で、Cコース使用2週目になっている。
先週に行われた日本ダービー(芝2400m)は、レースレコードとなる2分22秒5で決着。3勝クラスの芝1800m戦は1分44秒3という速い勝ち時計で、スピードの出る馬場になっていた。決まり手的には、レースが流れて外からの差しがハマるケースが圧倒的に多かった。
ただ、目黒記念(芝2500m)は1000m通過が1分03秒9という超スローになり、2番手を進んでいた8番人気のウインキートスが抜け出して勝利。上がりは11秒1-10秒6-11秒1の32秒8という異常とも言える数字になった。
今週の土曜は稍重→良へと推移。2勝クラスの芝1400m戦が1分20秒1(良)と速い時計で決着している。逃げたアビッグチアが押し切るという内容で、ただ、鞍上の嶋田純次は内を避けて走らせていた。中~外めからの差しが多いのは、先週と一緒だった。
天候の問題が出てきた。週中までは金曜に雨が降り、土曜と日曜はくもりという予報だったが、日曜の府中は雨予報に変わっている。予報だから確実ではないものの、10時~16時ごろまで降り、雨脚が強くなる時間帯が出る可能性があるようだ。
ちと想定外の事態になった。雨量がそれほどでもなければ稍重で、けっこうなレベルで降った時は重になっているか。いずれにせよ、レースに影響を与えることになる。
そんな状況の中、展開を見ると、トーラスジェミニがハナに行くことになるだろう。陣営は「後ろに脚を使わせる競馬をしたい」と話している。といっても暴走してしまっては意味がない。テンに押し、ハナが確定して少し息を入れ、3コーナーあたりから離しにかかるとか、陣営も戸崎圭太騎手もいろいろと考えているだろう。
好位につけるのはダイワキャグニー、ラウダシオン、ダノンプレミアムあたり。馬場の悪化度合いで馬の行き脚が違ってくるし、好位勢がどう動いてくるのかは流動的である。
どっちつかずで考えるのもどうかと思うし、馬場が悪化すると見込み、道悪用の穴馬を狙うことにした。「やりすぎ」と突っ込まれそうな伏兵馬から入る。やりすぎな穴馬に◎を打つことがあるのは、競馬新聞の記者だった頃から変わっていない。
◎は小桧山悟厩舎(美浦)の5歳馬トーラスジェミニ。前日の19時44分の段階で、単勝9,000円台のシンガリ14番人気になっている。
管理馬を使い倒すことが多い小桧山師。トーラスジェミニに関しても、オープン馬にしては高い頻度で使われてきた。4歳だった昨年は、何と月イチペースを超えて13戦。5歳の今年は3戦だが、前走のダービー卿チャレンジT(6着)など、東風Sで重馬場の中を勝って疲れが出たと陣営が話していて、無理に使った感じだった。
その後は放牧に出され、美浦に戻ってからはウッドコースでしっかりと負荷をかけられている。3歳の秋以降、美浦で時計になるところを乗ったのは、すべて坂路だった。コースで長めから追った分の上乗せは少なくないだろう。
今週は僚馬を大きく追いかけ、楽に追いついてラスト1ハロンを11秒台で上がってきた。馬体はパワフルで、推進力ある走りが目立っていた。
戸崎圭太はテン乗り。いい材料とは言えないが、やることは決まっているわけで、思い切った騎乗をしてもらいたい。直線でラチ沿いを走らせるのか、少し外に動かすのかは、当日の馬場によるだろう。
道悪適性に関しては、十分なものがある。上に書いたように、2走前に中山で東風SをV。58キロを背負っていた点は見逃せず、2着馬に並ばれてから盛り返すように脚を使うという内容だった。
昨年の6月には、不良馬場の中でエプソムカップ(東京芝1800m)を3着に駆けている。大外18番枠からハナを奪って速めのペースで飛ばし、勝ち馬に交わされてから根性を見せて3着に粘った。
今回はステージがGI、しかも直線の長い府中。楽でないのは当然だが、自身が絶妙な逃げを打つことができ、かつ後続が道悪に苦しむという2つが重なると、食い下がるシーンをつくってくるだろう。夢を見てみる。
もう一頭、菊沢隆徳厩舎(美浦)の7歳セン馬ダイワキャグニーも穴で気になる存在。こちらは前日の19時44分の段階で、単勝7,000円台の12番人気になっている。
昨年のエプソムカップで◎に勝ったのが同馬。道中で2番手に上がり、直線で早めに並んで渋太く抜け出した。これが府中での8回目の勝利。コース巧者ぶりは貴重で、強調まではできないものの19年のジャパンカップと20年の天皇賞(秋)で6着に駆けている。
実績の薄い右回りだった阪神のマイラーズカップで4着に駆け、中間はウッドコースを中心に熱心な乗り込み。1週前も今週も絶好の動きを見せていて、いいデキにあるのは間違いない。
エプソムカップのように、トーラスジェミニを前に見て進み、抜け出しを図るような騎乗をするというのが常識的な線。ただ、石橋脩はずいぶんと強引に乗るようになっていて、互いにとって良くない動きを取ってこないか心配もある。
こちらも「すべてがうまくいく」という条件付きだが、激走があって不思議はない。
▲は19年に安田記念とマイルチャンピオンシップを勝っているインディチャンプ。6歳になったが、初のスプリント戦だった高松宮記念で3着に好走した。府中は得意で、道悪も苦にしない。
△はケイデンスコール。NHKマイルカップを2着して以降は不振が続いていたが、今年に入って完全復調を果たした。今なら道悪もこなせそうだし、末脚が脅威になる。
※は昨年の勝ち馬である牝馬のグランアレグリア。ヴィクトリアマイルは圧巻の勝利だったし、言うまでもなく実力、切れ味は最上位である。中2週でも馬体は崩れておらず、道悪が重なった時にどうか。ルメールはなるべく馬場のいいところを走らせるだろう。
3歳のシュネルマイスターは54キロで走れる利が大きく、トモに緩さが残っている分で道悪が課題になる。
ラウダシオンは2歳時と3歳時には道悪で走れていて、ただ、2走前の高松宮記念は重馬場で進みが悪かった。
ギベオンは3歳時にNHKマイルカップでクビ差の2着。2走前の金鯱賞は単勝2万円超えでの逃げ切り勝ちだったが、とぼけて走るところがある分でムラなだけで、能力自体は相当に高い。
サリオスは530キロを超える巨漢馬で、道悪の大阪杯(5着)を走って反動が大きかった様子。しっかりとは攻められておらず、堀宣行師が中身をつくれたかがポイントになる。やはり道悪は問題。
印が回らなかった中にも警戒が必要な勢力がいる。GIだけに本来は良馬場の中で戦ってもらいたいところだが、このレースに関しては、予想的に多めに雨が降ってくれた方がいい。トーラスジェミニ&戸崎圭太、ダイワキャグニー&石橋脩の頑張りに期待する。
◎9番トーラスジェミニ
○3番ダイワキャグニー
▲8番インディチャンプ
△12番ケイデンスコール
※5番グランアレグリア
×13番シュネルマイスター
×7番ラウダシオン
×2番ギベオン
×1番サリオス
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