【今週末の予想提供】、【先週の予想コメント】(函館スプリントS、三宮S、中京12R(6/12))
【今週末の予想提供】
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆6月19日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
スレイプニルS、米子S
【土曜最終レース版】(300円)
…当日12時ごろ
東京12R、阪神12R
◆6月20日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ユニコーンS、マーメイドS
【日曜最終レース版】(300円)
…当日12時ごろ
東京12R、阪神12R
【日曜無料予想版】(無料)
…不定期公開
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【先週の予想コメント】(函館スプリントS、三宮S、中京12R(6/12))
【函館スプリントS】
3連単 1万5,280円
3連複 2,980円
馬 連 1,010円
複 勝 130円(90%)
○◎※でヒット
札幌11R
函館スプリントS(GIII) 6月13日(日) 連勝式は崩れ待ち
札幌の芝1200mで争われるGIII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。昨年までの北海道開催は【函館→札幌】という流れだったが、今年は【札幌→函館→札幌】と変則的な形で進むことになった。
昨年の札幌競馬は、今年より1ヵ月半ほど遅い7月25日に開幕。初日に3勝クラスの1200m戦が組まれていて、2番手を追走したアスタールビーが勝利を収めた。2着と3着は中団からの差し込みだった。勝ち時計は1分08秒3(良)。前半3ハロンは34秒0で、ラスト1ハロンは11秒8だった。
※提供レース、提供時間、価格は変更になる場合があります
◆6月19日(土)
【土曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
スレイプニルS、米子S
【土曜最終レース版】(300円)
…当日12時ごろ
東京12R、阪神12R
◆6月20日(日)
【日曜メイン版】(350円)
…前日23時ごろ
ユニコーンS、マーメイドS
【日曜最終レース版】(300円)
…当日12時ごろ
東京12R、阪神12R
【日曜無料予想版】(無料)
…不定期公開
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【先週の予想コメント】(函館スプリントS、三宮S、中京12R(6/12))
【函館スプリントS】
3連単 1万5,280円
3連複 2,980円
馬 連 1,010円
複 勝 130円(90%)
○◎※でヒット
札幌11R
函館スプリントS(GIII) 6月13日(日) 連勝式は崩れ待ち
札幌の芝1200mで争われるGIII競走。
芝は開幕週でAコース使用になっている。昨年までの北海道開催は【函館→札幌】という流れだったが、今年は【札幌→函館→札幌】と変則的な形で進むことになった。
昨年の札幌競馬は、今年より1ヵ月半ほど遅い7月25日に開幕。初日に3勝クラスの1200m戦が組まれていて、2番手を追走したアスタールビーが勝利を収めた。2着と3着は中団からの差し込みだった。勝ち時計は1分08秒3(良)。前半3ハロンは34秒0で、ラスト1ハロンは11秒8だった。
今年の土曜は2勝クラスの芝1200m戦が組まれていて、ゴチャつく競馬になったブラックサンダーが外に動かしてから伸びて抜け出すという内容で勝利した。勝ち時計は1分08秒6(良)で、前半3ハロンは33秒5、ラスト1ハロンは11秒8だった。
中距離戦も含めて、ジョッキーたちは平坦小回りの開幕週を意識して早めの立ち回りをしていた。レースが流れ、差しがハマるケースが見られた。
ハナ候補は14番枠のビアンフェと1番枠のアスタールビー。ビアンフェは巨漢馬で一完歩目はゆったりだが、すぐに加速がついて二の脚が速い。陣営は「行けるなら行きたい」と話していて、無理には押さずに自然と先頭に立つような競馬をしそうだ。最内枠のアスタールビーがしごいて主張した場合、ビアンフェは控えることにだろう。
好位につけるのはロードアクア、コントラチェック、アルピニズム、カレンモエあたり。カレンモエに関しては、大外16番枠を引いたので下げて内に寄せるような誘導をする可能性がある。
どんな展開になるにしても、前半3ハロンのラップは33秒台の前半ぐらいの速い数字になるだろう。
朝の段階で、単勝1番人気はカレンモエで300円台。連勝式の人気は割れていて、1番人気のオッズを見ると、馬連は1,000円台、3連複は2,400円台、3連単は8,400円台となっている。
安田隆行厩舎(栗東)の5歳牝馬カレンモエに◎を打った。
父ロードカナロアも母カレンチャンも安田師が育てた短距離の名馬。2頭でGIを8勝していて、2012年のスプリンターズSは、1着がロードカナロアで2着がカレンチャンだった。
両親と比べるのはかわいそうだが、カレンモエもスプリンターとしての素質は高い。これまでの戦歴は(4.3.2.1)で、重賞の京阪杯とオーシャンSでは正攻法の競馬で小差の2着に駆けている。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東での調整は意欲的。2週前には坂路で4ハロン50秒6、3ハロン36秒2をマークしていて、ラスト2ハロンが11秒5-11秒7という異常な速さだった。1週前は3ハロンが36秒9で、ラスト2ハロンで11秒8-11秒台と11秒台を重ねている。
札幌に移動してからも順調で、水曜には芝コースに入れて53秒台-12秒級と大きめを乗っている。馬体は力強く、少し頭の高いフォームながら動きはしっかり。走れる仕上がりにあるとみていいだろう。
ヤネは乗り替わって鮫島克駿。同馬とのコンビでは(2.1.1.0)と結果を出している。ただ、昨夏の佐世保S(3勝クラス)では、ハイペースの中で自信を持ちすぎて強引に抜け出し、差されて人気を裏切っている(アタマ差の2着)。
佐世保Sはみっとない騎乗だったが、“勉強になった”と取れなくはない。今回は大外16番枠。内からスピードを見せて出ていく馬が複数頭いて、常識的には無理に行かせず、早めに内に寄せることを意識した立ち回りをするはずである。出脚が良すぎた場合、組み立てが少し難しくなるかもしれない。
先週の鳴尾記念の騎乗は少し引っかかる。跨っていたのは1番人気のサンレイポケット。大外13番枠に入っていたが、スローの中でずっと外を走らせ、直線で伸びたものの6着までだった。
克駿の頭の中には、佐世保Sも鳴尾記念も残っているはず。16番枠を引いたことで、いろいろなパターンを想定しているだろう。混乱しているようだと、イヤではあるが…。
どう乗るにせよ、しっかりと抑え込み、直線の伸びを引き出す乗り方をしてもらいたいもの。やるかどうかは別にして、スペースができるのなら馬群を割っていく形でもいい。
目標にしているのは秋のスプリンターズS。GIを狙うなら、重賞タイトルは獲っておく必要がある。札幌を走るのは初めてになるが、問題はないだろう。中心視。
相手の筆頭は、西の4歳セン馬ビアンフェ。スピードで押す巨漢馬で、重賞は3歳馬同士の葵Sを勝っている。
3月のオーシャンSは、去勢手術を施しての復帰緒戦。以前よりは落ち着きがあって、実戦ではハナを奪って3着に踏ん張った。
ヤネは同馬に乗って(3.2.1.4)の藤岡佑介。気性など特徴はつかんでいるので、武器であるスピードを活かし、かつ適度に折り合いを保つような誘導をしてもらいたい。
◎と同様に札幌は未経験だが、函館2歳Sを勝っているし、合わないはずがない。当日輸送がないのは歓迎で、入場客数を絞っている分で静かな環境になっているのもプラスだ。厳しい展開に巻き込まれる危険性を考えないといけないが、といって非凡なスピードを軽く見るわけにもいかない。重い印に決めた。
▲タイセイアベニール、△ジョーアラビカ、※ミッキーブリランテは、差す形で穴を開ける可能性がある伏兵馬。以下はケープコッド、コントラチェック、シゲルピンクルビーなどで、印が回り切らない。
上述したように人気は割れている。点数が多くなっても、連勝式は手広く買って配当が大きくなるのを待つ攻め方でいきたい。
◎16番カレンモエ
○14番ビアンフェ
▲9番タイセイアベニール
△10番ジョーアラビカ
※7番ミッキーブリランテ
×5番ケープコッド
×11番コントラチェック
×3番シゲルピンクルビー
×15番アルピニズム
【単勝】16番(10%)
【複勝】16番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.16→全通り(14点)
9.16→全通り(14点)
10.16→全通り(14点)
7.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
16.14→全通り(84点)
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【三宮S】
3連単 2万8,730円
3連複 5,120円
馬 連 2,920円
単 勝 530円(10%)
複 勝 190円(60%)
◎サンライズホープ1着(2人気)
◎×○でヒット
中京11R
三宮ステークス 6月13日(日) 軽量馬に妙味が
中京のダ1800mで争われるオープン特別。
土曜のダートを見ると、3勝クラスのダ1400m戦が1分22秒9(良)で決着。勝ったイメルは好位からの抜け出しで、2着は逃げ、3着は差しだった。
2勝クラスのダ1800m戦(牝馬限定)は、ショウナンナデシコが6馬身差で圧勝して時計が1分52秒4(良)。2着は好位勢で、3着は差しだった。
良馬場でも少し走りやすい感じのダート。日曜はくもりの予報で雨が降る可能性があるが、馬場に大きな影響を与えるほどの雨量にはならないだろう。
初ブリンカー着のサンライズホープがハナを主張するか。タマモサンシーロもハナ候補だが、前走で逃げて厳しいマークに遭っているだけに、控えそうな気がする。競る形にはならないと思われ、その後ろをデザートスネーク、ミヤジコクオウ、マイネルユキツバキ、ダイアナブライトあたりが進むことになりそうだ。
ハンデ戦で上下差は5キロ。JRAがクラス分けのシステムを変更してから番組に無理がきていて、このレースは15頭もの除外馬が出た。3勝クラスを勝ってきた勢力が1頭。残る15頭の前走の着順を見ると、全馬が馬券から外れている。
勝ち上がり組になる、羽月友彦厩舎(栗東)の4歳馬サンライズホープを狙ってみたい。
さかのぼると、2歳時にこのレースに出走するミヤジコクオウを破って新馬戦をV。3歳時には、4馬身の差をつけられたといえ、のちに重賞のアンタレスSを勝つことになるテーオーケインズの2着に駆けた鞍がある。
3勝クラス勝ちの前走は、着差がハナで時計も平凡。ただ、変則的で厳しいラップを正攻法の競馬で勝ち切ったもので、先頭に立ってソラを使ったところもあった。
中間は栗東で意欲的な調整ぶり。2週前にCWコースで66秒級で追われ、1週前は坂路で53秒2で先着している。坂路に入れた水曜の最終追いでは、51秒6の時計で追走先着を果たした。いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは前2走で跨り、2着、1着と結果を出している幸英明。気性に課題があるので、3走続けて乗れるというのはいい。
54キロとハンデは手頃。そして、注目すべきは初めて着けるブリンカーである。これがプラスに働いて闘争心を増すことになるのか、それとも気にしてしまってパフォーマンスを落とすことになるのか…。前者に出る方に期待して◎。
安定性を求めるなら松永幹夫厩舎(栗東)の6歳牝馬メモリーコウ。オープン入りしてから地方の交流重賞を含めて11戦しているが、掲示板を外したのは1回しかない。2走前にはマーチSで3着に伸び、速い時計の決着になった前走のオアシスSでも4着に詰め寄っている。
牝馬の54キロでもハンデは問題なし。中京コースで走れていて、1800mで(3.2.6.1)というのも見逃せない実績である。ひと息入れたが気配はいいし、崩れることはないだろう。
▲は牝馬のダイアナブライト。新潟の吾妻小富士Sは6着だったが、3コーナーで包まれて下がったのが痛かった。中京は昨年の秋に3勝クラスを差し切り勝ち。大外16番枠を引いたのは楽でなく、早めに内に寄せることができれば。
△はタマモサンシーロ(54キロ)。オープン緒戦は派手に失速したが、3勝クラスの勝ちっぷりから通用して不思議はない。◎サンライズホープと兼ね合いがつけば。
以下はサトノギャロス、ミヤジコクオウ、マイネルユキツバキなどで、印が回り切らない。連勝式は狂って大きな配当になってくれると理想的。
◎12番サンライズホープ
○11番メモリーコウ
▲16番ダイアナブライト
△3番タマモサンシーロ
※13番サトノギャロス
×7番ミヤジコクオウ
×14番マイネルユキツバキ
×8番サクラアリュール
×1番エアウィンザー
【単勝】12番(10%)・11番(30%)
【複勝】12番(60%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.12→全通り(14点)
12.16→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
3.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.11→全通り(84点)
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【中京12R(6/12)】
3連単 1万3,740円
3連複 2,290円
複 勝 180円(70%)
◎マサハヤサン3着(3人気)
▲○◎でヒット
中京12R
3歳以上2勝クラス 6月12日(土) 連勝式は崩れ待ち
2勝クラスの牝馬限定戦で、舞台は中京のダ1800m。
先週のダートは、土曜が重で日曜が稍重。土曜よりは今週の馬場に近いという意味合いで日曜の競馬を確認すると、2勝クラスのダ1800m戦(勝ち馬モダスオペランディ)は1分50秒7(稍)の決着で、先行馬が上位を占めた。
1勝クラスのダ1400m戦はスカリーワグがペースを落として逃げ、そのまま押し切る内容。勝ち時計は1分23秒9(稍)で、上がり2ハロンが11秒5-11秒9という速さだった。2着は好位の内を進んでいたスターズプレミアで、3着は外から追い込んだテイエムクイーンだった。
今週の土曜は良馬場見込み。適度に力を要す馬場になっていそうで、少しタフになっている可能性もある。
初ブリンカー着のスマートアリエルがハナに行くことになるだろう。好位につけるのは、ショウナンナデシコ、ラブリーエンジェル、メイショウアサヒ、ジュディッタ、ペルルドールあたり。流動的な部分はあるが、レースは平均ペースで進みそうだ。
牝馬同士の戦いで、安心して馬券をあずけられる存在がいない。中で西の3歳馬マサハヤサンに◎を打った。
2歳の秋に初めてダートを使って4馬身差で圧勝。3歳1勝クラスは3→4→1着でクリアしていて、2走前からはブリンカーを着けている。目立っていい脚を使うわけではないが、持久力があって長く渋太く伸びるのが持ち味だ。
今回は中4週の臨戦過程。栗東のCWコースでしっかりと乗り込み、最終追いでは66秒台-12秒台をマークした。攻め駆けするタイプではなく、この時計が出ていれば十分だろう。
ヤネは4戦連続の騎乗となる和田竜二。馬自身は不器用なところがあるが、左回りはスムーズだし、的確に誘導してくれるだろう。
クラスが上がり、古馬と戦うことになるが、牝馬同士で斤量が52キロ。好勝負になっていい。
相手の筆頭は、西の5歳馬ピクシーメイデン。母はレインボーダリアが勝ったエリザベス女王杯で3着したピクシープリンセスで、現級に上がってから3→9→2→3→2着と駆けている。
坂路で動いて、引き続きデキは良さそう。ヤネはロスのある誘導をすることが多い岩田望来だが、追い自体はしっかりしている。崩れることはないだろう。
▲は立て直して良化ムードの実力馬ショウナンナデシコで、△は末一手でも終いは確実なワンダーエカルテ、※は若さは残るものの能力は高い3歳のジュディッタ。以下、軽視できない勢力が多くいる。
連勝式は手広く買って、崩れるのを待つ攻め方でいきたい。
◎4番マサハヤサン
○10番ピクシーメイデン
▲6番ショウナンナデシコ
△3番ワンダーエカルテ
※8番ジュディッタ
×11番メイショウアサヒ
×5番ペルルドール
×9番サトノガイア
×12番テイストオブハニー
【単勝】4番(10%)・10番(20%)
【複勝】4番(70%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(11点)
4.6→全通り(11点)
3.4→全通り(11点)
4.8→全通り(11点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
4.10→全通り(66点)
中距離戦も含めて、ジョッキーたちは平坦小回りの開幕週を意識して早めの立ち回りをしていた。レースが流れ、差しがハマるケースが見られた。
ハナ候補は14番枠のビアンフェと1番枠のアスタールビー。ビアンフェは巨漢馬で一完歩目はゆったりだが、すぐに加速がついて二の脚が速い。陣営は「行けるなら行きたい」と話していて、無理には押さずに自然と先頭に立つような競馬をしそうだ。最内枠のアスタールビーがしごいて主張した場合、ビアンフェは控えることにだろう。
好位につけるのはロードアクア、コントラチェック、アルピニズム、カレンモエあたり。カレンモエに関しては、大外16番枠を引いたので下げて内に寄せるような誘導をする可能性がある。
どんな展開になるにしても、前半3ハロンのラップは33秒台の前半ぐらいの速い数字になるだろう。
朝の段階で、単勝1番人気はカレンモエで300円台。連勝式の人気は割れていて、1番人気のオッズを見ると、馬連は1,000円台、3連複は2,400円台、3連単は8,400円台となっている。
安田隆行厩舎(栗東)の5歳牝馬カレンモエに◎を打った。
父ロードカナロアも母カレンチャンも安田師が育てた短距離の名馬。2頭でGIを8勝していて、2012年のスプリンターズSは、1着がロードカナロアで2着がカレンチャンだった。
両親と比べるのはかわいそうだが、カレンモエもスプリンターとしての素質は高い。これまでの戦歴は(4.3.2.1)で、重賞の京阪杯とオーシャンSでは正攻法の競馬で小差の2着に駆けている。
中間は放牧に出してリフレッシュさせ、栗東での調整は意欲的。2週前には坂路で4ハロン50秒6、3ハロン36秒2をマークしていて、ラスト2ハロンが11秒5-11秒7という異常な速さだった。1週前は3ハロンが36秒9で、ラスト2ハロンで11秒8-11秒台と11秒台を重ねている。
札幌に移動してからも順調で、水曜には芝コースに入れて53秒台-12秒級と大きめを乗っている。馬体は力強く、少し頭の高いフォームながら動きはしっかり。走れる仕上がりにあるとみていいだろう。
ヤネは乗り替わって鮫島克駿。同馬とのコンビでは(2.1.1.0)と結果を出している。ただ、昨夏の佐世保S(3勝クラス)では、ハイペースの中で自信を持ちすぎて強引に抜け出し、差されて人気を裏切っている(アタマ差の2着)。
佐世保Sはみっとない騎乗だったが、“勉強になった”と取れなくはない。今回は大外16番枠。内からスピードを見せて出ていく馬が複数頭いて、常識的には無理に行かせず、早めに内に寄せることを意識した立ち回りをするはずである。出脚が良すぎた場合、組み立てが少し難しくなるかもしれない。
先週の鳴尾記念の騎乗は少し引っかかる。跨っていたのは1番人気のサンレイポケット。大外13番枠に入っていたが、スローの中でずっと外を走らせ、直線で伸びたものの6着までだった。
克駿の頭の中には、佐世保Sも鳴尾記念も残っているはず。16番枠を引いたことで、いろいろなパターンを想定しているだろう。混乱しているようだと、イヤではあるが…。
どう乗るにせよ、しっかりと抑え込み、直線の伸びを引き出す乗り方をしてもらいたいもの。やるかどうかは別にして、スペースができるのなら馬群を割っていく形でもいい。
目標にしているのは秋のスプリンターズS。GIを狙うなら、重賞タイトルは獲っておく必要がある。札幌を走るのは初めてになるが、問題はないだろう。中心視。
相手の筆頭は、西の4歳セン馬ビアンフェ。スピードで押す巨漢馬で、重賞は3歳馬同士の葵Sを勝っている。
3月のオーシャンSは、去勢手術を施しての復帰緒戦。以前よりは落ち着きがあって、実戦ではハナを奪って3着に踏ん張った。
ヤネは同馬に乗って(3.2.1.4)の藤岡佑介。気性など特徴はつかんでいるので、武器であるスピードを活かし、かつ適度に折り合いを保つような誘導をしてもらいたい。
◎と同様に札幌は未経験だが、函館2歳Sを勝っているし、合わないはずがない。当日輸送がないのは歓迎で、入場客数を絞っている分で静かな環境になっているのもプラスだ。厳しい展開に巻き込まれる危険性を考えないといけないが、といって非凡なスピードを軽く見るわけにもいかない。重い印に決めた。
▲タイセイアベニール、△ジョーアラビカ、※ミッキーブリランテは、差す形で穴を開ける可能性がある伏兵馬。以下はケープコッド、コントラチェック、シゲルピンクルビーなどで、印が回り切らない。
上述したように人気は割れている。点数が多くなっても、連勝式は手広く買って配当が大きくなるのを待つ攻め方でいきたい。
◎16番カレンモエ
○14番ビアンフェ
▲9番タイセイアベニール
△10番ジョーアラビカ
※7番ミッキーブリランテ
×5番ケープコッド
×11番コントラチェック
×3番シゲルピンクルビー
×15番アルピニズム
【単勝】16番(10%)
【複勝】16番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
16→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
14.16→全通り(14点)
9.16→全通り(14点)
10.16→全通り(14点)
7.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
16.14→全通り(84点)
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【三宮S】
3連単 2万8,730円
3連複 5,120円
馬 連 2,920円
単 勝 530円(10%)
複 勝 190円(60%)
◎サンライズホープ1着(2人気)
◎×○でヒット
中京11R
三宮ステークス 6月13日(日) 軽量馬に妙味が
中京のダ1800mで争われるオープン特別。
土曜のダートを見ると、3勝クラスのダ1400m戦が1分22秒9(良)で決着。勝ったイメルは好位からの抜け出しで、2着は逃げ、3着は差しだった。
2勝クラスのダ1800m戦(牝馬限定)は、ショウナンナデシコが6馬身差で圧勝して時計が1分52秒4(良)。2着は好位勢で、3着は差しだった。
良馬場でも少し走りやすい感じのダート。日曜はくもりの予報で雨が降る可能性があるが、馬場に大きな影響を与えるほどの雨量にはならないだろう。
初ブリンカー着のサンライズホープがハナを主張するか。タマモサンシーロもハナ候補だが、前走で逃げて厳しいマークに遭っているだけに、控えそうな気がする。競る形にはならないと思われ、その後ろをデザートスネーク、ミヤジコクオウ、マイネルユキツバキ、ダイアナブライトあたりが進むことになりそうだ。
ハンデ戦で上下差は5キロ。JRAがクラス分けのシステムを変更してから番組に無理がきていて、このレースは15頭もの除外馬が出た。3勝クラスを勝ってきた勢力が1頭。残る15頭の前走の着順を見ると、全馬が馬券から外れている。
勝ち上がり組になる、羽月友彦厩舎(栗東)の4歳馬サンライズホープを狙ってみたい。
さかのぼると、2歳時にこのレースに出走するミヤジコクオウを破って新馬戦をV。3歳時には、4馬身の差をつけられたといえ、のちに重賞のアンタレスSを勝つことになるテーオーケインズの2着に駆けた鞍がある。
3勝クラス勝ちの前走は、着差がハナで時計も平凡。ただ、変則的で厳しいラップを正攻法の競馬で勝ち切ったもので、先頭に立ってソラを使ったところもあった。
中間は栗東で意欲的な調整ぶり。2週前にCWコースで66秒級で追われ、1週前は坂路で53秒2で先着している。坂路に入れた水曜の最終追いでは、51秒6の時計で追走先着を果たした。いいデキにあるのは間違いない。
ヤネは前2走で跨り、2着、1着と結果を出している幸英明。気性に課題があるので、3走続けて乗れるというのはいい。
54キロとハンデは手頃。そして、注目すべきは初めて着けるブリンカーである。これがプラスに働いて闘争心を増すことになるのか、それとも気にしてしまってパフォーマンスを落とすことになるのか…。前者に出る方に期待して◎。
安定性を求めるなら松永幹夫厩舎(栗東)の6歳牝馬メモリーコウ。オープン入りしてから地方の交流重賞を含めて11戦しているが、掲示板を外したのは1回しかない。2走前にはマーチSで3着に伸び、速い時計の決着になった前走のオアシスSでも4着に詰め寄っている。
牝馬の54キロでもハンデは問題なし。中京コースで走れていて、1800mで(3.2.6.1)というのも見逃せない実績である。ひと息入れたが気配はいいし、崩れることはないだろう。
▲は牝馬のダイアナブライト。新潟の吾妻小富士Sは6着だったが、3コーナーで包まれて下がったのが痛かった。中京は昨年の秋に3勝クラスを差し切り勝ち。大外16番枠を引いたのは楽でなく、早めに内に寄せることができれば。
△はタマモサンシーロ(54キロ)。オープン緒戦は派手に失速したが、3勝クラスの勝ちっぷりから通用して不思議はない。◎サンライズホープと兼ね合いがつけば。
以下はサトノギャロス、ミヤジコクオウ、マイネルユキツバキなどで、印が回り切らない。連勝式は狂って大きな配当になってくれると理想的。
◎12番サンライズホープ
○11番メモリーコウ
▲16番ダイアナブライト
△3番タマモサンシーロ
※13番サトノギャロス
×7番ミヤジコクオウ
×14番マイネルユキツバキ
×8番サクラアリュール
×1番エアウィンザー
【単勝】12番(10%)・11番(30%)
【複勝】12番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
11.12→全通り(14点)
12.16→全通り(14点)
11.16→全通り(14点)
3.12→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
12.11→全通り(84点)
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【中京12R(6/12)】
3連単 1万3,740円
3連複 2,290円
複 勝 180円(70%)
◎マサハヤサン3着(3人気)
▲○◎でヒット
中京12R
3歳以上2勝クラス 6月12日(土) 連勝式は崩れ待ち
2勝クラスの牝馬限定戦で、舞台は中京のダ1800m。
先週のダートは、土曜が重で日曜が稍重。土曜よりは今週の馬場に近いという意味合いで日曜の競馬を確認すると、2勝クラスのダ1800m戦(勝ち馬モダスオペランディ)は1分50秒7(稍)の決着で、先行馬が上位を占めた。
1勝クラスのダ1400m戦はスカリーワグがペースを落として逃げ、そのまま押し切る内容。勝ち時計は1分23秒9(稍)で、上がり2ハロンが11秒5-11秒9という速さだった。2着は好位の内を進んでいたスターズプレミアで、3着は外から追い込んだテイエムクイーンだった。
今週の土曜は良馬場見込み。適度に力を要す馬場になっていそうで、少しタフになっている可能性もある。
初ブリンカー着のスマートアリエルがハナに行くことになるだろう。好位につけるのは、ショウナンナデシコ、ラブリーエンジェル、メイショウアサヒ、ジュディッタ、ペルルドールあたり。流動的な部分はあるが、レースは平均ペースで進みそうだ。
牝馬同士の戦いで、安心して馬券をあずけられる存在がいない。中で西の3歳馬マサハヤサンに◎を打った。
2歳の秋に初めてダートを使って4馬身差で圧勝。3歳1勝クラスは3→4→1着でクリアしていて、2走前からはブリンカーを着けている。目立っていい脚を使うわけではないが、持久力があって長く渋太く伸びるのが持ち味だ。
今回は中4週の臨戦過程。栗東のCWコースでしっかりと乗り込み、最終追いでは66秒台-12秒台をマークした。攻め駆けするタイプではなく、この時計が出ていれば十分だろう。
ヤネは4戦連続の騎乗となる和田竜二。馬自身は不器用なところがあるが、左回りはスムーズだし、的確に誘導してくれるだろう。
クラスが上がり、古馬と戦うことになるが、牝馬同士で斤量が52キロ。好勝負になっていい。
相手の筆頭は、西の5歳馬ピクシーメイデン。母はレインボーダリアが勝ったエリザベス女王杯で3着したピクシープリンセスで、現級に上がってから3→9→2→3→2着と駆けている。
坂路で動いて、引き続きデキは良さそう。ヤネはロスのある誘導をすることが多い岩田望来だが、追い自体はしっかりしている。崩れることはないだろう。
▲は立て直して良化ムードの実力馬ショウナンナデシコで、△は末一手でも終いは確実なワンダーエカルテ、※は若さは残るものの能力は高い3歳のジュディッタ。以下、軽視できない勢力が多くいる。
連勝式は手広く買って、崩れるのを待つ攻め方でいきたい。
◎4番マサハヤサン
○10番ピクシーメイデン
▲6番ショウナンナデシコ
△3番ワンダーエカルテ
※8番ジュディッタ
×11番メイショウアサヒ
×5番ペルルドール
×9番サトノガイア
×12番テイストオブハニー
【単勝】4番(10%)・10番(20%)
【複勝】4番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
4→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
4.10→全通り(11点)
4.6→全通り(11点)
3.4→全通り(11点)
4.8→全通り(11点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
4.10→全通り(66点)